新・恋姫無双〜鬼が支えし者〜
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‥‥‥和弘達は砦を出て半日後、潁川の街に帰還した、

 

その後、街の門では荀コンさんが皆の帰還を迎えてくれた。

 

和弘達と兵達は荀コンに帰還の挨拶が終わると、荀家の新兵達と義勇軍は別れ和弘達6人は屋敷に向かった。

 

その後屋敷では風呂が用意されており簡単な宴が用意されていた。

 

和弘達はその歓迎を受けその後各々に与えられた部屋に戻りその日を終えた。

 

次の日

 

和弘達は何時より少し遅い目覚めだった、

 

しかし前日、荀コンより明日起きたら東屋に来てくれと言われていた。

 

和弘は起きると直ぐ様東屋に向かった、

 

東屋に到着するとそこには和弘を除く全員がいた。

 

「ス、スミマセン!寝坊しました!」

 

「アラアラ♪和弘君、おはよう♪」

 

「ハァ、相変わらず治らないわね‥‥その寝坊癖」

 

「なら桂花ちゃんが毎日起こしたら良いと私は思うのよね♪」

 

荀コンの言葉に桂花は声にならない声を上げ、

 

李厳は顔を赤くし、呂岱はフフフと笑い、陳到は声を殺し笑い、廖化は良いですねそれ、と言い出した。

 

これ以上は不味いと思い和弘は、

 

「荀コンさん!話とはなんですか!」

 

荀コンは和弘の言葉を聞くと話を始めた。

 

訓練内容、砦での生活、などこの5ヶ月の話をした。

 

荀コンは話を聞いていると関心していた、

 

訓練の仕方、短期間での砦の修復方法、なんと言っても兵達への糧食だ、

 

毎日同じ食事では兵は元より普通の人でも飽きが来てヤル気も続かない、

 

その事に気付いた和弘に更に関心した、しかし荀コンは知らない、

 

元々、和弘のいた世界、日本は料理数に関して世界一と言っても過言ではない。

 

そしてこの世界は料理数は少なくない、しかしそれでも5ヶ月間では直ぐに同じ食事になってしまうと考えた和弘は自分のいた世界での料理

 

レシピで食事を作っていた。

 

そこで荀コンは和弘達の言葉を止めて、

 

「で和弘君、桂花、貴方達は何時この街から出て行ってしまうのかしら」

 

その言葉に桂花と和弘は顔を見合わせる二人は頷くと、桂花が答えた、

 

「兵達の疲労回復を考え、出発は4日後となります。」

 

その言葉に荀コンは少し考え「分かりました」と一言言うと、近くに待機していた兵を呼び指示を出すと、

 

「それでは話は此処までにして昼食にしましょう、そして昼食後に李厳ちゃん廖化ちゃん陳到さんに少し頼み事があります、それと呂岱さん

 

は私が街の巡察に行くのでその護衛をお願いします、

 

そして桂花と和弘君、桂花の部屋に書簡を届けさせます、その確認を、」

 

荀コンの言葉に一同は返事をして解散した、

 

李厳達視点

 

李厳達三人は昼食が終わると荀コンの執務室に向かった、

 

「荀コン様、私達に頼み事とはなんでしょうか、」

 

「ええ、頼み事とはこれよ」

 

と言うと竹管を渡し見る用に促した、

 

三人は竹菅を見るとそこには義勇兵達への給金の金額が記されていた。

 

その金額を見て三人は驚愕していた、

 

そしていち早く我に返った李厳が、

 

「こ、この金額!何故我々に出されるのですか!」

 

更に言葉を続けようとした李厳を一度止めさせると、

 

「同情なんかでこれだけの銭は出さないわ、」

 

「なら何故です!」

 

「これは和弘君への報酬だったのよ、だけど彼は「少ないけど先に兵達への給金に回して下さい」と言ったのよ、」

 

その言葉に李厳は、

 

「そもそもあの人の何処にそんな資産が、「光ちゃん」はい!」

 

「誤解しないように、これは彼への正当報酬よ、詳しい事は私の口から言えないけど彼から聞いて頂戴、

 

それとこの銭を早く兵達に配ってあげなさい、門で兵達が準備して待ってるわ、それと廖化ちゃん、陳到さんは李厳ちゃんが銭を配ってる間

 

の護衛をお願いしたいの、一応私の所の兵達がいるといってもよからぬ事をする輩が表れないとは言い切れないわ、」

 

三人は少しながらも困惑していたが返事をし部屋を後にした、

 

それを確認すると、幾つかの竹菅を持ち和弘達が待つ部屋に向かった。

 

因み給金を配る事は何事もなく終わったそうだ。

 

和弘、桂花視点

 

和弘と桂花が部屋に戻って程なくすると、

 

「待たせちゃったかしら♪」

 

と、言いながら荀コンが入って来た、

 

「いえ大丈夫です母様、で見せたい竹菅とは何ですか?」

 

すると、1つ目の竹菅を開いた、

 

「まず1つ目は和弘君が作った酒に買い手が付いた事、その買い手の中に幾つかの諸侯がいるわ、」

 

その言葉に和弘と桂花は目を光らせた、

 

「やっぱり居たわね、‥‥で母様、何処の諸侯ですか、」

 

「まだ洛陽にいる(曹)長沙の太守の(孫)こっちも洛陽にいる(袁)ね、」

 

和弘はその三諸侯の名前を聞いて納得するように頷いていた、

 

「まぁ、そこら辺は荀コンさんにお任せいたします、まだ自分と桂花は曹家しか面識が有りませんし」

 

「まぁそうね、‥‥母様そこら辺の判断はお任せいたします、それと二つ目はなんですか、」

 

「わかったわ、二つ目は和弘君が言っていた長槍と、さ、サスマタ?だったかしら、あれの試作品が出来たから使って見たらなかなか良いモ

 

ノだったわ、」

 

「ありがとうございす、でもこれは先人が考えついた知恵?だから素直には喜べませんね、」

 

「フフ♪それで言いのよ此処でアンタが、この知識は自分が考えた!なんて態度を取ろう者なら母様や私は礼などしないわ、逆に今後の憂い

 

にしない為に監禁もしくは首を切ってるわね、」

 

「ハ、ハハハ、ありがとう桂花、荀コンさん」

 

そこまで言われるとこれ以上は失礼だと思い礼を言い、荀コンに次の話を促した、

 

「そうね、3つ目は‥桂花ちゃん貴女によ♪」

 

と言い渡したのは桂花宛の手紙、桂花はそれを受け取り読み始めた。

 

そして読み終えると、

 

「差出人は曹・孟徳様よ、内容は任地が決まったらいずれ訊ねてくれたら嬉しい、そうよ。」

 

それを聞くと荀コンはニコニコしながら、

 

「アラアラ♪あの娘も桂花ちゃんを狙っていたのね、」

 

「え、あの娘って他にも書簡が来たんですか母様!」

 

「ええ、まだ洛陽にいる袁家の袁、本初側からね♪」

 

と、言いながら新たな竹菅を広げた。

 

「これは私宛の文に、任地が決まり次第袁家に遣えろ、ですって♪」

 

その言葉に対し返事は即答であった、

 

「御断りします、」

 

「理由は」

 

「まずは書簡の質、次に文の書き方、次に袁家に遣えろ、ですって!袁、本初ではなく袁家に遣えろ、よ、

 

考えるに、この文は配下の者が書いたと考えるわね、袁家の名前を楯にしてこれを書いた、それを考えると袁、本初は配下の手綱を握りきれ

 

てないと考えれるわ、」

 

桂花がそこまで言うと、

 

「及第点はあげるわ♪ならこれに関しては私が処理するわね♪」

 

と言い竹菅をしまった、

 

「で和弘君、此処を出たらまず何処に向かうのかしら、」

 

荀コンの言葉にはっきりと答えた、

 

「まずは涼州、次は益州、荊州、揚州、冀州、幽州、‥‥と考えています。」

 

「そう、一応何かあったら直ぐに使いを出せる準備はしていてね、此方も準備はしておくから」

 

「分かりました、」

 

「なら話は此処まで♪後はゆっくり休んで頂戴♪」

 

そう言うと荀コンは部屋を出て行った。

 

その後和弘と桂花は街に繰り出した。

説明
おはようございます!
今回はに帰還後の話になります。

ては幼稚な駄文劇場の始まりですよ!
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コメント
発展途上かとは思われますが、この文は親しみがわいて良いですな。雰囲気も好みですしね。ただ、少し登場人物同士の話が少ない傾向なのかな?とは思います。構成は難しいとは思いますが;急いで端折って書かれた文よりも、焦らずある程度納得のいく作品を書かれる事の方を期待します!忙しい中大変お疲れ様です、これからも地味に応援してまいります!ノシ(rinkai62)
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