英雄伝説〜光と闇の軌跡〜 841 |
〜メルカバ玖号機・ブリッジ〜
「あ……エステル達……!」
「す、凄い……!」
画面にいるエステル達を見たロイドとエリィは驚き
「ツンツン頭の神父が言ってた助っ人っていのは、やっぱりエステルちゃん達だったのかよ!」
ランディは明るい表情で声を上げた。
「ああ、本人達たっての希望でリベールから連れてきたらしい。………まあ、知らない人達もいるようだけど。」
ランディの言葉に頷いたワジは静かな笑みを浮かべた後不思議そうな表情で画面で戦っているアドル達を見つめ
「なっ!?あ、あの人達は………!」
「わあ〜!アドルさん達です♪」
「ナユタ君達もいるじゃない!」
「………過去………帰った………なんで……いる………?」
「い、一体どうして私達の時代にいるのでしょうか………?」
「……………………あの女性は一体………」
(フム、エステル嬢ちゃんに非常に似ている容姿をしている上、しかも髪型がサティアと一緒とはな。しかもクーが2体だと?あの娘、まさかとは思うが………)
ティオは驚き、サリアは喜び、マリーニャは明るい表情をし、ナベリウスは首を傾げ、シュリは戸惑い、セリカは画面端末に映っているサティアを見つめて呆け、ハイシェラは真剣な表情で考え込んだ。
「へ………」
「そ、それってまさか”影の国”で出会った空の女神(エイドス)のご両親やご先祖の………!?」
「オ、オイ。ま、まさかとは思うが………!」
ティオの言葉を聞いたロイドは呆け、エリィは信じられない表情をし、ランディは驚きの表情でキーアに視線を向け
「キーアみたいにミントが過去の時代から連れて来たのだろうね。」
キーアは静かな表情で言った。
「―――その通りや。」
その時画面端末にケビンの画像が映った。
「ケビン神父………!」
ケビンを見たロイドは驚き
「大丈夫かい?そっちは今、”神機”と交戦中なんだろう?」
ワジは不思議そうな表情で尋ねた。
「ああ、心配いらん。何せこっちには”神”が2柱味方になってくれとるからな。今はフェミリンスさんが戦って、オレらがそこを援護しているから、通信をする暇ぐらいはあるで。」
「ええっ!?」
「フェ、フェミリンスさんが”神機”と戦っているんですか………!?」
「そういやあのお姉さん、本物の”女神”だもんな………」
「け、けどまさか生身で……それも空中で”神機”と戦うなんて……”姫神フェミリンス”の力は私達の想像以上の力の持ち主のようね………」
「皆さんのお知り合いの方達って凄い人達ばかりですね……」
ケビンの話を聞いたロイドは驚き、ティオは信じられない表情をし、ランディは表情を引き攣らせ、大量の冷や汗をかいたエリィは苦笑し、リーシャは表情を引き攣らせてロイド達を見つめた。
「そ、それよりケビンさん!ナユタさん達も本当にミントさんが………!?」
そしてティオは真剣な表情でケビンが映る画面端末を見て尋ね
「ああ、未来と現代、二人のミントちゃんが手分けして連れてきたみたいや。その中にはセリカさんにとってもご待望の人もいんで。」
「何………?」
ティオの疑問に頷いたケビンの言葉にセリカが眉を顰めたその時
「―――まさか。未来のサティア様までいらっしゃっているのですか!?」
ある事に気付いたエクリアが信じられない表情で尋ね
「ああ。エステルちゃん似の女性がおったやろ?その女性が生まれ変わったサティアさん――――つまりエステルちゃんの血の繋がった娘にして一番最初の子供……いや、養子のミントちゃんがいるから次女やそうや。」
「何っ!?という事はさっきの画面に映っていたエステルに似ていたあの女性がサティアかっ!?」
(やはりか。)
ケビンの答えを聞いたセリカは血相を変えて声を上げ、ハイシェラは納得した様子で頷き
「わあ……!よかったですね、主!」
「サティア様がエステルさんのご息女として生まれ変わると今この場で証明されましたね……!」
「おめでとうございます♪」
「よかったな、セリカ!」
「おめでとう…………よかった……………」
リタやセリカの”使徒”達、そしてナベリウスはそれぞれ明るい表情をした。
「えええええええええええええええええええっ!?」
「エ、エステルさんのご息女……!?」
「オイオイオイオイッ!そんなのありかよ!?」
「ま、まさか生まれ変わったサティアさんまで来ているなんて………」
一方ロイドは驚きの表情で声を上げ、エリィは信じられない表情をし、ランディは疲れた表情で指摘し、ティオは大量の冷や汗をかいて苦笑していた。
「ハハ、言っておくけどもっと驚く事があるで?」
「もっと驚く事………?」
ケビンの言葉を聞いたノエルは不思議そうな表情をし
「そういえば………”神”が2柱力を貸してくれているって言ってたけど……もう一柱はどこの”神”なんだい?」
ある事に気付いたワジは真剣な表情で尋ねたその時
「フフ、それは私ですよ。」
なんとエイドスが画面端末に映った。
「フィ、フィーナさん!?い、いえ……さっき南口でエステルさん達と一緒に戦っているのが見えましたし………な、なんでそこにいるんですか!?」
エイドスを見たティオは驚いた後戸惑い
「フフ、貴女がティオさんですか。それにお母様達が”影の国”で共に戦った方々もいらっしゃっていますね。ようやくお会いできましたね。」
「へ………」
「”お母様”………?」
微笑みながら言ったエイドスの言葉を聞いたロイドは呆け、エリィは不思議そうな表情をし
「………?――――!!!!ま、まさか貴女は……………!」
エイドスを見つめて何かに気付いたティオは身体を震わせながら信じられない表情をし
「馬鹿な!?何故お前がそこに……いや、この時代にいる!?――――女神よっ!!」
「アドルとフィーナの娘―――――”空の女神(エイドス)”か。」
エイドスの顔をよく見た後目を見開いて信じられない表情で声を上げたツァイトに続くように、セリカは静かな表情で言い
「はい。――――初めまして。エイドス・クリスティン・ブライトです。フフ、まさか遥か未来で貴方とも再会できるとは思いませんでしたよ、ツァイト。」
エイドスは頷いた後名乗り上げ、そして微笑み
「フフ………それはこちらの台詞だ。人の子達が”答え”を出す前にお前が介入してもいいのか?」
ツァイトは静かな笑みを浮かべて答えた後尋ね
「まあ、さすがに限度がありますので。それに”幻の至宝”が消滅したのですから、貴方のように私が介入しても問題ないでしょう?」
「フッ……確かにそうだな……」
尋ねられたエイドスは静かな口調で答えた後微笑みながら尋ね、ツァイトは静かな笑みを浮かべて呟いた。そしてツァイトとエイドスの会話が途切れるとその場は凍り付き
「えええええええええええええええええええええええええっ!?」
我に返ったセリカ達を除いた者達――――ゼムリア大陸の出身者達はそれぞれ信じられない表情で声を上げた……………!
説明 | ||
第841話 | ||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
1332 | 1218 | 2 |
コメント | ||
感想ありがとうございます 本郷 刃様&Kyogo2012様 驚かなかった人は強者すぎでしょww(sorano) うむ。ま、普通は驚くわな。ブライト家が女神の一族だったなんて・・・・・・w(Kyogo2012) むしろ驚かない方がおかしいかとww(本郷 刃) |
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