超次元ゲイムネプテューヌ 鋼と正義 |
第15話
刹那サイド
俺は今、アイエフさんという人から事情聴取を受けている。まああそこまでの爆発起こした犯人だから当然か。
「じゃあ、今の話をまとめるわよ。」
アイエフさんは携帯端末のような物でメモを取りながら俺の話を纏める。
「まず、あなたは記憶喪失で気がついたらこの大陸の草原にいて左指のザルバに気づく、そしてザルバの指示通りに町へ移動しているときにスライヌの群れに遭遇、そして合体したスライヌを一網打尽にするために自爆して運ばれたということね。」
「はい。間違いありません。」
とりあえずは記憶喪失ということでごまかしておいた。一回死んだとかいったら最後、精神科にぶちこまれかねん。そしてアイエフさんは携帯端末?をしまい
「これで事情聴取は終わりよ。ごめんなさい、病み上がりなのに無理させちゃって。」
アイエフさんが申し訳なさそうに俺に謝ってくる。
「いえ、気にしないでください!それよりも俺はもう退院なんですよね。」
「ええ、それであなたに会いたいって言っている人がいるのよ。」
「え、分かりました。先生、しばらくの間お世話になりました。」
俺は先生に向かってお辞儀をする。
「ああ、不謹慎ではあるがたまには顔を見せてくれよ?」
「はい!」
「それとこれは私からの贈り物だ君の新しい服と靴だ。前のはボロボロだったからね。」
「ありがとうございます!」
「早速着てみるといい、私はこの子たちと部屋の外に出ていよう。」
先生がそう言いながら部屋を出ようとすると
「ええー別にいいじゃん私たちは女の子どうしなんだしさ!ねーせっちゃん!」
HA?女の子?せっちゃん?・・・・せっちゃんはまあいい、だが・・・・、
「俺は男だーーーーーーーーー!」
俺はこの世界で初めてこんな大声を出した。だがその次の瞬間、アイエフさん達が
『ええーーーーーーーーーーー!?』
俺よりもでかい声×4をあげた。てかあの4人全員俺を勘違いしてたのか!?
まあなんだかんだあって俺は先生に貰った服と靴に着替えた。
「先生。本当にお世話になりました。」
「気をつけてな。」
そして俺は病院を出て、アイエフさんたちについていった。
刹那サイド終了
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