恋姫 華陀紀行186 |
新兵を引き連れて山を越えること十数日にして、やっと南陽に入ることが出来ました。
事前に町で少し兵を鍛えるから遅くなる旨は伝えてあるので、大丈夫でしょう。
始めはやはり、付いてくるのに精一杯と言う感じで、鍛練どころではありませんでしたが、数日すれば慣れたのか、ついてこれるようになりました。
まあ、寝る前に疲労回復させてはいましたけどね。
慣れた頃に不意打ちかけたり、居なくなってみたりとしましたが、それすらも慣れてきたようなので、丁度見つけた賊討伐も行いました。
自給自足の生活から解放されると喜んでいましたが、そんなに苦しかったんでしょうか?
熊や猪、野犬と戦わせていただけなんですが・・・。
人の方が、なにするかわからないから怖いと思うんですよね。
敵は三十人程度だったので、作戦も含めて十人に任せました。
どうやら、仲間内でリーダーとか役割分担を決めているようで、やり方をこちらに報告してきました。
「こちらが死ななければ何をしてもいいですよ。ただ、人質がいれば、考慮するように。俺は、取り敢えず傍観しておく」
「わかりました」
リーダーが女性なのって仕方無いんですかね・・・。
男女比は、七対三なのに・・・。
まあ、ここの賊に対しては既に偵察は完了しており、人質はいません。
俺の中の人質は、女性限定なのであそこには、賊しかいないと言うことになります。
しかし、ここまでチームとして纏まってしまうと、戻ったときにばらすのが勿体ないですね・・・。
帰ったら何か考えておきましょう。
やっと到着しましたよ。
賊の討伐もうまくいきましたし、美味しいものも食べました。
まさか、全員料理スキルが高い人が居ないという不遇なこともありましたが、そこは俺が作ることで対応しました。
まあ、頑張ったご褒美と言ったところです。
それにしても、あの賊は出来たばかりのようで、ろくなものは置いていませんでした。
持ってても、そんなに持っては行けないし、今では州牧になってしまったんです。
後で回収して、近隣に配ることにします。
それにしても、俺以外みんな着てきた服がボロボロです。
一体どんなところで生活してきたのやら・・・。
「なんでみんな、そんなに服がボロボロになってるんです?」
「寧ろ、華陀さまの服が綺麗なことの方が、我々としては驚きなのですが・・・」
「何をいってるんだ?当たりそうなものは全て避けるか、払うかすれば、服がボロボロになることはない」
何を当たり前の事を言わなければならないのでしょう。
しかも、一度も雨なんて降らなかったんだから、汚れても足元くらいでしょう?
「・・・」
なんです?その目は・・・。
戻ってきたと思ったら、また政務か・・・。
前よりは遥かに楽だけど・・・。
早い話、署名だけとか俺がいる必要性がないと思うんですが?
「難しく考えず、貴方は署名すればいい。その後は有力者との面会、兵の調練視察、この街の民からの情報収集と治安維持、ついでに時間があれば、副業の医療をしてもいい」
徐庶のいう通りやること一杯みたいですね。
俺は、取り敢えずサインすればいいですね?
・・・。
なんか、後半部分かなり気になるんですが・・・。
有力者との面会はわかりますよ?その後の調練の視察も必要かもしれません。
しかし、後のふたつは俺じゃなくてもいいでしょう?
一番重要なのは、医者は副業ではなく本職です!
「俺は、本業が医者だ!」
「戯れ言はいい。早く書いて」
「書いてるだろーーー!」
「話す分遅くなってる」
動体視力がいいですね・・・。
身体鍛えたらどうですか?
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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