時は少し進み、ジエンモーランと戦う第一フィールドに到着する

愛紗「私がまず左の牙をバリスタでへし折る。白と黒は射程内に入ったら砲撃を開始してくれ」

白・黒「「ニャー！イエス！ニャー！」」

愛紗「では恋、逝くぞ！」

恋「ん！逝く」

ジエンモーラン『グォオオオオオオオオオオオオオオ〜』

ザパァ〜ン

船の右舷の砂の中から現れ、それも見てすぐ愛紗はバリスタの発射台に向かい

愛紗「バリスタ装填・・・・喰らえ！」

パシュン、パシュン、パシュン！

三発撃つとすぐ発射台から離れる

すると愛紗が立っていた発射台にジエンから岩が飛んで来た

攻撃が止むとすぐに発射台へ戻り、すぐさまバリスタを撃ち始める

そしてジエンが船から離れて少し止まる

岩を飛ばす体制に入った所に愛紗が八発目のバリスタを撃ち

その雄々しい牙を打ち砕いた

ジエンモーラン『グォオオオオオオオ！？（ワシの牙がぁ〜！？）』

愛紗「よしっ！」

残り二発を背中にある部位破壊できるヶ所に撃ち込み、砲弾を取りに向かう

ジエンは牙が折れた痛みにひるんだが、すぐさま船にその巨大な身を寄せてくる

砲台の射程内に入ると共に

白「ニャ！」ボン！

黒「ニャニャ！」ボン！

恋「ん！」ボン！

愛紗「ふっ！」ボン！

ドガァドガァドガァドガァ〜ン！！

ジエンモーラン『グォオオオ？！（ぬぁあああ？！）』

一本の砲台に連続で砲弾を四つ放り込み、放物線を描きながらジエンへと着弾する

もう一度ソレを行い、ジエンモーランがまた岩を飛ばす所に

恋「・・・ふっ！」ガキン♪

ゴゴォオオオオオオオオオ！！！！

ジエンモーラン『グオオオオオオオ！！？（耳が・・・耳がぁあああああ！！？）』

船に備え付けられている銅鑼を盛大に打ち鳴らす

今度は船の真横まで進むと、体を砂漠へ逸らし。船に体当たりをブチ当てようとする

そこへ、愛紗はバリスタとは別の玉を装填し、撃ち放つ

ブスブスブスブスブスブス♪

ジエンモーラン『グォォオオオオオ！！？（アイタァァアアア！！？）』※某武蔵のアイタ〜キャラの如く

動けなくなった所へすぐさま四人で砲撃を浴びせる

だがすぐに

ブチブチと拘束用バリスタを引き千切った音が聞こえてくる

また少しジエンが進むと、丁度飛び移れる足場があるので、恋と愛紗は飛び移った

恋は砂漠側、愛紗は船側からジエンの尻尾の方にある部位破壊ヶ所へ猛攻を仕掛ける

愛紗「秘技！大迷惑回転切り！」※氣刃斬りです

恋「三段・・・・溜め・・・・斬り！」ズバァ！

愛紗はゲージが溜まり次第、氣斬りを繰り出し、刀身を紅色に染め

恋は無双の大剣を用いて、限界を超えた一撃を撃ちこむ

それを五回ほど繰り返すと、一部だけ違う部位破壊ヶ所は粉々に砕け、ジエンが苦痛の叫びを挙げる

二人はピッケルでの採掘等やらず、すぐさま次の行動へ移る

ジエンが飛ばした岩を避けてすぐ、恋は背中にある部位破壊ヶ所で無双の大剣を叩きつける

一方の愛紗は、ジエンの持つもう片方の牙の中間まで行き。対巨竜爆弾を仕掛け、恋が攻撃し続けている所へ向かう

ジリジリと導火線が煙を出しながら火薬へ向かい

大爆発を起こす

ジエンモーラン『グォアアアアアアア！！？（またかぁああああああ！！？）』

またも雄々しい牙を砕かれジエンが叫び声を挙げる

これで自慢の牙は二本とも折れてしまった

それでも彼女達は攻撃の手を緩めない

丁度背中の部位破壊ヶ所に風穴を空けると。体を左右に揺らし始め、背に乗る二人を落とそうとする

それを察知してすぐに船へ飛び降りる

降りた所で、丁度ジエンはその巨体を大きく仰け反らせた

此処までの間も、白と黒の砲撃は継続しており

ジエンが後ろに下がり。一端砂漠の中へ潜り、飛び上がろうとするが

その腕？が砲口の正面に来たところで白黒コンビの砲撃が決まり

腕の甲を破壊した

あの後すぐに潜り、船の左側へと飛び

すぐに砂上へ姿を現すが、またも砂の中へと潜ってしまった

そのすぐ後に船へ突進を掛けて来るが

バリスタの発射台に居る愛紗が船に直撃する直前に、ジエンの顔に拘束用バリスタを撃ち出す

拘束され、身動きが取れなくなった所に、顔の真下に設置してある大タル爆弾目掛け

白が小タル爆弾を投げつけ、起爆させる

これでまたダメージが蓄積したところで、拘束を破ったジエンが。その折れてしまった牙で薙ぎ払いに来た・・・・が

恋「そぉ〜っい！」ガキン♪

ゴゴゴォオオオオオオオオオ！！！

ジエンモーラン『グォァアアアアアア！！！（ギィヤァアアアアア！！！）』

またも銅鑼を盛大に鳴らし、ひるませる

ここまでに途轍もないダメージを負ったジエンはすぐさま砂の中に潜り

舞台は少し早い、最終決戦場へ

最終決戦場では船を横向きに止め、迫り来るジエンモーランを迎え撃つ形だ

船内に在ったバリスタは既に撃ちつくし、砲弾もあと十発あるかないか

甲板に常備されたバリスタがニ十発分を愛紗がアウトレンジから、ジエンの健在な右腕？目掛け撃ち出す

大きく放物線を描きながら、腕の肘？の部分に着弾する

そして十五発ほど打ち込むと、バキャァ！っと言う音を立てて砕けた

痛みにひるみ、二歩ほど後退してすぐにまた歩き出す

バリスタも尽き。船に残っている兵装は砲弾と撃龍槍のみと成った

二匹は砲弾を抱えながら待つ

あと五歩

あと四歩

あと三歩

あと二歩

あと一歩

最後の一歩を歩み出すその瞬間

頭部が大砲の射程内に入った所へ

白と黒の砲弾が飛んで行き

着弾した

脳震盪でも起こしたのだろうか？

少し後退しながら頭を左右に振り回して横転する

その隙に。すぐ側で待機していた二人がジエンの口と胴体部分にある部位から素材を剥ぎ取り。逃走する

すぐに起き上がったジエンよりも先に船へと着く頃には

ジエンのがすぐ側まで来ていた

鼓膜が破れそうなほどの咆哮を挙げ自身の体を船へ叩きつけようとする

だがそれは出来ない

発射台から愛紗が三度目の拘束用バリスタをジエンの顔に突き刺し

その巨大な体を拘束したからだ

これで数秒間動けないジエンに

恋が船の先頭にある台にピッケルを振り下ろす

・・・そう

撃龍槍の発射装置へ

ガキン♪

ゴロゴロゴｒ・・・・・・ビシャン！？

ジエンモーラン『グォオオオオオオォォ・・・・・・（我、此処に死す・・・・・）』

ドシィ〜ン・・・・・

撃龍槍は、ジエンの腹部に直撃し。残った体力を奪い去った

愛紗「峯山龍、ジエンモーラン。討伐完了」

恋「・・・終わった」

白・黒「「お疲れさまでしたニャ〜♪」」

・・・つづく？