魔法少女リリカルなのは終焉者と魔法少女達『共闘』 |
正体がばれたことによりはやて達は戸惑うが、あいつは待ってくれず近づき襲いかかってくる。
俺はすぐにシールドをはり防ぐが神族の身体能力が異常に上がっているこのままだと破壊され深手を負うことになる。
俺はこの状況を打破するために当たりを見渡す。
尚哉(何かないか…何か…っ!そうだ!!)
俺はシールドを消しはやてを抱えて避けるが完全には避けきれず足に少し当たる。
尚哉「くっ!ディエンド!!」
身体はぼろぼろの中俺は待機中だったディエンドを起動させカードケースからライドカードを取り出しディエンドに挿入しスライドする。
ディエンド[カメンライド]
ディエンド[オーズ]
俺はトリガーを引き光弾が放たれその光弾は姿を変え仮面ライダーOOOに変わった。
もちろんだと思うがこの光景を見たはやて達のリアクションは…
義之「光の弾が人に!」
音姫「………」
楓「私達…夢を見ているのでしょうか…」
稟「楓…これは夢なんかじゃない、現実らしい」
はやて「あのカードケース…今朝机に置いてあった。」
みんな別々の反応を示すが今はそんなことより…
尚哉「オーズ!ラトラータだ!!奴の隙を狙ってここから逃げ出す。」
オーズTTB「わかった!!」
オーズはオーズドライバーからコアメダルを2つ抜き新たに違うメダルを入れて傾かせオースキャナでコアメダルをスキャンする。
[ライオン!トラ!チータ!]
[ラタ ラタ ラトラータ]
電子音が流れるとオーズはタトバコンボからラトラータコンボに変わった。
尚哉「みんな!!目を閉じろ!!」
全員、いきなり言われてあたふたしていたがみんな目を閉じる。
オーズRTT「はあ!」
オーズは体中から光を放ち神族の目くらましをする。
神族は目くらましをされて苦しんでいる。
オーズRTT「尚哉!今のうちだ」
オーズは姿を消しカードに戻り俺はカードケースに入れる。
尚哉「今のうちだ!ここから逃げるぞ!」
そう言うと気絶している由夢と小恋は音姫さんと義之がおんぶしはやては俺はお姫様だっこしてその場から逃げ出した。
オーズのおかげで倉庫から抜け出した俺達は出口に辿り着いた…辿り着いたのだが…
義之「くそ!どうなってやがる!」
楓「稟くん、大丈夫ですか」
稟「ああ、なんとか」
今、義之は腕を振り落とそうとしているが何かに止められいる。まるで目に見えない壁があるかのように……いや……実質そこにあるのだろう。理由は土見稟が一番早く出口に辿り着き出ようとしたのだが突然何かに激突したかのように動きを止めそのまま倒れた。今は芙蓉楓が看病している。
はやて「尚哉くんなんかわかるか?」
お姫様だっこされているはやてが訪ねてくる。
尚哉「たぶん結界だ。無意識のうちにあいつが発生させたんだと思う」
義之「なら、どうすればいいんだよ」
尚哉「簡単だ」
そう言いながらはやてを下ろし来た道を歩く。
はやて「尚哉くん、どこに行くんや!?」
尚哉「ちょっくら、あいつをぶっ飛ばしにいくだけだ」
はやては心配した顔で見つめてくる。
尚哉「そんな心配すんなよ。大丈夫だ「大丈夫やないやん!」はやて!?」
はやては腕を使ってこっちに近寄り抱きついてくる。
はやて「今までの尚哉くんは昔の私が辛いことを隠してるみたいになんか隠し事してるやろ!」
尚哉「隠し事なんてしてな「嘘や!!」っ!」
俺はいつもはこんなには叫ばない、はやてが今はこんなにも叫んでいることに驚いた。
はやて「私知っとるんやで、尚哉くんが深夜とかにどっか行っとるとか他にも時々帰ってくんのが遅いときも私に黙ってなんかやってるなって知っとった」
はやては今まで黙っていたことを口にする。
はやて「それで今日……尚哉くんが何やってるんかはっきりわかった……いつもあんな危険なことに首を突っ込んどったんやな」
尚哉「……そうだ、俺は密かにこんなことをしていた。……失望しただろ……自分のみじかにいたやつがこんな危険なことをやってたことを……」
あそこまでばれていたから俺は正直に言う
はやて「なら、1つだけ教えて……尚哉くんは何のためにこんなことをしとるんや」
何のために…か…あいつからの頼みを除くと今俺を突き動かしているのは…
尚哉「俺はこんなことをしている理由はこの町を守りたいから……かな」
はやて「かなって……」
それを聞いたはやては少し呆れる。
尚哉「しょうがないだろ。今はそういうことで納得してくれ」
無理やり納得させ抱いている手を外し再び歩き出す。はっきり言って、一歩一歩歩くのに横腹と左足に激痛が走っている。
義之「尚哉、大丈夫か?ちょくちょく痛そうな顔してるけど」
尚哉「大丈夫、大したことないから」
心配をかけないように平然とした顔で義之を見る。
ディエンド[どこが大丈夫ですか]
今まで黙っていたディエンドがしゃべりだす。
はやて「尚哉くん?こんな時に腹話術か?こんなやばいときに止してや」
ディエンドがしゃべったことを俺が腹話術でしゃべったと勘違いしている。まあこれが普通だ。
尚哉「はやて、これ腹話術じゃないんだ。ディエンドこんな時だけど挨拶」
ディエンド[お初にお目にかかります。マスターのデバイスのディエンドです。以後お見知り置きを]
ディエンドの紹介が終わると周りのみんな…いや1人除くが口をポカーンとした表情でディエンドを見ている。
はやて「あの〜ディエンドさん?尚哉くんが大丈夫じゃないってどうゆうことですか?」
一番早く正気に戻ったはやてがディエンドに訪ねる。
ディエンド[マスターは左足の骨に罅に横腹は骨を一本確実に折れています。その上、朝の戦闘でかなり疲れています]
ディエンドから俺の状態を聞いたはやてはすぐさま近づき。
はやて「全然、大丈夫や無いやないか!!」
どこからともなく取り出したハリセンで俺の頭を力いっぱいに叩く。
尚哉「っ〜〜!はやて!ディエンドにばらされたからわかってるのに、怪我人に暴力振るうな!そしてそのハリセンどこから出した!」
頭をハリセンで叩かれたぐらいだったらひりひりするだけなのだが横腹と左足を怪我をしているから異様に激痛が走った。
はやて「これは、尚哉くんが今まで私に嘘をついてた罰や!!それとハリセンのことは禁則事項や!!」
ディエンド[反省してくださいマスター、このまま行ったらこれ以上怪我が増えます]
確かにあのジュエルシードを取り込んだ神族相手にこれ以上、深手を負うのは目に見えている。
ディエンド[ですから……協力をしていただけないでしょうか]
尚哉「そうだな、俺がこんなんだし……1人で立ち向かったらどうなるかわからない……だから、俺とおんなじデバイスを持ってるあなたに力を貸してください」
俺はある人に視線を向けてとその人の名前を告げる。
尚哉 ディエンド「[音姫さん]」
音姫「…どうして……そう思うのかな」
少し黙っていた音姫さんが冷静に答えるが内心はかなり驚いているのがわかる。
尚哉「簡単だ、素性のしれない金髪ツインテールの少女に聞いた」
俺がそう話すと心当たりがあるのか音姫さんと義之は少し苦笑いする。
尚哉「その顔を察すると…知り合いのようだな……」
義之「音姉……」
音姫「大丈夫、心配ないよ。みんな…これから起きることは内緒にしてね」
音姫さんがそう言うとみんな頷く。
音姫「……お母さんから受け継いだこの魔法……まだ使いこなせていないけど、一緒に頑張ろう。ホープウィング」
ホープウィング[はい、一緒に頑張りましょう。マイマスター]
その瞬間、音姫さんの足元から淡い桜色の魔法陣が展開し音姫さんは右手を上に掲げる。
音姫「行くよ……ホープウィング!セーーット…アップ!!」
ホープウィング[スタンバイレディ?セットアップ]
その瞬間音姫さんが淡い桜色の光に包まれその光が消えると和風の桜色の着物をきてそれに淡い桜色の羽衣も付けていてデバイスであるホープウィングは音姫さんの両手にグローブになっている。
その姿を見てから率直に言った。
尚哉「えーっと……そのデバイスを見ると……サポート系の魔導士だよね」
音姫「う、うん、サポート魔法以外にもお母さんの召喚獣を受け継いでるから召喚魔法も使えます……けど……」
尚哉「けど…なんだ?」
音姫「実は召喚魔法は1つだけうまくいくんですけど他の召喚魔法は力が強すぎてうまくコントロールができないんです」
尚哉「了解、音姫さん、俺があいつを引きつけるからバインドでやつの動きを封じてください。後は俺がやります」
ディエンド[マスター、来たようですよ]
作戦が決まった瞬間、ディエンドの警告でさっき向かおうとした方向を見るとゆっくりとこちらに近づく神族がいた。
尚哉「さて、行きますか」
はやて「尚哉くん…気い付けてな」
尚哉「わかってるよ」
俺は神族に向かって歩き出し一定の距離になったとき、動き出した。
先に仕掛けてきたのは神族で一瞬にして間合いを詰められ右手を振りかぶってくる。
俺はシールドを展開し今度はなんとか直撃を避ける。
そして、神族から距離を取り足元に魔法陣を展開しディエンドの銃口に魔力が集まる。
尚哉「ディメンジョンブラスト!」
いつもよりでかい魔力弾が放たれ次の瞬間、魔力弾が8発に別れ全弾直撃する。
ブラストを食らった神族の動きが鈍くなっている。
尚哉「音姫さん!今です!」
俺の呼び声を合図に音姫さんの足元に魔法陣が展開、そして詠唱する。
音姫「我が求めるは…戒める物捕らえる物言の葉に答えよ…鋼鉄の縛さ!」
音姫さんが詠唱していると神族の足元に淡い桜色の魔法陣が展開される。
音姫「錬鉄召喚…アルケミックチェーン!」
神族の足元の魔法陣から鋼鉄の鎖が現れ神族を縛る。
尚哉「いくぞ!ディエンド!!カートリッジフルロード!!」
ディエンドからマガジンに入っている総数7発を使い銃口に魔力が集まりだしその銃口を神族に向ける。
尚哉「ディメンジョンバスター……フルパワー!!」
トリガーを引きいつものディメンションバスターとは段違いの大きさと威力が暴走した神族を飲み込んだ。
ディメンションバスターをし終えるとディエンドから蒸気が排出されクールダウンされる。
ディメンションバスターを食らった神族は身体中から煙りが出ていてちゃんと取り込んでいたジュエルシードも封印できたようだ。
俺はジュエルシードに近づきディエンド中に入れたところで意識を失った。
はやてSIDE
はっきり言って驚くしか出来ひん。
いきなり魔法陣みたいなんが現れて、そこから鎖が出てきたり、尚哉くんがレーザー光線見たいなんを撃ったり、普通ではまずありえへんファンタジーな光景を目にしたのだから誰でもそう思ってしまう。
尚哉くんが神族に近づいて……何かをディエンドさんの中に入れた……あれ?なんか尚哉くんふらついてるような……
次の瞬間尚哉くんは地面に倒れた。
はやて「尚哉くん!」
ディエンド[マスター!]
私は必死に腕を使って尚哉の元に近づいていく。
???「やっほー!みんなだいじょう……ぶじゃないみたいだね」
私は声が聞こえた方を見ると金髪のツインテールをした少女がおった。
音姫 義之「さくらさん!」
音姫さんと義之くんはどうやらこの子のことを知ってるみたいやな。
さくら「話は僕の家で話した方がいいみたいだね。みんな、僕に近づいて!転移魔法で僕の家までいくから」
そう言われて私は音姫さんに運ばれてさくらさんのところまで運ばれて他の気絶している友達も私同様に運ばれた。
さくら「それじゃあ行っくよ〜!」
さくらの足元から黄色に近い色の魔法陣が展開して私たちは工場から姿を消した。
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はやて達に正体をばれてしまった尚哉だが… | ||
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