ソードアート・オンライン『明星の勇者』第十七話
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翌日…ディアベルのパーティがボス部屋を見つけボスの攻略会議が開催された内容はボスについてだ、名前はイルファング・ザ・コボルト・ロード、取り巻きにルイン・コボルト・センチネルが出てくる。

 

 

コボルト・ロードはβでは斧とバックラーを使ってきて最後の一本になると斧とバックラーを捨てて曲刀に持ち変える…だがキリトは正規版では違う武器…特に入手不可能な刀系を使ってくるのではと指摘し俺もその予想に共感した。

 

 

そして明日になり…遂に第一層のボス戦が始まる。

 

 

そして俺達は全員集まると迷宮区を行軍中…

 

 

カイン「…シリカ緊張しすぎだ、いつもの力を出せないぞ」

 

 

シリカ「は、はい」

 

 

カイン「……あっ!あそこにいるのはアンデット系のモンスターが…」

 

 

シリカ「ひっ!」

 

 

カイン「と思ったらただのコボルトだ…すまん間違えた」

 

 

シリカ「な!何するんですか〜本当に信じましたよあたし」

 

 

カイン「はは!すまんすまん、でも緊張は和らいだだろ?」

 

 

シリカ「…あ!」

 

 

ムラマサ「親方様、お見事でございます」

 

 

カイン「さてと…とうとうみたいだな」

 

 

遂に俺達の目の前に大きな扉…ボスの部屋に続く部屋にたどり着いた。

 

 

ディアベル「最後に、俺から言えるのは一つだけ…絶対に死ぬな…そして…勝とうぜ!」

 

 

ディアベルの発言で此処に集ったプレイヤー達の士気が高まる。

 

 

そしてボスの部屋はゆっくりと開き…俺達は部屋のなかに入り全方向を警戒する。

 

 

真っ黒な部屋は突如明かりがつきそして真っ赤な巨体…コボルト・ロードを目視した。

 

 

そしてコボルト・ロードは雄叫びをあげて斧とバックラーを持って前に出てきてコボルト・センチネルは4体現れた。

 

 

 

ディアベル「攻撃開始!」

 

 

その瞬間ボス戦が始まった。

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カイン「俺とヨシユキが真っ正面からコボルト・ロードに当たるからシリカとココは遊撃、ムラマサとワタルはなるべく後ろからクリティカルを狙ってくれ!」

 

 

俺はパーティメンバーに指示を出すと一斉に動きだし。

 

 

俺は敏捷性の早さで一番槍となりソードスキルを発動させる。

 

コボルト・ロードは俺めがけて斧を振り落とすがこちらの方が動くのが先だ。

 

 

カイン「幻狼斬!」

 

 

俺は一瞬でコボルト・ロードの後ろに回り込み横切りを一閃を食らわせそして俺の攻撃はまだ続く。

 

 

カイン「秋沙雨!!」

 

 

そこに突き10連撃を繰り出し本来なら上に切り上げるのだがそれでは終わらない。

 

 

カイン「飛燕瞬連斬!」

 

 

そのまま突きでまた回り込み飛んで3回切り込む。

 

 

 

カイン「ヨシユキ!スイッチ!」

 

 

ヨシユキ「ああ!はああぁぁぁっ!」

 

 

そして連撃するかのようにヨシユキが《バーチカル・アーク》をはなちコボルト・ロードに与えた。

 

 

そうして何度も何度もスイッチで交代で攻撃…危なくなったら後退してポーションで回復するなので今のところ死者は誰も出ていない。

 

 

キリト「コボルト・ロードのHPが残り一本だ!武器を持ち変えてくるぞ!」

 

 

遂に残る一本になり斧とバックラーを捨てて後ろに携えていた剣を引き抜く。

 

 

 

カイン「曲刀じゃない、野太刀!キリトの予想通りか」

 

 

そういってキリトの方を見るとどうやらLAを狙い行くらしいな。

 

 

カイン「シリカちょっとついてきてくれ、ヨシユキ達はまたPOPしたセンチネルを」

 

 

ヨシユキ「ああ、わかった」

 

 

そういい残すと俺とシリカはキリトのもとにいく。

 

 

カイン「キリト、LAを取りに行くのか?」

 

 

キリト「カイン!お前部隊は…」

 

 

カイン「ああ、部隊はヨシユキに任せた、それでお前のことだから取るんだろ?」

 

 

細剣使い「あなた、あのときの…」

 

 

そしてキリトの横には前にトールバーナにあった細剣使いだ。

 

 

カイン「キリト、もしかして前に組んでるコンビって」

 

 

キリト「ああ、彼女だ」

 

 

カイン「そうか…まあ…どうする?行くんだったら俺達も手を貸すが?」

 

 

キリト「ああ、わかった俺達でボスを倒そう」

 

 

カイン「それじゃあ先に俺達が行くトリはキリト達で決めろ」

 

 

シリカ「カインさん、このローブやっぱり動きづらいんでとっていいですか?」

 

 

カイン「良いのか?」

 

 

シリカ「はい」

 

 

カイン「それじゃあ行くぜ!」

 

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そういってシリカはローブを脱ぎ走りだし俺もそのあとを付く。

 

 

そして回りとプレイヤーはローブを脱いだシリカに見とれていた。

 

 

そりゃあそうですね、ローブで隠していた姿は美少女ですからね…それは納得いきます。

 

 

シリカ「はああぁぁぁっ!」

 

 

そう思っていると既にシリカはソードスキル…《クロス・エッジ》を放ち若干HPが減る。

 

 

カイン「シリカ!スイッチ!」

 

 

シリカは硬直が解けると直ぐに後ろに後退し俺と交代する。

 

 

カイン(決めて見せる!)

 

 

カイン「うおぉぉぉっ!」

 

 

俺はソードスキルを発動し縦横無尽にコボルト・ロードを切り裂く。

 

 

カイン「くっ!」

 

 

だが相当な連撃もあり右腕がきつくなってくる

 

 

カイン(このままじゃ、失敗する、未完成のままで使ったのが誤りだったか)

 

 

六連撃目で失敗すると思っていると後ろから声が聞こえてきた。

 

 

キリト「カイィン!右手だけじゃなく左手も使えぇ!」

 

 

カイン「左手?…そうか!うおぉぉぉっ!!」

 

 

力を振り絞って7回目を上段から斜めに切り落としてそのままの勢いでアニールブレイドを後ろから上に投げてそれを左手で掴みとる。

 

 

カイン「これでぇぇっ!」

 

 

そして更に連続切りは続きこれはもう完成と言っていいので俺はこの技の名を叫んだ。

 

 

カイン「天狼…滅牙!!」

 

 

俺の天狼滅牙の十六連撃が決まりだがコボルト・ロードは健在で野太刀で俺を狙っていた。

 

 

細剣使い「させない!」

 

 

俺の後ろから細剣使いが出て来てリニアで野太刀を弾く。

 

 

キリト「カイン、少し借りるぞ」

 

 

カイン「え?ちょっ!キリト!?」

 

 

俺の横を通りすぎたキリトは俺からアニールブレイドを借りるとそれを左手に持ちそして…

 

 

 

キリト「スターバースト…ストリーム!!」

 

 

キリトは異様にさまになっている二刀流の十六連撃が決まりコボルト・ロードのその巨体はポリゴン化して消滅した。

 

 

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後書き

 

 

どうも〜ウィングゼロです!

 

 

今回はイルファング・ザ・コボルト・ロードとの戦いを書きましたどうでしたか?

 

 

そしてカインのあの特訓はTOVのユーリのバーストアーツ天狼滅牙を会得する特訓でした…自分でもあれは修得するのに苦労すると思う。

 

 

そして死ぬはずだったディアベルの生存です。これは絶対にする気満々でした。

 

それでは次回はボス戦後のお話です。

 

 

それでは次回にお会いしましょうさいなら〜

説明
VSイルファング・ザ・コボルト・ロード
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コメント
残念ながらありません、ディアベルも死んでいませんし事前に言っているので(ウィングゼロ)
次回は、キバオウが「うるさく」言ってくんのか?(劉邦柾棟)
まあソードスキルじゃないただの真似ですけどね(ウィングゼロ)
キリトさん、二刀流をやりやがったよww!(本郷 刃)
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