真恋姫†無双 Another Story‘闇’の御遣い?聖なる力と復讐の魔人 |
修行を始めて三週間と六日が経った
今回は最後の追い込みを春蘭と恋、霞と修行をするはずだった………
兵士からの驚愕の情報を聞くまでは………
四説 ?月光下の誓い?
愛紗「あと残り三日しかない……
いつも以上に本気で挑もう」
私は部屋でこう呟き部屋を出た
その後、廊下を歩いていた処を
春蘭「お〜??い、愛紗?〜〜!!」
霞「こっちやで?〜〜!」
修行をしようとしていた春蘭、霞、恋に呼ばれた
愛紗「おぉ、お前達か!
丁度いい、相手になってくれ」
恋「………恋達も………そのつもり…………」
春蘭「よし!鍛錬場に向かうぞ!!」
霞「一刀絶対取り返すためや!!いつも以上に頑張ったるでぇ!!
時間もないしな!」
愛紗「よし!行くk……………」
魏兵「な、何だと!!?それは本当か!!?」
呉兵「そんな事俺達に話してないで曹操様や孫策様に報告しろ!」
蜀兵「分かってるよ!今から行くところだ!!」
我々は鍛錬場に向かおうとした時魏呉蜀の兵が大きな声で話をしていた
愛紗「むっ?何だ?」
霞「お〜いアンタら、何話してるんや?」
霞がその兵達を呼んだ
蜀兵「っ!これはこれは張遼様、夏侯惇様、関羽様、呂布様………」
春蘭「何かあったのか?華琳様や雪蓮殿の処へ行こうとしていたが……」
蜀兵「あっ………あの………
おい、お前等話しておいてくれ
俺は曹操様方に報告して来る」
魏兵「あぁ、そのほうがい」
呉兵「俺達が話しておくから早く行け!」
蜀兵「あぁ、頼む!」
魏呉蜀の兵は小声で話した後蜀兵だけが走って行った
恋「……………??」
愛紗「おい!何があったのだ!?」
魏兵「は、はい!!」
呉兵「実は国境の見周りの者から伝令が来たのです」
春蘭「伝令?」
何だろう………………
嫌な予感しか感じない………
呉兵「その伝令の話しによると……」
魏兵「国境付近に五湖の大群が押し寄せてきたそうなのです!!!」
春蘭・愛紗「「な、何!!?」」
霞「ほ、ホンマか!!?それ!」
恋「………種が攻めてきたの?」
霞「………恋……………それは『胡麻』や……」
恋「………場所が分からない事?…」
霞「それは『何処』ちゅー単語や!」
恋「…………水と砂を混ぜたもの?…」
霞「それは『泥』………ってもうええわ!!『五湖』や『五湖』!!」
愛紗「恋、そろそろ真面目にしてくれ………」
恋「…………ごめん」
春蘭「それより五湖が攻めてきたのは本当なのか!?」
そう…………いまは五湖の方が優先だ!
愛紗「国境は大丈夫なのか!?」
魏兵「まだ攻められる距離ではないので大丈夫だと思うのですが………
何時まで保つか分からないです…」
愛紗「そんな………」
響窃との決戦を控えているのによりによって今、五湖が攻めてきたのか!?
…………っとそこへ
秋蘭「姉者!!霞!」
秋蘭が息を切らして走ってきた
春蘭「どうした秋蘭!?っ!もしかして収集か!?」
秋蘭「あぁ、そうだ
皆、広間に集まってくれ!」
くっ…………こんな所で時間を使っている場合ではないのに!
…………………大広間…………………
華琳「皆集まったようね
収集理由は知っての通り、五湖の他国侵入についてよ」
雪蓮「今すぐにでも向かわないと私達の大陸に侵入を許すわ」
桃香「だけどご主人様についてのこともあります」
冥琳「そこで迷っているわけか…………」
雪蓮「えぇ………
本当は迷っている場合ではないんだけどね」
流琉「じゃあ、どうすればいいのでしょうか?」
大広間に沈黙が走った………
その時…………
呉兵「も、申し上げます!!」
秋蘭「何事だ?会議中だぞ」
呉兵「も、申し訳ございません!
で、ですが………こ、これは報告をしなければならないことなのです!」
華琳「いいわ、何かしら?」
呉兵「ご、五湖が…………殲滅されました!!」
全員「「「「っ!!?」」」」
な、何だと!!?
五湖が殲滅されただと!?
そんな短期間で百万近い五湖の大群を殲滅するなど不可能だ………
朱里「確かなのですか?」
呉兵「も、勿論でございます!諸葛亮様!」
冥琳「しかし………一体どうやって五湖の大群を?」
呉兵「国境付近の兵の話しによると………
『御遣い様らしき男』がたった一人で殲滅したらしいです……」
音々音「なっ!?それって………」
詠「響窃じゃないの!?」
秋蘭「なんて奴だ………五湖を滅ぼすなんて………」
呉兵「へ、兵達は『地獄絵図を見たようだ』と言っていました………」
蓮華「わかったわ……下がっていいわよ」
呉兵「はっ!!」
呉の兵は去って行った
華琳「ひとまず五湖の襲来は治まったけど…………」
亜莎「響窃の恐ろしさを物語っていますね…………」
雪蓮「とりあえずここに集まってもらったけど、意味がなくなったわ
皮肉にも響窃のお陰でね
皆、修行に戻っていいわよ」
雪蓮殿がそう言いひとまずその場から
我々はいなくなり、修行に戻った……………
それから更に二日が経ち、決戦の前の夜…………
とても美しく満月だった…………
我々は『ある場所』に集められた
そこは…………『中庭にある【ある木】の前』
その木はご主人様がよく登り木の枝に寝転がったりして休んだり、本を読んだりしている『ご主人様専用の木』となっている………
そしていつの間にかその木はこう呼ばれていた………
『十の天木(じゅうのあまぎ)』と………
桃香「皆さん集まりましたね」
鈴々「何なのだ?眠たいのだ?」
愛紗「鈴々!目を開けろ!」
蓮華「小蓮!ちゃんとしなさい!!」
小蓮「分かってるけど?………」
時間的に深夜の真っ只中、眠たいのもわかるが………
華琳「皆………私達は明日、全てを終わらせる………」
全員「「「「っ!!」」」」
一瞬で目が覚めたな…………
華琳殿の言葉の重みに………潰されそうだった
雪蓮「響窃は今までのように遊びではなく、本気で私達を殺しにかかってくるわ…………
私達も無傷では済まない戦いになるわ…………だから」
桃香「私達は今ここで誓いをたてます」
愛紗「誓い…………」
『桃園の誓い』を思い出すな………
華琳「皆、得物を抜き
あの美しく輝く満月に矛先を向けて………」
華琳殿はご自分の得物を抜き、天に向かって掲げた
愛紗「………………」
蓮華「………………」
凪「……………」
我々は無言で得物を掲げる
得物がない凪や卑弥呼殿は拳を掲げた
そして…………
華琳「我々はここに………『十の天木』に誓う!!」
雪蓮「我々の愛する人を奪った響窃を……
平和を無きものにした響窃を………
我々は絶対に許しはしない!!」
桃香「響窃を倒し、天の御遣い・北郷一刀を救い出す事を…………
平和を取り戻すことを………」
華琳「この月光下の…………『十の天木』に…………
………『月光下の誓い』をたてる!!」
……終……
説明 | ||
響窃との戦いに為、修行をしていた愛紗達に 凶報がはいる………… 何と五湖の軍勢が大陸に侵入してこようとしていたのだ! 響窃と五湖の最悪のダブルパンチになってしまうのか!? |
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コメント | ||
五胡はやっぱりかませ犬だったw最終決戦か〜全員無事に生還できればいいが・・(nao) | ||
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