真・恋姫無双〜虎と狐の三国演義〜
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序之一 『幼き日の約束〜夢〜』

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「また、会えるかな?」

幼い頃の自分。目の前には金髪の少年。

「きっと会えるよ。」

彼が笑ってそう言う。けれど、私はそれでもまだ寂しかった。それを悟ってか、彼はごそごそと何かを取り出し私に手渡す。受け取ったそれは一見すればただの小さな鉄の棒だった。しかし、そうでないことを私は知っていた。

そうして私は小指を結んだ・・・。

 

〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜

 

「ん、んん〜〜。」

目が覚めた私は伸びをして窓から外を窺う。外はまだ薄暗く、陽が差し込むまで時間があるようだった。

「・・・はぁ、どうしよっかなぁ。」

いつもより大分早くに目が覚めた。普段なら二度寝をしてギリギリまで惰眠を貪るのだが、今日に限っては眠くならない。しかたがないのでそのまま身支度を済ませて外に出る。

「母様の所にでも行ってみようかな。」

そんな事を考えながら、彼女・・・雪連は森に向かって歩んでいった。

〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜

 

時を同じくして朝露に濡れた森の中を一人の青年が歩いていた。

「懐かしいな。」

言いながら、青年は外套の((頭巾|フード))を下ろすと、深く息を吸い込む。

「気付くかな?というより、憶えててくれてるかな?」

そう言って自身の顔に巻かれた眼帯に触れる。

「まっ、なるようになる、かな?」

((頭巾|フード))を被り直すと青年は再び歩き始める。あの日の約束を秘めて。

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あとがき

 

もう最後に投稿したのがいつごろだったかも忘れてしまった今日この頃。

復活ついでに新作投稿してみました。そんなことより不人気作品の続きを書けと言われそうですが・・・。

ついでにルビの練習もしてみた。いやぁ、ルビがあると色々と表現に幅が持てそうですね。

さて、では私は続きを書きますかね。願わくば多くの方に楽しんでいただければ幸いです。ではでは。

説明
戻ってきて早速新作投稿ですよ。(笑)
また、忙しくなるな。

注意:オリ主作品です。また、所々オマージュもでてきます。
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コメント
九条さん>ただいまーやっぱりそうですね。(ツナまん)
おかえりなさーい! 自由に書くのが一番ですネー!(九条)
コメありがとうございます。色々拙いですががんばります。(ツナまん)
何やら気になる外史が幕開きましたね。次回を楽しみにしております。(アルヤ)
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