真・恋姫無双SS〜今、貴方の名を呼ぶ〜  第4話
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第4話〜決死の決意〜

 

 

一刀が外史からいなくなったすぐ後

 

 

一刀「ん・・・。あれ、ここは・・?」

 

一刀が目を覚ますと、そこは真っ白な色だけで構成された空間だった。

 

一刀「何で俺、こんなところに・・。元の世界に帰ったんじゃなかったのか?」

 

????「それについては私が説明します。」

 

一刀「誰だ!?」

 

 

一刀が振り向いた先には、女神と見間違うかと思うほどの美女がいた。

 

 

一刀「・・・きれいだ。」

 

????「え!?」

 

一刀「あ、いやごめん。あまりにも綺麗だったのでつい・・・。」

 

????「ふぇ!?あ、あの、えと・・ふにゅぅ・・/////。」

 

一刀「(かわいいなぁ)」

 

 

(作者「一刀・・・死ねばいいのに・・・。」)

 

 

一刀「(ゾワァ)!!?何か強烈な殺気が・・。」

 

????「・・・ハッ!・・・ゴホン。取り乱してしまって申し訳ありません。」

 

一刀「い、いえ。それよりここは何処なんですか?」

 

????「その前に、自己紹介をしておきましょう。私の名前は貂蝉といいます。この世界の管理をしています。先ほどの質問ですが、ここは正史世界と外史世界の狭間に位置する『時の境界』と呼ばれる場所です。」

 

一刀「正史と外史の・・狭間?」

 

貂蝉「はい。あなたが暮らした世界は外史と呼ばれる、誰かの思いによって作られた言わばIFルートなので す。その外史を見守り管理しているのが私たち、管理者と呼ばれるものたちです。そしてその管理者が外史を見守る場所それがここ、『時の境界』なのです。」

 

一刀「この世界についてはなんとなくは分かりました。でも、何で俺は元の世界に戻れずにこの『時の境界』にいるのですか?」

 

貂蝉「それは私が呼んだからです。」

 

一刀「え?それはどうして・・。」

 

貂蝉「・・・、あの外史で歪みを観測したのです。」

 

一刀「歪み?」

 

貂蝉「単刀直入に言いますとあの外史に侵入者・・・いえ、侵略者が現れました。」

 

一刀「な!?」

 

貂蝉「その侵略者は外史の存在を否定する元管理者です。武術はあの世界の呂布を凌ぐ実力があり、我々も危険視していた人物なのです。」

 

一刀「じゃあ、そいつを倒すために他の管理者を集めて・・・。」

 

貂蝉「その者が強引に外史に入った為、外史を保つ結界が損傷してしまい我々が外史に入ろうとすると外史そのものが崩壊してしまいます。」

 

一刀「そんな・・・!」

 

貂蝉「ですから、あなたを呼んだのです。」

 

一刀「どういうことですか・・?」

 

貂蝉「そもそも外史の結界は外史が住人と認めたものには影響されません。しかし我々管理者は外史の住人では無い為、外史に拒絶されてしまうのです。ですがあなたは外史の住人では無いのに外史から認められている、つまりあなたにその侵略者を倒していただきたいのです。」

 

一刀「俺が・・ですか?」

 

貂蝉「はい。」

 

一刀「そいつを倒すことは分かりました。でも俺はそいつを倒せるほど強くありませんよ?」

 

貂蝉「そのことについては問題ありません。この世界で修業すれば良いのです。」

 

一刀「え?でも時間は限られてるし・・。」

 

貂蝉「この世界が『時の境界』と呼ばれているのは、時の流れを操れるからなのです。なので、ここでいくら修業しても歳はとらないしおなかも減りません。もちろん、外史の時間も止められます。精神と時の部屋の上位みたいなものですね。」

 

一刀「(ドラゴンボールのあれって本当にあったんだ・・・。)」

 

貂蝉「さて、それでは早速修行を始めましょう。」

 

一刀「修業といっても、一体何をするんですか?」

 

貂蝉「ひとまず、あなたの体力と気の上限を管理者権限で無限にします。」

 

一刀「・・へ?」

 

貂蝉「流石に最初から体力・気を最高にするのは管理者権限では難しいので・・・、申し訳ないです・・・。」

 

一刀「い・・いえいえ!!これだけでも十分ですから!!」

 

貂蝉「ありがとうございます・・。」

 

一刀「それで、体力と気の事は解決したとして戦い方を教えてくれる人って誰なんですか?」

 

貂蝉「それならもう声をかけてあります。」

 

一刀「そうなんですか。ちなみにだ『貂蝉〜、来たわよ〜』・・・え?」

 

 

一刀の目の前の空間が裂けてそこから紫色のドレスを着た金髪ロングの女性が現れた。

 

 

貂蝉「早かったですね?」

 

????「結構簡単に承諾してくれたのよ。幽々子も結構暇そうにしてたし、暇つぶしにでもって考えてたんじゃない?」

 

貂蝉「はぁ、あなたたちはもう少し真剣さというものを・・・。」

 

????「はいはい、お説教は閻魔様でこりごりよ。」

 

一刀「・・・えっと・・・・、どちら様で?」

 

????「あら、自己紹介が遅れたわね。私の名前は『八雲紫(やくもゆかり)』、幻想郷という世界の創始者 よ。分類としては妖怪の類だから♪」

 

一刀「よ・・妖怪!?」

 

紫「妖怪といっても、人を襲う妖怪じゃないから安心してね?」

 

一刀「は・・はぁ。」

 

貂蝉「それで、武術指南役はどこにいるのですか?」

 

紫「今呼ぶわ、妖夢〜でてきなさい。」

 

????「はい。」

 

 

空間の裂け目から出てきたもう一人は、緑と白の色を基調とした服で、髪は白髪のボブカット。後ろに何か半透明のものが浮いてるが・・・。

 

 

妖夢「今日からあなたの武術指南役を任されました、『魂魄妖夢(こんぱくようむ)』といいます。よろしくお願いします。」

 

一刀「よ・・よろしく。」

 

紫「それじゃあ妖夢、がんばりなさい。」

 

妖夢「はい。」

 

紫「貂蝉も力を貸してほしい時は言いなさい。暇なときだったら手伝ってあげるわ。」

 

貂蝉「あなたが暇じゃない時があるのが疑問ですが・・・。」

 

紫「あーあー、きこえなーい。」

 

貂蝉「全く・・、でもありがとうございます。どうしても必要な時は呼ばせてもらいます。」

 

紫「そう・・それじゃまたね、貂蝉。あと一刀くん?」

 

一刀「はい・・、って何で僕の名前を・・・。」

 

紫「あなたはあの世界を唯一救うことのできる存在、その事を肝に命じておきなさい。」

 

一刀「は・・はい!」

 

紫「いい返事ね。あの娘たちを助けたい気持ちが消えない限りあなたは負けないわ。自信を持ちなさい♪」

 

一刀「わかりました!」

 

紫「それじゃあね。」

 

 

そういうと紫は空間の裂け目に入っていった。数秒後にはそこにあった裂け目は跡形も無く消えていた。

 

 

貂蝉「さて武術指南役も来たところで、修業を始めましょう!」

 

妖夢「紫様から私と同じくらいの実力になるまでビシビシしなさいと仰せつかりましたので、最初から手加減なしで鍛えますので覚悟してください。」

 

一刀「あぁ(みんな、待っててくれ。絶対にみんなを救ってみせる)!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

海斗「どうも風見海斗です。更新遅れて申し訳ありません・・。」

 

海斗「今回のゲストはオリキャラである貂蝉と幻想郷から妖夢と紫でーす。」

 

貂蝉・妖夢「よろしくお願いします。」

 

紫「それで海斗、二つほど聞きたいことがあるのだけれど♪」

 

海斗「な、なんでせう・・。」

 

紫「一つ目に、いくらセンターへの勉強で忙しいからってあまりにも更新が遅すぎじゃないかしら。」

 

海斗「それにはふかーい訳が・・・。」

 

妖夢「訳・・ですか?」

 

海斗「いやぁ、ここ最近まで親にパソコンを取り上げられててさ・・。」

 

紫「それはあなたがまともに勉強してないからじゃないの。」

 

海斗「紫、きさま見ていたな!?」

 

貂蝉「要するに自業自得ということですね。」

 

海斗「うぐっ!」グサッ

 

紫「バカね。」

 

海斗「ぐうっ!」グサッ

 

妖夢「か、海斗さんも頑張ってたんですよ。・・ただ無駄な足掻きだったというだけで・・。」

 

海斗「ぐはぁぁぁ!!!!!」ぐしゃぁぁ

 

紫「妖夢もひどい事をするわね、上げて落とすなんて。」

 

妖夢「そ、そんなつもりは!?」

 

貂蝉「(妖夢・・、恐ろしい子。)」

 

紫「それじゃぁ、二つ目の質問を・・・。」

 

海斗「ちょっと!?俺へのフォローは!?」

 

紫「あら、あなたへのフォローはこの天才美少女妖怪である私でも難しいわ。」

 

海斗「(変態bba妖怪の間違いじゃ)」

 

紫「なーにーかー言ったかしらー?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

海斗「いいいいえ、ななななんでも、あああああありませせせん(泣)」

 

紫「よろしい♪」

 

海斗「(死ぬかと思った・・。)」

 

紫「さて、じゃあ二つ目の質問ね。どうして私たち幻想郷の住人を介入させたのかしら。」

 

海斗「それは、俺が東方projectが死ぬほど大好きだからさ!!!!」

 

貂蝉「・・それだけですか?」

 

海斗「うん。」

 

妖夢「・・・・・。」

 

海斗「東方のことについてなら24時間話しても飽きないからね!」

 

紫「因みに誰が一番好きなの?」

 

海斗「それはもちろん、ゆうかりんこと『風見幽香』です!!!」

 

妖夢「まさかとは思いますが、海斗さんの名前って・・・。」

 

海斗「そう!幽香が好きすぎて、ペンネームまでも風見にしてるのだ!!」

 

紫「なるほど、ドMなのね。」

 

海斗「違わい!!どっちかって言うとドSじゃあ!!」

 

貂蝉「さらりと自分の性癖をばらしましたね・・・。」

 

海斗「あ!?」

 

紫「それじゃ、海斗の性癖がばれた所で次回予告でもしますか。」

 

妖夢「そうですね。」

 

海斗「おいまて!?」

 

貂蝉「次回は修業編です。楽しみに待っててくださいね。」

 

海斗「え!無視!?」

 

紫「それじゃあ次回もまた見てくださいね♪じゃんk『言わせねぇよ!?』なによー、最後まで言わせなさい よ。」

 

海斗「あほか!?この小説を終わらせる気か!?」

 

紫「えぇ、そのつもりよ。」

 

海斗「確信犯だった!?」

 

妖夢「えぇ〜、それではみなさんまた次回までさようなら。ノシ」

 

貂蝉「さようなら〜。ノシ」

 

海斗「ちょっ勝手に閉めんなぁーーー!!!!!」

 

説明
投稿スピードが亀ですみません・・・。一応言い訳があるので後書きをお読みください。あと、今回は東方projectの登場人物とオリキャラが登場します。
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コメント
早く続きよみたい(ナハト)
更新待ってます!!(迷い猫@翔)
黒鉄 刃さん>結構好きな部類だと思います。そもそも恋姫自体が18禁ゲームですので、そっち方面にもっていこうとする傾向にはあります(笑)(風見海斗)
作者様は、下ネタがお好き(´・ω・)?。(黒鉄 刃)
ツナまんさん>一刀の息子は、さぞかし立派な剣になったんでしょうねwwww(風見海斗)
修行を終えた一刀君の口癖は「切れぬものはあんまり無い」に・・・え?違う?(ツナまん)
Kyogo2012さん>この小説の貂蝉に恋姫の貂蝉が着てたマイクロビキニを・・・。あ・・・、胸の部分が無いwwwwww(風見海斗)
な、なんだと・・・・・。貂蝉が美女だと・・・・。恋姫の貂蝉といえば、筋骨累々と変態ですね。あれをここまで変えるとは、やるな・・・・風見さん。(Kyogo2012)
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