ソードアート・オンライン『明星の勇者』第二十話
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 第二層修練の祠

 

 

 俺とラピードは現在町から南東にある修練の祠という場所を訪れて出てくるモンスター、スカルソードマン2体と戦っていた

 

 

 カイン「はあぁっ!虎牙破斬!」

 

 

 俺牙放った虎牙破斬でスカルソードマンを1体倒す。

 

 

 

 ラピード「ガウゥ!」

 

 

 もう1体はラピードが口に加えている短剣…クリスダガーで連続で切り裂いて倒される。

 

 

 カイン「ふぅ…けっこう奥まできたはずなんだがな…此処にいないってことは一番奥か…さてとこんなところで何をするつもりだ…デュークのやつ」

 

 

 そういって俺とラピードは減っているHPをポーションで回復しラピードが先頭に奥へと進んでいった。

 

 

 

 何故俺が此処にいるかというとそれは約三時間前になる。

 

 

 

 

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 三時間前

 

 

 相棒のラピードがギルドに加わった翌日、昨日に加わったラピードのステータスを見てみると気になるスキルを持っていた…それは短剣装備、プレイヤーだったら、なんだ…といえるがラピードは人ではなく確か軍用犬だ、迷宮区とかには武器や盾を着けたモンスターが出てくるがそいつらはテイムはできないという設定だし武器を扱えるテイムモンスターとなったら相当なレアケースだ。

 

 

 そんなわけでフルブライトに頼んで何度かやって数本手にいれていたクリスダガーを10000コルで…本来なら18000コルで売ってくれるがまけてくれた。

 

 

 そして直ぐに素材があったのでキキに強化を依頼してクリスダガー+9 にして(ラピードに合わせて連続攻撃してくれそうだったので鋭さ4で速さ5で作った)ラピードの胴体に装備していざ俺とラピードのレベル&熟練度上げと思った矢先で俺は街で人がかなり行き来している場所で見覚えがある顔を見かけた。

 

 カイン「あいつは…!デューク!」

 

 

 その姿は間違えもなく、俺に武醒魔導器《ボーディブラスティア》を渡した銀髪のNPC…いや既に正体がわかっているのでデュークと言っておこう。

 

 

 デュークは淡々と街の出口へと歩いているのを目撃し俺にはデュークに聞きたいことが山ほどあるので着けることにした

 

 

 だが出口辺りで見失ってしまい、どうしたものかと考えているとラピードがこっちだと言わんばかりにフィールドに走っていき恐らくラピードがもつスキル《嗅覚》でデュークの匂いを掻き分けて追おうとしてくれているのだ。

 

 

 そうしてデュークを追いかけて修練の祠までたどり着いたのだ。

 

 

 

 

 そして現在

 

 

 

 修練の祠の一番奥へとたどり着いた俺はその目に銀髪の…探し人のデュークを見つける。

 

 

 デューク「…来たか、少年」

 

 

 カイン「その口ぶりからしてはじめっから気づいてたみたいだな…」

 

 

 デューク「その通りだ、貴様は私から聞きたいことがあるのだろう?決められた輪廻から外れた少年よ」

 

 

 カイン「俺の正体も知ってるってことか…ならまずは何で俺に武醒魔導器《ボーディブラスティア》を渡した?」

 

 

 デューク「それは貴様に見込みがあったからと言っておこう」

 

 

 カイン「…そうかい…なら次の質問だ…あんたはデューク・バンタレイ本人か?」

 

 

 デューク「そうだ」

 

 

 デュークはその問いに即答で頷いた。

 

 

 デューク「私はデューク・バンタレイであって…テルカ・リュミレースのデュークではない」

 

 

 カイン「つまり…平行世界のデュークってことでいいんだな?」

 

 

 デューク「そうだ、私はこの世界で茅場に作られたAIにすぎない…ただし、基礎を作ったのは貴様も一度はあったことがある人物だがな…」

 

 

 カイン「…神か…」

 

 

 デューク「そうだ、神は茅場に私達の基礎データを送りそれを組み込んだのだ…」

 

 

 カイン「…ってことはザギもそれでいいんだな?だがなんでデュークが狙われるんだ?」

 

 

 デューク「それは…今は言えぬことだ、だが心せよ、少年よ、既にこの世界に入り込んでいる邪悪は動き出しているということを」

 

 

 カイン「おい、それどういう…!」

 

 

 デューク「では去らばだ、ここまで来た褒美に89層で手に入るエキストラスキルを与えた、名称は少年にわかるであろうから詳細は言わない」

 

 

 そういってデュークは持っていた剣を軽く振ると回りに術式が展開してそして俺は一瞬輝いた光によって視界を奪われる。

 

 

 カイン「くっ!」

 

 

 そして視界が回復するが既にデュークはその場には居なかった…

 

 

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 カイン「さっきの剣…宙の戒典《デインノモス》…ってことはさっきのはリゾマータの公式か…まさか発動させて目眩ましされるとはな…そういえばさっきデュークがスキルをいれたとか…うわぁ…これかよ…ブラスティアと同じ意味でチートだぞ」

 

 

 俺はデュークを追いかけるのを断念するとメニューをひらいてデュークが言ったことが気になり見てみたら直ぐにわかった。

 

 

 

 剣技 327

 

 

 索敵 394

 

 

 武器防御 312

 

 

 フェイタルストライク 0

 

 

 うん、間違えないねこれはあの特定のマークが出たらボスやギガントモンスター以外なら一撃で倒せるフェイタルストライクだね…

 

 

 

 この日俺はまたチートに近づいた。

 

 

 

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後書き

 

 

どうも〜ウィングゼロです!

 

 

カインがエキストラスキルを修得しましたが…能力がチートですね

 

 

そしてデュークが登場しやっぱりあいつの武器はデインノモスじゃないといけませんからね

 

 

それでは次回は第二層を突破して凛々の明星が正式に結成されます!ということでギルドメンバーが一同に集合します!

 

 

次回はその話とキャラのステータス(カインとシリカ以外は主な武器とスキルだけです)を書こうと思います。

 

 

それでは次回にお会いしましょうさいなら〜

説明
デュークとの再会
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コメント
本郷 刃へ 確かにねw w (ウィングゼロ)
さらにチート化? 何を今更ww(本郷 刃)
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