仮面ライダーオーズ×ポケットモンスター 氷の中で燃える炎・欠ける虹 15話 |
一時的にエメラルド達が泊まる部屋に寝かせてもらうことになったリトとサトシ
その際リトがサマヨールの出した闇の真空に吸い込まれなかったきのみ料理を見て、『コレクッテモイイカナ?』と言ったのはけっこう印象的だった
まあ、結局食べたのだが
そして、翌日……エメラルドはバトルドームに挑戦しに行き、カメラマンは写真の整理に部屋に残る
一方のリト達はと言うと…
「えっ…?別行動?」
「ああ、俺はライライ達を探しにバトルフロンティア中を探す。サトシはバトルドームでエメラルドの観戦をしててくれ」
エメラルドよりも遅れてバトルドームに向かうリト達は今日の行動を話していた
「俺もミュウツー達を探すの手伝うのに…」
「いや、アイツらならいい意味でも悪い意味でも早く見つかるだろうし、他にも理由があるんだぞ?」
「理由ぅ?」
「昨日の夜にいってただろ、甲冑の男…ガイル。俺はライライ達を探しながらそいつのことも探すつもりだよ。サトシにバトルドームに居るように言ったのはバトルフロンティアに来ている人達に危害を加えさせないための護衛ってわけ」
理由を淡々と説明し、歩き続ける
謎の男、ガイルはエメラルドと同じくジラーチを狙っている
そうなればどんな汚い手を使うだろう
今バトルフロンティアに来ている人達に危害を加えないとは限らない
だから護衛が一人でも多く必要なのだ
「一応バトルドームでの試合は外部の参加者も加えてのトーナメントだからな、混乱するとワケわかんなくなる前にしっかりやってくれ」
「わかった!」
「あ、間違ってもバトルに参加するなよ。俺達一応部外者だからな」
「うっ!?……ちぇ〜〜…」
まるで狙っていたかのような一言にサトシはがっかりする
少しするとバトルドームが見えたのでさっきリトが言った通りにサトシはバトルドームの観戦を、リトはライライ達を探しながらガイルについて調べに行った
「さぁ…どこにいるんだか…」
「ガブルッ!(マスター、俺ならアイツらの波導を感知できます!)」
「そっか、それじゃあ頼むわ」
「…ピッ、ピチュピー!(…あっ、マスターあれ見て!)」
サトシと別れて数分、リオウが波導を感知しながら歩いているとミミが肩の上から何かを見つけた
そこには豪華客船と呼んでもいいくらいの大きさの船があった
「…TIDE−RIP……タイドリップ号…か」
「きゅう…(おっき…)」
「ピーチューピー!(ねぇ〜、のーろーうーよー!)」
「ライライ達見つけてからな」
「…ブルル…(…その必要はないっぽいッスよ…)」
そう言ったリオウの私選の先には…………爆睡しているメッタンとその下敷きになっているライライ、そして呆れながらもそうすればいいのかわからないでいるミュウツーが
「Zzzzzzzzzz…」
「ふぉ…フォォオオオオオウ!!(ちょ…おもぉおおおおおおおおい!!)」
『…ここはフライゴンを救出すべきなのか…?だが、メタグロスの睡眠を邪魔するのも…」
「――ナニヤテンダ、アンタラァアア!?」
状況に追い付けず、思わずリト絶叫
今は人がいないからといって、外に出ているミュウツーもだが道ばたでイチャイチャ(リトにはそう見える)しているライライとメッタンを見てついかつての言語…オンドゥル語で話していた
「ミュウヅーザン、ナズェミデルンディス!?」
『…せ、戦友…?』
「オバベベ、リャヒリャヒハボドボドニ…」
「Zzzzzzzzzz…メニャ?」
「オンドゥルルラッギッタンディスカァァァァァァァ!?」
「ファオォォォォォウ!!(そんなことよりこいつ退かせぇええええ!!)」
リトの言葉を翻訳できないまま、ライライは痺れを切らしてまた絶叫
その間にメッタンが起き、絶叫し続けているリトに突っ込みと言う名のつばさでうつ(not技)炸裂
ミュウツーが隠していたトライチェイサーも持ってきてミミの行きたいタイドリップ号に行くことにした
――――――。
タイドリップ号に着いたリト達は今船内で結婚式をしていることを聞く
そうしたらまたミミが行きたいと言い出した
密かにコンも見たいと思っていたりする
流石女の子……こういうことは興味があるそうだ
「結婚式か……そういや初めて見るな」
「チュー?(マスターも初めて?)」
「ああ、けっこう旅してたけど見るのは初めて……ん?」
「きゅう…?(りと…?)」
結婚式を初めて見るので内心ワクワクしていたリトだが、花婿と花嫁の顔を見て首を傾げる
どこかで見たような……そう思ってると近くから二人の男女の声が聞こえる
しかもその声は聞いたことのある声
「どーでもいい会話をダラダラと続けていることを、ムダ話といわず何て言うんだい!?」
「どーでもいいって何でわかると?」
「じゃあ、有意義な会話だったと?」
「そうったい!!」
「じゃ、どう有意義だったんだい?」
「何であんたに説明せんといけんと!?」
痴話喧嘩に見えなくもないその会話をしているのは十歳前半の男女
すぐそばには保護者なのか彼らよりも年上な別の男女がいる
そしてその四人は全員リトの知る人物
「…アイツらは……」
「まあまあ、落ち着いて。私とナギはこのまま披露宴に出るが、YOU達には使命があるんだろう?」
「そうったい!」
「ハイ、師匠!バトルドームのトーナメントに一般参加で出場します!そして、彼に会います!!…このバトルフロンティアに一足先に来ている、第3の…」
「図鑑所有者に……か?」
「「「「!?」」」」
少年…ルビーのセリフが途中で誰かの声で遮られる
ルビーを含めた四人はその声の主がいるであろう所に目を向けた
「よぉ、ルビー、サファイア、ミクリさんにナギさん」
「「「「リト!?」」」」
そこに居たのは、かつてホウエン地方で起こったマグマ団とアクア団の事件で共闘、事件解決まで共にいた人物……異世界からの訪問者、平沢梨斗
あれ以来会っていない四人からしてみれば驚きだろう
「久しぶりやねー!」
「本当だよ。でもどうしてここに?」
「ちょっとな……それでルビー、サファイア…お前ら三人目を…エメラルドを探すのか?」
「知っとるん!?」
「まあな。昨夜会ったばかりだけど」
「うん。オダマキ博士に聞かされたんだけど、今回彼がやっている任務は『ジラーチ』の捕獲」
「で、父ちゃんのゆうには、助っ人してこいっち」
「へー……で、それだけか?」
ルビー達のいる目的を聞き、説明に疑問を持つ
ジラーチの捕獲の為ならクリスタルを任務につかせればいいのに何故…?
しかもルビーとサファイアを助っ人に?
「それ以上は聞かされてないよ?」
「そうか……まあ、何にせよ俺もこの騒ぎに突っ込まなくちゃならないんだけどな」
「ふーん、やいまたよろしゅうね!」
「ああ」
「ところでリト。君ポケモンは持たないようにしてたんじゃなかったんだっけ?」
いままで黙っていたが、ルビーがリトの周りにいるポケモン達に疑問を持つ
リトは『SPECIAL』の世界に居たときにポケモンを持たないと決めていた
その理由はサトシのいた世界と同じく別れが辛いため
なのに何故リトはポケモンをつれているのだろうか
「何て言うか…まぁ、運命……かな?」
「運命…ねぇ…」
「そいにしても、二匹とも可愛かぁ〜〜♪」
「ピチュ!?」
「きゅっ!?」
サファイアが可愛いと言いながらミミとコンを抱き締める
ミミは普通に驚いたが、人見知りなコンは涙目でバタバタともがきながらリトに助けを求める
「きゅ〜〜ん!(ふえええ〜!?りとぉ〜〜!)」
「サファイア……ミミ…ピチューはともかく、コンは離してくれないか?そいつけっこう人見知り」
「うん、はい」
素直にコンだけ手放すサファイア
だが、その隣でルビーはん?、と考えている
「…リト。このピチューのニックネームってミミって言った?」
「言ったぞ?」
「――ちょ、僕のMIMIと同じニックネーム着けたの!?リト、僕の手持ち分かってたよね!?」
「ん?……あ〜、だったなお前のミロカロスもMIMIってニックネームだったっけ?」
「今すぐ変えてよね!僕のMIMIの方が先だったんだし…」
「でもな……ミミ以外に思いつかないんだよ。この耳見て思いついたんだし」
「そんな耳よりも他に付けられるのがあるでしょ!?」
突然始まったルビーのマシンガントーク
自分の手持ちにMIMIというミロカロスがいて、ルビーはニックネームを変更させたいらしい
だが…最後に言ったセリフがいけなかった
「ピッチュッピ!!」
「おぶ!?」
「ルビー!?」
サファイアの腕に抱かれていた……ミミが飛び出て蹴りこんで来たのだから
その顔は怒りに染まっている
「ピチュ、ピチュチュピー!ピッチュ!!(そんな耳なんて言わないでよ、これはマスターが初めてほめてくれたんだよ!謝ってよね!!)」
「なんか……えらい怒っちる」
「いたた……僕何か怒らせるようなことした?」
「ミミ……お前格闘タイプだっけ?」
「それよりも早く行かなくていいのか…?」
結婚式の片隅で起こるこの小さな騒ぎはその場にいる誰にも気付かれない
ナギは苦笑いしながらも任務をしなくていいのかと呟いていた
ネタがねぇ…思いつかないんです
そしてあとがきついでにガイムの感想
歴代の仮面ライダーのなかで二話の変身回数半端ないww
そして怪人見た目よりも速かった!
前回から思ってたけど……五郎ちゃん(龍騎のキャラ)いる
むしろカブトのラスボスいる
粉砕デストロイ!……正直パイナップルなめてました
さあ、来週は〜、バロン登場!
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サファイアの口調難しい | ||
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