真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第四十六話 偽りの勝利 |
激闘を繰り広げる六課と戦闘機人
しかし、勝負の行方が見えてきた
なのは「バインド!!」
クアットロ「当たらないわ〜」
なのはのバインドを悉く躱す クアットロ
クアットロ「ほらほら〜 どうしたの〜 早く奪ってごらんなさいよ〜」
なのはをおちょくり続ける クアットロ
新手の自殺願望者だろうか?
なのは「挑発には乗らない」
と言いながらも、なのはは腸が煮えくり返っていた
なのは(コイツ……レリックを取り返したら、地獄を見せてやる)
何度も何度もスターライトで消毒してやる……………
レリックが、なのはの手に渡る=クアットロの死という構図が既に出来上がっていた
クアットロ(クククク、冷静を装っても内心は怒り心頭でしょうね…………)
本当はここであなたの行きの根を止めておきたいけど、まだその時ではないのよね〜
クアットロは、チンクとトーレの様子を見ている
離れている場所で、どうやって見ているのか?
クアットロが掛けているメガネに秘密があるのだ
クアットロは視力が悪いわけではない
寧ろ戦闘機人なのだ
視力が悪くなれば、スカリエッティが直すだろう
つまりは伊達メガネというわけだ
このメガネは、クアットロの特殊なサーチャーに映った映像を中継しているのだ
クアットロ(チンクちゃんもトーレ姉さまも、徐々に押されはじめているわね)
この辺が潮時ね
〜シグナムVSトーレ〜
トーレ「はぁぁぁぁ!!!!!!」
トーレは、自身の武器であるインパルスブレードで、シグナムに切り掛かるが、
シグナム「無駄だ!!」
レヴァンティンで弾かれる
トーレ「クッ」
強い……………
トーレ(魔導師、いや騎士がこれ程の力を持っていたとは…………)
侮ったか………………
トーレ「止むを得ん」
少々危険だが、ライドインパルスを使う!!
シグナム「これで止めだ!!」
レヴァンティン【カートリッジオーバーロード!】
一気に5本のカートリッジを使う
シグナム「斬龍・紫電一閃!!!!!!」
シグナムの最強の技が、トーレに決まろうとしていた
トーレ「IS発動!!! ライドインパルス!!!!」
急激にトーレの動きが速くなり、シグナムの技は掠ることすらなかった
シグナム「なんだと!?」
いきなりスピードが跳ね上がった!?
シグナム(しかも、私が目で追えなかった)
テスタロッサ以上の速さだ………………
シグナムは後ろを振り向く
そこにはトーレが構えていた
シグナム「まさか力を隠し持っていたとはな。私も随分舐められたものだ」
トーレ「隠していた訳ではない。使いたくなかっただけだ」
シグナム「何故だ?」
トーレ「先ほどの超高速移動…………あまりにも速過ぎるが故に、私自身がコントロール出来ていないのだ」
シグナム「なるほどな」
使いこなされる前に、こやつは倒すべきだな
シグナム(テスタロッサより早いなど、洒落にもならん)
シグナムは、トーレのISに脅威を感じたようだ
〜ヴィータVSチンク〜
ヴィータ「食らいやがれ!!!!」
アイゼンを振り回し、チンクを殴ろうとする ヴィータ
チンク「フッ 強がっても、やはり限界だな……………先ほどに比べれば、スピードが大分落ちているぞ?」
ヴィータ「うるせぇ!!!!!!」
アイゼン【シュワルベフリーゲン!!】
小さな鉄球を打ち出す ヴィータ
チンク「もうその技は効かん!!!」
チンクはナイフを投げ、ヴィータの技を相殺させた
ヴィータ「チッ」
チンク「ここまでだな…………お前の様な奴には好意が持てるが、敵だからな……………その命、ここで散らせてもらおう!!」
チンクは一気に勝負を決めようと、ヴィータに突っ込む
ヴィータ「舐めんじゃねぇ!!!!」
アイゼン【カートリッジオーバーロード!】
一気に5本も使う
アイゼン【ギガントフォルム!!】
アイゼンは巨大なハンマーとなる
チンク「なっ!?」
何と言う巨大な槌だ…………
ヴィータ「食らいやがれ!!!!!」
巨大なハンマーで、チンクを薙ぎ払おうとする
ヴィータ「オラァァァァ!!!!!!!!!」
チンク「これは当たったら痛いでは済まんな」
チンクは飛べない為、走って距離を取る
ヴィータ「無駄な足掻きだ!!!!」
ヴィータの言う通り、少し距離を取ったぐらいでは巨大ハンマーからは逃げられない
ヴィータ「吹き飛べ!!!!!!!」
バキィィィィ
チンクを吹き飛ばす
チンク「グッハッ!!!!」
横に薙ぎ払われた チンク
意識が飛ばないのが不思議なぐらいである
ヴィータ「止めだ!!! ギガントシュラァァァァァァァァァク」
巨大なハンマーで、チンクを叩き潰そうとする ヴィータ
チンク「クッ」
ここまでなのか?
ヴィータの攻撃が決まれば、確実に勝利する…………しかし
トーレ「やらせん!!!!」
トーレが現れ、チンクを抱きかかえる
ヴィータ「仲間か!? 逃がさねぇ!!!!」
2人諸共叩き潰そうとする ヴィータ…………しかし
トーレ「IS発動! ライドインパルス!!!!」
超高速移動により、ヴィータの攻撃を躱し、且つ戦線を離脱した
ヴィータ「仕舞った!! 逃がさっ!?」
い、痛てぇ……………
チンクから受けたダメージが、ここに来て効いてくる
ヴィータ「クソッ アタシも限界か…………………」
シグナム「ヴィータ!!!」
シグナムが飛んでくる
シグナム「ヴィータ、無事か?」
ヴィータ「微妙だな………………」
バリアジャケットは焦げ、血だらけのヴィータ
無事ではないだろう
シグナム「スマン、敵に逃げられてしまった」
シグナムは何とかトーレを倒そうとしたが、トーレは逃げることを選択する
臆したわけではない
クアットロから念話が届き、退くべきと言われたからだ
その頃クアットロは、なのはに幻影を使い、その隙に逃げていた
レリックは なのはの手にある
恐らく取り戻したのだろう
フォアード達も、見事な連携でガジェットW型が倒していた
六課も多大なダメージを負ったとは言え、今回は六課の勝ちだろう
なのは「クッ 幻影に惑わされた」
気づいた時には既に遅い
本物のクアットロは逃げていた
なのは「でも、思っていたよりあっさり退いた…………」
トーレとチンクは兎も角、不利とは言えないクアットロは何故退いたのか?
なのは「ん?」
なのはは、自分が持っているレリックに違和感を感じる
なのは「魔力が感じない」
しかも、何か甘い香りがする
なのは「……………」
ペロッ
なのはは少しだけレリックを舐める
すると甘い味が口に広がる
なのは「…………飴だ」
やられた……………
なのはが取り返したと思っていたのはレリックではなく、レリックに似た紅い飴だった
〜?〜
スカリエッティのアジトに帰還した3人
トーレ「クアットロ」
クアットロ「何ですか〜 トーレ姉さま」
トーレ「何故 退いたのだ?」
クアットロ「目的は果たしました、レリックを手に入れたからですよ〜」
トーレ「…………そうか」
クアットロ「強かったでしょう? 六課」
トーレ「ああ、そうだな」
クアットロ「早くISを使いこなして下さいね〜」
トーレ「わかっている」
シグナム…………………次は倒す
トーレは打倒シグナムの闘志を燃やす
クアットロ(クククク、いい暇潰しになったわね)
さて、ドクターの野望が叶う日が来るかな?
クアットロ(他の姉妹達で六課に勝てるかどうか………)
ククククククク、楽しくなってきたわ
クアットロ(どっちが勝っても、戦いで大勢の犠牲が出る)
人が泣き叫ぶ声を聞くのが楽しみね…………
クアットロ(ククククククククハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!)
圧倒的な狂気
通すべき敵は間違いなくコイツだ!
と言う訳でまたレリックが奪われました
六課の負けですね
次回はほのぼのだと思います
あまり本編には関係ないですけどね
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さて、戦闘機人との勝敗は? | ||
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