ダンガンスクール[20] 苗木誠
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【ダンガンロンパIfストーリー・ダンガンスクール】

【希望ヶ峰学園デノ生活】

【第20話・苗木誠】

【超高校級の幸運】

 

 

【サンガツ・ジュウニニチ】

 

 

 私立希望ヶ峰学園に来た事は、【超高校級の幸運】として入学した苗木誠は自分の事を世界一幸運な生徒だと思う。

 

 

 なにせ、超高校級の15人の生徒と出会えたのだから。

 

 

 【超高校級のアイドル】、舞園さやか。

 【超高校級の野球選手】、桑田怜恩。

 【超高校級の探偵】、霧切響子。

 【超高校級の御曹司】、十神白夜。

 【超高校級の文学少女】、腐川冬子。

 【超高校級のスイマー】、朝日奈葵。

 【超高校級の格闘家】、大神さくら。

 【超高校級の暴走族】、大和田紋土。

 【超高校級の風紀委員】、石丸清多夏。

 【超高校級のプログラマー】、不二咲千尋。

 【超高校級の同人作家】、山田一ニ三。

 【超高校級のギャンブラー】、セレスティア・ルーデンベルクこと安広多恵子。

 【超高校級の占い師】、葉隠康比呂。

 【超高校級のギャル】、江ノ島盾子。

 【超高校級の軍人】、戦刃むくろ。

 

 

 彼らと過ごした学生生活は、幸運に満ち溢れている。誰も僕の生活を幸運じゃないとは言わさない。

 彼らと出会えた事は必ず僕にとって幸運な事に違いない。

 

 

 そして、僕はこう思う。

 僕のこの1年は【幸運】だったと。

 

 

 この先、僕にどんな【不運】が待っているかは分からない。けれども、こう思うんだ。

 

 

 超高校級の僕達ならば、どんな絶望だって乗り越える事が出来る。

 

 

 僕、苗木誠はそう思う。

 

 

「苗木君、何をしてるんですか? 皆、待ってますよ?」

 

 

「苗木君? 皆が待ってるわ。急ぎましょう」

 

 

「うん、今行くよ!」

 

 

 舞園さんと霧切さんが僕の事を呼び、向こうで皆が僕の事を待っている。僕は皆を待たせないように、さっさと向かう。

 

 

 今日は私立希望ヶ峰学園の集合写真の日。

 撮られた写真には、笑顔の16人の高校生の顔が映っていた。

説明
 ダンガンロンパIfストーリー。
 もしも、彼ら彼女らが普通に学園生活を送っていたらどう言う生活を送っていたのか?
 第20話、【超高校級の幸運】苗木誠の話。
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ダンガンロンパ 苗木誠 霧切響子 舞園さやか 舞苗霧 

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