貴方と人生を共に 最終新章 〜unofficial history kazuto〜君の元へ帰る為 18話 |
一刀「よし、行くか。」
貂蝉「でもねん、直接は行けないのよねん。」
月音「どう言う事?」
貂蝉「ある起点の協力が必要なのよん、その世界の扉を開く鍵をねん。」
ユーリ「なら、奴らはどうやって入るんだ?」
一刀「入れるから狙うんだろ?その術を見つけてるって事だよ。」
貂蝉「その為にはしばらくその世界に暮らして貰う必要があるわん・・・時が来るまでねん。
住民票とかは何とかするわん。」
律「他の世界か〜楽しみだな。」
澪「他の世界の楽器屋にも行きたいな・・・」
唯「うまい物・・・えへへ〜」
紬「忘れられない体験になりそうね。」
梓「私達も行っても良いのかな・・・」
月音「良いんじゃね?此処まで来たんならさ。」
一刀「さすがに多いけどな。」
しばらくして・・・
ブンッ
貂蝉「お待たせん?終わったわよん?」
一刀「・・・俺が父親?」
月「私が母親ですね・・・へぅ〜」
ユーリ「俺は長男だぞ?」
月音「あたし長女だ。」
なのは「私は次女。」
紬「私は二女ね。」
澪「私は三女か・・・」
和「私は四女よ。」
律「ちょっとまて〜!何でアタシが梓より下なんだよ!」
貂蝉「あらん、間違えたかしらん?」
澪「いや、中身は・・・」
唯「おお!一気に兄弟が増えたよ!」
梓「唯先輩が五女で、私が六女・・・」
律「唯と取り替えろ〜。」
唯「りっちゃん!私の事はお姉ちゃんと呼ぶように!」
律「ちくしょう;;」
梓「でも、ムギ先輩がお姉ちゃんって感じがします・・・」
唯「ユーリンは兄貴!って感じがするね〜」
ユーリ「(ユーリン・・・)」
律「おっさんはおっさんだな。」
一刀「うっさい・・・」
貂蝉「それとねん、この宝石を持ってって頂戴。」
一刀は宝石を受け取った。
一刀「これは・・・ただの石?売って金にすれば良いのか?」
貂蝉「どふふっ、必ず役に立つわん?」
月音「おっとう〜早く行こうよ〜」
一刀「はいはい。」
戦国乙女の正世界
律「デケー!」
唯「豪邸だね〜」
翠星石「デカスケの家はこれの十倍はあるらしいです。」
紬「私の家と似たり寄ったりね。」
澪「・・・月音が居ないわよ?」
ユーリ「ああ、大将の財布をかっぱらってデパートで色々買って来るってよ。」
蒼星石「なのはさんも雛苺も一緒に行った見たいですね。」
翠星石「あのデカスケ!」
ぴゅーーー・・・
翠星石は月音を追いかけて行った。
???「ほほう、此処が戦国乙女の世界ですかな?」
律「・・・誰だ?」
その人物を知る者達???が何故此処に居るのか驚いていた。
一刀「・・・何故居る?」
???「何を言ます、主が心配だからこそ此処に居るのですぞ?」
一刀「・・・戻れ・・・って言っても無理だろうな・・・星。」
星「うむ、理解が早くて助かりますぞ主。」
律「で、誰だ?」
一刀「趙子龍・・・またの名を趙雲。」
澪「これが趙雲!あの三国志の!?」
星「うむ、あの三国志の趙雲だ。」
唯「美形じゃなくて美少女だったのか!」
紬「唯ちゃん、違う世界の三国志の世界の趙雲さんよ。」
唯「う〜ん・・・三国志が女の人で・・・ひげ・・・」
ぷしゅ〜・・・
律「ムギ!唯に難しい事はダメだ!」
澪「お前も理解してないだろ・・・」
月音「言い方の問題だね・・・唯、本物の世界と偽物の世界があって
この趙雲は偽物の世界の趙雲って事。」
唯「おお、なるほど!」
月音「それを言い方を変えると、本物が正史、偽物が外史に変換すれば良いだけだよ。」
律「おお!流石伊達に教員免許取ってないな。」
月音「ほっとけ。」
星「月音よ、そこまで言われると私とは言え傷つくぞ?」
一刀「それより・・・お前いつの間に居んだ?・・・つか、財布返せ。」
月音「ああ、行くなら皆で行こうかなってさ・・・紙幣も使えるみたいだし。」
なのは「皆、ジュース買ってきたよ。」
律「丁度喉が乾いてたんだよな〜」
月音「放課後TTにちなみ・・・全部ストレートティーにしました!」
一刀「・・・」
ユーリ「服とかはどうすんだ?」
月音「これこれ、ユーリよ・・・お父さんでしょ?」
ユーリ「グッ・・・とう・・・」
一刀「おやじで良いんじゃないか?」
月音「ククク・・・」
ユーリ「とにかく中に入んぞ!」
一同がリビングに行くと制服が置いてあった。
星「それと主よ、私は主の愛人設定にしてもらったぞ。」
一刀「はっ?」
月「へぅ〜・・・あなたの浮気者。」
律「おやじ〜浮気はいかんぞ!娘達がこんなに居んのにさ。」
一刀「えっ?」
紬「これが修羅場ってやつね。」
唯「父さん!君に絶望した!」
一刀「ちょっ!待っ!」
澪「(私も混ざらないといけないのかな・・・)かっ家庭崩壊だ!」
ユーリ「おやじ、見損なったぞ。」
なのは「お父さんの浮気者。」
一刀「(本気で泣きそう・・・心折れそう・・・)」
月音「ククク・・・」
薔薇水晶「・・・浮気者」
蒼星石「えっと・・・それくらいに・・・」
一刀「うう・・・」
翠星石「節操がないです。」
梓「(あの話聞いたから反論出来ない。)」
一刀「もう良いよ!うわーーーん!」
たたたたたたたた・・・
バタンッ
月「本当はどんな設定だったんですか?」
星「ふむ、主の姉と言う設定だったな。」
律「うわ〜全然無関係じゃん。」
ごちんっ
澪「お前が言うな!」
律「なっなんだよ〜澪だって乗ってたじゃん〜」
澪「そっそれは・・・」
なのは「あははっ^^;」
バタンッ!
一刀「パチンコに行って来る!雪蓮が気晴らしに良いよって言ってたからな。」
たたたたた・・・
月音「おっとう!財布・・・あれ?いつの間に。」
ユーリ「薔薇水晶は付いてかないのか?」
薔薇水晶「コクッ・・・そっとして置く」
澪「それより、ここに編入届けもあるぞ?」
唯「りっちゃん!私達の名前がない!」
律「なぬ!」
月音「どれどれ・・・学校編入する者はなのは、澪、紬、梓って書いてあるね。
あたしは教員の採用が取れてるってさ。」
澪「律、番頼むな。」
唯「でもりっちゃん!私達の通帳に100万も入ってる!」
律「なぬ!唯!今直ぐ新しいペダルを見に行くぞ!」
唯「がってんです!隊長!その後パフェを食べて良いですか!」
律「許す!」
そう言うと律、唯はそそくさと印鑑と通帳を持って出て行ってしまった。
澪「律!唯!・・・まったく・・・」
梓「私が追います!」
澪「頼んだぞ?梓。」
梓「はい!」
ユーリ「・・・俺も出かけてみようかな・・・」
蒼星石「僕は今回付いていけませんね・・・」
ユーリ「そっか、怪しまれるわな・・・何か美味いもんでも買ってきてやんよ。」
蒼星石「なら、苺大福をお願いします。」
ユーリ「おう、了解。」
澪「ムギ、私達は服でも見てくるか。」
紬「そうね・・・日常品も欲しいわね。」
月音「なのは!あたしらはゲーセンいこうべ!」
なのは「でも・・・」
ガシッ
ピューーーー・・・
なのは「ほぇ〜〜〜〜〜」
翠星石「翠星石達はどうするです?」
薔薇水晶「・・・ゲーム」
蒼星石「そうだね、僕はお茶でも入れて来るよ。」
雛苺「zzzzzz・・・」
とあるパチンコ店
一刀「・・・どうしてこうなった。」
一刀の後ろには20箱位山積みになっていた。
男「兄ちゃん、凄いな。」
一刀「どっどうも・・・良かったら一箱どうぞ。」
男「おっ!すまねぇな・・・最近調子悪くてな。」
一刀「そうなんですか?ギャンブルはあまりしないんですけどね。」
男「じゃあ、運が吸われてるんだな・・・暫くは打たないほうが良いぞ。」
一刀「そう言うもんですかね・・・」
楽器店
律「すいません!これ一式下さい!」
梓「唯先輩、今のうちにメンテでもして貰った方が良いかもですよ?
ひょっとしたら直ぐに行く事になりそうですし・・・」
唯「そうだね〜・・・帰りゲーム機も買ってこうよ。」
律「良いな!大盤振る舞いじゃーー!」
梓「でも、お二方の通帳は私が預かってるので今持ってるお金だけにして下さいね。」
律「後輩の癖に〜」
唯「そうだそうだ、横暴だ〜」
梓「先輩達がしっかりしないからです!」
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・
律「わっ悪かったからそのメラメラやめてくれ!」
梓「全く・・・」
しばらくして・・・
唯「メンテナンスに出してきたよ〜」
律「よぅし!飯だ〜!」
唯「おおっ!」
たたたたたたた・・・・
梓「まっ待って下さい!」
ゲームセンター
ユーリ「結局俺もこうなるのか・・・」
月音「おっとうも、この近くでパチやってるみたいだし。」
なのは「凄く積み上げてたよね。」
月音「ユーリよ・・・バーチャで勝負!」
ユーリ「良いぜ・・・今日こそ連勝を止めさせてもらうぜ。」
二人はMyカードを出してやり始めた。
なのは「私はどうしよう・・・景品でも取ってこようかな。」
KO
月音「っしゃ!あたしの葵強し!」
ユーリ「っち、もう一回だ!」
月音「はっはっは!掛かって来る良い!」
しばらくして・・・
なのは「結構お菓子取れたけど・・雛苺ちゃんにプレゼントしようかな・・・
それより、すごい人達・・・」
バーチャの山にはお客が集まっていた。
秀吉「とくにゃん!あけりん!この女の人すごいね!」
イエヤス「確かに凄いね。」
光秀「あれがゲーマーって奴なんだろうな。」
KO
月音「っしゃー!」
客1「あいつ40連勝してるよな。」
客2「すげーな。」
客3「こっちの人も凄いぞ。」
ユーリは月音の横で対戦していた。
KO
ユーリ「うっし。」
月音「さあ、じゃんじゃん入って来な!アタシ達に勝てば1万をやるよ。」
客1「俺挑んでみるわ。」
ユーリ「俺の方でも構わないぞ?」
月音「さて・・・(あれって秀吉だよね・・・丁度良いや)
ねぇ、近くで見る?」
秀吉「えっ?良いんですか?」
月音「もちろん。」
秀吉「あけりんも!とくにゃんも!」
月音「ささ、後ろに。」
秀吉「はっはい。」
月音「・・・向こうに戻りたい?」
秀吉「!」
月音「あたし休憩して来るわ、そこの人ちょっとお願い。」
光秀「わっわたしか!」
秀吉「私もジュース買って来るね。」
月音は秀吉を連れて休憩スペースへ。
月音「此処なら誰も居ないから良いかな・・・全部知ってるよ・・・織田信長・・・真紅の甲冑。」
秀吉「・・・あの・・・貴方は何者何ですか?」
月音「ただの『人』だよ・・・危機が迫ってるって言ったら信じる?」
秀吉「親方達に危機!」
月音「そう・・・そして、時が来れば向こうには行ける・・・今調べてるけど、
その為には秀吉の力もマサムネの力も必要とだけ言っとくよ・・・
行くなら返事してちょ。」
秀吉「私は・・・」
月音「時間はたっぷりあるから考えといて・・・それと刺客には気をつけてね。」
秀吉「・・・」
デパート
澪「シャンプーとかも必要だな。」
紬「澪ちゃん!澪ちゃん!これは何!」
澪「それはコロコロテープだな、それで毛玉とか取れるんだよ。」
紬「へ〜・・・」
(ホームセンター前にあの世界を出たのでまだ知らない。)
澪「ムギ、100ショップ行くか?」
紬「行く!直ぐに行きたい!」
澪「(何というか・・・新鮮だ・・・)」
100ショップ
紬「澪ちゃん!これ全部100円なの!?」
澪「そうだよ、庶民の味方・・・なのか?」
紬「澪ちゃん!このバスタオルも100円なの!?」
澪「うっうん。」
紬「この鏡も100円なの!?」
澪「あっああ。」
紬「まぁ・・・こっこんなに安くして潰れないのかしら!」
澪「・・・常識知らずにも程があるぞ・・・ムギ・・・」
仮北郷家
雛苺「うわーーーーーん!翠星石がひなの苺取ったのーーー!」
翠星石「ぬっ濡れ衣です!しょっ証拠を見せてみやがれです!」
蒼星石「翠星石、口の周りにクリームが付いてるよ・・・
それに翠星石のケーキはまだ手を付けてないでしょ?」
翠星石「こっこれはばっ薔薇水晶の・・・」
ガキンッ
翠星石「ひっ!」
薔薇水晶「・・・何?」
翠星石「なっ何でも無いです・・・」
月「また作ってあげるからね。」
雛苺「ヒックッ・・・うん。」
金糸雀「静かにお茶も飲めもしないかしら・・・」
月「喧嘩する子は今晩のステーキは抜きにするよ?」
翠星石「すっ・・・翠星石がやったです!わっ悪かったです!」
翠星石は土下座して謝っていた。
蒼星石「(自分から罪を認めるとはね・・・少しは変わった・・・のかな・・・)」
月「はい、良く言えました。」
翠星石「うう・・・」
蒼星石「まるでお母さんって感じですね。」
月「へぅ〜・・・皆のお母さんのつもりだよ?」
夜
一刀「ただいま〜」
月「お帰りなさいませ。」
月音「おっとう、何連した?」
一刀「どうだろうな・・・確か35箱位出たな。」
月音「運が一気に放出されたのか。」
一刀「パチ屋で色々交換してきたけど・・・欲しいもんが有ったら持ってって良いぞ。」
唯「りっちゃん!スィーツもあります!」
律「おお!お菓子も大量にあるぞ!今日はお菓子パーティーでもすっか?」
ユーリ「出るとこ出んぞ?」
紬「私は遠慮しておくわね。」
澪「わっ私も遠慮しとくよ・・・」
唯「私は太らない体質だから大丈夫です!フンスッ」
澪・紬「「嘘っ!そんなはずない!」」
一刀「それは良いとして、明日から学校だろ?早く寝ろよ。」
律「親父くさいぞ〜」
一刀「此処の世界では親父だ。」
月音「親父って自分で言ってるし。」
一刀「とにかく、部屋割りを決めたからこの通りにな。」
月音「こっこれは!・・・あずにゃん!(^ω^)ペロペロ(^ω^)ペロペロ」
梓「ひっ!」
唯「ササッ!あずにゃんは私のあずにゃんだよ!」
月音「冗談だって・・・あたしと唯を交換で良いよね?」
一刀「・・・和ちゃんが決めた部屋割りだから、和ちゃんに聞くと良いよ。」
和「そうね・・・唯と月音が一番良いんだけど・・・どうかな?
狙われてるのは唯だから唯のボディーガードとしては適任だと思のよね。」
一刀「それは大丈夫、この家に誰か不法侵入すれば俺が気付くからさ。」
ユーリ「・・・だが、nフィールドからも侵入出来んぞ?」
蒼星石「僕も同じ考えです、雪華綺晶が仕掛けてくる可能性は0じゃないと思います。」
一刀「ご都合結界が張ってあるし大丈夫だと思うぞ。」
なのは「いつ張ったんですか?」
一刀「ああ、貂蝉が予め張ってくれてた見たいなんだよ。」
月「お話は明日にしたらどうですか?皆さん疲れてると思うので。」
一刀「と言う訳で、明日にするぞ。」
ちなみに、部屋割りはこうなってます。
一刀、月
月音、唯
梓、なのは
律、澪
紬、星
ユーリ、ドール達
月音「それより・・・これは重要な事だけど・・・ネットは繋がってる?」
一刀「一部屋に一つずつ完備してるみたいだな・・・繋がってるけど、夜更かしするなよ?」
月音「分かってるって。」
一刀「それと、この紙に書いてある、日出佳乃って子と伊達家の子孫を守る事が今回の目的だ。」
梓「あの・・・私達は戦う力が無いんですけど・・・」
一刀「戦闘は月音となのはに任せれば良い、君達はとにかく二人を逃がす事に専念して欲しいんだ。」
和「簡単に言うと、逃げろって事よ。」
一刀「この符を渡すから、何か有ったらこれを翳すだけで結界が張れる・・・らしい。」
律「うっわ、胡散臭。」
月音「まあ、管理者の物だし・・・信頼は出来そうだね〜。」
一刀「取り敢えず、今日は寝ろ。」
夜
一刀、月の部屋
一刀「・・・なるほどな。」
一刀は貂蝉から渡された密書を読んでいた。
月「何て書いてあるんですか?」
一刀「大きい方のなのはの世界が危険な状態らしい事と、
この世界の起点である日出佳乃を必ず守る事と、
奴らがあちこちで色んな悪人を復活させ、配下に入れてるらしいって事。」
月「じゃあ、やっぱり・・・」
一刀「ああ、各世界の極悪人達を配下に入れてるのは間違いないみたいだな。」
月「あの・・・この服・・・どうですか?」
一刀は密書を読んでいて気づかなかったが、月がエロい下着に魅惑のキャミソールを着ていた。
一刀「ぶっ!」
月「へぅ〜・・・貂蝉さんがこれを着ればご主人様も興奮間違いないって・・・///」
一刀「(あの筋肉だるま!・・・グッチョブッ!)・・・しばらくご無沙汰だったから・・・
本気で行くぞ!」
月「へぅ〜///お手柔らかに///」
一刀「やっほぅ!」
ぴょんっ
その後、腰が動かなくなるまでやったとかやったとか・・・
続く・・・
説明 | ||
遅くなりましたが、貼ります。 今回は戦国の世界に行くまでの序曲となっております。 |
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