貴方と人生を共に 最終新章 〜unofficial history kazuto〜君の元へ帰る為 16話
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家庭科室

 

唯「りっちゃん隊員!食材がありました!」

 

律「良くやった!」

 

月「なら、私が作りますね。」

 

金糸雀「手伝うかしら。」

 

月音「ちなみに、おっかあは一級調理師と特級厨師、

 

栄養士の資格を持った料理超人だよ。」

 

唯「すごいの〜?」

 

和「そうね・・・飲食店なら即店長になれるわね・・・ちょっと狭過ぎるかしら?」

 

澪「それは楽しみだな。」

 

梓「(北郷さん達って実はすごい人達?)」

 

翠星石「翠星石達は凄いのです!褒め称えるです!」

 

唯、律「ははっ!」

 

唯と律は服従のポーズを取った。

 

月音「何故威張る。」

 

薔薇水晶「月の作る物全部うまい」

 

しばらくして・・・

 

月「出来ました・・・食材は結構有ったんですけど、

 

今後の為に食材は最小限に抑えて作りました。」

 

金糸雀「栄養のバランスも考えてあるかしら。」

 

月「御飯は炊き込みごはんにしてみました・・・どうぞ召し上がって下さい。」

 

唯「むぐむぐむぐ・・・りっちゃん!こんなうまい御飯初めてだよ〜;;」

 

律「ゆい〜わたしもだぞ〜おっさんはこんなうまい物を毎日食べてたのか〜;;」

 

和「本当に美味しいわ・・・御飯はふっくらしてるのに粘りが少なく、

 

さらっとした感じね。」

 

月「少し梅の汁を入れみました。」

 

月音「パクパクパクパクパク・・・うめ〜!」

 

翠星石「あっ!唐揚げばかり取りやがるなです!野菜も食べやがれです!」

 

一刀「翠星石の言う通りだ、栄養が行き届かないと力が発揮しないよ?」

 

月音「何を言う!肉は力なりだ!」

 

ユーリ「(そんな理はねぇよ。)」

 

薔薇水晶「うまい」

 

蒼星石「マスター、醤油を取って頂いて良いですか?」

 

ユーリ「ん?ああ・・・ほいっ」

 

金糸雀「月!私達も食べないと無くなるかしら!」

 

月「ううん、私はこれくらしか出来ないから・・・」

 

唯「りっりっちゃん!健気過ぎるよ〜;;」

 

律「おっさんには勿体無いな・・・何だ?襲って物にしたのか?」

 

一刀「ちゃうわい!」

 

月音「聞きたい?」

 

澪「そうだな・・・美女と野獣って感じだし・・・

 

経緯は知りたいよな・・・詳しくは聞いてないしな。」

 

梓「先輩方!失礼じゃありませんか?!」

 

紬「私も興味あるな・・・」

 

金糸雀「凄く興味あるかしら!」

 

一刀「・・・俺は外で敵が来ない様に見張って来るよ。」

 

ガラッ

 

月音「恥ずかしがっちゃってるね〜」

 

唯「ねぇねぇ〜それで、どうやって結ばれたの?」

 

月音「実はね・・・」

 

月「私から話します・・・・・・最初に会ったのは洛陽の時でした・・・そして、

 

私は操られ、暴君として悪い事をして来ました。」

 

和「洛陽・・・董卓?」

 

澪「実はな・・・」

 

しばらくして・・・

 

和「なるほどね・・・理解したわ。」

 

月「その時に助けてくれたのがご主人様だったんです・・・それから待女として、

 

ご主人様のお側でお仕えして・・・///一目惚れだったんです・・・へぅ〜」

 

律「(何だ、ただのおっさんじゃなかったのか。)」

 

紬「運命の出会いね・・・」

 

澪「何か・・・良いな・・・」

 

月音「でも、おっとうは昔は凄く弱かったんだよ?」

 

月「月音、ご主人様は今も昔も強い人ですよ・・・」ニコニコッ

 

月音「ごっごめんなさい・・・」

 

月「ご主人様の元には関羽さん、張飛さん、趙雲さん、孔明さんや色々な人達が集いました。」

 

和「ちょっと待って、それって北郷さんが劉備って言う事になるわね。」

 

月音「まあ、ぶっちゃけそうなるね〜」

 

月「そして、呉と戦い、魏とも戦って・・・和解したんですけど・・・

 

全ては管理者がご主人様を狙おうと暗躍していたんです・・・

 

そして、泰山での戦いの時・・・私はご主人様を見送る事さえ出来ませんでした。

 

そして・・・私の前から消えて・・・私は・・・それを何回も何回も経験したんです。」

 

和「それを考えると・・・一番辛かったのか北郷さんじゃないかしら?」

 

月音「まあ、おっとうなら自分が消える事でその世界が救えるなら迷わずそっちを選ぶ人だしね〜」

 

律「なるほどな〜おっさんにそんな過去があったのか〜」

 

月「そして、ある外史で逞しくなったご主人様を見て、

 

私はこれ以上離れるのは嫌だって思って・・・

 

正史に付いて行ったんです。」

 

月音「んで、あたしが産まれたって訳よ〜その他にも呂布や賈駆が一緒に付いて来たんだけどね。」

 

ユーリ「あれはあれで苦労人だからな。」

 

月音「(あれはあれでって・・・全くその通りだね〜)」

 

なのは「うん・・・好きな人と何回も離れ離れになるなんて悲し過ぎるよ。」

 

翠星石「・・・翠星石達には何となく分かるです・・・」

 

月音「それと、いくら何でもおっとうは戦い過ぎなんだね〜」

 

薔薇水晶「一刀の悲しみは知ってる」

 

ユーリ「確かミーディアムと色々共有してんだっけな?」

 

薔薇水晶「コクッ」

 

和「大体の事は理解したわ。」

 

梓「(大人だな・・・)」

 

ガラッ

 

一刀「そろそろ行くぞ。」

 

唯「うう・・・」

 

パンパンッ

 

唯は一刀の肩を叩いた。

 

唯「苦労したんですな・・・うう・・・;;」

 

一刀「?」

 

律「でもさ・・・親と子は似るって言うけど・・・性格は全く違うな。」

 

澪「そうだな・・・月さんと月音は性格が全く違うしな・・・北郷さんともな。」

 

月音「・・・」

 

翠星石「(クックック・・・笑いが止まらないです、ザマァです!)」

 

月音「・・・泣くよ?」

 

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1F

 

和「まずは外に出れるか確認しに行きましょう。」

 

一刀「だな。」

 

律「うわ〜モンスターが湧いてきてんな〜。」

 

月音「離れないでよ?守れないから。」

 

一同は昇降口へと向かう事にした。

 

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昇降口

 

月音「おお〜いるいる。」

 

律「と言う事で、おっさんよろしく!」

 

一刀「ああ、はいはい。」

 

しばらくして・・・

 

月音「モンスターは粗方片付いたね。」

 

一刀「取り敢えず開けるぞ?」

 

一刀が開けた瞬間

 

ピカーンッ

 

梓「渦?」

 

一刀「これは・・・歪み・・・これに飛び込めばおそらく・・・」

 

澪「良かった〜これで此処から出れるな。」

 

一刀「取り敢えず、此処を確保して置く隊、1Fの検索する隊、

 

部室に居る人達の誘導隊に分けよう。」

 

月音「じゃあ、和〜頼むね〜。」

 

和「話の状況から纏めると、各階には何かある事は間違いないわね・・・

 

そして、攻撃力とか戦闘に特化した人だから・・・」

 

確保組

 

ユーリ+ドール

 

なのは+ドール

 

月音+ドール

 

和「私で、一刀さん、月さん、金糸雀、薔薇水晶、唯達は最も敵に攻撃が貫通し易いからなんだけど

 

・・・どかな?」

 

一刀「問題ないと思うよ。」

 

月音「・・・確保の方が一番辛くね?」

 

ユーリ「まあ、大将達が戻って来るまでは戦い続ける事になるわな。」

 

和「それと、部室に居る人達の此処に連れて来る護衛はなのはが適任だと思うわ。」

 

なのは「任せて。」

 

一刀「じゃあ、行動開始!」

 

こうして、この外史も佳境を迎えようとしていた。

 

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一刀組

 

ザシュッザシュッ

 

一刀「邪魔だ!」

 

ドゴーーーンッ

 

・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・

 

一刀「ふぅ〜終わりかな。」

 

律「なんつーか・・・さっきまで100体位居たよな?」

 

唯「一瞬だね〜」

 

一刀「それより、ここが最後だな。」

 

一刀が扉を開けると中には暗闇が立ち込めていた。

 

月「暗いですね・・・」

 

澪「怖くない怖くない怖くない怖くない・・・」ガタガタガタガタ・・・

 

???「良く来ましたね・・・軽音部の皆さん。」

 

唯「あれ?・・・この声・・・」

 

梓「憂!それに・・・純!」

 

純「・・・憂の為・・・死んで下さい、唯先輩。」

 

梓「純!何でそんな事を言うの!」

 

純「梓も邪魔するなら・・・死んで。」

 

唯「憂・・・どうしたの?お姉ちゃんだよ〜」

 

唯が憂に近づこうとした時

 

ブォンッ

 

カキンッ

 

唯「きゃっ」

 

ドテンッ

 

一刀が間一髪で受け止めた。

 

一刀「無闇に近づくな!この子は操られてるだけだ!・・・君達には歌が有るだろ?

 

歌なら届くんじゃないか?」

 

そこへ再び人形達が現れた。

 

月「へぅ〜」

 

一刀「やっぱりな・・・奴らが絡んでいたか。」

 

唯「待っててね!お姉ちゃんが直ぐに助けるから!フンスッ!」

 

梓「純!憂!待ってて!」

 

律「準備は良いぞ!」

 

澪「ああ!」

 

紬「唯ちゃん!」

 

唯「うん!ふわふわタイム!」

 

♪〜〜〜〜

 

 

 

人形達「コ・・・コロス」

 

ザシュッ

 

一刀「ステージには上がらせないよ・・・」

 

ガキンッガキンッ

 

ザシュッ

 

バタンッ

 

薔薇水晶「・・・金糸雀」

 

金糸雀「コクッ」

 

薔薇水晶・金糸雀「「クリスタルワルツ」」

 

ガキンッガキガキンッ

 

ズバーーーーーンッ

 

渦が水晶の刃となり、人形達を切り刻んで行く。

 

月「金糸雀ちゃん!」

 

月は金糸雀の指輪に口づけをした。

 

金糸雀「これでパワー倍増かしら!」

 

薔薇水晶「一刀」

 

一刀「おう。」

 

♪〜〜〜〜

 

憂「邪魔しないで!」

 

ブォンッ

 

カキンッ

 

一刀「無論邪魔はするさ。」

 

唯「ダメ・・・全然効いてないよ〜どうしよう〜」

 

憂「そろそろ」

 

純「終わりだね」

 

ブォンッブォンッ

 

カキンッカキンッ

 

一刀「どうした?」

 

唯「私達の音楽が効かないんだよ・・・」

 

梓「まだです!まだ何とかなります!」

 

律「・・・あれを試して見るか?」

 

澪「だが、まだ練習中だぞ?」

 

紬「でも、それしかもう歌詞が無いわ・・・色々試してもダメだったのよ。」

 

唯「・・・やろう!皆!」

 

一刀「なら!」

 

一刀は幻術でステージを作り出した。

 

憂「何?」

 

一刀「お膳立てはしたぞ!後は頼むよ・・・さて、続きをしようか?お嬢ちゃん達。」

 

唯「憂・・・こんな何も出来ないお姉ちゃんでごめんね・・・憂に心配掛けてばかり・・・

 

だから!お姉ちゃんが今度は憂にお返しをする番だよ!憂の為に一生懸命歌うから!」

 

5人『コクッ』

 

唯「U&I!」

 

♪〜〜〜〜〜〜

 

キミがいないと何もできないよ

 

キミのごはんが食べたいよ

 

憂「う・・・うあぁぁぁぁ!お・・・お姉ちゃん!」

 

ブォンッ

 

カキンッ

 

一刀「泣くくらいなら思いだせ!たった一人の姉だろ?何で姉妹で戦わなくちゃならないんだ!

 

まだ、心があるなら、彼女達の歌を聴け!惑わされるな!」

 

 

 

 

キミがそばにいるだけでいつも勇気もらってた

 

いつまででも一緒にいたい

 

この気持ちを伝えたいよ

 

 

憂「やめてーー!」

 

純「あ・・・あぁぁぁ!」

 

ブォンブォンブォン

 

カキンカキンカキン

 

一刀「(もう少しだ!・・・クッ!心臓の辺りが苦しい・・・こんな時に!)」

 

 

 

晴れの日にも雨の日も

 

キミはそばにいてくれた

 

目を閉じればキミの笑顔輝いてる。

 

♪〜〜〜〜〜〜〜

 

憂「私の中から出てってーーーー!」

 

純「あ・・・あず・・・さーーー!」

 

2人の中から黒い化け物が現れた。

 

バタンバタンッ

 

唯「うい!」

 

梓「純!」

 

律「はぁ〜・・・何とかなったな・・・」

 

澪「怖くない怖くない怖くない・・・・・・」

 

紬「後は北郷さんが何とかしてくれるわ。」

 

一刀「薔薇水晶!逃がすな!結晶の中に閉じ込めるんだ!」

 

薔薇水晶「コクッ」

 

ガキンガキンッ

 

黒い化け物は結晶の中へと閉じ込められた。

 

一刀「はぁぁぁぁ!」

 

律「うわっ、光りだしたぞ?」

 

澪「怖くない怖くない怖くない・・・・」

 

梓「やっちゃえ!」

 

一刀「天は光を照らし!」

 

ザシュッ

 

一刀「光は闇を照らし!」

 

ザシュッ

 

一刀「我が剣は悪を討つ!

 

北郷流!光我一閃!極!」

 

バリンッバキバキバキバキ・・・

 

一刀「(・・・クッ!・・・さっきから胸の辺りが苦しい・・・何だ?)」

 

ガシャーーーーン・・・・

 

薔薇水晶「合掌」

 

憂「お・・・お姉ちゃん・・・届いたよ・・・お姉ちゃんの気持ち・・・」

 

唯「うい〜;;」

 

ぎゅっ

 

スリスリッ

 

憂「お姉ちゃん〜擽ったいよ〜」

 

純「・・・あれ?梓?」

 

梓「純!・・・良かった・・・」

 

人形「ケケケ・・・二・・・ニガサナイ」

 

律「うおっ!まだ出てくるぞ!」

 

一刀「長いは無用、此処から脱出する。」

 

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月音組

 

昇降口前

 

和「私の考えた事を言うわね・・・ユーリ、蒼星石が道を切り開いてなのは達は二階へ。

 

次に月音、翠星石が二階をお願いするわ・・・一番厳しいと思うけどお願い出来る?」

 

月音「任された。」

 

翠星石「足を引っ張るなです。」

 

月音「お前こそ。」

 

ユーリ「こんな時に喧嘩すんな。」

 

蒼星石「そうですよ。」

 

和「次になのはと雛苺は音楽室に行って山中先生達の誘導をお願いするわ。」

 

なのは「うん!」

 

雛苺「がんばる〜!」

 

和「そして、2階で月音と翠星石と合流して頂戴。」

 

月音「和のガードはどうしようか?」

 

ユーリ「蒼星石、頼めるか?」

 

蒼星石「はいっ!」

 

和「一刀さん達が戻って来るまで頑張りましょう。」

 

一同『おお!』

 

ユーリ「なら・・・飛ばしていきますか!」

 

ピカーンッ

 

ユーリ「蒼破追蓮!」

 

ズバーンズバーンッ

 

ユーリ「天狼滅牙・水蓮!・・・今だ!走れ!」

 

月音「行くよ!」

 

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2F

 

ザシュッ

 

月音「気で道を作るからそのまま走って!」

 

なのは「うん!」

 

月音「焼き尽くせ!」

 

月音が地面に手を着けると同時に、蒼い炎の一本道が出来上がった。

 

月音「行って!」

 

翠星石「スィドリーム!」

 

ザバーーンッ

 

なのはは雛苺を抱え、全速力で3Fへと上がって行った。

 

月音「よっし、持久戦と行きますか・・・!」

 

カキンッ

 

月音「後ろから攻撃するとは・・・いい度胸だね?」

 

???「へぇ〜、僕の攻撃を受けるとは・・・奴の言ってた通りだね。」

 

翠星石「デカスケ!」

 

月音「来るな!・・・何処かで見た事があると思ったら・・・

 

確か・・・烈風のシンクだっけか?」

 

翠星石「誰です?」

 

月音「テイルズ系は全てやり込み済みだよ(・ω<)b」

 

翠星石「???」

 

月音「まあ、その話は後で・・・紛い物の死人がどうして此処に?」

 

シンク「話す義理はないよ・・・此処で死ぬ奴には尚更ね。」

 

月音「翠星石は周りの雑魚をお願い。」

 

翠星石「・・・任せるです!」

 

月音「一つ言っておくよ・・・お前じゃ役不足だよ・・・あたしも格闘技で相手してやるよ・・・

 

掛かって来な、紛い物のガキ。」

 

シンク「なら、僕からも忠告をしておくよ・・・隙は見せない事だね。」

 

カキンカキンカキンッ

 

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3F

 

なのは「皆さん!揃ってますね!」

 

さわこ「ええ、準備は良いわよ。」

 

なのは「雛苺ちゃんは護衛をお願い!」

 

雛苺「わかったの!」

 

なのは「レイジングハート!アクセルシューター!撃ち抜いて!」

 

ドドドドドーーーンッ

 

雛苺「皆!早くなの!」

 

さわこ「行きましょう!」

 

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2F

 

カキンカキンカキンッ

 

月音「どうしたどうした?」

 

シンク「っち・・・」

 

月音「アンチフォンスロットだっけ?それをあたしに使うつもりだった見たいだけど、

 

爪が甘かったね・・・なのは達がもう直ぐ来ちゃうし・・・殺すね?

 

生かしておくと、障害になりそうだし・・・鬼神化!」

 

シンク「っち、化物が。」

 

月音「化物で結構・・・あたしは正義とかより、破壊の方が向いてるんだよ・・・」

 

シンク「良いのかい?この建物を壊せば生き埋めに出来るんだよ。」

 

月音「やってみれば?」

 

シンク「アカシック!」

 

ザシュッ

 

ブンッ

 

月音「・・・っち、逃げられた。」

 

なのは「月音ちゃーん。」

 

月音「おっ、やっと来たね。」

 

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昇降口前

 

ズバーーンッ

 

ユーリ「っち!次から次へと!しつけぇんだよ!」

 

月音「萌は最高だぜ拳!」

 

ドゴーーーンッ

 

なのは「いつも思うんだけど、何でピンク色なんだろう・・・蒼い炎も使うのに・・・」

 

翠星石「突っ込んだら負けな気がするです・・・」

 

そこへ一刀達が現れた。

 

一刀「集まってるな・・・殿はやるから先に行ってく・・・」

 

月音「ユーリ、なのは。」

 

ユーリ「おう、大将が先だ。」

 

グイッ

 

なのは「そうなの。」

 

グイッ

 

一刀「ちょっ!」

 

3人はそのまま黒い渦の中へ

 

律「なあ、本当に大丈夫なのか?」

 

澪「怖くない怖くない怖くない・・・・」

 

梓「もう!行きますよ!」

 

梓は律と澪の腕を掴み、中へと飛び込んだ。

 

続き、次々に飛び込んでいく。

 

月音「気配は無い・・・な・・・あたしのこの手が真っ赤に萌える!

 

此処を壊せと轟き叫ぶ!破壊の剣!一発で吹っ飛ばす!」

 

ドゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ

 

そして、学校は跡形も無く消え去った。

 

月音「ふぅ〜・・・さらば!」

 

ヒョイッ

 

・・・・・・・・

 

・・・・・・・・

 

・・・・・・・・

 

・・・・・・・・

 

・・・・・・・・

 

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桜が丘女子高校

 

部室

 

律「ここは・・・」

 

唯「もっ戻ってきた〜〜〜〜!」

 

月音「疲れた〜戦いの連続でMPがスッカラカンだよ。」

 

ユーリ「MPって・・・お前な・・・」

 

澪「何か・・・やった!って感じだな・・・今日は帰ろうか・・・疲れて倒れそうだ。」

 

いちご「私達も帰る」

 

姫子「唯!また明日ね。」

 

純「梓、私も帰るわ・・・凄く疲れたからさ。」

 

梓「うん、またね。」

 

唯「ばいば〜い」

 

一刀「俺も少し寝たいな・・・」

 

月音「何日くらい起きてたっけ?」

 

ユーリ「大体・・・10日位じゃないか?」

 

律「おいおい、普通の人間なら無理だろ・・・」

 

梓「・・・考えたら負けな気がします・・・」

 

月音「・・・気が抜けた・・・もうだめ・・・おやすみ〜zzzzzzz」

 

バタンッ

 

なのは「私も眠いよ〜」

 

一刀「何処か泊まれるホテルでも探すしかないか・・・」

 

憂「なら、家に来ませんか?助けて頂いたお礼もありますし・・・」

 

唯「おいでおいで〜お父さん達は旅行に行ってるから大丈夫だよ〜」

 

一刀「女性達はそっちで頼むよ、俺達はホテルにでも泊まるよ・・・」

 

ユーリ「通貨は一緒みたいだしな・・・大将払いでだがな。」

 

一刀「おいおい、俺でも手持ち60万位しか持ってないぞ・・・」

 

律「十分だろ・・・」

 

さわ子「取り敢えず、明日は土曜日だから唯ちゃんの家に集合って事で良いわね?」

 

和「それで良いと思います。」

 

一刀「なら、適当に探して寝るか・・・」

 

ユーリ「だな。」

 

蒼星石「僕はマスターに付いてきます。」

 

薔薇水晶「コクッ」

 

一刀「・・・(痛みが消えたな・・・やっぱ疲れてるのかな?)」

 

薔薇水晶「どうしたの?」

 

一刀「いや、何でもない。」

 

こうして、次に備えて休養を取る事となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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        貴方と人生を共に 最終章 花火大会前の出来事と花火大会 

 

 

 

出入口前

 

???「ちょっと良いかな?」

 

シグナム「何だ?」

 

???「かず・・・北郷一刀君・・・は元気か?」

 

シグナム「?一刀の知り合いか?」

 

シグナムに話し掛けて来たのは中年の男だった。

 

???「いや、まあ・・・知り合い・・・なのかな・・・いや、良いんだ・・・

 

では・・・」

 

中年の男はそのまま何処かに去ってしまった。

 

シグナム「何だったんだ?」

 

そこへ霞が現れた。

 

霞「何や?さっきの男は?」

 

シグナム「霞か・・・いや、実はな・・・」

 

説明中・・・

 

霞「・・・臭うな・・・」

 

シグナム「ん?臭うか?」

 

霞「ちゃう・・・あの男を探してくれへん?」

 

シグナム「?・・・分かった。」

 

シグナムは直ぐ様検索を開始した。

 

霞「・・・華琳に話しとくか・・・」

 

霞は携帯で華琳に事情を話す事にした。

 

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本部天幕

 

華琳「それで?その男はどんな感じだったの?」

 

霞「それはシグナム本人に聞いた方がええわ。」

 

シグナム「すまない・・・見つからなかった。」

 

華琳「良いのよ・・・それより、その男・・・気になるわね。」

 

シグナム「少し一刀に雰囲気が似ていたな。」

 

千登里「・・・考えられる事は一刀様の父上かも知れないですね。」

 

華琳「そう言えば一刀のお父様に会った事無いわね。」

 

シグナム「そうなのか?」

 

華琳「・・・一刀の事理解してたつもりだけど・・・千登里、調べて頂戴・・・

 

北郷一刀の事を。」

 

千登里「・・・良いのですか?」

 

霞「一刀めっちゃ怒るんちゃうか?」

 

華琳「でも、一刀の口から言えない・・・何かあると思わない?」

 

千登里「気にはしてたのですが・・・写真も無かったですし・・・」

 

霞「何や?一刀は親父の事嫌っとるっちゅう事か?」

 

そこへ雪蓮が現れた。

 

雪蓮「私の勘だけど、開けてはいけないパンドラボックスって事じゃない?

 

私はオススメしないわね・・・でも、面白そうだから乗るわ。」

 

千登里「では、今度本家の方へ行ってみますか?」

 

華琳「そうね。」

 

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ドーンッドンッドーンッ

 

一刀「た〜まや〜!」

 

杏「かぎや〜!」

 

華琳「・・・(ごめんなさい一刀・・・過去・・・調べさせて貰うわ。)」

 

杏「ママ〜きれいだね。」

 

華琳「ええ、そうね。」

 

一刀「?」

 

風「おお〜此処に居ましたか〜お兄さん〜」

 

一刀「凛も風もお疲れ。」

 

凛「子供達も楽しんでましたよ。」

 

一刀「そっか、それは良かった。」

 

風は一刀を見つけると膝の上に座った。

 

美羽「風だけずるいのじゃ!主様!妾も妾も!」

 

未来「朕もじゃ!」

 

一刀「順番にな。」

 

杏「ずるい〜!」

 

華琳「杏はお母さんの膝の上に来なさい。」

 

杏「うん!」

 

月「うふふっ」

 

春蘭「ぷは〜、その程度か!愛紗!」

 

愛紗「何を!まだまだ!」

 

雪蓮「良いぞ〜もっとやれ〜」

 

鈴々「鈴々もやるのだ!」

 

季衣「受けて立つ!」

 

璃々「秋蘭さんはどちらが勝つと思います?」

 

秋蘭「そうだな・・・どちらも頑固だからな。」

 

詠「全く、暑苦しいわね・・・」

 

流琉「あははっ。」

 

桃香「愛紗ちゃん!頑張って!」

 

金糸雀「月、気を付けるかしら・・・」

 

月「あっうん・・・きゃっ」

 

月が転ぼうとした時、金糸雀が間一髪で支えた。

 

金糸雀「あっ危なかったかしら・・・」

 

月「へぅ〜ごめんね〜」

 

真紅「あら、こんな所に居たの?翠星石達は・・・あっちね。」

 

ジュン「ったく、だから人混みは嫌いなんだ。」

 

一刀「ジュンもこっち来て飲まないか?」

 

ジュン「僕は未成年です!」

 

一刀「ははっ、そうだっけ?」

 

のり「お言葉に甘えましょ、ジュン君」

 

真紅「紅茶をいれて来て頂戴。」

 

金糸雀「午後ティーならあるかしら。」

 

真紅「・・・紅茶をいれてくれるかしら#ジュン。」

 

ジュン「はいはい。」

 

ブンッ

 

梨花「遅くなりました、千登里達ももうすぐ合流するとの事です。」

 

一刀「サンキュー、ビールしか無いけど・・・」

 

梨花「ええ、頂きます。」

 

花澄「私も〜」

 

華琳「いっぱい有るから大丈夫よ。」

 

一刀「それに、貸し切りだしな。」

 

ジュン「(流石は金持ちだな。)」

 

左慈「やっと見つけたぞ。」

 

于吉「貸し切り・・・なので周りの視線が凄いですが。」

 

左奈恵「それより、私達も座りましょう。」(左慈・嫁)

 

左慈「そうだな。」

 

左奈美「私達も。」

 

于吉「向こうからもぞろぞろと来ますよ。」

 

蓮華「一刀、探したわよ。」

 

一刀「おっ、やっと来たか・・・思春も明命も護衛ご苦労様。」

 

明命「はい!」

 

思春「私も1杯貰おう。」

 

炎蓮「祭よ、久々にやるか?」

 

祭「うむ、良いぞ。」

 

華月「なら私も久々にやろうではないか。」

 

3人「「「勝負!」」」

 

冥琳「程々にして下さいね。」

 

穏「迷惑だけは掛けないで下さいね〜。」

 

星「良いでは無いか、祭りなのだから。」

 

翠「そうだぜ、固い事言うなよ。」

 

蒲公英「蒲公英も飲む〜」

 

凪「未成年はダメだ。」

 

蒲公英「ええ〜」

 

真桜「う〜ん・・・」

 

沙和「どうしたの?真桜ちゃん。」

 

真桜「今、新しいビールの開発中や・・・」

 

真桜はビールの中に原液を色々混ぜていた。

 

朱里「それって・・・チュウハイなんじゃ・・・」

 

雛里「朱里ちゃん・・・聞いてないみたいだよ。」

 

トントンッ

 

星「朱里達も飲まんか。」

 

雛里「あわわっ!遠慮します・・・」

 

星「むっ・・・雪蓮!潤香!」

 

雪蓮「任せて〜」

 

潤香「はいはい〜」

 

ガシッ

 

朱里「あわわっ!」

 

雛里「あわわっ!」

 

星「無理矢理にでも飲んで貰おう・・・」

 

一刀「・・・程々にな。」

 

レーナ「私は少し酔って来たわね・・・」

 

一刀「あの連中よりは良いだろ?」

 

一刀は春蘭達の方向に指を指した。

 

レーナ「・・・まあね。」

 

華琳「本当に・・・綺麗ね。」

 

一刀「だな・・・それに、子供達も元気に育ってくれて・・・」

 

恋「もきゅっもきゅっもきゅっ・・・」

 

薔薇水晶「もぐもぐもぐ・・・」

 

真紅「・・・出てきたらどうかしら?水銀燈。」

 

水銀燈「いつから気づいてたの?」

 

真紅「さあ、いつからかしら。」

 

水銀燈「ふんっ」

 

真紅「美味しい紅茶でも飲んでいきなさい。」

 

水銀燈「・・・不味かったらジャンクにするわよ。」

 

真紅「(素直じゃないんだから。)」

 

水琴「のんびりするのも良いわね。」

 

悟空「んだべな〜」

 

梨花「貴方達もこれまでご苦労様でした。」

 

悟空「悟空は楽しかったよ。」

 

水琴「でも、任は解かれてないからしばらくはこっちに居るつもりよ。」

 

梨花「そうですか、頼りにしてますよ。」

 

一刀「俺からも・・・華琳達を守ってくれてありがとう。」

 

愛理紗「川に遊びに行ってきます。」

 

杏「杏もいく〜」

 

一刀「深い所には絶対に行くなよ。」

 

華琳「ふふっ、貴方ももうおやじね。」

 

一刀「言うな。」

 

-14ページ-

 

語り:華琳

 

 

 

 

 

私は何も知らなかった・・・

 

この行為が新たな火種になる事を・・・

 

 

-15ページ-

 

 

屋台街

 

月音「うひょ〜たまや〜!」

 

ユーリ「こう言う日も良いもんだな。」

 

愛美「焼きそばも完売したし言うこと無いわね。」

 

翠星石「つっ疲れたです〜」

 

蒼星石「ほら、ジュースだよ。」

 

翠星石「ありがとうです・・・」

 

フレン「此処に居たんだね・・・焼きそばはあるかい?」

 

ユーリ「まっ、俺らの分だけだがな。」

 

エステル「じゃあ、此処にしましょう。」

 

リタ「私の分もあるんでしょうね?」

 

月音「あたしの分ならあるよ。」

 

なのは「お疲れ〜」

 

フェイト「肉刺しも自分達の分以外は完売したよ。」

 

桂花「もうクタクタよ・・・私にもビール頂戴。」

 

月音「ほいほい〜」

 

サーシャ「ニャーもにゃ!」

 

月音「ほいほいほい。」

 

雛苺「ひなはオレンジジュースがいい〜」

 

なのは「私も同じのでお願い。」

 

フェイト「じゃあ私も。」

 

白蓮「おっいたいた。」

 

黒蓮「カキ氷の差し入れです。」

 

青蓮「同じくビール追加〜」

 

月音「あいよ〜」

 

詠奈「月音、ボクもビールを頂くわ。」

 

月下「同じのでお願いね。」

 

心「心も」

 

月音「初代シスターズまで!」

 

詠奈「アンタもその一人だけどね。」

 

月音「あっそうだった。」

 

 

-16ページ-

 

 

私は知らなかった・・・

 

一刀の過去に・・・

 

 

-17ページ-

 

 

唯「綺麗だね〜」

 

紬「そうね〜」

 

澪「私達も月音と合流しよう。」

 

律「だな〜ビールを飲むぞ〜」

 

梓「次いでに何か買って行きましょう。」

 

人和「私達も一刀さんと合流しましょう。」

 

天和「さんせ〜」

 

地和「一刀の横は私の物だけどね。」

 

天和「ええ〜お姉ちゃんに譲ってよ〜」

 

はやて「ヴィーダはうちらの護衛任せるな」

 

ヴィーダ「おう!」

 

唯「おお〜頼もしい〜」

 

皆刀「俺達も合流しようか。」

 

雨林「そうね。」

 

愛乃「行きましょう、皆刀ちゃん。」

 

グイッ

 

皆刀「えっ?」

 

グイッ

 

雨林「#行きましょう兄様。」

 

皆刀「ちょっ!」

 

 

-18ページ-

 

 

 

そして、私達はあの日・・・喧嘩をした。

 

その事はまた今度語るわね。

 

 

 

 

 

 

 

説明
遅くなりましたが貼ります、けいおん!世界最終話となっております。

+花火大会後編も載せますので、結構長いと思います^^;

テストプレイやっと一章終わりました^^;

これから二章に突入します。

全四章構成となってますので・・・一章づつ区切って配信って

言う手もありますけど・・・全話収録して配信したいなって思ってます。
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