真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第一話 はやての新部隊 |
はやては管理局に入隊してから、努力に努力を重ね、信じられないスピードで出世していった
二佐となり、漸く自身の部隊を持つことが出来るようになる
圧倒的過ぎる戦力保持の為、隊長格達はリミッターを付けられるが………………………
しかし、それでも身内や知り合いで部隊を固めるのは、はやてにとって都合がよかった
機動六課の任務はロストロギアの捕獲
しかし、それは表向きであった
本当の目的を知っているのは、はやて、リンディ、クロノ、そして聖王教会のカリムのみ
はやて「勿論、何時かは話すけどな」
さて、そろそろ挨拶の時間やな
リイン「はやてちゃん、そろそろ時間ですぅ〜」
はやて「今行く所や、リイン」
〜中庭〜
はやて「初めましての人が多いかな? ウチが部隊長の八神はやて二等陸佐や……………………………知っての通り、今日から1年間、この機動六課で頑張ってもらうで! ま、挨拶なんて長ったらしくやるもんとちゃうから、各隊長を紹介するわ」
そして、なのは、フェイト、ヴィータ、シグナム、ルナが前に出る
どうやらカイトはいないようだ
はやて「先ずスターズから」
なのは「こんにちは、高町なのは一等空尉です。スターズの隊長と務めさせていただきます」
ヴィータ「アタシはヴィータだ、スターズの副隊長だ。階級は三等空尉だ」
フェイト「私はフェイト・T・ハラオウンといいます。ライトニング隊長を務めます。執務官をやっていますが、この部隊の中では一等空尉扱いとなります」
シグナム「シグナム二等空尉だ、ライトニング副隊長を受け持つ」
ルナ「上月ルナよ、セイヴァーの副隊長を務めるわ」
はやて「セイヴァーの隊長は天城カイト三等空佐やけど、現在任務中でな、何時帰ってくるかわからへんのよ」
カイトが居ない理由を話す はやて
ルナ「まぁ彼の分まで私が働くから、心配は無用よ」
はやて「ほな、今日はこれで解散や、フォアードは残ってや」
集っていた人達は、自分の隊に戻って行く
正式に機動六課が動くのは、明日からだ
はやて「さて、わざわざ残ってもらって悪いな」
フォアードメンバーである6人に話しかける
なのは「あなた達6人は、私達と共に前線で戦ってもらうことになるんだ」
はやて「勿論、無理強いをするつもりはない。嫌やったら断ってくれてもかまへんで?」
ティアナ「いえ」
スバル「大丈夫です」
エリオ「僕たちは戦う為にここに来ましたから。ね?」
キャロ「は、はい」
レイン「ってか逆に前線意外とかやってられねぇよ」
アマル「……………………………………………………」
個性溢れるメンツが揃ったようだ
はやて「ほんなら、君ら6人には、なのはちゃん直々に鍛えてもらうから」
なのは「任務遂行のためと、コンビネーションのための訓練だよ」
はやて「いきなりつうのもあれやから、訓練は明日からな」
なのは「先ずは、ティアナとスバルにはBランクになってもらうね」
ティアナ「私たちがBランク………………………」
ティアナとスバルの2人は、Bランク試験に落ちたばかりなのだ
なのは「レインは、Aランクね」
レイン「うわ………」
3人の顔に既に諦めが映る
なのは「大丈夫だよ、絶対になれるよ」
はやて「最初の内は6人全員で訓練を行うけど、連携ができるようになったら個人でやるで」
なのは「じゃあ明日、早速特訓を始めるから、今日はゆっくり休んでね」
レイン「すんません」
解散しようとしていたが、レインがなのはに話しかける
なのは「何かな?」
レイン「カイトの旦那は、何所に行ったんですか? 俺は旦那に言われて、この六課に来たんですけど」
カイトが興味があると言った人物は、彼のようだ
はやて「さっきも言ったけど任務に出てるねん。結構大変な任務らしいから、多分すぐには帰って来れへんわ」
どのような任務なのかは、はやても知らないようだ
レイン「そうすっか」
はやて「んじゃ、今度こそ解散や」
なのは「そうだ、上手な連携を取る為に、今から親睦を深めておいてね」
残された6人は、取り合えず食堂に向かって行く
はやて「どうや、なのはちゃん」
なのは「うん、みんな強くなりそう」
フェイト「ねぇはやて」
今まで黙っていたフェイトが口を開く
はやて「ん? どうかした?」
フェイト「あのアマルって子…………………………」
フェイトは何かを感付いたようだ
なのは「どうかしたの?」
はやて「フェイトちゃん、ご明察とだけ言っとくわ」
フェイト「……………………………………………………」
はやて「詳しい話はリンディさんか、ルナちゃんに聞いてや」
なのは「????」
〜食堂〜
食堂に集まったフォアード達
食事の為と言う訳では無く、集まって話すには都合がいい広さなのだ
レイン「いや、それにしてもまさか………………………」
ティアナ「何よ………………………………………」
レイン「部隊まで一緒とは驚いたぜ」
スバル「そうだね」
既に馴染んでいる3人
エリオ「あの、お三方は知り合いなのですか?」
レイン「まぁ腐れ縁って奴だ」
スバル「取り合えず、自己紹介しておこうか!!」
ティアナ「そうね、名前を知らなかったら連携のしようが無いもんね」
スバル「私はスバル・ナカジマだよ!よろしくね!!」
ティアナ「ティアナ・ランスターよ」
レイン「俺はレイン・タウネイだ! こいつは相棒のシェリム!!」
レインの懐から小さいペンギンが顔を出す
シェリム「ペ〜ン」
エリオ「エリオ・モンディアルです。こちらこそ、よろしくお願いします」
キャロ「キャ、キャロ・ル・ルシエです…………………………よろしく………お願いします」
アマル「………………………………………………………………………………」
ただ1人、話さない アマル
レイン「コイツはアマル・ヒールトって言うんだ」
代わりにレインが名前を言う
ティアナ「何であんたが紹介するのよ?」
レイン「だって、こいつ喋らねぇもん」
スバル「話せないの?」
レイン「いや、違う…………………喋れるけど、喋らねぇんだ」
ティアナ「達が悪いわね」
スバル「私はスバルだよ! よろしくね!アマル!!」
スバルは、アマルに話しかけるが、
アマル「…………………………………………………………」
帰ってくるのは無言のみ
レイン「だから、喋らねぇって言ってるだろ?」
ティアナ「ってか、何であんたがアマルの事を知ってるのよ?」
レイン「何回か、一緒に任務に出たことがあるんだよ」
レインはアマルとも顔馴染みのようだ
ティアナ「話さない奴と、連携なんか取れないでしょ?」
レイン「そんなことねぇよ? アマルは強いから、俺の動きに合わせてくれる」
エリオ「所でレインさん」
レイン「ん? どうかしたか? エリオ」
エリオ「セイヴァーの隊長の事を旦那と言っていましたが、お知り合いですか?」
レイン「ああ、カイトの旦那とも何回か任務を一緒にこなしたな」
カイトの部下として戦い、カイトの気を引いた
そう言う意味では、レインはかなりの実力者なのかもしれない
ティアナ「カイトって確か……………」
レイン「ああ、天城カイトのことだぜ」
キャロ「有名な方なんですか?」
ティアナ「有名なんてもんじゃないわ。管理局が手を焼いている犯罪組織を悉く潰しているのよ」
そう、管理局へ対抗する組織を潰すのが、カイトの仕事である
ただ敵視するだけならまだしも、管理局への見せしめとして犯罪を犯すような組織ばかりだ
その組織達が手を結んだら、厄介極まりない
そう考えた上層部は、カイトに直々に任務を言い渡してた
スバル「確か異例だったよね?」
ティアナ「ええ、入隊すると同時に三等空尉の地位を与えられたのよ」
エリオ「す、凄いですね」
ティアナ「しかも若干20歳という年齢で総合S+ランク……………………つまり、伝説の三提督と肩を並べている」
レイン「へ〜」
ティアナ「まぁランクに関しては、部隊長のはやてさんの方が上だけどね」
エリオ「総合SS」
はやての知名度は、カイトを遥かに超えている
ミッドで知らない人は居ないと言われているほどだ
ティアナ「ええ、未だ誰もが辿り着かなかった境地………………………それがSS」
ルナ「盛り上がってるわね」
フォアード達が話している所に、ルナがやってくる
レイン「ルナの姐さん」
ルナ「明日から、なのはさんの猛特訓が始まるわ。個々の力も大切だけど、今は連携が大事……………そのことを忘れてはダメよ」
ティアナ&スバル&エリオ&キャロ「「「「はい」」」」
ルナ「アマル、あなたも少しくらいは会話に参加しなさいな」
アマル「……………………………………………………………………………………………」
ルナに言われても、一向に喋ろうとしない アマル
ルナ「やれやれ、困った子ね」
ルナは、その場から立ち去る
スバル「何だかお母さんみたいな人だね」
レイン「一様、アマルの母親代わりだったはずだぜ」
ティアナ「そう」
集められたフォアードの6人
親睦を深め、見事な連携を披露してくれるだろうか?
次回から、訓練スタート!!!
次回、なのはの厳しい特訓が開始される
因みにオリキャラのレインの性別は男で、アマルは女です
この2人がセイヴァーのフォアードですね
ではでは、次回もお楽しみに〜
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遂にSts開始! まぁ本格的な内容は二話からですけど |
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