魔法少女リリカルなのはStrikerS 魔導師達のレヴュー 第4話 新星の4人
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翌朝、三人は昨日の疲れかぐっすりと眠っていた時だった。

 

ガキン!バキン!

 

外から何かがぶつけ合う音が聞こえて来た3人は起き始めた。

 

「何だ?」

 

ムクっと体を起こすミノルは目を擦りながら言う。

 

「音が聞こえたけど…」

 

続けて体を起こして腕を伸ばしながら話すアキラ。

 

「朝の5時ですね…」

 

時計を片手に持って起きるヤマト。

 

「行ってみるか…」

 

3人はベットから出て、部屋を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音がした場所に向かって歩いてきたミノル達が到着したのは…

 

「訓練所?」

 

入り口の看板を見てミノルが話す。

 

「入ってみましょう」

 

「そうだね」

 

「ああ…」

 

3人はそう言って訓練所に入るとそこには4人の男女がトレーニングをしており、それを見ていたなのはとフェイトがいた。

 

「がんばってるねえ…」

 

そう言いながらミノル達はなのはのもとにやって来た。

 

「あっ!おはようございます」

 

ミノル達を見たなのはが挨拶を交わす。

 

「よく眠れました?」

 

笑顔で挨拶し、言葉を交わすフェイト。

 

「ええ…昨日の疲れが吹き飛びました」

 

アキラがそう言うと、見知らぬ2人がミノル達の元にやって来た。

 

「なのは、こいつらが例の三人か?」

 

明らかに子供の女の子が偉そうな態度でなのはに話す。

 

「うむ…いい面構えだな」

 

もう一人は明らかに大人の女性だが、どこか紳士的な態度の女性だった。

 

「うん、そうだよ」

 

「へぇ〜何かパッとしないな〜」

 

少女の一言に少しムカッとしたミノルは少女の前に立った。

 

「ヒドイこと言うな〜お子様ランチご馳走しないぜ?」

 

「このヤロウ!子供扱いすんな!!」

 

明らかに体型のことを馬鹿にしたミノルにブチキレた少女が掴みかかるが、なのはに止められた。

 

「落ち着いてヴィータちゃん、ヴィータちゃんがあんな事言うからだよ」

 

「うるせえ!離せなのは!」

 

ヴィータと言う少女はジタバタしながら怒鳴り散らす。

 

「まあまあ…兄が悪い事言って申し訳ないね」

 

そう言ってヴィータの前に立って謝るアキラだったが。

 

「お子様ランチなら僕がご馳走するから機嫌直して?」

 

「テメェもか!!」

 

アキラの一言にさらに怒り出すヴィータ。どうやらアキラもさっきのヴィータの一言にムカッとしていたらしい。

 

「なあアンタ」

 

「何だ?」

 

ミノル達を他所にヤマトがもう一人の女性に声をかけ、女性はヤマトを見る。

 

「あんたのツレ、ジタバタすると本当の子供に見えるのは自分だけですかね?」

 

「大丈夫だ…奴のいつもの癖みたいなものだ」

 

「大変ですね…」

 

「ふっ…慣れている」

 

ヤマトと女性は会話をしているうちにヤマトはある事に気づいた。女性の名前をまだ聞いていなかったのだ。

 

「そういえばまだ名乗っていなかったですね…俺の名はヤマト、あんたは?」

 

「シグナムだ…よろしく」

 

ミノル達を他所にヤマトとシグナムは自己紹介を終えていたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

数分後…何とかヴィータを落ち着かせ、互いに自己紹介を済ませ、訓練していた4人の少年少女たちがやって来た。

 

「皆、昨日保護された人を紹介するよ」

 

「「「「はいっ!!」」」」

 

なのはの言葉に元気よく返事をした4人。

 

「それじゃあ自己紹介をお願いします」

 

「ああ…わかった」

 

ミノル達は4人の前に並ぶようにやって来た。

 

「俺はミノル、よろしく」

 

シンプルな挨拶をするミノル。

 

「僕の名はアキラ、よろしく」

 

紳士にクールな雰囲気で挨拶するアキラ。

 

「自分の名はヤマト!よろしく!!」

 

大きな声で元気よく挨拶をするヤマト。

 

「それじゃあ皆、自己紹介してね」

 

「「「「はいっ!」」」」

 

そう返事をすると青い髪色でショートの少女が一歩前に出た。

 

「あたしはスターズ分隊所属、スバル・ナカジマ二等陸士です!よろしくお願いします!!」

 

スバルは元気良く挨拶を済ますと次にオレンジ色の髪色をした少女が一歩前に出た。

 

「はじめまして、同じくスターズ分隊所属、ティアナ・ランスター二等陸士です、よろしくお願いします」

 

スバルとは対象的にクールな態度で挨拶のティアナ。次は赤い髪色をした少年が一歩前に出た。

 

「ぼ、僕はライトニング分隊所属のエリオ・モンディアル三等陸士です!よろしくお願いします!」

 

緊張しながらも挨拶をするエリオ。最後にピンクの髪色の少女が前に出た。

 

「わ、わたしは同じくライトニング分隊所属のキャロ・ル・ルシエです…それと、使役竜のフリードリヒ…」

 

「キュクル〜」

 

キャロの横に白くて小さい竜が翼をパタパタしながら挨拶?した。

 

「へぇ〜可愛いなアキラ?」

 

「う…うん」

 

頷きながらフリードを見るアキラ。いかにも触りたがっている。何故ならアキラは小動物系が大好きで180度性格が変わるため、自分の中で抑止しているのだ。

 

「そういえば俺達のデバイスは?」

 

4人の挨拶を終えた後、ミノルはデバイスの安否が気になっていた。

 

「ああ…それなら」

 

なのはは机の引き出しから3つの箱を取り出し、ミノルは赤の、アキラには青の、ヤマトは黄色の箱を手渡した。箱の中にはそれぞれのデバイスが入っていて、3人はデバイスのペンダントを身に着けた。

 

「あっ!そうだ」

 

なのはが突然ある事を思いついた。

 

「よかったらミノルさん達も訓練を受けてみますか?」

 

「「「は?」」」

 

なのはの提案に、ミノル達は片眉を上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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