インフィニット・ストラトス 魔法の世界からのイレギュラー |
第3話 「蒼い雫対EXAMを操るもの」
ーアリーナ 選手控室ー
一哉SIDE
俺はクラス代表戦と言う下らない戦いに巻き込まれてしまった。
だが今の俺はオルコットを潰す事しか頭にない。
「一哉、調子は・・・・・・大丈夫みたいだな」
キリは俺の顔を見て言う。
「当然だ、戦場を知らない小娘如きに、俺が負けるとでも?」
「ま、お前も俺も負けないさ、ただ、俺はオルコットが何秒で沈むか見たいだけさ。後、一夏は勝てるか判らんがな・・・・」
俺達は揃って一夏を見る。そこにはやけにボロボロの一夏と箒が居た。
「一哉さん、本当に大丈夫ですか?」
一夏が言って来るが。
「まぁ、問題はない」
するとその時。
『これより、試合を始めます、選手は準備をしてください』
アナウンスとともに千冬から連絡が入る。
「榊、お前の準備はどうだ?オルコットは既に発進して待機している。」
「問題はない、発進できる。来い、イフリート」
俺はイフリート改になりカタパルトに乗る
「一哉さん、頑張ってください!!」
「榊、期待しているぞ。」
一夏と箒の応援がきて
「一哉、グットラック!!」
キリが親指を立てながら言ってきた。
「あぁ。イフリート、出るぞ!!」
俺はアリーナに飛び出した。
アリーナに飛び出すと千冬の言うとおりオルコットが既に居た。
「あら、逃げずに来たのですね…って、全身装甲!?」
どうやらオルコットも全身装甲を見るのが珍しいようだ。
「・・・・さっさと始めるぞ、こんな下らん事は面倒だ。」
「なっ、くだらないですって!!」
「それ以外に何がある?さっさと終わらせたいんだ。俺は」
俺はだるそうにオルコットに言う。
「減らず口を・・・・ですが、あなたにはチャンスをあげますわ」
「・・・・・あ?」
オルコットが言った言葉に返事をすると。
「今ココで謝るのでしたら、許してもよくてよ」
・・・・・こいつ、今なんていった?・・・・チャンス?謝れ?
「どうやらお前は俺に潰されたいようだな」
「あら、私が勝つのは当たり前ですから」
オルコットが喋ると同時に
「オルコットさん、そんな奴やっちゃえーーーーー!!」
「どうせ負けるのに」
「早く負けろーーーーーー」
観客も俺に野次を言って来る。
「まぁ、いいさ。遊んでやる。EXAM,俺に従え!!」
『EXAMシステム、スタンバイ』
俺はEXAMを発動させると同時にオルコットに殺気を放つ。すると
「!?あ・・・貴方、なんですのそれは・・・!?」
これくらいの殺気でビビッてるのか・・・・・雑魚め・・・・
「さぁ、来いよ!!お前に絶望をくれてやる」
試合は始まった。
キリヤSIDE
んーーーー、どうやら一哉はすぐには倒さないようだね。
まぁ、少しずつってのも良いかもね、にしてもEXAMまで使って・・・・いいのかねぇ
「EXAM使ってるよ一哉の奴」
「えぐざむ?何ですかそれ?」
一夏が聞いてくる。まぁこの世界には存在しないもんなぁ。
「あぁ、EXAMってのは簡単に言うと敵の殺気を判断して位置を教えてくれるシステムって所かな。」
「なるほどーー。でも、何で使ってるって判るんですか?」
「私も聞きたいです。」
一夏と箒が聞いてくる。
「ん?簡単さ、あいつの周りにオーラが見えるだろ?それが使っている状態なんだ。後はモノアイとスラスターが赤くなってるぜ。」
俺は指を指す。
「「あぁ、なるほど」」
・・・ま、楽しませてもらおうかな・・・・一哉・・
キリヤSIDE OUT
一夏SIDE
一哉さんの、イフリート・・・・・だっけ?なんかカッコいいな。
侍を感じさせるフォルムに二刀の刀。後キリヤさんから聞くと両腕に2連装グレネードランチャー、両足に6連装ミサイルポットが装着されていて遠近両方で戦えるらしい。
それにしてもさっきから一哉さん避けてばかりだけど・・・・だいじょうか?
「一哉さん、回避しかできてないですが・・・・大丈夫かなぁ?」
俺は呟くと。
「嫌、そろそろ仕掛けるぜ。決めるつもりだ」
キリヤさんが言う。
「え?・・・・でもどうやって・・・」
「まぁ、見てな・・・・」
キリヤさんはそう言うとモニターを見る。俺と箒もつられるようにモニターを見た。
一哉SIDE
・・・この程度か、つまらん。期待はずれだな・・・・
奴の機体はビットとスナイパーライフルによる遠距離専用だ。
確かに使える奴が使えば強いだろう。
だが、どれだけ良い武器を持っていたとしても、使えなければ意味はない・・・・
「素人が、話にもならんな。」
「!?このわたくしが素人ですって!?」
オルコットが叫ぶが・・・・もう奴に興味はない・・・
「そろそろ終わらせるとしよう。」
「ふん!!避けてばかりのくせ・・・・「行くぞ・・」え?」
俺はオルコットに近付き切り抜ける。
その後にミサイルでビットを、グレネードでライフルを破壊した後奴にサーベルを突き刺す。
「貴様如きが、俺の相手をするだと?・・・・・なめるなよ!!小娘!!!」
突き刺した後オルコットの背後に回りこみサーベルを交互に連続で突き刺していく。
瞬く間に減っていくシールドエネルギー、俺はオルコットを切り上げ。
「さよならだ・・・・・つまらなかったよ」
カカト落しを浴びせる。
そのまま地面に追突するオルコット、EXAMからの情報では奴の気はない・・・・気絶したか・・・・
「・・・・・・・こんなものか。ISも・・・・・代表候補生と言うのも・・・」
俺はISとそのパイロットたちに失望する・・・・・俺はそのままピットに戻りはじめ、その後に
『試合終了、勝者・・・・榊、一哉』
アナウンスが聞こえ試合は終わった。因みに俺に野次を飛ばしていた奴等は黙ったままだった・・・・・
「・・・・・・・・・」
「よぅ、お疲れさん」
ピットに戻るとキリが迎えてくれた。
「当然の結果だ。ならば、喜ぶほどでもないだろう」
「まぁ、そうだな。所詮は遊びで戦ってる奴等だ。俺達には勝てんさ」
そうだ、俺達は本当の戦場に居た。あんな遊びで戦ってる奴等に負けることはありえない・・・
「まぁ、次は俺の番だな。お前は休んでろよ」
「あぁ、・・」
俺はシャワーを浴びにアリーナを出た。
セシリア対一哉・・・・・・・
負け 勝ち
説明 | ||
間違えて消してしまったので書き直しました | ||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
2571 | 2443 | 3 |
コメント | ||
オールドタイプを守る為のシステムだったんですけどねー(二百式) やっぱEXAMつええwwwこれで未完成のシステムなんだから恐ろしい(okaka) セシリア乙(匿名希望) 報告ありがとうございますー(二百式) 誤字発見「ま、お前も俺も負けないさ、ただ、俺はオルコットが難病で沈むか見たいだけさ。後、一夏は勝てるか判らんがな・・・・」・・・・・・難病ではなく何秒では?(デルタ) かっこEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEwww(デルタ) 書き直してたら何故かこの長さにw(二百式) 絵が追加されましたね。やはりイフリートはこうでなくては!圧倒的な黒い鳥のような強さです!(キリヤ) 流石と言うかカッコよすぎるというかイフリートの絵カッケェェ!!(Blaz) |
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