真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第十五話 レリックウェポン
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セイバールに現れた、ガジェットW型

 

しかし、前回フェイトが戦ったときよりも遥かに強い

 

恐らく内部にロストロギアを埋め込まれているのだろう

 

ともかく、レリック回収の為、ガジェットを倒そうと奮起する なのは達

 

ガジェット「!!!!!!!!!!!!」

 

2つのチェーンソーが轟音鳴らし、シグナムとヴィータを狙う

 

シグナム「はぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

 

ヴィータ「オラァァァァァァ!!!!!!!」

 

レヴァンティンとグラーフアイゼンがチェーンソーとぶつかる

 

チェーンソーの刃が高速回転している為、レヴァンティンとアイゼンは削れていく

 

ヴィータ「チッ!! 不味いぜ」

 

シグナム「弱音を吐くな! デバイスが壊れぬ限り、負けない!!」

 

ヴィータ「わかってる! 行くぜ!!!! アイゼン!!!!」

 

アイゼン【カートリッジロード!! ラテーケンフォルム!!】

 

ヴィータ「ラテーケンハンマー!!!!!」

 

ヴィータの渾身の一撃が決まり、チェーンソーが砕け散る

 

シグナム「やるな、ヴィータ……………………私も負けられん!!」

 

レヴァンティン【カートリッジオーバーロード!!!】

 

シグナム「斬龍・紫電一閃!!!!!!」

 

シグナムの必殺技がチェーンソーを切り裂く

 

ガジェット「!!!!!!!!!!!」

 

2つの砲台から魔力砲を撃とうとする

 

フェイト「バルディッシュ!!!!」

 

バルディッシュ【カートリッジロード!】

 

フェイト「ジェットザンバー!!!!」

 

フェイトの技が砲台を斬り落とす

 

フェイト「なのは!!!」

 

なのは「全力全開!!!!」

 

レイジングハート【スターライト!!!!】

 

なのは「ブレイカァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!」

 

ピンク色の巨大な閃光が、ガジェットを包み込む

 

ヴィータ「決まった!!!」

 

シグナム「やったか?」

 

ガジェットは完全に壊れていた

 

そして、その残骸から紅く光る石が…………………

 

フェイト「あれは!!」

 

なのは「レリック……………………」

 

シグナム「レリックのエネルギーを使ってガジェットをパワーアップさせていたか」

 

ヴィータ「…………………………………………………」

 

なのは「どうかしたの? ヴィータちゃん」

 

黙りこんでいるヴィータに話しかける なのは

 

ヴィータ「この強いガジェットが何体も創られたと思うとな…………………」

 

シグナム「確かに脅威ではある、だが」

 

フェイト「私たちは1人じゃない、みんなが居る」

 

なのは「フォアード達も力を付けてきた、例え強いガジェットが何体来ても返り討ちだよ」

 

ヴィータ「ああ、そうだな」

 

ガジェットの残骸からレリックを抜き取った

 

フェイト「取り合えず、一旦ミッドに戻ろう」

 

なのは達は任務を終え、帰還する

 

しかし、なのは達を見つめる者に彼女達は気付けなかった

 

クアットロ「ふ〜ん、まぁまぁやるわね」

 

まさかレリックウェポンで改造されたガジェットがあっさり倒されるなんてね

 

建物の屋根に座り込んでいる女性

 

スカリエッティ一味の1人、クアットロだ

 

クアットロ「けど、所詮はガジェット…………………私達、戦闘機人には圧倒的に劣る」

 

さて、さっさと用事を済ませようかな

 

ディスプレイを2つ開き、何者かと連絡する

 

?「何か用か?」

 

片方には女性が映り、

 

スカリエッティ「やぁクアットロ、レリックウェポンの調子はどうだったかな?」

 

もう片方にはスカリエッティが映る

 

クアットロ「は〜い、お久しぶりですね、ドゥーエお姉さま。残念ですがレリックは奪われました、ドクター」

 

片方の女性はドゥーエ

 

ウーノの妹であり、トーレの姉だ

 

スカリエッティ「そうかい、まぁ所詮はガジェットだからねぇ」

 

ドゥーエ「これはドクター、お久しぶりです」

 

スカリエッティに向けてあいさつをする ドゥーエ

 

スカリエッティ「やぁドゥーエ、いや、今はオーリスと呼んだ方がいいかな?」

 

ドゥーエ「そうですね」

 

スカリエッティの発言に苦笑いしながらも、固定する

 

スカリエッティ「例の目的は果たせそうかい?」

 

ドゥーエ「すみません、今の所は何とも」

 

スカリエッティ「そうかい、まぁ急がなくてもいいよ。ただ」

 

ドゥーエ「わかっています。あの日までには合流します」

 

スカリエッティ「頼んだよ」

 

スカリエッティが映っていたディスプレイは消える

 

クアットロ「あの日までには妹が増えていますよ」

 

ドゥーエ「そう、それは楽しみね」

 

クアットロ「それではまた」

 

ドゥーエ「ええ」

 

ドゥーエはクアットロが映っているディスプレイを消す

 

ドゥーエ「さて、行くか……………IS発動」

 

ドゥーエ達、戦闘機人にはISという個人能力を所持している

 

ドゥーエのISは((偽りの仮面|ライアーズ・マスク))という

 

これは変身能力であり、彼女は変身した状態で、はやての前に現れたことがある

 

そう、空港火災の時、はやてに火事と嘘を付いた隊員Aである

 

そして、今はオーリスという女性に化けているのだ

 

オーリスは、管理局地上本部のトップであるレジアス・ゲイズ中将の娘である

 

では、何故レジアスの娘に変身するのか?

 

本人が居れば、正体がバレるのではないか?

 

そう思われるかもしれないが、実はオーリスは何年も前にドゥーエによって殺害されていた

 

そして、オーリスとなりすまし、地上に潜入していたのだ

 

オーリスは位こそ低いものの、やはりレジアスの娘ということで、情報を手っ取り早く手に入れる事が出来た

 

ドゥーエ「さて、さっさと髭親父の所に戻るか」

 

ドゥーエの変身は完璧であり、オーリスの姿だけではなく、声なども同じである

 

オーリスの癖なども研究しており、まさに完璧な変装といえる

 

父親であるレジアスが気づけないのだ

 

他の人が気づけるはずがなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜機動六課〜

 

ヴィータ「はやて、戻ったぜ」

 

シグナム「ただいま戻りました、主はやて」

 

はやて「思ってたより、大分早かったな」

 

なのは達がセイバールに向かってから、まだ3時間しか経っていなかった

 

フェイト「ロストロギアはレリックだったよ」

 

はやてにレリックを渡す フェイト

 

はやて「そうか……………ガジェットは出てこんかったな?」

 

シグナム「そのことで、お話があります」

 

はやて「ん? 何? ってか、なのはちゃんは?」

 

フェイト「なのはは、みんなを集めてるよ」

 

シグナム「フォアード達にも聞いてもらいたい話しです」

 

はやて「わかった」

 

10分後、1つの部屋に集まったスターズ・ライトニング・セイヴァー

 

はやて「それで、話って何なん?」

 

なのは「うん、まずはこの映像を見て」

 

なのははレイジングハートに録画していたガジェットW型との戦いを映す

 

はやて「これは……………………」

 

ティアナ「つ、強い…………………」

 

スバル「普通のガジェットじゃない」

 

みな、あのガジェットの強さに驚く

 

レイン「チェーンソー付きかよ!!」

 

アマル「…………………………………………」

 

エリオ「なのはさんの砲撃……………」

 

キャロ「凄い…………………」

 

なのはの圧倒的な砲撃の方が驚かれるが………………

 

ルナ「レリックが積まれていたのね」

 

カイト「……………………………………………」

 

なのは達が言いたい事がわかった

 

はやて「なるほどな、レリックを狙う理由がわかったわ」

 

フェイト「うん、それよりも」

 

はやて「いつ手に入れたんやろ?」

 

カイト「そんなことは今更考えても無駄だ、それよりも」

 

はやて「そうやな、今度はこっちが話す番やな」

 

なのは「話すって、何を?」

 

カイト「ガジェット作成者がわかった」

 

フェイト「本当!?」

 

カイトの発言に驚くメンバー達

 

カイト「ああ、とはいってもある程度 目星は付けていたがな」

 

なのは「誰なの?」

 

カイトはディスプレイを表示し、ある1人の男を映す

 

フェイト「こ、こいつは!!」

 

そこに映っていたのは…………………

 

カイト「SSS級次元犯罪者、ジェイル・スカリエッティ」

 

はやて「今の所 目的は一切不明、レリックを手に入れて、ガジェットを強くして、一体何がしたいんやろ?」

 

カイト「今まで管理局の退けてきた男だ、こいつは手強いぞ」

 

フェイト「………………………………………………」

 

ジェイル・スカリエッティ…………………

 

フェイト(やはり、お前と私には切っても切れない因縁がある)

 

絶対に捕まえる…………………………

 

フェイト(プロジェクトフェイトの考案者である、お前を)

 

はやて「とにかく、捕まえればいい奴はわかったんや。ウチらの目的はあくまでロストロギアの捕獲やけど、こいつは捕まえなアカン」

 

なのは「SSS級って……………………」

 

シグナム「相当の犯罪者だな」

 

ヴィータ「一体何をしたんだ?」

 

カイト「人体実験だ」

 

なのは「それって…………………」

 

カイト「こいつを捕えればそれでいい、殺してもかまわん。S級以上は殺害が認可されているからな」

 

はやて「ちょいちょい、それは無しや。捕まえる方を優先しなアカンよ」

 

カイト「フン」

 

遂に明かされた犯人の素顔

 

なのは達は強大な悪に勝てるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この小説ではオーリスは死亡しています

 

オーリスファンの方には申し訳ありません

 

ですが必要な設定だったので

 

まぁそれがわかるのは、ゆりかご来襲の時ですが………………

 

次回はほのぼの?な話です

 

 

 

説明
ひとまずセイバールの話は今回で終りです
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リリカルなのは あくまで主役はなのは・・・・・・と思う 流れは原作 魔法少女リリカルなのはStrikerS 

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