真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第二十七話 タイムリミット |
現在の状況
心 体
カイト→カイト
エリオ→エリオ
ルナ→ルナ
なのは→フェイト
フェイト→スバル
スバル→ティアナ
ティアナ→なのは
はやて→キャロ
キャロ→アマル
アマル→はやて
シグナム→レイン
レイン→ヴィータ
ヴィータ→シグナム
またもや体が入れ替わった六課メンバー達
元の体を取り戻した カイトとエリオに嫉妬の視線が突き刺さる
フェイト「………………………………………………」
スバル「…………………………………………………」
カイト「何メンチ切ってやがる!」
フェイト(なのは)とスバル(フェイト)に怒鳴る カイト
フェイト「ぶ〜 カイト君とエリオだけ元に戻って………………ズルイ」
スバル「私も早く戻りたいのに〜」
カイト「フン」
キャロ「まぁまぁ、落ち着きや なのはちゃん、フェイトちゃん」
絵柄はフェイトとスバルを諌める キャロ……………やはりシュールだ
カイト「さて、近くいるガジェットどもを潰すか」
フェイト「え? どうして?」
カイト「パルプンを持っている可能性がある」
エリオ「そうですね、手伝います カイトさん」
カイト「フン」
カイトとエリオは、ガジェットが居る方面へと向かう
フェイト「良し! 私たちも行こう! フェイトちゃん!」
スバル「わかった!」
カイトとエリオの援護をしようとする フェイト(なのは)とスバル(フェイト)
キャロ「ちょっ!! 自分の体じゃない状態で戦うのは危険やで!!」
キャロ(はやて)の言葉を無視して、ガジェットが居る方向へと飛んで行く
フェイト「自分の体じゃないうから、魔力が上手くコントロールできない…………」
つまり、上手く飛べないと言うことである
スバル「やっぱり自分の体じゃないと、魔力のコントロールはほとんど出来ないみたいだね」
そして、フェイト(なのは)の前にガジェットが現れる
フェイト「ガジェットには負けない!!!!」
フェイト(なのは)は、バルディッシュを振るう
フェイト「やぁ!!!!」
ガキィィィン
しかし、ガジェットの硬い装甲は破れない
ガジェット「!!!!!!!!!!!!!」
触手を出し、フェイト(なのは)に襲い掛かる
スバル「なのは! バルディッシュのフォームを変えて!!」
スバル(フェイト)はフェイト(なのは)にアドバイスをする
フェイト「そっか! バルディッシュ!!」
バルディッシュ【ハーケンフォーム!】
鎌となったバルディッシュを振り回し、触手を斬っていく フェイト(なのは)
フェイト「T型に負けるなんて、そんな恥ずかしい真似はできない!!!!」
バルディッシュ【カートリッジロード!!】
フェイト「ディバインスラッシャー!!!!!」
スバル「ハーケンセイバーだよ!?」
フェイト(なのは)の技が決まり、ガジェットT型が爆発する
フェイト「決まった!!!!」
スバル「まさか、技名を変えられるとは思わなかった………………」
落ち込んでいると、
マッハキャリバー【 キャロから通信です】
キャロ(はやて)からの連絡が届く
スバル「繋げて」
キャロ「フェイトちゃん、その様子やと無事かいな?」
スバル「まぁね、急にどうしたの」
キャロ「ルナちゃんから連絡があって、ユーノ君がパルプンの詳しい情報を教えてくれるやって」
どうやらユーノは難しい文献を読み続けてくれていたようだ
スバル「わかった、すぐに戻るよ」
スバル(フェイト)は通信を切り、
スバル「なのは! 一旦はやての所まで戻ろう!」
スバル(フェイト)がフェイト(なのは)に呼びかけるが、
フェイト「汚物は消毒!!!!!」
バルディッシュ【カートリッジロード!!!】
フェイト「全力全開!!! スターライトォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!」
スバル「いや、その技はどう考えても…………………」
フェイト「ブレイカァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スバル「プラズマザンバーだよ……………………」
フェイト(なのは)に、技を全て奪われた気分になった スバル(フェイト)だった
〜一時間後〜
キャロ「遅い!!!!」
スバル「ごめん……………」
フェイト(なのは)の暴走が止まらず、やっとの想いでキャロ(はやて)の所まで連れてきた
キャロ「一時間とか、遅刻のレベルやないで!!!!」
レイン「主はやて、落ち付いてください」
カイト「無駄な時間を使わせるな」
カイトとレイン(シグナム)が、はやてを諌める
ユーノ「もういいかな?」
さっきからずっと待っていた ユーノ
フェイト「ユーノ君 ごめん、迷惑を掛けたちゃった…………はやてちゃんの所為で」
スバル「いや、原因は なのは…………………まぁいいか」
フェイト「それで? 詳しい情報が手に入ったって聞いたけど?」
ユーノ「ああ、まずパルプンの能力の発動条件だけど」
フェイト「うん」
ユーノ「レリックと同じだったよ」
スバル「と言うことは、魔力を流さないと……………」
ユーノ「そういうことだね」
ルナ「なるほど、その為のガジェットか」
ユーノ「ああ、しかも少々不味いかもしれない」
ルナ「何かあるの?」
ユーノ「最初に体が入れ替わった後、48時間…………つまり2日の間に元に戻らないと、心と体が完全に1つになるみたいなんだ」
スバル「え? それはどういうこと?」
ユーノ「簡単に言うと、パルプンの力を使っても、元の体には戻れなくなるということさ」
フェイト「そんな!!!」
ユーノ「初めて体が入れ替わったのは、丁度6時間前」
スバル「後、42時間……………………」
後42時間以内に体を取り返せなければ、体が入れ替わったままとなってしまう
ユーノ「時間は多いとは決して言えないよ。ロストロギア反応が何時、現れるかわからないからね」
ルナ「そうね、一生パルプンを持って現れない可能性もあるわね」
フェイト「NO〜〜〜〜」
フェイト(なのは)は、腰が抜けたように座り込む
ルナ「もし次 現れたら、必ずパルプンを得ないと…………」
スバル「そうだね、絶対手に入れるよ」
ユーノ「まだ僕の方も、文献は半分しか解読出来ていないからね。新しい情報が手に入り次第、連絡するよ」
スバル「うん、頼むよ ユーノ」
シグナム「やれやれ、めんどいことになりやがったな」
レイン「体の入れ替わりはランダムだからな、元に戻るのにどれくらい時が必要か………」
ルナ「そうか、パルプンを取り戻しても、すぐに戻れるわけじゃないのね」
キャロ「まぁ、慌てても仕方ないわ。今は休も、私は疲れた」
シグナム「そうだな、自分の体じゃない所為か、妙にダルイぜ」
六課のメンバーは一旦休む
次こそは、パルプンを捕獲し、元の体に戻れると信じて
〜?〜
クアットロ「クククククク、中々面白い展開ね」
暗い部屋で1人、六課の戦いを録画した映像を見ている クアットロ
クアットロ「さて、あいつらの体が戻るまでは、好きに動けそうね」
ドクターの方も、レリックを集めているようだし………………
クアットロ「六課もだらしがない奴らね、まぁだからこそ遊べるんでしょうけど」
中々楽しい暇つぶしだわ
クアットロ「もうすぐ、他の戦闘機人も完成する」
それまでは時間を稼げればいいのだけど……………
クアットロ「まぁ、ドクターの野望が成功しようが失敗しようが、私の知ったことではないけどね」
ククククククク、もっと世界を混乱させ、この世を地獄に変える……………
クアットロ「それぐらいしないと、面白くない……………」
ドクターは甘すぎる……………
クアットロ「まぁ好き勝手やるけどね…………ククククク」
クアットロの大いなる野望
暇潰しに世界を滅亡させようとする彼女は、スカリエッティ以上の狂気か
完全にクアットロが悪者ですね……………
クアットロファンの方々には本当に申し訳ない
さて、なのは達が体を取り戻すまで、後どれぐらいの時間を費やすのか?
次回もお楽しみに〜
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