新川さんと森さんと・・・ その1
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「そうでごさいますね。あれはまだ私が今よりまだ少し若かったころになります」

 

 うん、そうだな・・・。まずは何故新川さんが語りに入っているか、そして何故このような状況になっているかを諸君等にお教えしよう。 

 ことの始まりはいつものように厄介事を頼んでもないのに持って来てくれる心やさしぃ我等が団長涼宮ハルヒ・・・ではなく、珍しくも俺の心のオアシスでもあるいつも通りのメイド服に身を包んでいる朝比奈みくるさんとたまたま近くを通りかかったというなんとも怪しすぎる理由で部室にやって来た新川さんとのこの会話が発端である。

 と、言うかいくら古泉を同じ機関の人間だとしても高校に執事服を新川さんはミスマッチではないだろうか・・・。・・・いや、メイドさんがいるから別にそうでもないのか?

 因みにハルヒは部室には居ない。

 どうせまた部長氏あたりから物資を毟り取って・・・いや、毟り盗っているところだろう。

 

「え?私と森の関係でございますか?」

「はい、あのぅ、何だかお二人の関係がただの同僚みたいには見えなくて・・・。それで少し気になったんです」

 朝比奈さん?そういう台詞はアイツの興味を引いてしまう死亡フラグ(主に俺の)ですよ?

「確かにそれは僕も気になっていたところですね。お二人ほどの連携はなかなか出来るものでもありませんし」

 おい古泉。お前はハルヒだけでなく朝比奈さんに対してもイエスマンなのか?たまには俺のフラグ回避に協力しろ!・・・と目で訴えた。・・・が。

「ね?キョン君も気になりますよね?」

「はい、そうですね。新川さんよかったら聞かせてくれませんか?」

 朝比奈さんの眩しい笑顔には俺の意思など俺がプロボクサーに挑む位勝ち目がなかった。

 俺はどうかハルヒが話の途中で帰ってきませんようにと祈るしかなかった。

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 そして話は戻る。

「そうでごさいますね。あれはまだ私が今よりまだ少し若かったころになります」

 

 

 当時私は英国のとある屋敷に仕えておりました。その屋敷の主人は優しい老紳士でございました。

「新川、明日大事なお客様が来るのだがその人の好きな紅茶を切らしていてね。今から買って来てくれるか?」

 執事である私にも家族の様に接してくださいました。

「はい、畏まりました」

 

 

「今思えばこの時買い物行ったからこそ今の私達があるのだと思えます」

 新川さんは昔を懐かしむ様に微笑んでいた。

「へぇ、人のよさそうな方だったんですね」

 朝比奈さんは何やら趣旨と外れたところで感心していた。

 古泉はいつもの如く気持ちの悪いスマイル顔で聞きに徹していた。

 仕方がないから俺が先を促すしかなかった。

 これは仕方なくであり俺が先が気になった訳ではなく、俺が進めるしかない状況であるためだと諸君等に説明と弁解をしておこう!

「新川さん、それから?」

「あ、はい。それからでぞざいますが」

 

 

 私は行き付けの紅茶屋で紅茶葉とビスケットの買い物を済ませメインストリートを歩いていました。

 すると駅の前で一人の少女が佇んでいました。

「お譲さん、こんなところで何をしておられるのですか?」

 私は自分でも気がつかぬ内に話し掛けておりました。 

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後書きと言う名の反省室

 

こんな感じで『新川さんと森さんと・・・ その1』終了です。

題名通り新川さんと森さんのお話です  

 

なんと言うか作者的二次設定の塊です(;´・ω・)

 

読み難いなど、後半になればなるほど問題が露出してくるでしょうが御容赦を・・・

 

問題点などありましたらどんど言っちゃってください

指摘、アドバイスなども頂けたら幸いです

 

ではこの辺で失礼致しますm(__ )m

 

  

 

 

説明
*注意*
これは妄想の塊です。
オリジナルのキャラが居ます。 
それでもおkな方はどうぞ。
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涼宮ハルヒの憂鬱 新川 森園生 主要メンバーは脇役 

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