恋姫 華陀紀行180 |
どうやら、美羽たちが、帰ってきたようです。
政務を亞莎だけに任せるなんてひどい人たちです。
俺は、医者として気力を回復させ続けました。
今の亞莎は、立派に五徹目に突入出来るようになってます。
キチンと身体にも気を使い、座っていても身体を動かしたのと同じ効果が、出るようにツボを押してあげてます。
政務で座っていても、運動不足まで解消出来ると言う素晴らしい環境です。
三徹あたりから、「あはははは」と笑い始めてしまいましたが、致し方ありません。
もうすぐ戻ってくるはずです!そこまで頑張れば寝ても大丈夫ですよ!
しかし、亞莎には困ったものです。
何でも「やります!」と言ってくるものなので、どこまでいけるのか試してしまいました・・・。
自分の限界と言うものが、これでわかったでしょう。
今後は、何でも引き受けるのではなく、考えて行動するに違いありません。
おっと、美羽たちが部屋に入ってきましたね。
「やっと戻って来れたのじゃ」
「ただいま戻りましたよ〜」
「おかえり。美羽、七乃」
元気そうで何よりです。
「あはははは」
・・・。
「医者を呼んだ方がよくないですか?」
医者はここにいますよ。
「亞莎は何と言っておるのじゃ」
きっと、おかえりなさいって言ってるんです。
亞莎を優しく寝かせてから、部屋へと連れていきました。
笑いながら寝ていたので、いい夢を見ていることでしょう。
「白夜さん?」
政務の部屋に戻ってみると、七乃から声がかかりました。
「何かな?」
「白夜さんは、私たちがいない間何をされてたんです?」
何を今さら言ってくるのでしょう?
「もちろん俺の役割を十二分に発揮させたとも!」
「そうですか?」
「ああ!」
『医者』として、最高の医療を施した自信があります!
むしろ、現在であれほどの事を出来るものなど、ほぼいないと言っても良いでしょう。
「私には、白夜さんが亞莎さん『だけ』にお仕事をさせているように見受けられるんですけど?」
「白先生はさぼったのかえ?」
俺は、お仕事しました!サボってなんていません!
「俺は、俺の持てる全てを使ったとここに宣言しよう!」
「さすが白先生なのじゃ!」
そうでしょう、そうでしょう。
「美羽さま。ちょっとだけあちらではちみつ水を飲んでてくださいね〜。私は白夜さんと大事な『おはなし』がありますので〜」
「はちみつ水飲むのじゃ〜♪」
・・・俺に話ってなんですか?
全くもって俺になんの話があるのでしょう?
そう言えば、なぜ中央に行ったのか聞いてませんでした。
きっとその報告でしょう。
「さて、白夜さんにはお土産がありますよ〜」
おお!さすが七乃です!中央に行ってそのお土産を渡すためだったんですね!
少し疑ってました・・・警戒しすぎでしたね。反省せねばなりません。
「お土産の内容を言う前に、私たちが中央に行ってきた理由を発表しちゃいますね」
なかなか焦らしますね。
まあ、理由も知りたかったのでそちらが先でもいいですけどね。
「実は今回美羽さまが、楊州の州牧に正式に決まりました!」
「お〜!おめでとう〜!」
「ふふふ。ありがとうございます。色々と働きかけた甲斐がありました〜♪」
ん?楊州牧?
ここは、豫州ですよ?『ようしゅう』と聞こえた気がしたんですが、気のせいですかね?
『よしゅう』と『ようしゅう』ではすごい違いですよ?
「もう一度確認したいんだがいいか?」
「もう一度ですか?仕方ないですね〜。言いますよ?・・・楊・州・牧・になったんです!」
いかん・・・何が起こっているのか理解が追い付かなくなってきた・・・。
「どうしちゃったんですか?まあ、いいですけど・・・。でっ!ここからが白夜さんへのお土産の内容です!」
非常に嫌な予感が満載なんですが・・・。
「豫州の州牧が華陀さんに決定しちゃいました!」
・・・。
なんで俺がいきなり抜擢されるんです?あり得ないでしょう?
それ以前にお土産は、物にしてください・・・。
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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