真恋姫†無双 Another Story‘闇’の御遣い?聖なる力と復讐の魔人 |
凪の『王玉龍破』を響窃に放つ為
我々は時間稼ぎをすることになった
凪…………
なるべく早くしてくれ!!
六節 ?魔人を止めろ!?
春蘭「凪の邪魔をさせるな!」
霞「近寄らせたらアカンで!」
愛紗「凪!頼んだぞ!!」
我々は時間稼ぎをするため響窃に突っ込んでいった
響窃「今度は何の作戦だ………?
只々突っ込んで来るとは……………
そして……楽進の気がどんどん膨張していく………?」
響窃が少し感づいたか……
だが、まだ我々の計略には気づいてはいないようだな……
凪「はあぁぁっ!!」
ギュォォ!
雪蓮「後どれだけ掛かるの!?」
真桜「凪は気の吸収に集中してるから聞こえへんで!
恐らく今は1/3程度やで」
華琳「まだ掛かるわね………」
残り2/3か………
保てばいいのだが………
響窃「ふっ…………楽進に何かありそうだな……
今の今まで戦闘に参加していた者が気を溜めるだけになる訳がないからな……」
まずい!気がついたか!!
響窃「ならば…………消えろ!楽進!!」
ピュン!!
春蘭「させるか!!」
フォン!!
ガキンッ!!
春蘭が『死の閃光』を弾いた
しかし、
春蘭「くっ!?ここまで『死の閃光』の威力が上がっていたのか!?」
春蘭の手が小刻みに震えていた
響窃「どうした、夏侯惇……
たった一撃を受けただけで手が震えているぞ………?」
春蘭「う、五月蝿い!!震えてなどおらぬわ!!」
響窃に言われた春蘭は自分の手を叩いた
響窃「強がりだな…………はっ!!」
ブォン!!
響窃の掌から『死の剣』が現れた
春蘭「くっ!!でえぇぇいっ!!」
フォン!!
響窃「ふっ………はっ!!」
フォン!!
ガキンッ!!
春蘭と響窃の太刀がぶつかり合う
春蘭「はあぁぁっ!!」
響窃「いくぞ、夏侯惇!」
フォン!!
フォン!!
フォン!!
フォン!!
ガキンッ!!
ガキンッ!!
ガキンッ!!
ガキンッ!!
春蘭「またその刃を叩き斬ってやる!!」
フォン!!
響窃「おっと…………その手には………乗らぬわ!」
シュン!!
春蘭「何っ!?」
響窃は春蘭の斬撃を『空走』で躱し
響窃「はあっ!!」
ゴオッッ!!
春蘭「ぐあっ!!?」
零距離の『気力破』を喰らってしまった!!
秋蘭「姉者!!?」
季衣「春蘭様!?」
春蘭「く………くそ………」
かろうじて春蘭は持ち堪え体制を立て直したが、最早虫の息同然だ!
華佗「待っていろ、春蘭!!」
華佗が春蘭の元まで走り出したが
響窃「させるか…………呀猟!!」
フォン!!
ピュン!!
『死の剣』を横に振り、響窃は『死の魔光』を華佗に向かって放った
華佗「当たるか!『龍走』!!」
なんと華佗は『龍走』を使い、『死の魔光』を回避し、春蘭の元まで一瞬で移動した
蓮華「華佗、『龍走』を使えたの!?」
于吉「華佗さんも成長しているのですよ
医者といえど、回復だけではこの戦いに終止符を打つ事は出来ません」
華佗「はあぁぁっ!!『超癒療』!!」
シュゥゥゥゥ………
春蘭「おぉ?痛みが無くなってきたぞ!」
華佗の『超癒療』により春蘭の傷が回復し始め、
遂には
華佗「よし!完治したぞ!!」
春蘭「すまぬ、華佗……
おぉ!!体中の傷が全て無くなったぞ!!!」
華琳「素晴らしい回復能力ね」
響窃「やはり呀猟……貴様は呂布や関羽、夏侯惇の次に厄介だな………
その驚異的回復能力……そう簡単に会得できるものではない…………」
華佗「五斗米道の継承者なら出来て当たり前だ!」
春蘭の傷が無くなったことは良いが
凪の気の吸収がまだ終わっていない!
愛紗「真桜!まだか!?」
真桜「え〜と、まだ3/5程です!
やっと半分を通過したところや!!」
凪「くっ、ぬうぅぅぅ!!!」
ギュォォ!!!!
凪は必死に気を溜めているが、この速度では………
思春「くっ………このままでは………」
祭「そう長くは保たんぞ!」
蓮華「もっと効率よく溜められる方法はないの!?」
蓮華殿がそう言った時だった……
美羽「『散気掌』なのじゃ!!」
ボワッ!!
美羽は空に両手を伸ばし黄色の塊を凪に向かって投げつけた
美羽は何と『散気掌』を行い、凪の気の吸収を手伝ったのだ
ギュォォ!
真桜「今の『散気掌』でかなり気の量が多くなったで!」
七乃「お嬢様!?いつの間に『散気掌』を会得したのですか!?」
美羽「最後の修行の時じゃ
七乃、妾も戦いに加わるのじゃ!
例え、響窃に攻撃を与えられなくとも
『散気掌』で気を渡すことは出来るのじゃ!
皆が主様の為に戦っておるのに、妾だけ指を咥えて見ていることなどできぬのじゃ!!」
雪蓮「やるわね、美羽ちゃん♪」
七乃「流石、お嬢様です!
私は涙で前が見えません!!」
響窃「ならば………張勲
その両目………永遠に見えなくしてやろう………」
フォン!!
ピュン!!
そう言うと響窃は七乃に向かって『死の魔光』を放ってきた
しかし、
七乃「生憎ですが」
七乃はいとも簡単に『死の魔光』を躱した
七乃「一刀さんに恩を返すまで貴方に渡す物なんてありませんよ♪」
七乃がそう言った瞬間、
流琉「『散気掌』!!」
ボワッ!!
沙和「『散気掌』なのー!」
ボワッ!!
明命「『散気掌』!!」
ボワッ!!
ギュォォォォォ!!!
それぞれが『散気掌』を行い、その全てが凪に注がれていった
そして、
凪「はあぁぁっ……………はあっ!!」
ゴォンッ!!
その瞬間、響窃程ではなかったが凪から衝撃波が生じた
真桜「やったで!!
凪の気が最大まで溜まった!!後は当てるだけや!
凪、準備はええか!!?」
凪「いつでもいけるぞ!!真桜!!」
凪は最大まで気が溜まり、凪の周りには黄色い渦のようなものが作られていた
凪「はあぁぁっ!!」
凪が両手を前にやると、掌位の大きさの気の塊が出現した
雪蓮「準備は出来たようね!」
桃香「後は………」
華琳「響窃の動きを封じるだけよ!!」
……終……
説明 | ||
響窃に致死的ダメージを与えるため 我々は凪に『王玉龍破』を放たせる事となった 愛紗達は凪に最大まで気を溜めさせる為に 響窃を足止めさせ時間稼ぎをすることとなった |
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コメント | ||
やべ〜誰かが羽交い絞めにして私ごと撃つんだ!って光景しかうかばね!(nao) | ||
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