恋姫 華陀紀行203 |
作戦はそのままに、詠を抱えて移動中です。
暴れてさえいなければ、これくらいは軽いものです。
それにしても、見た目通り軽いですね。
詠につねられました・・・。
体重の話をしてるわけでもないし、軽いと思っただけなのに・・・。
何かを勘づいたようです。
こういう機能は女性ならだれでも持っているんでしょうか?
詠が、つねったあとに、ある部屋へ指を指しています。
まずは、あの部屋からですね。
・・・・・・・・・。
「後は、張譲だけなんだけど・・・居ないわね」
「この部屋で間違いないか?」
「私が間違うはずないでしょ」
ですよね。
「見つからないまま計画を進めるのはまずいか?」
「そうね・・・でも、一度始めてしまったら止められないし・・・」
確かに明日の朝には露見するので、今夜中になんとかしたいところです。
「宦官ひとりくらいなんとかなるんじゃないのか?」
「宦官の中で一番偉いやつを野放しにはしたくないのよ」
張譲って一番偉いやつだったのか・・・。
そう言えば聞き忘れてたことがありました。
「詠って軟禁されてるのか?」
俺がいるとはいえ、仕事以外の時間・・・。
そう、今とか自由そうなのですが・・・。
「あんたが、回復させてくれてなければ、今ごろ私は寝てるわ・・・他のやつらの分まで、こちらに仕事を回してくるから、朝から夜までほぼ自由なんてないわ」
やっぱりそんなことでしたか。
目の下に微かに隈出来てますもんね。
でも、詠が倒れたら困るのって他のやつらのような気がするんですが・・・。
任せたらまずいことにでもなるんでしょうか?
でも、仕事を一手に引き受けているのであれば、それなりにやりようは色々とありそうな気がするんですが・・・。
何か縛りゲーでもしてるんでしょうか?
「なんで、そんなことになっとんだ?」
「月を助けるためよ」
「?」
董卓は余裕で助けられると思うんですが・・・。
「董卓がなんか関係あるのか?」
また、溜め息ですか。
そんなことだから、不幸の日が来たりするんですよ・・・。
不幸の日っていつくるんでしょう・・・。
明日とかいうのは、真面目に勘弁してほしいんですが・・・。
「劉協殿下のお世話を月がしてたのは流石に知ってるでしょ?」
その辺りは知ってますね。
あの二人が言ってましたし。
「それは分かるが、それとどう繋がるんだ?」
「早い話が、劉協殿下と月が姉妹の関係になったからよ」
話が早すぎるでしょう。
もっと詳しく話すべきですよ。
「それだと分かりにくすぎる」
「・・・月が劉協殿下を助けてあげたいって思ってるってことよ。それと、劉協殿下も月を助けたいと思ってる。それを宦官どもは気に食わないんでしょうね。でも、おいそれとは手を出せない」
そういうことですか。
つまり、自分達の思い通りにならないから、嫌がらせが、詠のところにきてるわけですね。
董卓が劉協の側を離れると、宦官に利用されるから離れられず、かと言って政務をしなければならないけど、それをすべて詠が負担していると・・・。
でも、ここからどうする気なんです?
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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コメント | ||
姉妹の関係と表現すると百合と勘違いする人が出てくると思われ。と言うか勘違いした。(陸奥守) | ||
タグ | ||
オリ 恋姫†無双 素人 華陀 詠 | ||
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