第10話「ようやく登場、骸骨海賊ブルック!!」
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今日も順調に航海は続く。

 

○○「いや〜、いい天気だな。」

 

ロビン「そうね。ここ最近いい天気が続いてるし、お花も綺麗だわ。」

 

俺とロビンは、デッキにある花の世話をしていた。ルフィとチョッパー、それにウソップはブランコで飛距離競争をしていた。

 

サンジ「お〜いお前ら、遊んでんなら昨日大量に捕ったタコをとってくれ。」

 

3人「タコ?」

 

サンジ「あぁ、タコ飯にタコしゃぶ、それから柔らかく煮込んだポモドーロに、色とりどりのサルピコン。夕飯はタコ尽くしにしようと思ってな。」

 

ルフィ「うまほ〜!!サンジ、たこ焼きも作ってくれよ!!」

 

ウ・チ「たこ焼き賛成!!!」

 

サンジに言われてルフィ達は生け簀に向かった。俺はロビンと別れてフランキーの所に向かった。

 

 

フランキーside

 

 

フランキー「クソッ、あんなに怒んなくても・・・」トントン

 

○○「ナミやられたのか?」

 

フランキー「あん?ここは立ち入り禁止だぞ。」

 

○○「ま、そう言うな。ほら、コーラの差し入れだ。」

 

フランキー「仕方ね〜な。」

 

○○「・・・やっぱりこれを作ってたのか。」

 

フランキーが作ってた物を見て、これから起こることを確信した。

 

フランキー「前から聞きたかったんだが、何でお前は俺やアイツ等の事を知ってるんだ?」

 

○○「他の連中には話したが、俺はこの世界の人間じゃないんだ。この世界、お前らの世界は俺の世界では漫画やアニメの世界なんだ。」

 

真実を話すと、フランキーはコーラを飲み終えて話した。

 

フランキー「ゴクゴク・・・なるほど。じゃあお前は俺がコイツを作ってる事を知ってるし、これから起きる事もわかるのか。」

 

○○「あぁ・・・この話は他の連中には話してないが、何時かは解らんけど、俺はこの世界から消えるだろ。」

 

フランキー「・・・」

 

○○「お前にだけは話しとくわ。」

 

フランキー「・・・わかった。何があっても俺はアイツ等には話さね〜。」

 

○○「頼むわ。で、これは何時御披露目かな?」

 

フランキー「それもお前は知ってるだろ♪」

 

○○「ハハハッ。」

 

二人して笑ってたら、上で何やら歌が聞こえた。

 

3人「お宝お宝〜♪金銀財宝ザックザク〜♪」

 

肩を組んで歌ってる3人。

 

ナミ「残念。それはお酒と保存食よ。」

 

○○「それは流し樽だな。その中身は神様にって供え物だ。」

 

ウソップ「なら、拾った意味ね〜じゃね〜か。」

 

ナミ「お祈りすれば飲んでもいいのよ。」

 

ゾロ「俺は神には祈らね。」

 

○○「波に揉まれた酒は、かなり味わい深いぞ。」

 

リモーネ「飲みましょ♪」

 

ロビン「空いた樽には、新しいお酒と保存食を入れてまた流すのよ。それが習わしよ。」

 

ルフィ「そんじゃ神様!!御菓子貰うぞ。ニンニン。んじゃお祈り終わり。」

 

そう言って樽を開けた瞬間に、赤い発光弾。この展開・・・いよいよアイツと対面か。頭を抱えたくなるな。

 

 

ナミside

 

 

ナミ「(この気圧・・・雲の流れが早い。)皆持ち場について!!南南東に逃げるわよ!!」

 

アタシは急いで皆に指示を出す。早くしないと嵐が来る。

 

ルフィ「ナミ、進路は!?」

 

ナミ「2時の方角よ!!」

 

皆持ち場についた瞬間に激しい雨が降ってきた。

 

ナミ「キャア!!」

 

○○「おっと、大丈夫か?」

 

激しい揺れで倒れそうになった所を○○が支えてくれた。

 

ナミ「ありがとう○○。ダメね、風で船が押し戻される。」

 

フランキー「おい、この船の力はこんなもんか?」

 

ナミ「そっか!皆帆をたたんで!!パドルを出すわよ!!」

 

ルフィ「おお、あれか!!あれ格好いいから好きだ!!」

 

ゾロ「帆は全て畳んだぞ!!」

 

フランキー「いくぜ!!ソルジャードッグチャンネル0!!」

 

ナミ「コーラエンジン始動!!外輪船サニー号!!」

 

 

○○side

 

 

サニーの力で、何とか嵐を抜け出した。抜け出したのはいいが・・・

 

ゾロ「まだ夜でもねぇだろうに・・・霧が深すぎて不気味な程暗いな。」

 

ナミ「もしかして・・・例の海域に踏み込んだって事かしら・・・。まだ心の準備が・・・!!」

 

ウソップ「おっ!?魚人島に着くのか?」

 

ルフィ「いや、その前にお化けが出る海だ!!」

 

○○「ここか・・・ココロ婆さんが言ってた海、魔の三角地帯。」

 

ウソップ「ふざけんな〜!!何だ皆知った風だな!!俺ァ聞いてねぇぞそんな話〜!!」

 

ルフィ「生きたガイコツがいるんだぞ。」

 

サンジ「そりゃお前の勝手なイメージだろ?ムダにビビらせるな。」

 

○○「そう言えばこの海では、毎年100隻以上の船が消息不明になる。さらに、死者を乗せたゴースト船がさ迷ってるだけの話だ。」

 

ウソップ「ギャアアアアア嫌だ〜!!先に言えよ!!!」

 

サンジ「言ったらどうしたんだよ?」

 

ウソップ「準備だ!!悪霊退散グッズで身をかためねば!!」

 

ウソップ「ウソップ!!俺にも貸してくれ〜!!」

 

泣き出すウソップとチョッパー。流石の俺も本物見たら、絶対に焦るわ。すると何処からか歌が聞こえてきた。

 

???「ヨホホホ〜♪ヨッホホッホ〜♪」

 

ウソップ「何だ・・・この声は・・・」

 

???「ヨホホホ〜♪ヨッホホッホ〜♪」

 

ロビン以外「出た〜!!!ゴースト船〜!!!」

 

???「ヨホホホ〜♪ヨッホホッホ〜♪」

 

流石の俺も焦った。ってか、ナミにリモーネ。そんなに抱き付くと・・・胸が・・・。ロビン、ちゃっかり俺の腕を掴んでるし。

 

ナミ「何なの・・・この歌・・・」

 

ウソップ「悪霊の船歌だ〜!!!聞くな!!耳を塞げ!!呪われるぞ〜!!!」

 

チョッパー「ギャアアアアア!!!」

 

登場の仕方は、想像以上に怖いな・・・

 

ロビン「この船に・・・誰が乗っているっていうの?」

 

ゾロ「フン・・・敵なら斬るだけだ。」チャキッ

 

サンジ「いるぞ・・・なにか。」

 

ブルック「ビンクスの酒を・・・♪」

 

ナミ「なっ・・・」

 

ブルック「届けに・・・ゆくよ・・・♪」

 

相変わらずアフロ凄いな・・・。

 

ブルック「ヨホホホ〜♪」

 

ルフィ「い、今の見たか!?ガイコツが歌ってたぞ!!」

 

ウソップ「ば、バカ言うな!!ガイコツが歌うか!!幻聴だ幻聴〜!!!」

 

ルフィ「だって聞いただろ?なぁ!行こう、すぐ行こう!!やっぱりいたんだ生きたガイコツ!!よ〜し!!!」

 

サンジ「まあ待てルフィ。」

 

ナミやウソップはかなり参ってるな。仕方ない、くじ引きの提案を出すか。

 

ウ・ナ・チ「ん?」

 

ゾロ「ルフィと一緒に行く奴・・・」

 

○○「くじ引きで決めるぞ。」

 

ウソップ「何でだよ!!いきたい奴が行けばいいだろ!!!」

 

ナミ「そうよ!!そうしなさいよ!!!」

 

チョッパー「そうしろ〜!!!」

 

○○「本当に・・・」

 

ゾロ「それでいいのか?」

 

ナ・ウ・チ「えっ!?」

 

ルフィ「よ〜し、行くぞ〜!!!」

 

フランキー「イエーイ!!」

 

ナミ「もう・・・いや・・・」

 

俺とゾロは、船に乗り込むためにルフィ達の所に向かった。何故かゾロにはチョッパーとウソップが。俺にはナミが抱き付いていた。当然そのまま引くずっている。

 

チョッパー「俺も、くじを引かせて下さい。」

 

ウソップ「おぉいゾロ君○○君待て待て〜・・・俺達3人除いて、皆であの船に行くのか〜!!」

 

ナミ「○○〜わかったから〜!!引きます引きます!!くじ引きます〜!!!」ズルズル

 

ルフィ「行くなら俺一人でいいよ。早くしねぇと船離れちまうよ。」

 

サンジ「そうはいかねぇんだよ。」

 

○○「まぁ引け。行くのは二人〜三人。」

 

ゾロ「ルフィが馬鹿やらねぇように、しっかりと見張っとくんだ。」

 

ま、こんなのやっても意味ないんだけどな。結局はブルックを仲間にするんだけどな。で、行くメンバーはルフィとサンジ、そしてナミだ。ナミは当たった瞬間に泣き出した。

 

ナミ「うわ〜!!何で私になっちゃうのよ・・・○○〜ついてきて〜(号泣)」

 

○○「・・・わかったわかった。だから落ち着け。な。」

 

泣いているナミを抱き締めて、頭を撫でてやった。余談だが、ロビンとリモーネは少し不機嫌になったのは余談である。大事なので二回言いました。

 

ルフィ「お〜いナミ!!早く来いよ!!!」

 

ナミ「●×▲■〜b刀」

 

流石のナミも、恐怖と怒りのあまりまともに声を出せてない。

 

○○「は〜・・・行くぞナミ。」

 

ナミ「・・・グスッ」

 

ナミは、俺に背負われる形となっていた。いくらなんでもこれは・・・見ると、ロビンが物凄く笑顔が恐い事になってるし、リモーネは今にもこの船を壊さんばかりに青筋を浮かばせていた。命が惜しいので、さっさとルフィ達と合流しよう。

 

ルフィ「だからオレ一人でいいって。」

 

サンジ「ダメだ。お前がアホやって俺達の船が呪われたらどうすんだ!!」

 

ナミ「くじ運悪い・・・」

 

○○「俺は関係ないがな。」

 

サンジ「大丈夫!!ナミさんは俺が守るぜ〜!!」

 

ルフィ「ナミ、お前宝船楽しみにしてただろ?」

 

ナミ「これが宝船な訳ないじゃない!!見たでしょ!?動くガイコツ!!!」

 

ルフィ「あいつが宝の番人だ。とにかくあいつを探そう!!ん?」

 

上を見るとブルックが覗いていた。

 

ナミ「イヤアァァァァァ!!!」

 

ナミ、首が絞まる・・・それに、豊満な物が当たってる当たってる!!!

 

ウソップ「悪霊退散、悪霊退散!!ルフィ安らかに眠れ〜!!」

 

ブルック「ごきげんよう!!!ヨホホホ!!!先程はどうも失礼!!目が合ったのに、挨拶もできなくて!!!ビックリしました!!何十年振りでしょうか。人とまともにお会いするのは!!ここらざ会う船会う船ゴースト船で。もう怖くて!!」

 

ルフィ「見ろ喋ってる!!ガイコツがアフロで喋ってる!!」

 

サンジ「・・・・・・!!」

 

○○「死んで骨だけね。流石ヨミヨミの実を食べただけはあるな。」

 

ブルックには聞こえない音量で呟く。

 

ブルック「オヤオヤ!!そちら実に麗しきお嬢さん!!んビューティフォー!!!」

 

ナミ「・・・えっ、いえ・・・そんな。」

 

ブルック「私、美人に目がないんです!!ガイコツだから、目はないんですけども!!ヨホホホホ!!!あの・・・パンツ見せて貰ってもよろしいですか?」

 

コイツ何言ってんだ?殴っていいよな?そう考えてると、オレより先にナミが蹴りをいれていた。

 

ナミ「見せるかっ!!!」バキッ

 

見事な蹴りだナミ・・・

 

ブルック「ヨホホホ、オヤオヤ手厳しィ〜!!骨身にしみました。ガイコツなだけに!!!」

 

ナミ「うっさい!!!アタシが見せるのは○○だけよ!!!」

 

一同「・・・・・・」

 

あの、ナミさん?貴方何を爆弾発言しちゃってんの・・・確かにナミやロビン、それにリモーネのは見たことあるよ。けど、いくらなんでもそれをここで言うかね?ホレ見ろ、サンジが何かに変身しそうなくらい怒ってるじゃね〜か!!

 

サンジ「○○〜・・・後で話聞かせてもらうぞ!!!」

 

○○「落ち着けサンジ!!ナミもなに言ってんだよ!!!」

 

ナミ「だって、あんた以外に見られたくないんだから、仕方ないじゃない!!!」

 

ルフィ「うはははは!!」

 

そこまで笑うなルフィ!!

 

ルフィ「お前、うんこ出るのか?」

 

○・サ「「それ以前の疑問が山程あんだろ!!!」」

 

ブルック「あ、うんこは出ますよ。」

 

○・サ「「答えんな!!どうでもいいわ!!!」」

 

サンジ「まず!!お前は骨だけなのに、なぜ生きてて喋れるのか??お前は一体何者なのか?なぜここにいるのか?この船に何があったのか。この海でどんな事が起きるのか全部答えろ!!!」

 

ルフィ「待てサンジ。そんな事より、お前俺の仲間になれ!!!」

 

ブルック「えぇ、いいですよ。」

 

ナ・サ「「うおおおおおおい!!!!」」

 

○○「こうして、毎度お馴染みのように猪突猛進に物事を決めるルフィであった・・・」

 

ナ・サ「「なに勝手に話まとめてんのよ(だよ)!!!」」

説明
ようやくブルックさん登場です。長いのか短いのか。
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コメント
続き更新待ってます(てる)
とても面白いです(てる)
久しぶりに見に来たら、ワンピースが更新されていたのでここまで最初から読ませていただきました。これからもワンピースの更新を待っていますので頑張ってください。^^(k.m)
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ワンピース オリ主 最強 ハーレム 

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