真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第十四話 天空世界セイバール |
スカリエッティにレリックを奪われたことすら知らない六課
しかし、古の森にあるアレの存在を知られなかったという意味では勝利に等しいかもしれない
何故ガジェットが古の森付近に現れたのかを考えていると、
グリフィス「はやて部隊長!!!」
グリフィスが慌てて、走って来た
彼はレティ提督の息子だ
はやて「ん? どうかした? グリフィス君」
グリフィス「ロストロギア反応です!」
どうやら、再びロストロギア反応が見つかったようだ
はやて「何所や?」
グリフィス「隣接の世界、セイバールです」
はやて「セイバールか……………………」
第3管理世界セイバール
魔法文化が発達している世界の1つである
科学力は地球と対等と言った所か
しかし、セイバールは陸が存在しない所なのだ
常に飛んでいなければいけない世界
その為か、飛行魔法だけはミッドより遥かに発達している
はやて「しゃあないか、隊長格だけで言ってもらうわ」
グリフィス「みなさんを集めてきます」
はやて「頼むわ」
またもグリフィスは走って行く
魔法が使えない彼は、事務的な仕事を六課で行っているのだ
リイン「はやてちゃん、どうして隊長格だけなのですか?」
はやて「セイバールは不思議な所でな。陸地が無いんよ」
リイン「えぇ!? そんなことがあり得るのですか?」
リインの疑問もわからなくない
陸地が無いなど聞いたことがない
はやて「最初はウチも信じられんかった。下は全部海かと思っとったけど違った。空や、世界そのものが空や」
なのは「はやてちゃん」
フェイト「ロストロギア反応が出たんだって?」
グリフィスに教えられたのだろう、2人はすぐにやって来た
その後ろにはヴィータやシグナム達も居る
はやて「そうなんよ」
なのは達に状況を説明する為、リインとの会話を一旦打ち切る
ヴィータ「何所に反応が在ったんだ?」
はやて「セイバールや」
なのは「セイバールに……………………」
フェイト「空だけの世界だよ? ロストロギア反応があるって不自然だよ?」
シグナム「ロストロギアそのものが宙に浮いているということか?」
2人の疑問は尤もだ………………しかし
カイト「フン、下らん考えは捨てろ」
なのは「カイト君?」
カイト「相手は、あのロストロギアだ。人も考えを超越してくるぞ」
はやて「カイト君の言う通りや、ロストロギアだけは不可能という文字は無いやろ」
カイトとはやての言葉を聞いた途端にルナ以外のメンツは、あのロストロギアを思い出していた
意思を持ったロストロギア……………………
ジュエルゼロを…………………………………
この事件に関わった者たちの間で、この名称を口にするのはタブーとなっていた
ジュエルゼロの存在を知られ、悪用しようとするものを増やさないためだ
なのは「セイバールだとフォアード達は連れて行けないね」
フェイト「じゃあ隊長格全員で動くの?」
はやて「いや、流石にそれは危うい。今回はスターズとライトニングに行ってもらうわ」
シグナム「わかりました」
ヴィータ「おう!」
はやて「カイト君とルナちゃんはセイバールに行ったこと無いやろ? 知ってる なのはちゃんとフェイトちゃんが言った方がええやろからな、今回はウチと待機しとってな」
なのはとフェイトはセイバールに行った事があるようだ
ルナ「わかったわ」
なのは「それじゃ早速」
フェイト「行こう」
はやて「気をつけてな!!」
〜セイバール〜
ヴィータ「ここがセイバール……………………本当に空しかねぇ」
見渡しても青い空だけしか見えない
シグナム「人は何所に住んでいるのだ?」
なのは「ここからさらに上空に行くと村があるよ」
フェイト「建物や道が全部浮いてあるんだ」
シグナム「そうか」
なのは「取り合えず聞き込みをしてみよう」
なのは達はさらに上空へと上がり、村に入る
道も浮いている為、漸く足を付けることができる
しかし、飛行魔法を使った状態でないと、落ちてしまうという不便さである
ヴィータ「何だよ、道の役目を果たしてねぇな」
なのは「まぁまぁ」
フェイト「すみません」
フェイトは道を歩いている(飛んでいる?)オバハンに話を聞く
オバハン「はい?」
フェイト「時空管理局の者なんですが」
オバハン「は、はぁ」
オバハンは困惑する
突如 警察に話しかけられたら、驚くのと同じである
フェイト「実はこのセイバールでロストロギア反応がありまして」
オバハン「え? そうなんですか?」
ミッドチルダに近い世界なだけあって、ロストロギアの事も知っているようだ
フェイト「ロストロギアらしきものを見かけませんでしたか?」
オバハン「いや〜 私は知らないね」
フェイト「そうですか、お時間を潰して申し訳ありません」
フェイトに続き、なのは・シグナム・ヴィータも村人から目撃情報を聞こうとしたが、誰1人として知らないという
なのは「まぁそう簡単に見つからないよね」
フェイト「セイバールに来てから強い魔力を感じていない」
シグナム「既に奪われてしまったか?」
なのは「そんなこと無いと思うけど………………………」
ヴィータ「おい!!! あれ!!」
フェイト「え?」
ヴィータが指した方を見てみると、ガジェットが1体だけ居た
しかも、こちらに向かって来てるみたいだ
なのは「あれは!!」
フェイト「W型!!!」
そう、フェイト達ライトニングが戦った新型のガジェット
戦闘機特化したW型である
シグナム「しかし、何故1体なのだ?」
ヴィータ「取り合えず、ぶっ潰そうぜ!!!」
突如、目の前に現れたW型のガジェット
なのは達は戦闘態勢になる
ガジェット「!!!!!!!!!!!!!」
AMFを発動し、なのは達の魔力を抑える
なのは「っ!!!」
フェイト「AMFが!!」
シグナム「濃すぎる!!!」
本来なら3割ほど抑えられる魔力だが、今回は6割も抑えられた
半分以上である
なのは「ディバインバスター!!!!!」
なのはがジェットに向けて砲撃を放ち、直撃する
普段なら、これで勝負は決まるのだが……………………
フェイト「傷1つ付かない!!!」
ヴィータ「なのはの砲撃が効かねぇってのか!?」
ガジェット「!!!!!!!!!!!!!!」
ガジェットは仕返しと言わんばかりに、2つ砲台から魔力砲を撃ってくる
なのは「プロテクション!!!!」
なのははバリアで防ごうとするが、
なのは「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」
なのはのバリアは意味を為さず、ガジェットの攻撃を諸に受けてしまう
フェイト「なのは!!!!」
墜落した なのはをキャッチする フェイト
ヴィータ「野郎!!! 舐めんじゃねぇ!!!!」
アイゼン【シュワルベフリーゲン!!】
小さい鉄球を打ち出し、ガジェットにぶつけるが、
ヴィータ「チッ 効かねぇか」
鉄球は弾かれる
シグナム「行くぞ! レヴァンティン!!」
レヴァンティン【カートリッジロード!! シュランゲフォルム!!】
シグナム「受けよ!!! 我が剣!!!」
レヴァンティン【飛竜一閃!!】
連結刃が、ガジェットを何度も切り裂く
しかし、ガジェットには傷1つ付かない
シグナム「無駄か…………………」
レヴァンティンをシュベルトフォルムに戻す
フェイト「明らかに今までのガジェットと違う」
バルディッシュ【sir!! ガジェットからロストロギア反応が!!】
バルディッシュから信じられない情報が飛び出す
フェイト「え!?」
なのは「あのガジェットに埋め込まれているってこと!?」
レイジングハート【その可能性が高いです】
シグナム「厄介だな」
ヴィータ「あんだけ硬いんだ、スターライトでどうにかしろよ、なのは」
なのは「うん、わかった」
フェイト「結界を張るよ!」
スターライトは結界無しで放つと、多大な被害が出てしまうのだ
シグナム「足止めと行くか! ヴィータよ!!」
ヴィータ「ああ!! 任せな!!」
明らかにパワーアップしているガジェット
これがスカリエッティの技術力か!!!
まだもう少しだけオリジナル展開が続きます
この話ともう1つだけ入れ込んだ後に地球へと赴く事になるでしょう
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またまたオリジナルの話です | ||
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