一刀の晋王転生録 最終章五話 |
姓:司馬 名:昭 性別:男
字:子上
真名:一刀(カズト)
北郷一刀が転生した者。
姓:司馬 名:懿 性別:女
字:仲達
真名:理鎖(リサ)
一刀と瑠理の偉大なる母。第三章で死亡した。
姓:司馬 名:師 性別:女
字:子元
真名:瑠理(ルリ)
母を目標にする一刀の姉。一刀を異性として愛す。
姓:張 名:春華 性別:男
真名:解刀(カイト)
一刀と瑠理の父にして、一刀の師。第四章前編で死亡した。
姓:王 名:元姫 性別:女
真名:美華(ミカ)
一刀に異常なまでに執着する一刀の妻。
姓:ケ 名:艾 性別:女
字:士載
真名:江里香(エリカ)
後の司馬家軍の宿将。司馬家に対して恩を感じている。
姓:賈 名:充 性別:女
字:公閭
真名:闇那(アンナ)
司馬家の隠密。一刀のために働くことを生きがいとする。
姓:王 名:濬 性別:女
字:士治
真名:澪羅(レイラ)
後の司馬家の水軍の将。一刀を気に入り、司馬家のために戦う。
姓:司馬 名:望 性別:女
字:子初
真名:理奈(リナ)
一刀達親戚で、一刀と瑠理とっては義姉という立場。
姓:杜 名:預 性別:女
字:元凱
真名:綺羅(キラ)
一刀とは同期。親同士の仲は良くないが、当人達の仲は良い。
第五話
「失われたはずの物」
反乱軍が動き出したのを見て、一刀達も対応する。
諸葛亮には劉備軍と董卓軍が、夏候惇には曹操軍と袁家軍が、黄蓋には孫権軍と馬超軍が向かい、一刀率いる本隊が鐘会の方向に進
軍する。
なお、董卓、公孫賛、袁紹、馬超は自ら志願し劉備、曹操、孫権にそれぞれ付いた。彼女達なりに何かしら思うことがあったためだ。
一刀も三人については心配していた部分もあったのでこれを了承したのだった。
ちなみに公孫賛には洛陽の防衛を頼んでいた。彼女ならば大抵の事をこなせるため適任と考えたからだ。
そんな訳で、全ての対応に問題は無いだろうと思っていたが、鐘会に居る場所まで進軍していた最中にある気がかり生まれる。
(姜維の奴……何処に消えた?)
そう、進軍を開始して間も無く、姜維の姿が見えないのだ。
(諸葛亮か夏候惇、黄蓋の所に行ったか? だとしたら彼女達の同行を許可したのは正解だったかもしれん)
後は自分達も奇襲等の警戒をしていれば大丈夫であろうと考え、とりあえずは鐘会の所に急いで向かうことを決める。
(鐘会、お前が何を企んでいるかは知らない。だが、大切な者達に危害を加えるのなら、俺は容赦はしない!)
そしてしばらく進軍を続けると、敵と思わしき軍隊と接触する。
(ん?)
その軍隊から一人前に出てくる者が居た。
(鐘会か? 一体何を?)
舌戦でもするつもりなのかと、それとも罠なのかと思いながらも一刀も前に出る。
「やはり、貴方が私の前に現れましたか」
「鐘会……」
一刀は鐘会を睨み付ける。
「何のつもりだ?」
「戦の前に、少しだけ昔話をと思いましてね……」
「何故だ?」
それでは舌戦にもならない、一刀の疑問も当然である。
「そうですねぇ、強いて言えば、貴方が死ぬ前に知って貰いたいからでしょうね。これでも貴方の事を認めていますから」
「ふざけるな!」
一刀は激昂した。
「そんなくだらない理由なら聞くにも値しない! これ以上話す事は無い!」
そんな一刀に鐘会はさらに不気味な笑みをする。
「これを見ても、そう言えますか?」
彼は懐から一つの本を取り出した。
「何だそれは? ……!? 待て!? まさかそれは!?」
本の正体を知った一刀は驚愕する。
「ふふふ、どうやら私の話に興味を持ってくれましたね?」
その本は、黄巾の乱にて燃え尽き失われたはずの物。
太平要術の書であった。
説明 | ||
ついに動く最後の戦。反乱軍に居る三人は王女達に任せ、一刀は鐘会の元に向かう。姜維の姿が見えない事に疑念を抱きつつ。 | ||
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コメント | ||
コメントありがとうございます。王女達と死亡した恋姫達の様子については、特に手を加えた訳ではないです。あくまで周りの状況でそうなってしまったという設定です。尤もその状況を作ったという意味ではそうかもしれませんが。(k3) 3人だけでなく、少し前の華琳や桃香、死亡した恋姫達の中にも様子がおかしくなっていた時がありましたが、これが原因なのでしょうか。(flamme) それで三人を操ってるのか?管理者の時の能力はないだろうし・・・(nao) 鐘会の口に上手く乗せられるのか?(ohatiyo) |
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