ある妄想と空想に基づいた物語
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ある国にとても綺麗でもてる王女様がいました。またもてるが故に、その性格も極めて多情で、常にたくさんの交際者を持ち、密会を繰り返していました。この王女様にはもちろんご主人、つまり王様がいたのですが、王様は日和見主義なタイプでなんでも王女様のいいなりになっていて気まぐれでふしだらな日々を続けていても注意一つすることがなかったのです。そのまま放任しているのでした。

 

この王女様は、絵が好きでよく描いていたのですが、王女様よりもっと絵が上手なプロの画家に常に囲まれていて、(その理由は王女様が浮気性だということに気づいている一流画家達が、その性質を利用してたくさんの自分たちが描いた王女様の肖像画を高額で買ったお客さんになんとかうまく王女様と会えるようにするために画策していたからでした、つまり一流画家達の商売道具にされていたのでした)知らない間に勝手に王女様をモデルにして描いたたくさんの肖像画をとても高い値段であちこちの名士や金持ち、遠い他国の王様にまで売りつけられていたのでした。

 

また、この王女様には子供もいましたが、子供達もとりわけ王女様に似て美形に生まれた男の子は、やはり勝手に肖像画を他国の王や金持ち達相手に裏でそれはものすごい値段で売り飛ばされていたのでした。

 

このようなことを勝手にしていても画家達がその王女様にモデル料金を払うこともなければ、儲けの一部を支払うことも絶対にありませんでした。その理由は、悪徳商法の画家達から見て、自分達からお金を支払わなくても王女様ほど美貌がありもてるタイプだったらお客から金をひっぱることができると思っていたからでした。だから、お金を王女様本人に一銭も支払う必要がないと思ったのでした。

 

でも、その方法だとある意味、下手をすると一種の人身売買みたいな感じもしないではありません。そして、ネット内で参考ホムペを見ると、王女様や王様がいた時代の海外でも人身売買は存在していて、現在のやり方と殆ど変わらない様子で、経営者にお客さんからのもらいを半分くらい渡しているようなのです。それを考えると、画家は人身売買が仕事ではないし、法律に触れるでしょうから(昔の人身売買の法律はあまり詳しくないですが)いくらそのモデルがお客さんからもらっても、その中から画家に半分や一部の金を渡してくれとは絶対に言えないわけです。だから、せめて無料でただで勝手に売りつけていた(モデルにすることは許可をとったでしょうけど、売りつけているのは内緒でした)のでした。

 

高く売れれば売れるほど、一度あってとても気に入るとさらに本人ではなく画家にお金を払って、王女様と王様の仲が悪くなるようにどこまでも嫌がらせを工作させたり、関係が冷え切ってきたと思ったら、タイミングよく王女様に近づき、別荘や別邸に招待して別居状態に持ち込んでいった、そんなようなこともありました。

 

どうしてもまた一目会いたくて、土地を買った貴族もいました。また、そういう悪い遊びというか画家によって誘導された誘惑の罠にはまっていたのは王女様一人だけでなく王女様の友達の殆ど全員が仲間でした。

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お客さんからもらったお金でたくさんのジュェリーやドレスを買ったり、贅沢を楽しむことが日課になって行き、とうとうしまいには殆ど王様や家族と一緒に過ごさなくなってしまいました。つまり、いつも気に入った客とずっと一緒だったんです。一人ではないです。いつも複数です。そしてその中の誰か一人が独占欲が募って、王女様をどうしても自分だけのものにしたくなったので、あるとても恐ろしい計画を実行したのでした。それは、王女様を死んだことにして過去の人と全て縁を切らせて自分だけのものにする計画でした。

 

そして、それを本当に実行して、最後はずっと別人になって相変わらず自由奔放に好きにやっていたそんな物語がふと頭に思い浮かび書いてみました。

 

また、この方法やシチュェーションをそっくりそのまま現実ではなくてバーチャルやネット宣伝の中だけで活用してまるでその王女様と同じくらい美しい女性のように見せる芝居もよくあるような気がします。いわゆる、過剰詐欺演出のようなものです。この方法で、本当の美女はネットの中ではせめて楽をしようという考えが見えてきたりします。

 

 

説明
本当に妄想と空想に基づいたもので他意はありません。深く考えて読まないようにお願いいたします。><
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妄想と空想の交差した物語 なんとなく 漫画のストーリー訓練みたいな・・・ 練習 

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