リリカル東方恋姫 第一話 『主人公が男の娘なのはありだと思う』
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第97管理外世界地球日本・海鳴市

 

時刻は午後12時ごろ。海鳴市の近くにある森林に突如として空から光る物体が落ちてきた

 

ドッカンーーーー!!!

 

「・・・・・あいてて、たくっ、管路のやつ…もっとやさしい送り方が出来ないのかよ」

「ホント、毎度毎度、空カラ落チルノハ、マジデ勘弁ダゼ」

 

衝撃と轟音が鳴り響いた後、砂の煙が立つ中心で一刀とチャチャゼロは愚痴をすべらせた

煙が晴れて、視界に森林と互いの姿が映った

 

「どうやら此処は森のようだな。でもなんか目線が低いような?」

「アァ、ソレハダナ、ホラ」

 

チャチャゼロは手鏡を出し一刀に見せた

 

「・・・・・・・・・・・・・・へっ?」

 

手鏡に写っていたのは一刀本人だが、写っていたのは10歳ぐらいの自分だった

 

「なんで若返ってるんだ? もしかしてこの外史の影響なのか」

「サーナ。俺ニ聞カレテモ知ラネーシ」

 

なぜ子供になっているのか唖然する一刀。

この疑問は数秒後、彼の首元にいる彼女が教えてくれた

 

「何で、子供になっているのか私が教えてあげるわ」

「!?」

 

突如として聞こえたなぞの声。現在此処には一刀とチャチャゼロしかおらず、人の気配はない

 

「こっちよ、こっち。貴方の首元」

「ん?」

 

声をするのは一刀が首に掛けている十字架のネックレスだった

 

「おまえは?」

「私は真紅。貴方のデバイスよ。よろしくね。カ〜ズ〜ト♪」

 

どこかフリーダムな性格であった

 

「あぁ、よろしく真紅。ところでなんで俺は子供になってるんだ。此処どこだ? あとデバイスて?」

 

一刀は気を取り直して真紅が知っていること聞くことした

 

「いっぺんに質問しないでほしいわ。まあいいわ説明してあげる。まず、なんで子供になっているのかは依頼の対象である闇の書の主がまだ9才になっていない子供で、その姿なら近づくことができるから。まぁ、外史の影響もあるけど。これにあなたの目的のためよ。で、此処は日本の海鳴市の近くの林よ。歩けば町に出られるわ。あとデバイスなんだけど簡単に説明すれば魔法を手助けくれる魔法の杖みたいなものよ」

「ナルホドナ。良カッタジャネーカ御主人。御主人ハ普通ニ魔法ガ使エナイカラ、コレデ普通ニ使エルゼ」

「よけいなお世話だ」

「言っとくけど、あくまでデバイスは補助だから使えない魔法は使えないからそこんとこ頭に入れときなさいよ」

「分かった。ところで、俺はこれからどうすればいいんだ」

「あ〜、そこなんだけど、じつはまだ闇の書は覚醒していないから結構時間があるのよね〜」

「? どういうことだ?」

「まず、闇の書について後で説明するけど、闇の書はもとは夜天の書というものだったんだけど、だれかが改造してしまい今の姿になったのよ。で、その闇の書をもとの夜天の書に戻すのが最初の依頼よ。戻すにはに一度覚醒させないといけないの。それで覚醒するまであと三日あるからそれまで闇の書の主に一度会ってみたら。あと闇の書と主の周りを掃除しといてと管路にお願いされているわ」

「了解。ところで戸籍と諸点と資金は? 俺あまり金持ってないぞ」

「戸籍は管路が用意したけど資金と諸点の家は、自分でなんとかしろだってさ」

「・・・・・・・・またかよ」

 

ガックっと膝を落し落ち込む一刀

チャチャゼロと真紅がなぐさめるが、おちょくる言い方で一刀をいじりまくる

 

「とりあえず図書館でこの世界の情報を集めとくか」

 

機嫌を直して、いままでの世界とズレを直すため図書館に向かうことにした

 

「前向キダナ」

「いいじゃないの、くよくよしても始まらないし。もうちょっといじめたかったけど」

「やかましい! ほらいくぞ」

 

四次元棺を背負い直し、チャチャゼロを頭に載せてその場を去る一刀たち

彼らがいた場所には半径3メートル、深さ1メートルのクレーターが残っていた

 

 

 

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海鳴市・市立図書館

 

「はぁ、やっとついた〜」

 

図書館前で疲れきる一刀。現在の時刻は午後3時過ぎ

真紅に闇の書の説明聞きながら図書館に向かっていたが途中で何度も警官に捕まってしまい尋問されてしまった

なにせ、平日の昼間に学校に行ってるはずの子供が街中を歩いているに加え、背中に棺、頭に人形を乗せていれば誰もが不審なるのもしかたがなかった

ちなみに、一刀の容姿は膝まで届くストレートの長髪にブカブカの白いコートを着ており、一見かわいい美少女に見える

 

「だれが美少女だ!」(怒)

「如何シタンダ御主人。大声出シテ」

「いや、だれかが俺を美少女だの呼んだような・・・・気のせいか?」

「とにかく中に入りましょう」

 

真紅に言われ図書館に入る一刀たち

本やネットなどで世界の情報を閲覧する

その姿を従業員や人たちが見ていたがあえて言わなかった

一刀も人に見られていることはもはや諦めていた

 

「ふーん。世界は俺の世界より少し未来てとこか。ほかはあまり変わらないけど」

《結構不可思議ナ事件ガ起キテイルナ》

《なになに、レインボーブリッチ謎の崩壊。テロによる行為が高く死者多数ねぇ。あやしい》

《たしかに。後で調べておくか》

 

念波で話す一刀たち。ここには大勢の人がいるためチャチャゼロと真紅は話せない

また、人形とお話しすれば周りが白い目で見てくるのは必然で、さすがに耐えられないのが一刀の本音である

しかし、一見少女の姿なので夢見がちな子と思われるかもしれないから大丈夫だろう

 

「よくないわ!」(怒)

《ちょっ、どうしたのよまた大声出して。図書館は叫ぶの禁止よ》

《あっ、すまん。またどこから電波が受信されて》

 

大声でびっくりした周りの人に頭を下げる一刀

その様子を念波で笑うチャチャゼロ

そんな二人の様子を真紅は弟と妹を見る姉のように見つめていた

その後、ある程度情報を集め一刀たちはこれから生活すための諸点を探しに図書館を出ようとすると

 

「・・・・んん〜 とどかへん。もうちょい・・・・」

 

車椅子に乗った少女が本を取ろうと手を伸ばしていた

お人よしの性格である一刀には無視することが出来なかった

一刀は少女に近づき

 

「これが取りたいの?」

「えっ」

 

 

これがのちに夜天の王と呼ばれた【八神 はやて】と彼女との長い物語をともにする天の御使いと呼ばれた男【北郷 一刀】との最初の出会いであった

 

 

 

続く

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あとがき

 

ようやく書けた―――!!

 

読者の皆さん長い間お待たせしました

 

世界設定や敵キャラやら考えていたので投稿できませんでした

 

自分、無計画なので 〈キリ

 

まじですいません。だから石なげないでー(涙)

 

話が変わりますが今まで投稿した作品を勝手ながら編集させていただきました

 

誤字やパワーバランスがすこしおかしいなぁと思い、これからときどき編集させていきます

 

作者の勝手なやり方にまことに申しわけございません

 

次は一刀の追加設定です

 

 

 

北郷 一刀

 

本来は23歳の青年だが現在は10歳半の子供になってしまった

身体能力が下がったがスキルと武器は使え、戦闘で鍛えた直感と経験があるため戦闘力が高め

ただし、子供になったせいか一部うまく使えないものがあり、武具も使えにくくなった

容姿は本文どうりまごう事なき美少女(曹操が見たら即誘拐するほどのかわいさ)

魔法を使うとき剣や銃を媒体に発動してきた

道具なしで出来るが射撃型の魔法だけ命中率が悪い(魔法の射矢を撃てば後ろに当たり、殲滅系では自分まで巻き込む自爆技になってしまう)

説明
どうもう
不定投稿の参式です
あとがきに重大なお知らせがありますの見てください
それではどうぞ
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コメント
あれだな、弓は駄目だけど、魔法弓ならいけそうだなとおもった・・・・。ケケケケケ(Kyogo2012)
すいません。魔法の射矢でなく『ネギま』の魔法の射手でした。いちよう弓道は無理ですがメドローアは撃てます(ゴーレム参式)
最後の説明文で一刀が弓はだめだということがわかったよ。チャチャゼロ「ケケケケケ。御主人ハ射的ハ得意ナノニ、弓トナルトカラッキシダナ。ケケケケケケ」(Kyogo2012)
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