真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第四十二話 打倒 地雷王!そして動きだす戦闘機人 |
召喚行使によって呼び出された巨大甲虫 地雷王
クラナガンを救うため、なのはとヴィータが挑む
地雷王「!!!!!!!!!!!!!!!」
体中から放電し、なのは達を威嚇する
ヴィータ「魔力による電撃じゃねぇな」
なのは「そうだね、純粋な電気だよ」
ヴィータ「だったらこれでどうだ!!!」
リイン【アイスクレファスト!!!】
ボウリングの玉ぐらいの大きさの氷塊を出現させる
ヴィータ「こいつをシュワルベフリーゲンの要領で打ち出す!!!!」
アイゼンで氷塊を叩く
すると、氷塊は地雷王に当たる
なのは「どちらかと言えば物理攻撃だね」
ヴィータ「虫 相手だから別にいいだろ」
ルーテシア「サンダーホーン」
地雷王の角が放電し、まるで魔力刃でコーティングしたかのようになる
地雷王「!!!!!!」
地雷王は顔を振り回し、電気が走る角を剣のように扱う
ヴィータ「チッ 面倒だな」
なのはとヴィータは、地雷王から距離を取る
ヴィータ「あのガキが召喚師か?」
なのは「多分そうだね」
2人は地雷王の背中に乗っているルーテシアに視線を合わせる
ヴィータ「これ以上 暴られる訳にはいかねぇ…………なのは、砲撃で決めちまえ」
なのは「そうしたいけど、あの虫………巨体のわりにはすばしっこい」
ヴィータ「それはアタシに任せろ!!」
リイン【捕えよ!!】
ヴィータ「((凍てつく足枷|フリーレンフェッセルン))!!!」
ヴィータが魔法を使うと、地雷王の足が凍りつく
ヴィータ「今だ!! なのは!!」
なのは「レイジングハート!!」
レイジングハート【カートリッジロード!】
なのは「エクセリオンバスタァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アギト「なんだありゃ!? 砲撃って言っても限度があるだろ!!!!!」
なのはの砲撃の大きさに驚く アギト
彼女はルーテシアを力いっぱいに押す
すると、ルーテシアは地雷王の上から落ちる
地雷王「!!!!!!!!!!!!!!!!!」
地雷王はピンク色の閃光に飲まれ、意識を失う
ルーテシア「地雷王…………」
アギト「なんとか助かった」
なのはの砲撃を躱した事で一息つくが、
ヴィータ「そうでもねぇよ」
リイン【フリジットダガー!!】
アギト「なっ!!」
氷の刃がルーテシア達を囲む
ヴィータ「逃がさねぇぜ?」
アギト「クソッ!!!!」
ヴィータ「観念しやがれ!!!」
なのはは砲撃を撃った後、ここはヴィータに任せても大丈夫と判断し、フェイトの救援に向かった
ルーテシア「私達を捕まえたのはいいけど、ここに居て本当にいいの?」
ヴィータ「何言ってやがる?」
ルーテシアが急に喋ったと思ったら、妙なことを言い始めた為、ヴィータは警戒する
ルーテシア「ヘリ………放って置いていいの?」
ヴィータ「なんだと!?」
ヴィータはフォアード達が乗っているヘリを見つめる
ルーテシア「結局あなたは何も救えないね」
ヴィータ「野郎!!!!!!」
ヴィータは2人を放って、ヘリの所まで向かう
無論フリジットダガーは強制解除される
アギト「ルールー 今のは?」
ルーテシア「クアットロに言えっていわれた」
そう、今のはルーテシアの言葉では無い
クアットロがルーテシアに言わせた言葉なのだ
アギト「あの陰険メガネがねぇ〜 まぁ今回は助かったかな」
2人は去っていく
ヴィータ「ヘリが狙われているのか?」
ヴィータは大急ぎでヘリの所へと向かう
大分距離があり、まだ追い付けないで居た
そして、ヘリを見渡せる建物の屋上で、2人の女性が居た
1人は、ご存知クアットロ
もう1人は、恐らくクアットロの味方であろう女性
名はディエチという
ディエチは巨大な大砲を持っている
クアットロ「さて、ここからヘリを撃ち落としましょ〜」
ディエチ「いいのか? あのヘリには例のクローンが居るのだろう?」
クアットロ「大丈夫よ、寧ろこの程度で死ぬようなら不必要だわ」
少なくとも私にはね
ディエチ「その程度とは言ってくれる」
クアットロ「別にディエチちゃんの砲撃をバカにしたわけじゃないわよ〜」
ディエチ「まぁいい、では行くぞ?」
クアットロ「ええ」
ディエチ「IS発動………ヘヴィバレル!」
大砲から強力なエネルギー波を撃つ
ヘリに向かって一直線へ
レイン「何だ!? あのビームは!?」
ティアナ「高エネルギー砲!! 不味い!!」
ヴァイス「この角度じゃ躱せねぇ!!!!!」
ヘリの乗っているメンバーは全員、死を覚悟した
ヴィータ「あれはエネルギー砲………間に合わねぇ!!!!!」
誰もがヘリは墜落する………そう信じて疑わなかった
しかし、ディエチが放った閃光は2つに裂け、ヘリに直撃しなかった
ディエチ「外れた…………」
ヴァイス「た、助かったのか?」
ヴィータ「畜生……………お前は何時も遅いんだよ!! 天城!!」
ヘリの前には、全身が緑色のバリアジャケットを纏った カイトが居た
ディエチ「私の砲撃を弾くのではなく、裂くとは…………………」
クアットロ「アララ、失敗ね。逃げましょうか」
失敗を悟った2人は、すぐさま撤退を始める
カイト(砲撃を撃ってきた場所は……………あそこか!!)
双剣であるウィザードを連結させる
ウィザード【ボーゲンフォーム!!】
カイト「逃がしはせん!!!!」
魔力の矢を何発も放ち、クアットロ達を射ぬこうとする
クアットロ(相手が悪いわね)「ディエチちゃん、帰るわよ」
ディエチ「ああ」
2人はカイトの攻撃を全て躱し、去っていく
カイト「チッ 一発も当たらんか」
今のは誰だ?
いや、スカリエッティの部下だろうな
カイト(中々優秀な奴を揃えてやがるぜ)
〜なのは視点〜
なのは「大分、混乱が収まって来た」
フェイト「けど、逃げ遅れた人達が居るかもしれない」
なのはとフェイトは、上空でガジェットU型を相手にしていた
ルナ<なのはさん、避難は無事に終了したわ>
ルナから念話が届く
なのは<逃げ遅れた人は居ない?>
ルナ<アマルに調べてもらったけど、此処ら一帯には人は取り残されていないわ>
なのは<わかったよ>
フェイト「そろそろ、はやての出番だね」
なのは「そうだね」
はやて「((封鎖領域|ゲフェングニス・デア・マギー))!!!!」
はやての結界が発動する
その結界内には、大量のガジェットが居た
はやて「一気に殲滅させてもらうで!!!!」
空にベルカの魔法陣が展開される
はやて「漆黒の闇を踊れ!! 怯える朝を超越し、今こそ開眼せよ!!! グングニール!!!!!」
はやてが技名を叫ぶと、空に描かれたベルカの魔法陣から、滝のように魔力が流れ出る
ガジェットは避ける事は出来ず、結界内に居る者は、はやて以外 殲滅される
はやて「良し、どうにかなったな」
はやては結界を解く
はやて(それにしても、私が思っている以上に戦力を持っているようやね)
スカリエッティ………油断ならん男やで
はやて「そろそろ、みんなに話しておこか………六課の本当の目的を」
ウチらは負けるわけにはいかんのや
絶対に………………
なのは「はやてちゃん、どうかしたの?」
なのはとフェイトが近づいて行く
動かない はやてを心配したのだろう
はやて「いや、ちょっと考え事をな……………2人共、悪いねんけど後で聖王教会に来てくれる?」
なのは「聖王教会に?」
はやて「話したいことがあるねん」
なのは「わかったよ」
はやて「ほな、頼むわ」
はやてが語る機動六課の本当の目的とは?
思いのほか地雷王を瞬殺しましたね
なのはさん恐るべしと言ったところでしょうか
次回はカリムの登場です
彼女が語る未来
それは絶望だった
次回もお楽しみに!!
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VS地雷王 そして、戦闘機人も動きだす! |
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