第5話「今度はクラス最下位脱出かよ・・・」
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ツバサ「ふぁ〜・・・もうじき期末テストか。」

 

三学期も終盤に入り、期末テストの時期がやって来た。

 

ツバサ「とは言うものの、麻帆良は基本高校までエスカレーター式だから、まともに勉強しないんだよな。」

 

ネギ「お兄ちゃん♪」

 

ツバサ「ネギ?」

 

ネギが何やら手紙を持って俺の元にやって来た。

 

ネギ「実はね、いよいよ僕に最終課題が出されたんだ。」

 

ツバサ「最終課題?内容はなんなんだ?」

 

ネギ「えっとね・・・」ガサゴソ

 

ネギは手紙の内容を読み始めた。そこにはこう記されていた。

 

『ねぎ君へ。次の期末試験で、二ーAが最下位脱出できたら、正式な先生にしてあげる。麻帆良学園学園長近衛近右衛門』

 

ツバサ「またなんとも・・・」

 

ネギ「よかった〜。簡単そうな課題で。」

 

マジか!?あのクラスを最下位から脱出させるのは、タカミチでも無理だぞ!!でも、話の内容から上手くいくんだろうな。と思いながらクラスに向かった。

 

ネギ「今日のHRは、大勉強会にしたいと思います!!次の期末テストは、もうすぐそこまで迫ってきています。あのっそのっ・・・実は、うちのクラスが最下位脱出できないと大変な事になるので〜、皆さん頑張って猛勉強していきましょ〜!!」

 

桜子「は〜い♪提案提案!!」

 

ネギ「はい!桜子さん。」

 

桜子「では!!お題は『英単語野球拳』がい〜と思いま〜す!!」

 

クラス「それだ〜!!」

 

相変わらずうちのクラスは、どうしてこうも変な考えをもっているんだ。と思いながら注意をする。

 

ツバサ「ストップだお前ら。そんなの確実にバカレンジャーが標的だろ。それに、男の俺がいるんだから、少しは自重しろ。」

 

和美「え〜ツバサ兄、それじゃ面白くないよ。」

 

裕奈「そうだよ♪」

 

ツバサ「・・・裕奈に和美、それに騒ぎに参加した真名や楓は暫く俺のご飯はお預けな。」

 

四人「なっ!?」

 

エヴァ「フハハ、貴様らいい気味だな。」

 

ツバサ「あんまり苛めてると、エヴァも対象にいれるよ?」

 

エヴァ「なっ!?」

 

ツバサ「さて・・・ほらお前等、さっさと勉強始めるぞ!!!」

 

そう言うと、生徒は席に戻っていった。和美や裕奈達は、涙目で俺に訴えていたが、そのまま無視して授業を始めた。そして今日の授業は終了。俺は、久々に手料理を作ろうと思いスーパーに行った。大安売りの時間帯に買い物が出来たお陰で、かなりの量になってしまった。ま、別に困らないけど。

 

ツバサ「さて、今日は何作るかな?」

 

買い物をしたのはいいが、献立を考えてなかった。

 

ツバサ「ん〜・・・生姜焼きかな?となると・・・」

 

メニューが決まってからは早かった。ここでサンジの料理技術が役立つとは。・・・どうせなら、トリコの節婆の能力が欲しいな。等と考えていると、突然体が光始めた。

 

ツバサ「なんだ!?」

 

光は暫くすると収まり、目の前には手紙と、見たことのある包丁があった。

 

『今まで連絡が出来なくてすまなかった。私は神だ。君はあの夜、酒によっていたが、不幸なことに此方の手違いで死なせてしまった。なので私は君を別世界に送り込んだ。そこの世界で最強チートにしておいた。後、君が望めばどんな能力もつくよ♪因みに今現在付いている能力は、ワンピースのキャラの全ての能力。けど、海で溺れることもないから安心したまえ。後、トリコの節乃の能力。面倒なので、序でにゼブラの能力も追加しておくね♪又何か能力が欲しければ、さっきみたいにすれば能力つくよ♪それでは、この世界を存分に楽しみたまえ。いっそ、ハーレムつくっちまえ。』

 

手紙の内容は以上だ。そして目の前の包丁は、メルクが作った包丁出会った。因みに初代メルクです。後ゼブラの能力って。

 

ツバサ「ん〜、試しに学園長に音弾を飛ばしてみるか。」

 

 

近右衛門side

 

 

やれやれ、ネギちゃんの最終課題の話が何やらとんでもない事になっておるの。はてさて、どうしたものか。

 

??『学園長〜!!』

 

近右衛門「フォッ!?」

 

何処からかツバサ君の声が聞こえたような・・・わしもとうとうボケ始めたか?

 

ツバサ『大丈夫ですよ学園長。ボケてないですから。』

 

近右衛門「フォッ〜!?何処にいるんじゃ!!」

 

ツバサ『俺の部屋ですよ。これは俺の音弾を飛ばしてるんですよ。』

 

近右衛門「音弾・・・とな?」

 

ツバサ『簡単に言えば、声を飛ばして相手に耐えれるんですよ。』

 

近右衛門「わしらで言うテレパシーみたいなもんじゃな?」

 

ツバサ『そうです。では、この辺で。』

 

そうすると、声は全く聞こえなくなった。

 

近右衛門「相変わらず驚かせてくれるの。杜皮ツバサ・・・彼はまだ何か隠しているのかの?」

 

わしはそう思いながら水晶に目をやった。

 

 

エヴァside

 

 

エヴァ「暇だな。」

 

私は今凄く暇だ。何故かだと?アイツが構ってくれないからだ!!ゲームをしてても相手がいない。私は野球には興味がなかったのだが、アイツが教えてくれた。そして、ゲームでパ○プ○というのを教えてくれた。最近はキャラも作成して強いチームを作ったのだが・・・

 

エヴァ「何故アイツが来ない!!!」

 

茶々丸「マスター、落ち着いてください。」

 

エヴァ「これが落ち着いてられるか!!!」

 

茶々丸が入れた紅茶を取り飲む。すると、突然目の前にが光、それが消えるとアイツが立っていた。私は思わず飲んでいた紅茶を吹き出した。

 

エヴァ「な、なななな!?」

 

ツバサ「な?」

 

エヴァ「何で貴様がここにいる!?どうやって現れた!?」

 

ツバサ「落ち着けエヴァ。」

 

エヴァ「これが落ち着いてられるか!!!」

 

茶々丸「私のセンサーにも反応がありませんでした。」

 

ツバサ「実はな・・・」

 

ツバサはそう言うと、理由を話始めた。こいつは別の世界の人間で、この世界に転生してきたそうだ。別にそれはいい。しかし、一番気になるのは先程の能力。

 

エヴァ「おいツバサ、これから私の別荘に行くぞ。そこでお前の能力を見せてみろ。」

 

ツバサ「別にいいぞ?なら、ついでに真名と刹那、それからタカミチも読んでくれ。色んなタイプがいれば助かる。」

 

エヴァ「わかった。おい茶々丸!!すぐにそいつ等をうちに呼べ!!」

 

茶々丸「了解ですマスター。」

 

それから暫くして、ツバサが呼んだ連中が集まった。

 

タカミチ「エヴァ、一体どうしたんだい?」

 

エヴァ「ツバサがお前達を呼べと言ってな。今から別荘に入ってツバサと一対一で戦うぞ。」

 

私はそう言うと別荘に入った。

 

 

ツバサside

 

 

ツバサ「うひゃ〜!!まさに南国の島だな。」

 

エヴァ「そんなに騒ぐな。」

 

ツバサ「だって普通に考えて凄いだろ?」

 

エヴァ「ふん。」

 

俺の力を試すためにやって来たエヴァの別荘。それがまた凄いんだよ!!だって何処かのマンガでしか言わない台詞が言えるぞ?真っ白な砂浜に輝く太陽、そして真っ青な海ってね。

 

エヴァ「それでは、早速始めるぞ。まずは刹那、お前がやれ。次に龍宮、そしてタカミチ、最後が私だ。」

 

刹那「わかりました。それではツバサさん、よろしくお願いします。」

 

ツバサ「おう!!・・・そうだ、出来れば騎手王セイバーの能力追加で♪」

 

そう言うと、先程と同じように体が光る。そして収まる。

 

ツバサ「よし!!さて刹那、お前は刀が戦いの 武器だろ?」

 

刹那「そうです。」

 

ツバサ「なら、どっちがいい?三刀流の剣士か、大昔に活躍した騎手王セイバーか。」

 

俺がそう言うと、刹那とエヴァは驚きを隠せない。それはそうだ、騎手王だぞ?それは驚くわな。

 

刹那「ツバサさんふざけてるんですか?いくらなんでも、騎手王は無理ですよ。」

 

ツバサ「そうかな?なら、その騎手王で戦ってみるか?こい、セイバー!!」

 

俺がそう言うと、俺の体が光る。そして格好が、見事にFateで出てくるセイバーの格好だった。

 

ツバサ「さてと・・・ならいくぞ!!」

 

刹那「はい!!」

 

こうして刹那との第一試合が始まった。

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