恋姫 華陀紀行182 |
とうとう中央からの呼び出しです。
いつかは来るとは思ったんですよね。
中央に挨拶に来いとのことです。
溜め息しか出ませんでしたが、よく考えると葵と会えるかもしれません。
なので、豫州は二人に任せて中央に行くことにしました。
最初に一人で向かおうとしたら、「貴方は馬鹿か?」と回答一番にいただきました。
徐庶からも、「せめて最低十人くらいはつれていった方がいいと思います」などと言ってくるのです。
足手まといを連れていって、なんになると言うのでしょうか?
囮として使えと言うことか?と聞いてみると、溜め息を吐かれました。
よくわかりません・・・取り敢えず、見栄?の為にも連れていく必要があるそうです。
連れていく人選は任せるそうなので、新人を連れていくことにしました。
賊が出たら、経験を積めてラッキーみたいな感じでいく作戦です。
そんなこんなで、準備が整ったので出発!
思ったよりも、賊の数が少なくてガッカリです。
しかも、いきなりこちらに軽傷者が出ると言うハプニングつきです。
やはり、命のやり取りだと、どうしても固くなってしまうみたいですね。
危険と判断したときには、投擲などで援護してるんですが、イレギュラーと言うものは発生してしまうんです。
軽症で済んでる分マシかもしれませんが・・・。
そんなことがありつつも、中央に到着です。
さっさと行って終わらせましょう。
州牧選んだやつらの顔を拝見して、ちょっと悪戯をしてやろうなんて思いません。
無意識でやってしまうかもしれませんが・・・。
「新しく豫州の州牧になった華陀と言う。お取り次ぎ願いたい」
「どうぞこちらへ」
「後ろの者たちは、部下なのだが扱いはどうなる?」
ここにおいてけぼりは少しかわいそうです。いつまでかかるか分かりませんし。
「人数も少ないようですし、中の方に入って部屋を用意するよう言いましょう」
やはり、中央の門番だけあって、結構権力と言うか裁量が与えられているようですね。
うちのところでも採用できないか聞いてみましょう。
「分かった。と言うことで、終わるまで案内された部屋で待っててくれ」
「了解しました」
「では、案内を頼む」
呼び出されるまでは、結構長かったですが、そこからは滅茶苦茶早かったです。
なんか、俺を推挙した人物が結構な数いたようで、その中身が『医者』として通じていたのにはある意味嬉しかったです。
医者って分かってるのに!州牧にさせんな!とはなかなか言えません。
どうも、宦官たちは、政治に明るくないものを据えて、操ろうとしてるみたいです。
俺ってそんな風に見えるんですかね?
この人たちはいずれ淘汰されるので、なんと思われようといいんですけどね。
あっさりと終わったので、葵を捜索します。
先程の場に居なかったので、屋敷でしょうか?
詠が確かあの場に居たので聞いてみる方が早いかもしれません。
範囲を広げてっと・・・詠は分かりませんが、これは恐らく董卓のものですね・・・。
近くに居るのが、詠に違いありません!
少し遠いですが、問題なし!忍者のごとく屋根伝いに移動しますよ!
よし、ここで格好よく飛び降りて登場です!
うお!?何か踏んでバランスが・・・。
ふう・・・丁度掴まるものがあってよかったです。
ん?
・・・。
「やあ、董卓殿お久し振りです。元気してました?」
それにしても、俺の体重を支えれるなんてすごいですね。
「へぅ〜」
「あんたねぇぇええ!いい加減にして月から離れろ!」
酷い・・・武器が無いからって蹴るなんて・・・。
こっちも必死だったんですよ・・・格好よく登場したかっただけなんですよ・・・。
董卓の気配に紛れて、三人目が居るなんて思わなかったんですよ・・・。
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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