真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第二十九話 捕獲したパルプン、囚われた はやて |
現在の状況
心 体
フェイト→はやて
はやて→シグナム
ヴィータ→アマル
シグナム→ティアナ
ティアナ→ヴィータ
アマル→フェイト
※記載していないメンバーは元に戻った
やっとの想いでパルプンをゲットした なのは達
未だに元の体では無い フェイト・はやて・シグナム・ヴィータ・ティアナ・アマル
もう一度パルプンを使って、元の体を取り戻そうとする
シグナム「良し、魔力を流して発光させるで!」
アマル「ああ、さっさとやっちまおうぜ!」
ティアナ「もう時間も危ういからな」
残り時間は18時間である
シグナム「ほな、行くで!!」
シグナム(はやて)が、パルプンの能力を使おうとした瞬間
ルナ「大変よ!!! 南方から大量のガジェットが!!!」
シグナム「何やて!!!1」
ルナが報告にやって来た
ルナ「尋常じゃないぐらいの数よ!!!」
ティアナ「上月、それはどれぐらいだ?」
ルナ「約3000機よ…………………」
ティアナ「なん……………だと?」
シグナム「3000やて!? 300の間違いとちゃうん!?」
ルナ「いいえ、間違いないわ……………」
圧倒的な数である
六課のメンバーが全員、万全の状態で行っても悪戦苦闘するだろう
ルナ「しかも、ほとんどがU型…………………空中戦になるわね」
シグナム「不味いわ……………しかも、ここから南方って人口がまぁまぁ多い所やん」
ルナ「ええ、カイト達が向かっているわ」
はやて「はやて! 取り合えずパルプンを発動させて! 元に戻るまで何回でも!!!」
シグナム「ああ、そやな」
しかし、パルプンの能力を使う事は出来なかった…………………邪魔されたのだ
強大な魔力砲が、シグナム(はやて)に向かって放たれた
ティアナ「主はやて!!!!」
シグナム「え!?」
反応が遅れ、躱すことは出来無さそうだ
ルナ「はぁ!!!!!!!!!!!」
ルナが、魔力砲をレンゲル(薙刀)で切り裂く
シグナム「助かったで、ルナちゃん」
ルナ「アイツを倒さないと、パルプンの能力を使うのは無理そうね」
ルナの視線の先にはガジェットW型が居た
ルナ「あのW型のAMFキツイのよね……………………」
ルナはフォアードに比べれば強いかもしれないが、なのはやフェイト、ヴォルケンリッター達と比べると、若干だが劣っている
才能どうこうよりも、経験が圧倒的に足りないのだ
ルナ「はやてさん、その体で戦える?」
シグナム「微妙や…………ウチ剣とか使ったこと無いし」
はやて「私はどちらかと言えば接近タイプだけど、はやての体じゃね………………」
シグナム「なのはちゃん並の対応力があればな……………」
はやて「いや、最早アレは化け物レベルだよ」
他人の体を使ってるからこそわかる
自分の体以外で戦うのは無理が在る
戦い方が一緒の人の体でも、100%の力を発揮するのは不可能だ
けど、なのはは……………………
いや、なのはも100%の力を出していないのかもしれない
しかし、十分戦える状態だった
最早 神業だ
はやて(今まで色々な小説を読んで来たけど、あそこまで規格外のなのはちゃんは珍しいわ)
ルナ「しょうがないわ、アレは私が何とかするから、援護ぐらいは頼めるかしら?」
ティアナ「私は銃を使ったことは無いが、やってみよう」
ルナ「ええ、お願いね」
ガジェットW型に突っ込む ルナ
ガジェット「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
2つのチェーンソーを振り回し、ルナを切断しようとする
ルナ「舐めないで!!!」
レンゲルを振るい、チェーンソーを弾く ルナ
ルナ「やぁぁぁぁ!!!!!!」
そして、片方のチェーンソーを切り落とす
ティアナ「上月の奴、腕を上げたな」
シグナム「ああ、とはいっても元から筋は良かったけどな」
ヴィータ「……………………………………………」
ルナ副隊長は凄い
あの薙刀型のデバイスだけで戦えるのは、どう考えても才能だ
ヴィータ「やっぱり、私だけ……………………」
ティアナ「何か言ったか? ランスター」
ヴィータ「いえ、何も」
声に出ていた事に気づき、誤魔化す ヴィータ(ティアナ)
ルナ「行くわよ!! レンゲル!!」
レンゲル【Yes マスター】
レンゲルの刃に魔力を乗せる
ルナ「スカイザッパー!!!!!!」
そのままガジェットを切り裂く
シグナム「なるほど、刃に魔力を乗せて、擬似の魔力刃を創るわけやな」
はやて「良く考えられている技だよ、魔力刃の方が切断力があるからね」
真っ二つになったガジェットW型
これで、AMFは無くなり、シグナム(はやて)もパルプンに魔力を流せるだろう
シグナム「良し、ほんなら元も体に戻ろか!!!」
ヴィータ「はやてさん!! 後ろです!!!」
シグナム「へ?」
シグナム(はやて)に飛びかかっていく影
それは、ガジェットX型だった
シグナム「仕舞った!」
蜘蛛の様な形をしたX型は、8本の足でシグナム(はやて)を捕まえ、飛び去っていく
アマル「野郎!! はやてを離せ!!!!」
ティアナ「食らえ!!!」
ティアナ(シグナム)はクロスミラージュで、ガジェットX型を撃ち落とそうとするが、一発も当たらない
ティアナ「クッ 銃の扱いがこれほどまでに難しいとは…………」
ルナ「私が追うわ!!!!」
ルナが、ガジェットX型を追う…………………しかし
ルナ「っ!!!!」
仕舞った! X型は姿を消せるんだったわね!
ステルス機能を使われ、ガジェットX型を見失ってしまう
漸く見つけたと思ったパルプン
しかし、はやてごと奪われてしまう
彼女達に残されたタイムリミッタは後17時間
〜?〜
シグナム「う……………ここは?」
ウチは…………………気を失ってたんか?
ウチが目を覚ますと、当たりは何もない真っ暗な空間やった
シグナム「ここ何所や?」
クアットロ「さて、何所でしょうね〜」
シグナム「!?」
いきなり後ろから声が聞こえたから、ウチは咄嗟にレヴァンティンを構えた
そこにはピッチピッチの青いスーツを着た、メガネの女性が立ってた
クアットロ「はぁ〜い」
彼女なりの挨拶やろな
シグナム「何や、新手の痴女かいな」
クアットロ「クククククククク、自らの恐怖心を紛らわすために戯言を口ずさむなんて、中々お利口な狸ね」
挑発には乗ってこんか
シグナム「アンタは誰や? スカリエッティの部下か?」
クアットロ「ククククク、さぁ〜て、何者でしょうねぇ〜」
シグナム「イラつく口調やな、どう考えてもガジェットを操ってる奴にしか見えん」
クアットロ「だったらどうするのぉ〜」
シグナム「決まってるやろ……………………今ここで捕まえたるわ!!!!」
クアットロ「無理ね」
シグナム「言うやんけ………………腕に自信があるちゅうこっちゃな」
クアットロ「いいえ、私は戦闘タイプじゃないもの…………………あなたの相手はアレよ」
クアットロが指差す方を見てみると…………………
ガジェット「……………………………」
シグナム「新しいガジェットかい………………」
どちらかと言えば人型のガジェットが居った
いや、人間とは思えないほどの巨体や
どちらかと言えば、ゴリラ型が正しいかもな
クアットロ「試作品よ。使えそうならY型として、実戦投入するわ」
そう言って クアットロは姿を消しよった
クアットロ「そう言えば名乗ってなかったわね、私はクアットロ…………覚えておいてね」
声は聞こえるけど、姿が見えへん
ステルス機能こそが彼女の能力なんやろな
クアットロ「さぁ!! 試作品!! その雌狸を潰しなさい!!」
ガジェットが動きだしよった
シグナム(この体で戦えるか?)
ちょっと不味いわ…………………………
はやての危機!!
救えるか!!
次回で体入れ替わっちゃった編が終ります
果たして、はやては救われるのか?
次回もお楽しみに!!!!!!!!
説明 | ||
パルプンの捕獲成功! しかし………………… |
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