一刀の晋王転生録 人物紹介・司馬家 |
姓:司馬 名:懿 字:仲達
この外史の設定
性別:女 真名:理鎖(リサ)
一刀と瑠理の偉大なる母。必要以上の言葉をあまり使わない事と、長身で少し目つきが鋭いところがあり威圧
感があるため異性を引き付ける事は少ない。
夫の解刀には少しそっけないところはあるが、誰よりも深く愛している。我が子である一刀や瑠理にも少し厳
しいところはあるが良き母として慕われている。
彼女の培ってきた叡智は素晴らしく名高いため、目標とする軍師や軍略家が多い。
袁家の乱の後、一刀達に深い愛情を示しながら病没する。
史実、演技では
性別:男
諸葛亮が劉備に仕えたと同時期に曹操に士官した。ただ劉備が諸葛亮に礼を尽くした「三顧の礼」 に対して
曹操は司馬懿に「三度の脅迫」 にてほぼ無理やり仕官されている。
呉に蜀を戦わせることを献策し関羽を討つことを成功させる、さらに関羽の首が魏に送られた時、「劉備の
報復を転換しようとしている」 と見抜き、手厚く葬ることを進言した。
こうした異能とも言える才能を発揮しだしたころ、曹操に警戒心を抱だかれるようになり後を継ぐ息子の曹丕
に司馬懿を警戒するように言われる。(だが曹丕は司馬懿を庇い続けた)
諸葛亮とはライバル関係にあったらしく、 五丈原の戦いで互いの智略を競った。結果は病で死亡した諸葛亮
が負け、最後まで持ちこたえた司馬懿が勝った。その後、蜀軍の陣営跡を見た彼は「まさしく天下の奇才」 と
諸葛亮を褒め称えたという。
五丈原の戦いの後、魏王朝に無道な行いが目立ち始めるようになり、その中心人物である曹爽に疎んじられる
ようになる。そこで司馬懿はまず病と偽り政界から離れた。さらに様子を探りに来た曹爽の部下に対してボケ老
人のように振舞う。様子を探りに来た部下はあまりの変わりぶりに涙をながすほどだと言うのだから凄まじい演
技だったと思われる。
そうして曹爽を油断させきって彼が天子らを連れ立って外出したとき、ついに司馬懿は行動を起こした。後に
正始の変と言われる司馬家のクーデターである。都の要所を次々に制圧。その後、曹爽の罪状を皇太后に上奏。
仕上げに曹爽と彼の三族を処刑した。以後司馬家は魏の大権を握ることとなった。
史実ではその後、それに反発した王?が反乱を起こそうとする。これに彼は自ら軍を率いて討伐し、未然に防
ぐ。だがこの時彼はすでに歳は七十を超えた老人であり、身体に鞭を打っていた。結果、無理が祟り病の床につ
いてしまう。
息子の長男の司馬師に後を託し、七十三歳の生涯を閉じた。
姓:司馬 名:師 字:子元
この外史の設定
性別:女 真名:瑠理(ルリ)
一刀の姉。容姿、性格共に理鎖とほぼ一緒で、異性を引き付けることは少ないのも同様。母と違うところは若
干背が高いことと、彼女以上に他者に威圧感を感じさせることがあり、恐怖、畏怖を感じさせるというところ。
暗殺騒動により、眉間に切り傷が出来たことで、それはさらに強く感じさせるようになった。
しかし一刀の事が絡むとその威圧感が崩れ、微笑ましく見えるようになる。だがそれは異性への愛情であり、
理鎖と解刀はそのことに危機感を覚えつつも、理鎖の意志によりからは黙認されていた。
料理の才は壊滅的で、一刀を気絶させた。
理鎖が病没した後は家督を継ぐ。だが赤壁の戦いの後、一刀との子を妊娠したのをきっかけに、当主の座を降
りた。
彼女の才能は理鎖が舌を巻くほどで、「我が家に麒麟児が誕生した」 と言うほど。その才能を開花させるた
めに理鎖自らが軍略等を指導している。
また、護身程度(それでも一般武将以上)ではあるが父から武を学んでおり武器は剣を扱う。
史実、演技では
性別:男
司馬懿と張春華の息子。
若いときから名が高いことと、父である司馬懿が実力者で有名だったためか、官歴は実に華やかなものだっ
たらしい。
曹爽へのクーデターでは計画から関与しており当日は司馬門を守っていた。
司馬懿亡き後は、彼の後を継いで翌年には大将軍となる。
司馬師はまず人心掌握のために事を急ぐことを慎み、呉の侵攻戦にて司馬昭達が敗北した際、「これは自分
の罪だ」と言い、弟・司馬昭の爵位剥奪にとどめた。
その後、司馬師の専横に対して、?丘倹、文欽が反乱を起こす。この時司馬師は目の下に瘤を患っており、治
療が中途半端だったため、鎮圧に成功はしたが、病を悪化させてしまい死亡した。
姓:張 名:春華
この外史の設定
性別:男 真名:解刀(カイト)
理鎖の夫、一刀と瑠理の父にして、一刀の師。
容姿、性格は一刀にほとんどそっくり(管理者、読者視点で見れば)で剣術の腕はやはり一刀を凌ぐ。
理鎖にそっけない態度をとられても愛されていることがわかっているため不満を持つ事は無い。
姜維との戦いで、策を破るために自ら命を差し出すような形で死亡する。なお、この死に方はこの小説の創作
である。
史実、演技では
性別:女
正史、演技では登場してはいないが司馬懿の正室、司馬師、司馬昭の母。
司馬懿が曹操に仕官を断り続けた頃、書物の虫干し中に雨がふり、司馬懿は仮病を装ったのを忘れて書物を取
り込んだところを下女に目撃されてしまう。このとき春華は外に漏れてはまずいと思い、下女を殺した。それ以
来、司馬懿は彼女に頭が上がらなくなったという。ちなみに名の春華は字ではないかとも言われる。
姓:司馬 名:望 字:子初
この外史の設定
性別:女 真名:理奈(リナ)
瑠理、一刀の義姉。理鎖達と同じく長身だが性格が基本的には穏やかでおっとりしているため、彼女達のよう
に威圧感は感じさせない。だが実は守銭奴でお金関係で不満を感じると……。
一刀のことかなり気に入っており、彼にかまって貰おうとするがそれを阻止しようとする瑠理や美華とぶつか
り合うことが多々ある。
武器は主に弩を使う。弓兵を指揮するのが上手く、理鎖や瑠理が手放しで認めるほど。
一刀が晋王となったと同時に彼の側室の一人となった。
史実、演技では
性別:男
司馬懿の弟・司馬孚の子でありながら司馬懿の兄・司馬朗の後を継いでいる。才能・見識があるため早い段階
で世間に名を知られていたようである。実はケチで欲張りで、死後かき集めた金ぱくの多さに非難が集中したと
いう。
演技ではケ艾と共に姜維率いる蜀軍と戦った。
姓:王 名:元姫
この外史の設定
性別:女 真名:美華(ミカ)
一刀の妻にして正室。一刀を深く愛しているのだが、深すぎるのか必要以上に彼を独占しようとし、真名に関
しては他界した自分の親を除いては一刀にしか預けようとしない。さらに一刀の身体に染み付いた女性の匂いを
敏感に嗅ぎ取ったり(風呂に入った後だったとしても)自分以外の女性の香りを毒などと表現し、消毒・消臭と
いう理由から料理に自分の体液(自分の血等)を混ぜたりして食べさせるなど、それは異常を感じるほどである。
だが、その過激な愛情表現は、瑠理との争いの後で変わる事になり、一刀の独占から、一刀にとっていい女で
あろうと努力しようとする。その一環として江里香、闇那、澪羅、理奈、綺羅の五人を側室として認める。
それでも、やはり譲れない一線というのは存在し、彼女達の一刀との時間を作りすぎると制裁を加えている。
本来は聡明な女性ではあるのだが、常に一刀に甘えてもらったり、かまってもらおうとする行動やさきほどの
異常性が目立ちすぎてそれを感じない。
体形は他の女性が自信を喪失させるほど抜群。
史実、演技では
性別:女
司馬昭の正室で、晋皇帝・司馬炎の母。そして王朗の孫で王粛の娘。
彼女の才能は相当優れていたらしく、父からは敬異され、祖父からは男であればと惜しまれていた。
鐘会の内心に大きな野心がある事を見破っていたらしく、夫の司馬昭に「彼には重要な役職に付けるべきでは
無い」と警告していた。事実、後に鐘会は姜維と共謀し(誑かされたと言えるかも)、司馬昭に対し、乱を起こ
そうとしていた。司馬昭は鐘会の謀反を予知していたと言うが、ひょっとしたら彼女の言葉があったからかもし
れない。
ちなみに元姫は実名である。
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最後の人物紹介更新その二。 | ||
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