恋姫 華陀紀行200 |
虎牢関に到着したまではよかったです。
しかし、俺一人だけと言うのが、信用性に欠けるみたいですね。
部隊を引き連れての援軍ではないですし・・・。
竹簡と連れてきた兵により、納得はしてくれたようですが、ここを動けないと言われました。
「葵と交代するだけだから」
「これは、仕組まれたことなのです・・・恐らくこの戦は負けるのです・・・」
意味が分からないんですが?
「いま、月殿が、人質に取られている状況なのです・・・」
いやいや、あの人強いから・・・。
人質とかあり得ないから・・・。
「董卓殿を人質とか無理がないか?」
「劉協殿下を庇いながらでは無理と言うものです。詠が上手く立ち回っていますが、それも宦官どもが気付くまでの問題なのです」
足手まといが居るってことね。
しかも、宦官にバレた時点で計画が破綻すると・・・。
「ということは、いまの状況は、宦官の影響下にいるってことか?」
「そう言うことなのです。最悪時、恋殿と洛陽に向かうためここに残らねばならないのです」
なんか、面倒なことになってますね・・・。
早い話が、宦官が居なくなれば平和になると・・・。
短絡思考でいきましょう。
「わかった。では、洛陽行って問題を解決してくる」
宦官なんて、始めから殺ってしまっておけばいいのに、詠はなぜしないんでしょう?
難しかったのかな?
「確かに、我々は動けないですが・・・失敗は許されないのですぞ」
単独での隠密行動は得意なんですよ。
後は生きながらにして、動けないようにするだけです。
その為には、名前と顔を把握しておかなければなりませんね。
「まずは、詠と合流してくる」
「頼んだですぞ!」
「おねがい」
葵との距離が、どんどん遠ざかっていくなあ・・・。
洛陽到着と・・・。
街の様子がおかしいですね。
いつもより、賑わっていないです。
やはり、戦の話が出ているためでしょう。
民の顔からも不安の色が隠せていません。
戦で攻められる側は、負けたときにどんなことをされるか分かったものではないですからね・・・。
・・・。
まずは、お腹を満たして詠に会いに行きましょう。
腹が減っては戦は出来ませんからね。
「炒飯大盛りと拉麺頂戴」
「はいよ」
・・・・・・・・・。
準備完了です。
後は城の中にいる詠に会うだけですよね。
しかし、詠の気配がわかるわけではありません。
なので、きっと詠も董卓と一緒にいるという前提で探しましょう。
デカイ気配は城の中からだけですし、これが董卓で間違いないでしょう。
では、いつもの頭巾を被って侵入を開始します。
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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