一刀の晋王転生録 第六章三十五話 |
姓:司馬 名:昭 性別:男
字:子上
真名:一刀(カズト)
北郷一刀が転生した者。
姓:司馬 名:懿 性別:女
字:仲達
真名:理鎖(リサ)
一刀と瑠理の偉大なる母。第三章で死亡した。
姓:司馬 名:師 性別:女
字:子元
真名:瑠理(ルリ)
母を目標にする一刀の姉。一刀を異性として愛す。
姓:張 名:春華 性別:男
真名:解刀(カイト)
一刀と瑠理の父にして、一刀の師。第四章前編で死亡した。
姓:王 名:元姫 性別:女
真名:美華(ミカ)
一刀に異常なまでに執着する一刀の妻。
姓:ケ 名:艾 性別:女
字:士載
真名:江里香(エリカ)
後の司馬家軍の宿将。司馬家に対して恩を感じている。
姓:賈 名:充 性別:女
字:公閭
真名:闇那(アンナ)
司馬家の隠密。一刀のために働くことを生きがいとする。
姓:王 名:濬 性別:女
字:士治
真名:澪羅(レイラ)
後の司馬家の水軍の将。一刀を気に入り、司馬家のために戦う。
姓:司馬 名:望 性別:女
字:子初
真名:理奈(リナ)
一刀達親戚で、一刀と瑠理とっては義姉という立場。
姓:杜 名:預 性別:女
字:元凱
真名:綺羅(キラ)
一刀とは同期。親同士の仲は良くないが、当人達の仲は良い。
第三十五話
「消えた罪人」
蜀と魏の戦いでの事後処理を大体終わらせた一刀達は、皆を洛陽に呼び、呉についての軍議を開く。
「もう分かっていると思うが、孫呉についてはどうするべきだと思う?」
すぐに反応したのは瑠理だった。
「まずは降伏を促すべき。従うならそれで良いし、そうで無いなら潰す……それが上策だと思う」
これに賛成の意を表したのは綺羅。
「私もそうするべきだと思う。劉備や曹操の話を統合するとあいつらは度重なる戦を連勝している。それが奴等の自尊心を異常に高く
しているかもしれない。つまり、あいつ等は私達と矛を交える気がかなりあると私は思う」
綺羅の意見を聞いた澪羅が心当たりがあるのか関心する。
「確かになぁ、漢に付いていた頃アタシもそういうの経験したことがあるな、それで不利な状況を逆転させたこともあるぜ」
彼女達の意見は一刀にも分かるし納得する。だが念のために江里香と理奈にも意見を聞く。
「江里香と理奈はどうだ?」
「それでよろしいかと」
「それに呉には陸遜という知恵者がいます。彼女ならば降伏するなら早いほうが良いというのは分かっているはず。もしその気があれ
ばすでに呉は恭順の意を示すと思われます」
(確かにな……)
それは一刀も思っていた事だ。
「ならそうするか……さて、次は諸葛亮についてだが……」
次の議題に移ろうとしたその時、闇那が飛び出してきた。
「一刀様! 大変です! 諸葛亮が牢獄から消えたとの事!」
「何!?」
蜀の地でのとある森にて、二つの影が話し合っている。
「諸葛亮についてはかなりの収穫でした。まさかあのような将が出るとは」
「蜀だけでは無いかもしれんな……魏や呉の将も目を付けるか?」
「……そういえば夏候惇が行方不明でしたね。そして今だに晋に姿を現さない……行けるかもしれません」
「ならば、奴を探すか?」
「そうですね……ではそれはあなたにお願いします」
「ん? ではお前はどうするんだ?」
「私は晋と呉の戦を見物します」
「ふん、成程……そういう事か。分かった……そしてそれらが終わった時……」
「ええ、その時こそ……私達が動く時です」
打ち合わせが終わり、二人は早速行動を開始する。
「頼みましたよ。姜維」
「貴様こそ、抜かるなよ。鐘会」
説明 | ||
晋では一刀達が呉に対してどうするかを話し合っていた。だが、その最中とんでもない事件が起こる。 | ||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
2321 | 1979 | 25 |
コメント | ||
コメントありがとうございます。皆さんが思っているより厄介な敵かもしれません。(k3) 死出の旅路にしか見えない(禁玉⇒金球) やっぱりこの2人が動いてましたか。このままだと春蘭と朱里は、彼女達の主の望みにも反している最悪の道を行く事になりそうですね。(flamme) 鐘会は悪巧み好きだねぇ〜結構悪役にされるw(nao) やれやれ…厄介な敵が増えたな、こりゃ。(Jack Tlam) この二人、左慈と于吉なのか?(act) やっぱりこうなるのね............となると、下手すると生き残らない方が良かったなんて事態も............(カノン) 「左慈」と「于吉」か・・・・・・・。(劉邦柾棟) 春蘭、朱里、祭……………利用されそう(ohatiyo) |
||
タグ | ||
真恋姫無双 晋 恋姫†無双 恋姫 転生 | ||
k3さんの作品一覧 |
MY メニュー |
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。 |
(c)2018 - tinamini.com |