恋姫 華陀紀行184 |
いつもそうです。
この世界はあまりにも残酷でしょう。
どうして、こうも思い通りにいかないのか不思議でなりません。
「何故また外出してるんだ!!!」
「すいません・・・」
門番に謝られても困ります。
賊の報を聞いたらすぐに出ていってしまうそうです。
確かに、自分の故郷を滅茶苦茶にしたのが賊なので、発見次第殲滅はいいんですが、タイミングが悪すぎます・・・。
居ないものを嘆いていても仕方ありません。
連れてきた兵たちと飯を食べることにしましょう・・・。
・・・。
そう言えば、兵たちはどこで食べるか聞いてませんね・・・。
そこら辺の旨そうな店に入りますか。
あそこにいるのは・・・。
回避しないといけないような気がしますが、見つけたからには声をかけるのが筋でしょうか・・・。
呂布を発見してしまった訳ですが・・・。
料理屋の前で立ちすくむばかりで、入ろうとしません。
ここで、声をかけるとどうなるか・・・。
恐らくは、お財布役の陳宮が居ないために、食べれずに見ているのでしょう。
全くもって陳宮は何をしてるんです?
呂布がお腹を空かせてるんですよ!
とか思っているうちに、呂布がこちらを見つけたようです。
「久しぶり」
『コクリ』と頷くだけで、店と俺を見比べています。
奢れってことですね・・・いや、まあ、いいですけどね。
・・・・・・・・・。
それにしても、よく食べますね。
この頬っぺたには、やはり秘密があるんでしょうか?
それとも、お腹に秘密があるんでしょうか?
お腹を触ってみても全く膨れた様子がありません。
と言うことは、胃袋に秘密が・・・。
むっ!?殺気が!
「ちんきゅうキィーークッ!」
技名に英語表記が入っているのに突っ込むべきか、不意打ちが意味ないことに突っ込むべきか悩むところです。
しかも、結構遠い位置からとは・・・素晴らしい跳躍力ですね。
でも、この角度だと俺が避けたら呂布に当たるのでは・・・。
食事の邪魔ですし、大人しく座らせますかね。
今は、陳宮を無力化し、大人しく呂布の隣に座らせています。
「なんでここがわかったんだ?」
料理屋は、一杯あるなかでここに当たりをつけた理由が分かりません。
「恋どのあるところ音々音ありですぞ!」
とか言いつつも、陳宮も料理を食っています。
さすが、人の金だと遠慮がありません。
奢りだと言った瞬間にこれです。
しかも、理由になってません。
まあ、陳宮に奢るとは一言もいってませんけどね!
「まあいい、なんで、呂布をひとりにしてたんだ?」
「恋でいいと言った」
確かに言われたけど・・・。
あの時は意地になってたからなあ・・・。
ここで呼ばないといつまでも呼べない気がするし・・・。
「わかった。恋。これでいいか?」
恋は頷くとまた、食べだしました・・・。
あのお腹には、どれだけ入るんでしょう?
「恋殿が、呼ばせるのであれば音々音も構いませんぞ。それと、恋殿を一人にしたつもりは無かったのです。上への報告があったので、恋殿には屋敷にて待っていていただいていたのです。報告が終わって夕食にお誘いしようとしたら、居られなかっただけなのです」
これで、真名を呼べるわけですね・・・。
それにしても、音々音言った内容はわかりますが、よく食べながら話せますね・・・。
腹話術ですか?
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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