真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第四十八話 動きだした野望
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先日のガジェット襲来時、戦闘機人も居た事で、スカリエッティが本格的に動きだしたと はやては判断した

 

その為、なのはの訓練もより厳しいものとなっていた

 

その代わり今までとは違い、スターズ・ライトニング・セイヴァーが一緒に訓練を受けることは無くなり、なのはだけでは無く、ヴィータやシグナム・フェイトなどが教える場合もあるようになった

 

今まで通り全員で訓練を行った場合、訓練が終ってすぐにガジェットが出現した時、万全の状態で戦える可能背は低いと考えたためだ

 

また なのはの負担を減らす為、ヴィータ達がフォアードの個人訓練を行う

 

これで、何時でも万全に動ける者達が多くなるという仕組みだ

 

現在は なのはがセイヴァーの訓練を行っている

 

そして………

 

アルト「ガジェット襲来です!!!」

 

ルキノ「さらに、戦闘機人も確認しました! その数4!」

 

はやて「来よったか………………」

 

はやての予想通り、戦闘機人達が来襲した

 

カイト「フン、ちょうどいい…………戦闘機人とやらは、俺が粉々にしてやる」

 

ヴィータ「物騒な奴だな」

 

シグナム「良し、行くか!」

 

はやて「ウチも出るわ…………ガジェットは任せとき」

 

ルナ「レインとアマルは休んでおきなさい……………なのはさんもね」

 

釘を指す ルナ

 

なのはは相変わらず無茶をする癖が直っていないようだ

 

なのは「わかってるよ…………回復してから向かうから」

 

はやて「ホンマ無茶せんといてや? ローテーションにした意味なくなるから」

 

訓練の形式を変えたのは、なのはの為と言える

 

フェイト「じゃあ行こう」

 

はやて「ああ」

 

はやて達は急いでガジェットが出現した場所に向かう

 

はやて「ガジェットはウチとフォアードに任せてや。隊長格は戦闘機人を頼むわ…………ルキノの言う通りやったら4人だけやろうけど、ステルス機能を持った奴も居るからな?」

 

カイト「あのメガネか…………」

 

みなの記憶にクアットロの顔が蘇える

 

はやて「フェイトちゃんはレリックの確保を任せる。明確な場所はわからんけどな」

 

フェイト「任せて!」

 

はやて「ほなバラけるで!」

 

六課は3隊に分かれる

 

ガジェット殲滅部隊・戦闘機人捕縛隊・レリック捜索の3つである

 

はやて「フォアード達! 着いて来いや!」

 

フォアード「「「「はい!!」」」」

 

はやて達が向かった先には、大量のガジェットが居た

 

はやて「一気に攻め立てるんや! ガジェット何かに時間を裂いてられへんからな!!」

 

はやては広域魔法でガジェットを一掃しようとする

 

はやて「遠き地にて、闇に沈め!! デアボリック「させないわよ!!」っ!!」

 

広域魔法を使おうとした瞬間、はやては何者かに腹を蹴られて吹き飛ぶ

 

はやて「グッ」

 

クアットロ「はぁ〜い、久しぶりね〜 総司令官殿」

 

はやて「あんたは………」

 

はやては、お腹を押さえながらクアットロを睨み付ける

 

ティアナ「はやて部隊長!!」

 

ティアナが、はやての援護をしようとするが、

 

はやて「ティアナ!!! こいつの相手はウチがする!! 手を出すなや!!!」

 

はやてはそれを止める

 

ティアナ「え?」

 

はやて「ガジェットを倒しい……………早く!!!!」

 

ティアナ「……………わかりました」

 

はやてに強い口調で言われ、ティアナ達フォアードはガジェットに向かう

 

クアットロ「アラアラ、強がりね〜 あなた1人で何が出来るのかしら〜」

 

はやて「舐めんなや? ウチは管理局でただ1人、総合SSランクの持ち主やで?」

 

はやてのランクは総合SSである

 

これは異例中の異例である

 

なぜならば、SSというランクは存在しないと思われていたからである

 

最高ランクはS+だと思われ続けたのにも関わらず、はやてがその考えを崩したのだ

 

管理局でbPのランクを誇る彼女

 

弱い訳は無い

 

クアットロ「クククク、ただ魔力が多いだけでしょう? しかもリミッターを付けた状態で何が出来るのかしら?」

 

そう、六課の隊長格は全員がリミッターを付けられている

 

隊長格の力は個人にもよるが、大体3分の2となっている

 

しかし、ランクが異常に高い はやては3分の1である

 

その状態でクアットロに勝てるのか?

 

クアットロ「クククク、嬲ってあげる」

 

はやて「やれるもんならやってみい!!!」

 

一方フォアード達は、ガジェット相手に奮戦していた

 

ティアナ「スバル! ウイングロードを使って! エリオはそれに乗って、上空のU型を任せるわ! キャロ! スバルにブーストをお願い! 私が援護するから、安心して突っ込みなさい!!!」

 

スバル「わかった!!」

 

ティアナの成長は目覚ましかった

 

そろぞれの長所を生かし、且つ効率よく敵と戦う

 

彼女がさらに成長したなら、指揮で戦場そのものを支配 出来るようになるだろう

 

出来も味方も自分の思うどおりに動く………

 

これほど面白いものはないだろう

 

しかし、ティアナはその悦楽に溺れることは無い

 

彼女の願いは戦場を支配することではない

 

彼女の望みは犠牲を最小限に抑え、無駄のない戦いをすることだ

 

ティアナ「エリオ! 1人できつかったら言いなさいよ?」

 

エリオ「大丈夫です!! 僕だって成長してますから!!」

 

ティアナ「頼もしいわね!! スバル!! V型なんてさっさと倒すわよ!」

 

スバル「うん!!!」

 

嘗て苦汁を飲まされたV型

 

あの時はV型のAMFに手も足も出なかった

 

しかし、あの時とは違う

 

たび重なる訓練のお陰で彼女達は確実に強くなっているのだ

 

ティアナ(なのはさんの訓練は無駄なんかじゃなかった!!!)

 

私達は強くなっている

 

それを証明する!!!

 

ティアナ(それは私が…………私達が出来る、恩返しです!! なのはさん!)

 

魔力弾で次々とガジェットT型を撃ち抜き、破壊する ティアナ

 

スバル「はぁぁぁ!!!!!!!!」

 

拳でガジェットV型を粉砕する スバル

 

エリオ「やぁ!!!!」

 

ガジェットU型を切り裂いていく エリオ

 

キャロ「フリード!!」

 

フリード「キュル!!」

 

ブーストで味方をサポートしながら、姿を隠すX型をフリードに破壊させる キャロ

 

彼女達は強い

 

もう守られてばかりの魔導師じゃない

 

この連携と戦い方が、それを証明している

 

ガジェット「!!!!!!!!!!!!!」

 

キャロ「あれは!!!」

 

ティアナ「遂に来たわね………W型」

 

ガジェットW型…………最強のガジェットにして、フォアード達の宿敵とも言える存在だ

 

今までは他の隊長格の力を借りて、漸く倒すことが出来た

 

スバル「ティア…………」

 

ティアナ「落ち着きなさい スバル…………倒せる、絶対に勝つ!!」

 

自身に満ち溢れる ティアナ

 

その活力が他のメンバーを奮起させる

 

キャロ「勝ちましょう! 私達で!」

 

スバル「そうだね……………何時までも守られてばかりの弱い私たちじゃない!」

 

ティアナ「ええ…………私達はあのエース・オブ・エースの弟子なんだからね!」

 

エリオ「僕も手伝います!」

 

ウイングロードから飛び降りて来る エリオ

 

ガジェットU型を殲滅出来たようだ

 

ティアナ「行くわよ!!!」

 

スバル「うん!!」

 

エリオ&キャロ「「はい!!」」

 

ガジェット「!!!!!!!!!!!!!」

 

スバル「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

エリオ「やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

スバルとエリオが先行する

 

スバル「リボルバーシュゥゥゥゥゥト!!!!!!!!!」

 

エリオ「紫電一閃!!!!!!」

 

2人の攻撃が、W型のチェーンソーを破壊する

 

ティアナ「これで間合いに入れる!!!」

 

ティアナは走り出し、スバルの肩を踏み台にして、飛び上がる

 

ガジェット「!!!!!!!!!!!!!」

 

ガジェットはティアナを撃ち落とす為、2つの砲台をティアナに向け、エネルギー砲を撃つ

 

しかし、そのティアナは幻影だった

 

本物はキャロと共にガジェットの間合いに入っていた

 

ティアナの幻影は、機械であるガジェットすらも騙すことが出来る

 

ティアナ「これで終りよ!」

 

キャロ「行きます!!」

 

フリード「キュルック!!」

 

ティアナ「クロスファイヤーシュート!!!!!」

 

キャロ「フリード! メガフレア!!!!」

 

2人の攻撃がガジェットに直撃し、W型は粉々に粉砕される

 

ティアナ「良し!!」

 

スバル「やった!!!!」

 

エリオ「僕達が勝った!!」

 

キャロ「うん!!」

 

強くなったフォアード達

 

これが、なのはの訓練の賜物か!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで今回はフォアードの成長でした

 

次回は隊長格VS戦闘機人

 

はてさて、六課は勝利する事が出来るのか?

 

では次回もお楽しみに〜

 

 

 

説明
戦闘機人との戦いがより激しさを増します
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リリカルなのは あくまで主役はなのは・・・・・・と思う 流れは原作 魔法少女リリカルなのはStrikerS 

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