真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第十六話 海へGO!!
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底まで透き通っている水

 

ミッドの海は美しい

 

それなのに観光客は少ない

 

それは、海が透き通っていることが当たり前過ぎて、特に感動がないからである

 

その海に来ている女性達は水着姿となり、はしゃいでいる

 

はやて「いや〜 やっぱ夏は海やで!!」

 

なのは「ミッドに四季はないけどね」

 

フェイト「毎日、気温が一緒だよね」

 

はやてに突っ込む2人

 

手慣れているものだ

 

はやて「細かいことはええんや!!」

 

ヴィータ「そうだぜ! 折角 海に来たんだ!! 泳がないと損だぜ!!」

 

シグナム「やれやれ、そうはしゃぐな、ヴィータ」

 

エリオ「////////////////////////////////////////////////」

 

レイン「お〜 いい眺め」

 

エリオは女性陣の水着姿に照れ、レインは拝んでいる

 

ティアナ「この変態が」

 

スバル「スケベだね〜」

 

キャロ「ま、まぁまぁ」

 

ティアナはレインを睨み付けている

 

スバルは特に何も感じて無さそうだ

 

キャロはティアナを落ち着かせようとする

 

ルナ「それにしても、まさか全員で海に来るなんてね」

 

シャマル「そうですね」

 

はやて「ルナちゃん、めっちゃ おっぱい大っきいやん!!」

 

何故か嬉しそうに言う

 

ルナ「はやてさん、あなた目が怖いんだけど?」

 

はやてに胸を見つめ続けられ、恥ずかしくなったのか、手で隠す ルナ

 

はやて「いや〜 まさかシグナムより大っきいものを見れるときがくるとは…………………拝んどこ」

 

なのは「でも、本当に大きいよね」

 

フェイト「着痩せするタイプなんだね」

 

ルナ「わ、私のことはいいから、泳ぎましょうよ」

 

会話を逸らさせる ルナ

 

なのは「そうだね」

 

はやて「ってか、カイト君! 何で水着やないんや!!!」

 

唯一 水着姿ではない カイト

 

カイト「泳がんからだ」

 

はやて「何でなん!! 何が気に入らんの!!」

 

海に行く前に難関があった

 

それが、カイト説得だった

 

別に絶対に連れて行かなくてならないというわけではないが、1人だけ置いて行くのもどうかと思ったのだ

 

え? そもそも何故、海に来たんだ! だって?

 

それは、機動六課の設備のメンテナンスの為、大勢の係員が来ることとなっており、出来れば六課メンバーは外出しててほしいと頼まれたからだ

 

そして、はやてはどうしても海がいいと駄々を捏ねたので、仕方なく海に来ているのだ

 

なんだかんだで楽しんでいる者の方が多いが…………………

 

はやて「カイト君、折角の海やで? 泳ごうな〜」

 

フェイト「そうだよ、泳ごうよ」

 

みながカイトを説得しようとする

 

カイト「煩い!! 来てやっただけでもありがたく思え!!」

 

カイトは頑なに拒否する

 

ヴァイス「何故、泳がないんすか? 理由を教えてくれれば、こっちも引くんすけど」

 

なのは「そうだよ、理由を言ってよ! 理由を!」

 

はやて「そうだそうだ!!」

 

カイト「クッ」

 

どうやら、カイトは絶対に海に入りたくない理由があるようだ

 

レイン「旦那、言っちゃいましょうぜ」

 

カイト「俺は…………い」

 

レイン「はい?」

 

聞こえなかったので、聞き返す レイン

 

カイト「俺は……げ…い」

 

はやて「何やて?」

 

やはり、聞こえないので聞き返す はやて

 

カイト「俺は、お…げ…い」

 

なのは「カイト君、聞こえないよ」

 

聞き耳を立てて、カイトに近づく なのは

 

カイト「俺は!!! 泳げないと言ったのだ!!!!!!」

 

先ほどとは違い、大きな声で叫ぶ カイト

 

なのは「………………………………………………………」

 

フェイト「……………………………………………………」

 

はやて「………………………………………………………」

 

ヴォルケンリッター「「「「………………………………………」」」」

 

ルナ「…………………………………………………………」

 

フォアード「「「「「「……………………………………………」」」」」」

 

その他「「「…………………………………………」」」

 

カイトのカミングアウトに、その場が凍りつく

 

みなが驚いたのだ

 

何でも出来そうなカイトが、まさか泳げないとは……………………

 

泳げないこと自体、そこまで恥ずべきことではないだろう

 

泳げない人は沢山いるだろうし、魔導師は水中では飛べば問題ない

 

ただ、カイトはよほど恥ずかしかったのか、顔を赤らめている

 

はやて「え? 嘘やろ? カイト君…………………泳がれへんの?」

 

カイト「だ、だから、そう言っただろ!!!!」

 

明らかに動揺が見られ、嘘ではないことがわかる

 

なのは「そ、そうだったんだ…………………………ごめんね」

 

気不味い雰囲気になる

 

プライドの高いカイトの弱点を全員に曝してしまう形となったのだ

 

カイト「わ、笑いたければ笑うがいい!!! 別に泳げなくとも困ったことは無い!!!」

 

カイトは らしくなく負け惜しみをいい残し、その場を去る

 

カイトの意外な一面を見た日だった

 

ヴィータ「ぎゃはははははは!!!!!! マジかよ!!!! あの歳で泳げねぇのかよ!!!!!」

 

ヴィータだけが大爆笑していた

 

はやて「まぁしゃあないか、そんならウチらだけで泳ごうで!」

 

気を取り直して、海に走っていく はやて

 

なのは「はやてちゃん! 準備運動した方がいいよ!!!」

 

なのはは、はやてを追いかける

 

フェイト「エリオとキャロは海に来るのは初めてだよね?」

 

エリオ「はい」

 

キャロ「そうなんです」

 

フェイト「じゃあちゃんと準備運動しとかないとね」

 

準備運動を手とり足とり、教えていく

 

フェイトが動くたびに2つの大きな果実が揺れる

 

それをずっと見ていたレインは、鼻血を吹きだして倒れた

 

レイン「う、う…………………………………………………」

 

しかし、誰もレインを助けなかった

 

ティアナ「一生そこで寝てろ……………」

 

特にティアナはレインに冷たかった

 

スバル「よ〜し、早速行こう!!」

 

スバルは、ティアナの手を引っ張って、海へと向かって行く

 

ティアナ「ちょっと!! 離しなさいよ!!」

 

いきなり引っ張られ、驚く ティアナ

 

フェイト「じゃあ、そろそろ泳ごうか」

 

エリオ&キャロ「「はい!」」

 

フェイト達も海に向かう

 

ルナ「あなたは行かないの?」

 

砂浜で動かないアマルに声を掛ける ルナ

 

ルナ「海は嫌い?」

 

アマル「……………………別に」

 

ルナ「そう、なら泳ぐことが楽しくない?」

 

アマル「……………………うん」

 

ルナ「じゃあ、私達と一緒に砂遊びでもしてましょうか」

 

口には出さないものの、アマルはルナに対して、なんでやねんと心の中で突っ込んでいた

 

ルナ「そうね、ザフィーラでも埋めましょうか」

 

アマル「…………………………………………………………」

 

いきなり恐ろしいことを言う ルナ

 

ルナ「ザフィーラさん、少し来てくれる?」

 

ザフィーラ「何用だ?」

 

ルナに呼ばれて、まんまと来てしまう ザフィーラ

 

ルナ「バインド」

 

ザフィーラ「なっ!!!」

 

いきなバインドで捕まえられる ザフィーラ

 

彼は困惑する

 

何故 味方にバインドを仕掛けられるのかと

 

犬状態でバインドを仕掛けられた為、外すこともできない

 

ルナ「ごめんさいね、ちょっとだけ我慢しててね」

 

ルナはザフィーラに砂を被せていく

 

ザフィーラ「ル、ルナ! これはどういうことだ!!!」

 

ルナ「砂風呂よ」

 

ザフィーラ「何故、我が砂風呂に!?」

 

ルナ「砂風呂に入る犬、おもしろいじゃない♪」

 

ザフィーラ「我は狼だ!!!」

 

ルナ「その辺はどうでもいいわ」

 

黙々と砂を被せていく ルナ

 

ルナ「ほらアマル、あなたも手伝いなさい」

 

アマル「…………………………………………………」

 

ルナに言われ、アマルもザフィーラに砂を被せていく

 

ザフィーラ「シャ、シャマル!! 助けてくれ!!!」

 

ザフィーラは日光浴をするシャマルに助けを乞うが、

 

シャマル「……………………………………………」

 

シャマルは視線をずらす

 

ザフィーラ「何故だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

ザフィーラを助ける者は誰も…………居ない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実はこれで終りではありません

 

続きがあるんです

 

え?ザフィーラの扱いが酷い?

 

気のせいでしょう

 

海編が終ったら、いよいよ原作よりに戻ります

 

地球へGO!というわけです

 

 

 

説明
題名通りです
多分ほのぼのです
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リリカルなのは あくまで主役はなのは・・・・・・と思う 流れは原作 魔法少女リリカルなのはStrikerS 

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