真・御使い伝10
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蒲公英「で、何か言うことは?ご主人様♪」

 

一刀「ええっとね、これはね、なんというかその、すいませんでした!!」

 

だってね、もう言い訳のしようがないよね。結局、誤解だろうが真実であろうが、こうなる運命だったんだよ。

 

 

蒲公英「そうだよねー。ご主人様のために蒲公英がみんなを上手く丸め込んで迎えにきたことなんて、どうでもいいことだったんだよねー。ご主人様にとって蒲公英はその程度だったんだねー」

 

 

一刀「それは違う!!!!!!!」

 

蒲公英「ふぇ!?」

 

一刀「今の俺が言っても説得力ないかもしれないけど、俺は蒲公英のことを本当に大事に思ってるし、確かに恋のことも好きだけど、蒲公英のことがどうでもいいなんてことはなくて、君は俺の大好きな人であって、だからその程度なんてことはなくて・・・・・」

 

 

蒲公英「も、もう!!なんでそんな恥ずかしいこと、簡単に言えるのかな!!・・そんなこと言われたら許すしかないじゃん・・・・・・・・まぁ、そんな優しいご主人様だから好きになったんだし」

 

一刀「ん?ゴメン最後の方聞こえなかったんだけど」

 

蒲公英「なんでもない!!鈍感!!!・・・・・・・はぁ、やっぱり種馬さんなのかなぁ?」

 

 

一刀「はぁ!?何、その謂れのない例え!?いや確かに2人に手は出しちゃったけど、それにしてもひどくない!?」

 

 

蒲公英「ああっ!これはね、魏の商人たちが話していたの小耳挟んだんだ。天の御使いの話。蒲公英も顔をはっきり覚えているわけでもないし、はっきりと断言できないんだけど、どうしてもご主人様とその人が全く関係ないとは思えないんだよね。それに夢の話なんだけど、ご主人様と蜀で楽しく過ごしている夢だったんだけど、蒲公英の気のせいかもしれないけどそれも本当にあったような感じがするし・・・・・ご主人様?」

 

 

 

 

 

 

 

 

一刀「(・・・・・・・・・天の御使い?魏?魏と言えば覇王曹孟徳の国だよな、そんな国で種馬!?そんなことあるわけが)」

 

 

 

ズキっ!!!!

 

 

 

「ヴぁあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

蒲公英「ご主人様!!!どうしたの!!!!」

 

一刀「(・・・・あ、頭が割れるように痛い、それに断片的に流れ込んでくるようなこの情景は何なんだ!!!)」

 

 

蒲公英「ご主人様!!ご主人様!!!」

 

だんだんと蒲公英の声が遠くなり、力が抜け、意識が途切れそうになる・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドッカァアアアアアアアアアアアン

 

 

 

一刀「な、なんだ!?」蒲公英「何!?、何!?」

 

 

 

周りを見渡すと城の方向から土煙が上がっていた

 

 

 

一刀「(何か胸騒ぎがする・・・早く行かなきゃ)」

 

城へ向かおうとしたが、まだ上手く力が入らない

 

蒲公英「ご主人様はそこにいて!!蒲公英が様子を見てくるから」

 

そう言って駆け出していった

 

一刀「ま、待て!!蒲公英!!!」

 

 

しかし蒲公英はそのまま行ってしまった。

 

 

 

 

 

 

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場内にて

 

 

 

 

愛紗「(ハラハラハラ)」皆「・・・・・」

 

 

 

愛紗「(ハラハラハラ)」

 

 

 

星「いい加減落ち着かぬか、愛紗よ」

 

 

愛紗「な、何がだ!私は落ち着いているぞ」

 

 

星「嘘を言うな、先程からあっちへ行ったり、こっちへ行ったり、誰が見ても落ち着きがない。大方主にどう謝罪しようか悩んでいたのだろう?」

 

 

愛紗「な、なっ!?」

 

鈴々「にゃはは。愛紗はわかり易すぎるのだ」

 

愛紗「りーんーりーん!!」

 

桃香「まあ、まあ愛紗さん落ち着いて、ご主人様もきっと許してくれるから、私たちも一緒に謝ってあげるから、ね♪」

 

 

翠「そうだぜ。それに蒲公英が心当たりがあるって言って、ご主人様を呼びに行ってだいぶ経つしもうすぐ来るって」

 

 

星「それにしても、愛紗よ。ヤキモチも程々にしておかなければ主に愛想をつかされてしまうぞ」

 

 

愛紗「だ、誰がヤキモチなど焼いているものか!!」

 

 

桃香「あははっ。愛紗ちゃん可愛い♪でもご主人様って不思議だよね。それに初めて会ったのに初めて会った気がしなかったんだよね♪」

 

 

星「ふむ、まああれほどの御仁はそうはおるまい。武も素晴らしいが、その上、知の方も優れている、それにあの人徳ときたら、さながら戦乱の天の御使いのようではないか」

 

 

 

翠「あー、なんかそんな話があったな、でもそいつ天に帰っていったんだろう。それに武が優れているなんてきいたこともないぜ」

 

 

桃香「天の御使いのお兄さんかー。あの人もなんか不思議な雰囲気の人だったなー。服もなんかキラキラしてたし。」

 

 

愛紗「ああっ!!!もう辛抱なりません!!ちょっと入口まで迎えに行ってきます!!」

 

 

 

桃香「あ、待ってよー!愛紗ちゃん!・・・あれ?あの人誰だろう」

 

見ると庭園の真ん中にいつの間にか1人の男が立っていた

 

 

愛紗「おいっ!!お前一体誰の許可を得てここに居るのだ」

 

愛紗がその男に近づいた。すると一瞬の内に愛紗の後ろに回り込み後頭部を鷲掴みにしたそしてその瞬間、光が2人を包み、光が収まり、愛紗を掴んでいた手を話すと愛紗はその場に崩れ落ちた皆一瞬何が起きたのかわからなかった。

 

そして男は何かボソボソとつぶやいていた

 

 

左慈「なるほど、あいつは今、北と名乗っているのか。まだ記憶は戻っていなさそうだな。だがそれも時間の問題か。貂蝉に邪魔されないうちに・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

桃香「あ、愛紗ちゃん!!」

 

 

その声で3人が武器を構える

 

 

 

星「桃香様!!他の皆を呼んできてください!!」

 

 

桃香「で、でも・・・」

 

 

星「早く!!!!!」

 

 

桃香「う、うん!!わかった」

 

そうして駆け出していく

 

 

翠「てめぇ、愛紗に何しやがった!!」

 

 

左慈「傀儡風情が喚くな。ちょっと頭の中を覗いただけだ。死にはしない」

 

 

 

鈴々「よくも愛紗をー!!!」星「待て!!!鈴々!!」

 

 

 

鈴々「うりゃりゃりゃー!!!」  左慈「ふんっ」

 

 

鈴々の怒涛の攻撃をいともたやすく避けていく

 

 

鈴々「当たれー!!」渾身の力で振り下ろす

 

 

 

ドッカーーーン!!

 

 

 

大きな音を立て、地面に大きな穴が空き、男もろとも粉砕されたと思われたが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左慈「・・・・・くだらん」

 

いつの間にか鈴々の振り下ろした蛇矛の上に立っていた   星「鈴々!!よけ・・・」左慈「ふんっ」

 

 

ドカッ

 

鈴々「うにゃーーー!!!」    ドッカーン!!

 

 

声は届かず、男の蹴りにより鈴々は壁に叩きつけられ気を失った。

 

翠「くそっ!!鈴々まで!!なんなんだこいつ?!」

 

星「落ち着け、翠!!おい、お前、どんな目的が合って我らを襲う?」

 

左慈「・・・・・・・」

 

 

星「我らに語る言葉はないか。では、勝手に話をしよう。お主の狙いは主であろう?いや、正確に言うと北郷一刀であろう?」

 

左慈「・・・・・・・チッ。どういうことだ貴様らはまだ記憶が戻ってない所か、奴の正体にも気づいてないと思っていたが?」

 

星「ふっ。どうやら本当にそうらしいな。なに、主に会って、間もなくおかしな夢を見てな。主はあの天の御使いで、主を狙う輩がそのうち現れるかもしれないといわれてな、半信半疑であったがまさか本当だったとはな」

 

左慈「貂蝉のヤツか。面倒なことしやがって」

 

 

翠「へっ!?ご、ご主人様が天の御使い!??あ、あれ?でも天の御使いは魏の御使いで、でもご主人様は蜀にいて・・・・・・・・あーーーーーーー!!!!!!もうわけがわかんねーよ!!!!」

 

左慈「お前がそのことを知っていたとして、それがどうした?俺がやることは変わらん」

 

星「随分としゃべるようになったな。だが、その様子だと主の居場所もわからないのだろう?無論私たちにもわからないから、先ほどの方法で主の居場所を知ることもできまい」

 

 

 

左慈「確かにお前たちはそうだろうな。だがそいつはどうだろうな!」

 

おもむろに石を拾い茂みに向かって投げる

 

 

 

蒲公英「きゃ!!!!」

 

 

星、翠「!!!!!」

 

 

左慈「確かあいつは北郷を探しに行っていたんだよな、ってことは、あいつなら居場所がわかるわけだ」

 

 

星「っ!!愛紗から読み取ったのか!?翠!!!!」 翠「分かってるよ!!!」

 

 

翠が攻撃を仕掛ける

 

左慈「だから、貴様らは甘いんだよ」翠「ぐっ!!」

 

左慈の拳は翠のみぞおちにめり込み、翠はその場に崩れ落ちた。

 

 

 

蒲公英、星「お姉さま!!!(翠!!!)」

 

 

左慈「さっきの一撃は、明らかに甘かった、この程度で動きを乱すとは。さて、あとはお前たちだけだ」

 

 

星「蒲公英、お前は早く逃げろ。このままでは主の身も危うい」

 

蒲公英「でも、星姉さまだけ置いていくなんて、出来るわけないよ!!」

 

 

左慈「安心しろ、2人とも逃がす気はない、そいつから情報を読み取ったあと、必ずあいつを殺す」

 

 

蒲公英「(このままじゃ、ご主人様が!!でも蒲公英じゃあ・・・・嫌だよ!せっかく想いを伝えたのに!!)」

 

左慈「先ほど1人逃しているからな、面倒になる前に方をつけさせてもらうぞ」

 

星「ちぃ!!」  蒲公英「(ご主人様!!)」

 

 

 

 

 

 

 

??「おい!!用があるのは俺だろ!!」

 

左慈、星、「「!?」」

 

 

蒲公英「!!ご主人・・・・さま?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこに北郷一刀は現れた・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恋にお姫様抱っこされた状態で

 

 

 

 

 

 

説明
中々書く時間が見つからずこんなにも更新が遅くなってしまいました。すみません。超亀更新になるかもしれませんが、頑張って書き続けたいと思います。+戦闘シーンが下手で申し訳ない
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コメント
更新まだかなぁ。(ケフカ・パラッツォ)
続きはまだなの?(デューク)
更新待ってます!!!!!!(迷い猫@翔)
お姫様抱っこってかっこ付かないww(GUN)
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 愛紗 鈴々 左慈 桃香  魏アフター 蒲公英 真・恋姫無双 真・恋姫†無双 

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