第8話「戦いを終えて、束の間の休息」 |
世界政府との戦いが終わり、麦わらの一行は体を休めるべくガレーラカンパニーが用意してくれた仮設本社にて休んでいた。ゆっくりと休んでると、ココロ婆さん達がやって来た。
ココロ「んががが、入るよおめ〜ら!!」
ヨコズナ「ゲロッ」
ココロ「ヨコズナ!!おめ〜は外にいな!!全員やっと目覚めた様らね。」
サンジ「あぁ・・・アレ違うんだ。」
ココロ「違うって何らい?」
サンジ「戦いの後ぶっ倒れてメシを食い損ねるのがいやなもんで、寝たままメシを食う技を身に付けたらしい。」
○○「マジでこんな人間始めてみたわ・・・」
ココロ「寝てんのかい!?ありゃ!!!器用な男らね。・・・で、これからどうするんらい?さっきから抱き付いてる航海士の・・・」
ナミ「・・・例え記録が溜まっても・・・私達は当分先へは進めないの。新しい船を買う全財産一億ベリー・・・ベルメールさんのみかんの木も・・・みんな。」
先程から元気がないナミ。あまりの辛さに、かなり前から俺に抱き付いていた。その様子に、流石のサンジやロビンもナミを労ってくれたみたいだ。そろそろナミを元気付けるか。
○○「ナミ、いい加減元気を出せ。金やみかんの木は戻ってくる。絶対にな。」
ナミ「・・・ホントに?」
○○「あぁ!!ボチボチ来るはずなんだが・・・」
ココロ「表の客を呼んだのはあんたか?」
○○「来てたんか?」
村人1「兄ちゃん!!頼まれたもの持ってきたぞ!!」
○○「すまね〜助かったよ。」
村人2「良いってことよ!!兄ちゃんにはあの時世話になったしな!!」
○○「サンキュー!!ほらナミ、お前の大事な物だ。」
ナミ「みかんの木〜!!もう二度と返ってこないと思ってた!!!よかった〜!!」
村人1「いや〜!!兄ちゃんにアクア・ラグナが来るから、町の連中の避難の代わりに、お前らの荷物を預かってくれって頼まれてな。」
村人2「兄ちゃんのお陰で死者は0だ!!」
ナミ「ありがとう○○〜!!アンタには仮が出来たわ。」
やれやれ、喜んでくれてなによりだ。
チョッパー「今帰ったぞ〜!!」
○○「チョッパー、ロビン、お帰り。」
その後にフランキーもやって来て、船を作ってくれることになった。なら、そこでナミにお願いをした。
○○「ナミにフランキー!!ちょっといいか?」
ナミ「どうしたの?」
○○「船を作るなら、出来れば俺個人の部屋が欲しいんだ。」
ナミ「別にいいけど?」
○○「助かる。マジであいつらのイビキ五月蝿いんだよ。」
フランキー「なるほど〜!!任せとけ!!まだ船には余裕がある!!」
○○「そんじゃ任せたよ。」
俺はそう言って離れていった。
ナミ「ん〜○○の部屋ね・・・」
ロビン「ナミ、ちょっといいかしら?○○の部屋と私達の部屋行き来出来るようにしない?」
ナミ「ロビン凄くいいアイディア!!フランキー!!私達と○○の部屋を繋げて。因みに○○以外は出入り出来ないようにお願いね。」
フランキー「そんなこと、アイツの許可をとらね〜と・・・」
そう言おうとした時、フランキーは背後に殺気を感じた。恐る恐る振り替えると、ナミとロビンに黒いオーラが見えた。と言うか、修羅が見えた。
ナミ「もし、○○に話したら・・・」
ロビン「貴方の大切な部分が無くなるわよ♪」
フランキーは、物凄い勢いで首を縦に降った。後日フランキーはこう語った。『アレに逆らえば、いくらサイボーグの俺でも死ぬ』と・・・
○○「何やってんだあいつら?そう言えば、ボチボチ来るな。」
表が騒がしい。どうやら到着したようだ。
ドカ〜ン!!
フランキー「何だ・・・!!!」
サンジ「誰だァ!!!」
ガープ「お前らか・・・麦わらの一味とは。モンキー・D・ルフィに会わせたい男達がおるんじゃが・・・」
フランキー「海軍・・・!!!」
ルフィ「くか〜っ」
ガープ「起きんかァ〜!!!ルフィ!!!」ドガァン
ルフィ「い!?痛ェ〜!!!」
○○「そら痛いわ。愛ある拳は、防ぐ術なしってね。ま、実際は自然系でもくらう覇気のせいなんだけどな。」
ガープ「ほう・・・お主只者じゃないな。」
○○「いえいえ、只の者ですよ。海軍中将モンキー・D・ガープ。またの名、ゲンコツのガープさん。」
ガープ「ぶわっはっはっは!!お主、やはり只者ではないな。はっきり言ってわしやセンゴクですら勝てん奴に会ったのは初めてじゃ!!」
一同「なっ!!!」
○○「やれやれ、相変わらず恐ろしい人だ。」
ガープ「流石に今日は引き上げるかの。ま〜ここであったのも何かの縁じゃ。ルフィに親父の事を伝えておいてくれ。そんじゃルフィ、わし帰る。」
ルフィ「うんじゃあな。」
ガープ「軽すぎるわァ〜!!!惜しめ!!!バカ者!!!久し振りのじいちゃんだぞ!!」
ルフィ「どうしろってんだよ!!!俺は殴られただけじゃねェか。」
一同「あの身勝手さ、凄く血の繋がりを感じる。」
こうして騒がしいガープ一行は帰っていった。ルフィだけは、コビーとヘルメッポと昔話に花を咲かせていた。
サンジ「んで、ルフィのじいさんが言ってた、アイツの親父ってどんなヤロ〜なんだ?」
ナミ「ルフィのお父さん、興味ある。」
○○「ま、本人以外は絶対に知ってるし有名人だ。ルフィ、お前の父親の名は・・・モンキー・D・ドラゴン。革命家だ。」
一同「えぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
そら驚くよな。革命家だぞ革命家。海賊が政府や海軍を襲うんだぞ。普通ならあり得ないからな。
ロビン「あり得ないわね。」
ウソップ「何なんだよこいつの家計はよ!!!」
○○「まっ、そういうこった。」
こうしてドラゴンの話をして、そのままガレーラカンパニーや街の連中全員で宴を始めた。ロビンが一人壁に持たれていた。少し会話聞いてみるか?
青キジ「そのまま聞け・・・ニコ・ロビン。」
ロビン「青キジ・・・!!!」
青キジ「何故いつもの様に逃げ出さなかった?お前一人なら、CP9からも逃げ出せた筈だ。」
ロビン「・・・今までとは違うと言ったでしょ?それに、私は愛する人がいるの。だから、彼らを見殺しになんて出来なかった。」
青キジ「・・・20年前、オハラの為に戦った巨人。ハグワール・D・サウロと俺は・・・親友だった。」
○○「・・・そこまでだ青キジ。いや、クザンさんよ。」
ロビン「○○!?」
ロビンの側に行き、ロビンを抱き締めた。
青キジ「お前さんが・・・なるほど、ガープさんが撤退する理由がわかったわ。」
○○「ならわかるだろ?これ以上俺の大切な人に手を出すな!!」
青キジ「・・・なるほど。覇王色か・・・それに、驚くべき威圧。お前さんがいる間は流石に手は出せないな。しかも、何故かお前さんだけ手配書は作られない。・・・お前さん、何者だ?」
○○「・・・取り合えずそれは置いとく。後青キジ、お前はいずれ赤犬と戦うことになる。海軍元帥をかけて。負けるな。負ければ、お前の親友やロビンの国みたいなのが増える。アイツは天竜人と同じだ。自分の正義が他人や一般人も傷付ける。」
青キジ「わかった・・・お前さんとは、また個人的に話がしたいもんだな。海軍や海賊は無しで。」
○○「そのときは喜んで。お前だけは海軍の中で信用できる。」
青キジ「・・・じゃあな。」
そう言って、青キジは俺達の前から消えた。俺は、ロビンを抱き抱えた手に少しだけ力が入った。
ロビン「ねぇ○○、少し聞いていい?」
○○「なんだ?」
ロビン「貴方言ったわよね?俺の大切な人に手を出すなって。あれ、本気にしていいのかしら?」
○○「あの・・・その・・・いや。」
ロビン「フフッ、期待してるわよ。チュッ」
ロビンはそう言って俺に口付けをした。俺は何が起きたかすぐには理解できなかった。そんな余韻もままならないうちに、そのキスを目撃したサンジが嫉妬の炎が燃え、ナミの後ろには死神が見えた。俺もしかして死ぬ?
ナミ「アンタは〜!!!ロビンばっかり・・・いいわ!!アタシもロビンに宣戦布告よ!!負けないわよロビン!!!って事で○○!!チュッ」
男共「なっ!!!???」
サンジ「○○〜!!!お前なんて羨ましい事を〜!!!」
○○「ちょっと待てサンジ!!ってお前ら俺から離れろ!!」
ロビン「いやよ♪」
ナミ「当たり前じゃない♪」
ゾロ「こりゃクソコックの負けだな。」
チョッパー「○○スゲー!!」
ウソップ「相変わらずだなお前ら・・・」
ルフィ「シシシッ、○○ってスゲーよな。」
フランキー「こいつはえらいスーパーだな!!」
こうして宴は更けていったとさ。そして宴翌日・・・
ナミ「今日は各自、これからの航海で必要な物の買い出しをお願い。」
ゾロ「いい加減刀を買いにいくか。」
○○「あぁゾロ。わざわざ買いに行かなくても、凄くいい刀が手に入るぞ。」
ゾロ「そうか。なら、散歩にでも行くか。」
○○「迷子になるなよ。でサンジ、お前はチムニーやゴンベーと一緒に買い出し行ってみな。オールブルーのヒントになる調味料に出会える筈だ。」
サンジ「なんだと!?それなら行ってみる価値があるな。」
○○「さてと、俺は・・・」
俺も何処かに行こうとした矢先に、ナミとロビンに捕まってしまった。
ナミ「アンタは私達と一緒に買い物よ。」ガシッ
ロビン「フフッ、貴方に似合う服選んであげるわ。」ガシッ
俺は二人に引くずられていった。ドナドナド〜ナ〜ド〜ナ〜。
男共「頑張れよ〜・・・」
おいこら!!見てないで助けろよ!!!ウソップ何笑ってんだよ!!!居合い拳ぶちこむぞ!!仕方ない。流石にこっちを偽物にするわけにはいかないからな。
○○「執行○○!!」ボン
変わり身を使い、念を送る。
○○(悪いけど、一緒に渡した紙に書いてる物を買ってきてくれ。)
式神にお使いを任せて、俺はナミとロビンの後を追いかけた。
式神side
式神「本体に言われた買い物をするか。」
言われた買い物を一通り済ませた。本体と合流するまでは、自由にしてていいんだよな。なら、この辺りをブラブラしますか。
???「キャハハ!!これ凄く可愛い。」
ん?何処かで聞いたセリフだな。
???「オジサン、これ包んでよ。」
アイツは・・・元バロックワークスのメンバー、M,sバレンタインデー。何でこんな所にいるんだ?
式神「おい、M,sバレンタインデー。」
バレンタインデー「!!??」
式神「そんなに警戒するな。別に海軍でもお前の敵でもないよ。今はな。」
バレンタインデー「アンタ誰よ?私はバレンタインデーじゃない!!リモーネよ。」
式神「それは悪かった。俺は○○、強いて言うなら麦わら海賊団の一員だ。」
リモーネ「その麦わらの一味の奴が私に何の用?」
式神「俺と一緒に来ないか?海軍に終われてるんだろ?」
リモーネ「キャハハ、アンタバカじゃない?アタシに勝ったらいいわよ♪」
式神「これでも言ってられるかな?」
本体経由で、覇気を起こす。リモーネは驚きのあまり腰を抜かした。
リモーネ「・・・凄いわねアンタ。いいわ、仲間になってあげる。言っとくけど、アンタの言うことしか聞かないからね。」
式神「別にいいよ。何かあったら助けるからな。」
俺は座ってるリモーネに手を差し出す。
リモーネ「・・・///」
因みにフラグが建設されました。パパラ〜パ〜パ〜パ〜パッパパ〜!!
式神「何故にFF!?」
リモーネ「何話してんの?取り合えず麦わらの所に連れてってよ♪」
リモーネは俺の腕に抱き付き、そのままガレーラカンパニー仮本社の場所まで戻った。仮本社の場所近くでリモーネに待っててもらい、本体が迎えにいった。
○○「じゃあ取り合えず自己紹介。」
リモーネ「キャハハ!!私はリモーネ。元バロックワークスの一員よ。○○にスカウトされて今日からアンタ達の仲間になるから。」
○○「いいよなルフィ。」
ルフィ「おう!!」
サンジ「お姉さま〜!!私が貴方のナイトです♪」
相変わらずサンジの対応の早さには驚く。因みに、すぐにリモーネにうざがられて周りにからかわれていた。しかし・・・先程から女性人の方向を向けないんですよ。何故って、ナミとロビンにリモーネが喧嘩を吹っ掛けたんだぞ。当然リモーネを仲間にと言った俺に怒りが向いていた。俺を含めた男性人は、恐怖のあまり冷や汗が止まらない。
ナミ「○○〜、ちょっといいかしら?」
ロビン「フフッ、嫌なんて言わないわよね♪」
リモーネ「キャハハ、○○が選ぶのは私に決まってるじゃない♪」
「「何ですって!!!」」
○○「ウソップ〜、助けてくれ・・・」
ウソップ「無理だ・・・」
ナミ「アンタ達・・・」
ロビン「私達、少し○○と話してくるから・・・」
リモーネ「邪魔しないでね。」
男共「はい!!」
見事に見捨てられた俺は、女性3人に引きずられていった。どうなったかは、俺と女性3人以外闇に包まれていた。そこから気絶した俺は、知らない間に新しい船サニー号に乗せられていた。ウソップが慌てて俺を起こしに来た。理由は、ルフィのじいちゃん事ガープが俺達を捕まえに来たそうだ。で、砲弾を野球ボール見たいに投げつけてきていた。
○○「フランキー!!さっさとクー・ド・バーストで逃げろ!!流石にめんどくさい。」
フランキー「何でお前がその事を・・・まぁいい、行くぜ!!クー・ド・バースト!!!」
ルフィ「うおお〜!!」
ウソップ「この感覚は・・・覚えがある!!!」
フランキー「コーラ樽3つも消費しちまうが、1q飛べる。お前らの乗ってきたG・メリー号にできて、この船に出来ねぇ事は何一つない!!全てにおいて上回る!!だが、あの船の勇敢な魂は!!このサウザンドサニー号が継いで行く!!!破損したら俺が完璧に直してやる!!!船や兵器の事は何でも俺を頼れ!!!今日からコイツが!!お前らの新しい船だ!!!」
一同「おおォ〜っ!!!」
○○「やれやれ、相変わらず慌ただしい船出だな。」
ルフィ「帰ってきたロビン!!そして新しい仲間、フランキーと海賊船サウザンドサニー号!!宴だ〜!!」
一同「おおォ〜!!」
サンジが料理を用意し、ウソップとチョッパーが酒樽を用意した。
ルフィ「そんじゃ・・・」
一同「乾杯〜!!」
ナミ「○○、こっちで飲み比べしましょ。」
ロビン「○○、景色を見ながらゆっくり飲みましょ♪」
リモーネ「こっちで私と飲みましょ。」
3人「あぁ!?」
ナミ「アタシとよね?」
ロビン「勿論私よね?」
リモーネ「キャハハ♪」
○○「か・・・勘弁してくれ〜!!」
俺には一難去ってまた一難。これからどうなるのやら・・・続く!!
○○「何処のアニメだ〜!!」
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