恋姫 華陀紀行197
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 水関内部に潜入完了しました。

 

 

 後は葵を連れていくだけなんですが・・・。

 

 

 その前に、先程の通路の存在を明命に知られてしまってるんですよね・・・。

 

 

 出たところを捕捉とかされたら、ちょっとお話にならないので塞ぐしかありません。

 

 

 ・・・仕方ないので塞いでおきましょう。

 

 

 ・・・・・・・・・。

 

 

 これで、こちらに来ることはできないでしょう。

 

 

 気配からこちらに居ることは分かります。

 

 

 張遼も一緒のようですね。

 

 

 出来れば離れていてほしかったのですが・・・。

 

 

 機会を窺うしかないのでしょうかね。

 

 

 取り敢えず近くに行ってみますか。

 

 

 ・・・。

 

 

「あそこまで虚仮にされては黙っておれん!奴等に目にもの見せてやる!」

 

 

「あんな挑発に乗るんやない!詠に言われたやろ!ここを守っとるだけでうちらの勝ちなんや!出る必要ないんや!」

 

 

「ええい!離せ!」

 

 

 ・・・なに出ていこうとしてんの?

 

 

 そんな突撃許しませんよ!

 

 

 えいっ!

 

 

「これでよし!」

 

 

「ふぅ。助かったわ・・・ってなんであんたがこんなとこおんねん!?」

 

 

 むっ!?勢いで出てきたせいで見つかってしまった・・・。

 

 

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 ここは、正直に言うしかありませんね。

 

 

「俺は葵を助けに来た!」

 

 

「そういやあんた葵の兄やったな・・・ってそんな理由でここにいる説明乗り切る気やないやろな?」

 

 

 駄目なの?

 

 

「本心なんだが?」

 

 

「聞き方が悪かったみたいやね。どうやってここに来れたん?」

 

 

 ああ、扉閉じてるのに入ってきたから驚いたんですね。

 

 

「抜け道を通ってだけど?」

 

 

「はよそこに案内してや!」

 

 

 慌てなくても大丈夫ですよ。

 

 

「一応抜け道は潰してきた」

 

 

「・・・まあ、一応うちも確認するわ・・・」

 

 

「葵を寝かせたいんだけど?」

 

 

「兵に任せたらええやん」

 

 

 兵に任せるだって?

 

 

「それは出来ない相談だ!」

 

 

 溜め息つかれちゃったよ・・・。

 

 

「部屋に案内したるよ。その後は案内してや」

 

 

「助かる」

 

 

 このままお姫様抱っこしたままでも案内できたのでは・・・。

 

 

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 張遼は、抜け道の確認後に、他に無いかを兵たちに確認させています。

 

 

 俺はもちろん葵の側です。

 

 

 ・・・。

 

 

 今のうちに虎牢関側から出ればいいのでは・・・。

 

 

 葵も寝ているので丁度いいです。

 

 

 いざ出発!

 

 

「いやあ、待たせてもうたな!」

 

 

 ・・・待ってません。

 

 

「それにしても、援軍はどこにおいてきたん?」

 

 

 俺一人ですよ?そんなに笑顔を向けないでください・・・。

 

 

 とても言いにくいです・・・。

 

 

「援軍は・・・」

 

 

「援軍は?」

 

 

「俺だけ」

 

 

「・・・」

 

 

 そんな目で見なくてもいいじゃないですか!?

 

 

「ほんま?」

 

 

「真面目に俺は葵を助けに来ただけ」

 

 

「・・・まあ、葵を抑える人がおるゆうだけよしとしとこ。葵が起きたら知っとるかも知れんけど今の状況説明すんで」

 

 

 あれ?俺は董卓軍に参戦ですか?

 

 

 逃げる気満々だったんですけど・・・。

 

 

説明
本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。
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タグ
オリ 恋姫†無双 素人 華陀  張遼 

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