IS 革新の光 15話 男子の受難
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IS 革新の光 男子の受難

 

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ノエル・スティアートとのいざこざから一夜明けた朝のSHR

 

昨日の衝突で破壊されいていた各所は一晩のうちに綺麗に修復されていた

 

窓ガラスも机も全てが元通りになっていた

 

そして朝の連絡にとんでもないものが混ざっていた

 

 

海人「あの〜メルティア先生?もう一回言ってもらえません?」

 

メルティア「いいか?これが最後だからなよーく聞いとけよ?、今年度の身体測定も人員不足により保健委員と男子専用機持ちが協力して行うこと・・・だ!」

 

海人「だ!じゃねーよ!だ!じゃ!!なんで俺達がそんなことしなきゃいけねーんだよ!普通は医務室の先生達がやることでしょうが!!」

 

 

メルティア「医務室の人員が足りねーんだよ!こっちも人手が足りなくて忙しいんだよ!てか人手不足で学園のどこも火の車なんだよ!少しは察しろよ!」

 

海人「察せれねーよ!何処の世界に男子に女子の身体測定やらせる教育機関があんだ!!」

 

メルティア「ここにあるだろうが!役得だと思って我慢しろ!これは生徒会からの申し出だ」

 

射真が物思いに耽っている間、海人達は言い争いをしていた

 

射真(はぁ、・・・懲りない人だ)

 

海人「射真!お前からもなんとか言ってやれ!!」

 

射真「ん〜、別に良いんじゃないですか?初めてでもないでしょうに・・・去年同じ事やっているんですから」

 

「「「「!!!!!!!!!!!」」」」

 

この発言にクラスは戦慄した

 

海人「おま・・・今、なんて・・・」

 

射真「いやだから、ちゃちゃっと終わらせちゃった方がいいでしょって言ってるんです、それにこのままグダグダ言っていても恥ずかしさに苛まれ続けるんですよ?」

 

朱武「拒否すると思っていたのだが・・・・こうもあっさりと」

 

海人「朱武!お前はいいのか!」

 

朱武「いいもなにもこれは前回同様、会長の策略だ」

 

射真「えぇ、今更何かしても遅いですよ。なので、お楽しみ(お仕置き)は後に取っておきましょう」

 

朱武「今回はどうしてくれようかのぅ(黒笑)」

 

射真「道具は前回よりも強力にしてあります・・・」

 

朱武「流石射真、抜け目無いのぅ」

 

射真「当然です」

 

「「フフフフフフフ」」(ΦωΦ)フフフ…

 

((((二人が・・・・黒い))))

 

この時のクラスの統一意見がこれだった・・・何ともシンクロ率の高いクラスである

 

メルティア「あー、じゃぁ男子は説明と渡すものがあるから至急医務室に向かうように」

 

その言葉に各々返事を返しながら医務室に向かって行った

 

 

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3人が医務室へ向かった直後から女子達は運動着へと着替えを始めた

 

その最中の会話

 

「海人くん達が身体測定の手伝いってもしかして直接私たちの体を測定するのかな?/////」

 

藍「流石の私でもそれは無いと思うなぁ〜」

 

ティア「そうよ!助手よ助手!先生の助手に決まってるじゃない!」

 

「そうだよねぇ〜」

 

するとそこへ医務室担当の先生が入ってきた

 

「皆さん着替えは終わりましたね?皆さんにはこれから医務室に移動してもらいそこで体位を計測します。そこではISスーツ用の物を計測するので服は脱いで下着のみで受けてくださいね」

 

先生が説明を終えるとクラス単位での移動となるのでクラス代表であるティアに記入用紙を預けて次のクラスへ向かった

 

ティア「それじゃぁすぐ医務室に移動するわよ、忘れ物とかはないわね?」

 

「大丈夫だって!」

 

ティア「なら行くわよ!」

 

そう言ってティア達は医務室へ向かった

 

 

医務室

 

ティア「失礼します」

 

医務室に入ると医務室の先生が慌ただしく動いていた

 

「あぁ1−1組の皆ね、それじゃぁここで体操着を脱いで、あの仕切りの向こうで測定するからね時間もないからテキパキやってね」

 

ティア「分かりました、これが全員分の記入用紙です」

 

「ごめんなさい、私ここの担当じゃないのよ」

 

ティア「えっ?じゃぁ誰がここの担当なんですか?」

 

「仕切りの向こう側にいるから直接渡してね、私はこれから行くところがあるからごめんね」

 

医務室の先生は書類を脇に抱えて小走りで出ていった

 

ティアは仕方ないと思い仕切りの潜って行くと

 

ティア「失礼します」

 

射真「はい、記録用紙はこのカゴに入れてくださいね」

 

そこには何故か白衣に眼鏡という出で立ちの射真が椅子に座っていた

 

ティア「なっ!なっ!なっ!」

 

射真「お決まりの硬直は良いですから早めにしてください、後が詰まってしまいますから」

 

射真の声を聞いた仕切りの向こうのクラスメイトたちは

 

「えっ!?今の声って射真君!?」

 

「えっ!まさか本当に射真君たちが私達の身体測定するの!?」

 

「どうしよう!私今日朝御代りしちゃったよ!」

 

「でも射真君なら・・・いいかな///////」

 

藍「うぅ////まさか本当になるなんて」

 

射真はまだ固まっているティアのオデコを小突いて意識を回復させると

 

射真「皆さん、さっき先生が言っていたことは覚えていますね?ここから先の作業を円滑に進めるために皆さんの迅速な行動を期待します。それでは出席番号順で入ってきてください」

 

一番最初に仕切りを潜ってきたのは

 

藍「私だよ/////」

 

藍崎だった、彼女は恥ずかしそうに体を両手で隠しながら着ていた体操着を畳んだ状態で備え付けのカゴの中に入れて射真の前に立った

 

射真「それじゃ始めますよ」

 

藍「うん////お願いします////」

 

射真は机に置いてあったメジャーで上から順に測って行った

 

測っている途中に藍がくすぐったかったのか艷声を漏らしていたため外で待っている生徒達は顔を赤くしていた

 

全て測り終わると

 

射真「藍崎さんは基本的に遠距離戦を得意としていますね?」

 

藍「うん、そうだけど急にどうしたの?」

 

射真「いえ、同じガンナーとして少し忠告というかアドバイスをと思ったのでちょっと座ってください」

 

藍「失礼します」

 

射真「藍崎さんの体は均整の取れた体だとは思いますがもう少し体の軸を鍛えてください」

 

藍「軸ってつまり・・・」

 

射真「インナーマッスルですねそれから足腰を重点的に、僕らガンナータイプのパイロットは射撃時に武器の反動を相殺しなければいけません。それには相応の筋力が必要となります、また空中での射撃戦闘時には体の軸を確り振らさずに固定することにより、命中率の向上に繋がります。足腰においては言わずもがな地上での射撃戦闘になった場合しっかりと足で踏ん張ることで安定した射撃が可能となります。」

 

藍「φ(゚Д゚ )フムフム…なるほど」

 

藍崎はどこからか取り出したメモ帳にスラスラとペンを走らせていった

 

射真「なので貴女には筋力と持久力のアップが目標ですね、やるかやらないかは藍崎さん次第ですが」

 

藍「私頑張るよ!!」

 

射真「期待していますよ、それじゃぁ服を着て外で待っていてください」

 

満面の笑顔で仕切りを出ていった

 

 

射真「はい、次の人」

 

その後射真は藍崎と同じように測定後にアドバイス等をしていた

 

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そして半分が終わった時

 

ティア「入るわよ!」

 

射真「そろそろだと思っていましたよ、ティアさん」

 

ティア(うぅ、恥ずかしい/////早く終わらせなさいよぉ)

 

ティアは恥ずかしさに顔を赤らめて両手が体を覆い隠すようにして立っていた

 

射真「それじゃぁ始めますよ、手をどけて動かないでくださいね」

 

ティア「解ってるわよ/////」

 

射真「失礼しますよ」

 

 

 

 

ティア「んっ////ふぅっ」

 

射真「変な声出さないでください」

 

ティア「しょうがないじゃない///射真の息が擽ったいんだから//////」

 

射真「余分な脂肪が落ちてきましたね」

 

ティア「どこ見てんのよ!/////」

 

射真「お腹です」

 

こんなことが続いて

 

数分後

 

射真「はい、終わりました」

 

ティア(射真の視姦と吐息からよく耐え抜いたわ!私!)

 

ティアは床にへたりこんで涙を流していた

 

射真は椅子に座って記入用紙に数値を記入しながらティアに指示を出した

 

射真「それでは服を着て外で待っていてください」

 

ティア「私には何もないの?」

 

射真「貴女に言うタイミングは沢山ありますから、今しかアドバイスできない人に言ってるんです」

 

ティア「そう・・・・」

 

ティアの声のトーンが低くなったのに気がついた射真はティアの頭を優しく撫でて

 

ティア「?」

 

射真「安心してくださいティアさんには嫌というほど聞かせてあげますから」

 

ティア「うっ!」

 

射真「貴女が嫌といっても僕はダメ出しを止めない」

 

こんな射真の言葉にティアは涙目になりながら訴える

 

ティア「この鬼!鬼畜!外道!」

 

射真「それが貴女の成長に繋がるんですよ」

 

ティア「同時に自分が挫けないかすごく心配よ!」

 

射真「大丈夫です、ティアさんはそう簡単に折れませんよ」

 

ティア「何でそんなことがわかるのよ!」

 

射真「貴女のお母さんと同じ強い眼をしているからですよ」

 

ティア「お母さんと・・・同じ眼」

 

射真「だから大丈夫です。さ早く行ってください次の人を入れますから」

 

ティアは満足そうな顔をし、着替えて仕切りを出ていった

 

ティア「解ったわよ、じゃぁね」

 

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その後はアドバイスを含みながらも作業は滞りなく進んでいった

 

その頃海人はアリーナで何故かISを纏って生徒相手に戦っていた

 

海人「俺に一撃入れるか俺の攻撃に当たった時点で終了な、終わった奴は待機してる奴と交代、して待機な・・・・じゃぁ始めるぞ」

 

エクシアを纏った海人と学園の訓練機である打鉄とラファールリヴァイヴを纏った二十人の生徒たちが舞い上がった

 

「「「はいっ!!!!」」」

 

 

海人「来い!!」

 

「「「はぁあああああああああああああ!!!!!!」」」

 

一人の男に向かって20人の少女達が立ち向かって行った

 

数分後

 

海人「第3グループ終了」

 

「おかしい・・・」

 

「全員の一斉攻撃があぁも簡単に全部躱されるなんて・・・・」

 

「死角からの射撃も躱すなんて・・・・」

 

「はん・・・そく・・・」

 

アリーナは死屍累々・・・そんな言葉が最も似合う状況であった

 

戦闘を見ていたほかの生徒は顔を真っ青にして震えていた

 

 

朱武side

 

厨房では朱武がエプロン姿で料理を作っていた

 

朱武「ふむ、味付けはこんなものカ」

 

「朱武君悪いねぇ、手伝ってもらっちゃって」

 

朱武「いえいえ、半分は好きでやっていますかラ、気にしないでください」

 

「皆お腹空かせて帰ってくるだろうから、気合を入れて作るわよ!!」

 

朱武「やってやりましょう!!!」

 

その後朱武達厨房組は全員が残像ができるほどの速さで料理をしていた

 

 

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射真の部屋では何故か海人と朱武が死体のように横たわっていた

 

朱武/海人「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

射真「見事に死んでますね・・・・・・」

 

ティア「ていうか何で自分たちの部屋で寝ないのよ」

 

射真「一時間経ったら二人を起こして食堂に行くんです」

 

ティア「射真は目覚まし時計ってことね」

 

射真「そういうことですね、それで海人との戦技査定はどうでしたか?」

 

ティア「他の子よりは食らいつけたけどまだまだね」

 

射真「まぁそれでも強くなっていますよ」

 

ティア「どうしてわかるのよ?」

 

射真「貴女が自分で言っているじゃないですか【他の子よりは喰らいつけた】とこれも十分な進歩です」

 

ティア「あっ・・・ありがと」

 

ティアは射真が自分の言葉をちゃんと聞いてくれていた事が嬉しく

頬を赤く染めて顔をそらしていた

 

射真「・・・さぁ、二人を叩き起して食堂に行きますよ、僕は限界です。」

 

射真も射真で

 

ティア「そうね、早く行きましょ」

 

その後二人は朱武と海人を起こして食堂に向かった

 

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凛久side

 

凛久は自分の部屋でベッドに寝転がっていた

 

そこでミッションを終えた後の話を思い出していた

 

「ありがとうりっくん!おかげで束さんが見つけ出した遠方の基地は粗方片付いたよ〜

残りの遠方基地はウチの特殊部隊に任せるからりっくんはもう休んでいいよ〜、キュリオスは君のお父さんに渡しとけば大丈夫だからね〜!後学園に戻ったらきーくんに引き継ぎよろしくね!」

 

 

 

凛久「・・・・・射真にはバレてないかな」

 

いつも以上に無表情で

 

凛久「もう、射真にあんな顔は、させない」

 

「りくー!ご飯よ〜〜!」

 

凛久は起き上がり部屋を出て行った

 

 

結局海人と朱武は満足食事を摂ることもできずに途中で寝落ちし

 

射真が二人を引きずって部屋まで運んだとか

 

説明
安定の亀更新!
だが話は続く!

始まり始まりー!

m9( ゚Д゚) ドーン!
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タグ
IS インフィニット・ストラトス 

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