真・恋姫†無双―二つの呂旗― |
真・恋姫†無双―二つの呂旗― 第十五話「虎牢関決戦、曹操軍対董卓軍第二師団」
俺の号令と共に董卓軍第二師団の5万の兵が一気に曹操軍に飛びかかる。中央に位置する于、李の旗のもとに行かせ、十文字の所に俺と静夏母さんが向かい、夏候淵の元に蒲公英を向かわせた。蒲公英は「無理だよ〜」と嘆いていたが足止めのみだと話して納得してもらったのだ。
静夏「一刀、戒刀さんをどうするの?」
一刀「可能な限り捕らえようと思う。その後は静夏母さんに任せるよ。俺は殺し一択だから。」
静夏「分かったわ。」
一刀「さて・・・見えて来た。」
俺は前に出てくる兵を一振りで地に沈めながら十文字の旗のもとに駆けて行った。
一刀「北郷戒刀!何処に居る!!」
戒刀「・・・やはり一刀か。貴様・・・親に刃を向けるとはどういう了見だ?」
一刀「は!貴様が親?俺の親はじいちゃんであり、静夏母さんであり、丁原の親父であり、孫文台と言う偉大な母だ!貴様の名など入る余地はない!この下凡め!!」
戒刀「な・・・・貴様!!言うに事欠いて、その言いぐさはなんだ!!誰のおかげで生きてこれたと思っている!!」
一刀「ん?少なくとも貴様のおかげではないが?何か勘違いをしてるんじゃないか??」
戒刀「貴様〜!!」
本当に醜悪な顔だな。今にも殺したくなる・・・だが、俺はそこらの賊とは違うのだ。こいつにも命と言う物が紛いなりにも在るのだ、だからまずは捕らえ沙汰を下すのが一般的だろう。
戒刀「・・・そんな態度をとってると後悔するぞ?」
一刀「なんだ?何を後悔するんだ??」
戒刀「ふふふ・・・・(パチン)静夏、一刀を射殺せ!」
一刀「・・・・」
きりりりりり・・・・・
静夏「・・・・」
ひゅん!とす!
戒刀「はははは!どうだ!どうだ!これこそ裏操氣術だ!!」
どさ
一刀「・・・アホが居るよ静夏母さん。」
静夏「そうね、大アホが居るわね」
戒刀「な、なんだと!?そんな馬鹿なつい最近までは効果が・・・・どうして!?」
一刀「ま、いいや。覚悟してね?く、そ、お、や、じ♪」
戒刀「そうやすやすと捕まるか、いったん本陣に退くぞ!」
戒刀隊「はは!」
一刀「逃すか!」
戒刀隊「おおおおおおおおおおおおおおお!!」
一刀「くぅ!なんて胆力だ・・・これは、北郷流の禁術の一つか!?」
戒刀「はははははは!どうだ、一刀。このまま殺されてしまえ!!」
一刀「・・・(ぷち)北郷流・・・・雲雀朱雀!!」
雲雀朱雀――炎を纏った氣の斬撃が空に上がりそのまま地上へ落下するわざだ。本来使うつもりのなかった技だが・・・かっち〜んと来た。ちなみに彼等が掛けられた術は北郷流禁術の一つ、地上げである。内包する氣を高め、そのまま腕力などに変換する技で他人に施すものである。反動がものすごいので禁術指定されている。
戒刀隊「ぎゃーーーーーーーーーーーー!」
戒刀「なぁ!?それは北郷流の秘奥義!?どうして使える!!」
一刀「北郷流・・・免許皆伝・・・北郷一刀。そう言えば分かるか?分かるよな?その腐った頭でもさぁ!」
戒刀「・・・くっ退くぞ!」
戒刀隊「は!」
一刀「く!逃さん!!」
静夏「一刀、今はこらえなさい。此処の兵を蹴散らすのが先よ。」
一刀「・・・分かった・・・はぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
すぐに・・・オワラセル。
静夏「・・・さあ、ウチの息子を此処まで怒らせたんだ。覚悟はいいかい??」
静夏隊「ぶっ込んで行くよ!は!は!はぁ!!」
戒刀隊「ひぃ、この女達めっちゃ怖ぇ!!逃げろ!!」
一刀「逃すと思ってるのか??北郷流玄武割砕陣!!!」
俺は白銀を地面に突き刺し気を放出する。地面は隆起し、兵を呑み込む、勿論自身の兵の所は避けている。
一刀「・・・よし、行こうか静夏母さん。」
静夏「そうね。中央も李、于の旗が降りた所を見ると・・・」
一刀「うん、凪もうまくやってるみたいだね。急ごう。」
俺と静夏母さんはそのまま曹操軍中軍を無視、本陣に迫った。
一刀「止まって・・・沙耶か?」
沙耶「・・・ここから先は行かせない!」
静夏「沙耶・・・」
一刀「沙耶、君は此処まで来ても連合に加担するのか?」
沙耶「お兄ちゃん・・・私・・・」
俺は沙耶の返答を待つ、それは自身の妹がどれだけの考えを持っているのかそれが気になったからだ。
沙耶「私は華琳さんの覇道を支えたい、それがたとえ悪くない人を生贄にするんだとしても。だって・・・それが私の恩返しだから。華琳さんは間違ってるかな?この時代にはむしろ救いだと思う。自身で世界を変えて、自身で世界を治め、自身の世界を守る。これは間違いじゃない、それに華琳さんは他の人と違ってちゃんと周囲を見てる、張角さん達の事にしたって・・・本当は助けようとしたのに・・・お兄ちゃん達が殺してしまった!」
静夏「それに関しては問題ないわ。彼女たちは生きてるから。」
沙耶「え、本当に!?・・・じゃあ、お兄ちゃんたちは・・・」
一刀「ああ、時代の被害者を見殺しにするほど俺は、俺達は堕ちてはいない。」
沙耶「そっか・・・それならもうやる事は簡単だよ、見えてる頂はいっしょ。でも、お互い相容れない、話し合いでもいい、でも・・・それでは周囲が納得しない。ならどうすれば納得する?簡単な方法がある。戦おう。戦って勝とう。こぶしを振り上げて高らかに戦いましょうと宣言する。それが華琳さんだよ。董卓さんは如何?」
一刀「・・・月、董卓はその考えを認めながらそれでも対話は忘れない。武を持ちながらも険しい対話の道を常に考えている。それでも戦いがあるのなら彼女は戦うだろう。俺も戦うだろう。戦いだけではなく話し合いも常に戦う前から考える。俺達の世界とほとんど同じ考えを・・・彼女はすでに考えている。」
沙耶「・・・そう、なら見解の相違だね。私達は話し合いは戦った後にする。」
一刀「そうか・・・ならば、こちらもそれに応えよう。」
沙耶「・・・北郷流・・・」
一刀「・・・抜刀術・・・」
二人「青龍一閃!!」
きぃぃぃぃぃぃぃん・・・・
一刀「ふ、さすがだな。素質でいえば俺以上だぞ?沙耶。」
沙耶「・・・ならさ、後で稽古付けてよ。お兄・・・ちゃん。」
どさ。
一刀「・・・曹操軍が将、北郷沙耶、呂北が討ち取った!!!」
呂北隊「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
静夏「一刀、私は沙耶を連れて本陣に戻るわ。後はお願いね。」
一刀「ああ。」
その後静夏母さんは本陣へと沙耶を連れ、撤退して行った。中央に目を向けると少し凪が押されているように見える。仕方ないか・・・援護に行こう。
一刀「呂北隊このまま戦線維持。大盾陣黒狼城。」
呂北隊「は!」
一刀「さて・・・ちょっと戦場を横切るか!」
俺はそのまま中央まで掛けて行った。
俺は今凪の戦闘区域までもう少しと言う所に来ている。戦闘区域では上に・・・何あれ?どこぞのハンマーとどこぞのヨーヨーが飛んでるんだけど?何?俺またどこか別の外史に来たの?ってなるぐらい異様な光景だった。向かってくる兵は切り殺し、返し手で気を失わせ、そして戦闘区域に着いた。そして見た光景はさらに異様な物。幼女が・・・ハンマーとヨーヨーを振り回していた。
凪「くっ!まだまだ!!」
???「でぇぇぇぇい!」
???「そりゃぁぁぁぁぁ!」
一刀「凪、無事か!?」
凪「か、一刀様。」
一刀「あの子たちは?」
凪「は、右の桃色の髪をしたのが許?将軍で、左の緑の髪の子が典韋将軍です。」
一刀「・・・幼女趣味か!?」
凪「そうではありません。その・・・あれ?でも桂花様も十分・・・すみません、否定できないです。」
典韋「否定して下さい!私は華琳様みたいな趣味ありませんから!!」
許?「んにゃ?何の事?」
一刀「・・・・まあ、良いだろう。二人とも・・・時間がないんだ。カクゴシロヨ?」
二人「ひぃ!!」
凪「あの、何かありました?」
一刀「あの男を逃した。今本陣に居る・・・」
凪「えぇ!?」
一刀「後凪、手伝え。あの子たちの氣を見る。あの黒い氣を覚えているよな?」
凪「!?・・・・はい!」
一刀「よし、ならば行くぞ!」
凪「は!はぁぁ、猛虎蹴撃!!」
凪の氣弾は大きな弧を描いて許?たちに降り注ぐがそれはすぐに避けられる。だがそれが狙いなのだ。俺はそのまま抜刀の構えをして集中する。
一刀「北郷流抜刀術・・・柳!!」
無数の抜刀斬撃を飛ばして許?たちを吹き飛ばす。そして・・・
二人「きゅ〜」
二人は目を回して倒れていた。
一刀「・・・・」
凪「どうですか?」
一刀「許?に反応有、典韋はないな。」
凪「では、流琉様は私が運んで置きます。」
一刀「ああ、許?に関しては他の兵に連れて行かせる。」
凪「はっ!」
一刀「・・・・はぁぁぁ!元気になれぇぇぇぇ!!」
俺は懐から鍼をだし許?の中にある黒い氣を消滅させる。勿論氣の活性は行わない。目を覚まされても困るしね。
一刀「誰かある!」
楽進隊「は!」
一刀「このままこの子を連れて撤退しろ。あいつらも無理に追っては来はしないだろう。」
楽進隊「はは!!」
その足で俺は蒲公英が苦戦してるであろう場所へと掛けて行った。
さて・・・頭も落ち着いてきたな。だがあの男の事を考えるとまた沸騰しそうだ。今は愛しの義妹蒲公英を救いに行くとするか。いまさらだが俺は妹が多くないか?まずは実妹の沙耶だろう?義妹は永久と久遠(劉協と劉弁)だろう?さらに蒲公英に蓮華・・・おや?孫尚香もこの場合義妹にカウントか?・・・おう?俺妹に手を出してるし意外と下衆なのか???やばい・・・テンション下がってきた・・・いや、俺は愛されてる!そう考えるとテンションあがってきた!!
など度考えている間に到着だな。
蒲公英「お兄様!た、助かったよ〜」
夏候淵「く、呂北か!・・・姉者は無事か?」
一刀「ああ、今は虎牢関でこちらの様子を眺めてるはずだ。」
夏候淵「姉者が?大人しく???」
一刀「ああ、俺がそうお願いした。」
夏候淵「・・・そうか・・・姉者が・・・成長したなぁ(ホロリ」
一刀「・・・酷い妹がいたもんだ。」
夏候淵「これが私の愛情表現だ。」
一刀「歪んでるなぁ・・・そうだ夏候淵、これは負け戦だろ?こっちに来ないか?春蘭も喜ぶぞ?」
夏候淵「!?あ、姉者は真名まで預けたのか!?」
一刀「うん。」
夏候淵「・・・そうか・・・しかしだからと言って降る訳にはいかん。」
一刀「なら診察だけ受けてくれないか?」
夏候淵「なんだと?」
一刀「じつは・・・」
俺は春蘭に掛けられた術が夏候淵にも在る可能性を説明した。
夏候淵「・・・北郷戒刀が・・・く、あの男、その様な仕掛けを姉者に、だがどうやって?」
一刀「そこは分からない。だが今本陣に撤退したから曹操の所に入るはずだ。」
夏候淵「なんだと!?な、ならば私は退かねばならん。あの男もはや信用ならん!」
一刀「・・・診察は受けてもらえそうにないね。なら仕方ない。」
夏候淵「え?」
ど!
夏候淵「あ・・・う・・・」
どさ。
一刀「さてと・・・時間も無いし・・・うん、大丈夫。蒲公英、夏候淵さんを連れて行って。」
蒲公英「りょ〜かい。お兄様も気を付けてね〜。」
一刀「ん。さて・・・他の兵は覚悟しろよ?投降するならまだしも・・・抵抗するのなら・・・」
夏候淵隊「く・・・将軍が連れ去られ、それを奪取すら出来ぬ状態で抵抗するほど頭が回らん訳ではない・・・好きにしろ。」
一刀「よし、馬岱隊はこのまま夏候淵隊を連れて撤退しろ、いいな!」
馬岱隊「は!」
一刀「・・・さて、残るは本陣っと。」
夏候淵は無事だった。何が違うのかは分からないが・・・いまだに嫌な感じがまとわりついていた。これは何かが起こるのではなく・・・何かが起こった?まさか・・・な。
もう少しで敵本陣だな・・・中央も公孫の旗が降りたし・・・残るは連合諸侯中軍と総本陣に敵右翼袁術のみ総兵力は10万強って所か?さて・・・クソ親父・・・待ってろよ??
一刀「そこを通せ。殺すぞ?」
戒刀隊「と、通すか!!」
一刀「そうか。」
ちん
一刀「なら死んどけ。」
どさどさどさ
曹操隊「ひぃ!」
荀ケ隊「た、助けて・・・」
一刀「抵抗しなければ殺さんさ・・・投降するか?」
その一言に頷きながら武器を捨て投降しはじめる。俺は自身の隊に捕虜を引き連れ撤退を促し、そのまま俺は曹操軍本陣に足を踏み入れた。
一刀「・・・やあ曹操、さっきぶりだね。」
曹操「・・・ええ、まさかの完敗よ。」
戒刀「まだだ、まだ負けとらん!!」
曹操「戒刀、どうあがいても敗北よ。それが判らないあなたじゃないでしょ?」
戒刀「ふ、ふふふ・・・静香はどうか知らんが許?や于禁、李典、夏候惇は・・・動かせるんだよ!!(ぱちん)」
一刀「そうか?于禁、李典も凪によって解放されてると思うがね?その証拠に・・・・虎牢関は粛々としてるじゃないか。」
戒刀「そ、そんな・・・」
一刀「なあ・・・一つ聞かせろよ。あの術はどうやって植え付けた?あれは北郷流じゃないだろう?」
戒刀「ふ、ふふふ、これは私が開発した術だ。まあ、氣を植え付けるには・・・あることが必要なんだ。」
一刀「あること?」
やめろ!聞くな!聞いちゃ駄目だ!!
一刀「なんだよ・・・それ・・・」
戒刀「所謂房中術だからな。」
曹操「!?ど、どう言う事!?」
戒刀「ま、手こずってはいたがな。静夏を使って頭の弱い奴を誘いこみ、催眠術で従順にしてその後おいしk」
一刀「それ以上ほざくな!!!」
曹操「あ・・・そんな・・・」
戒刀「く、はははは!!良い具合だったぞ?3人ともなぁ!!」
曹操「戒刀・・・・戒刀ぉぉぉ!貴様ぁぁぁ!!!」
一刀「待ってろ・・・必ず殺してやる。」
戒刀「ははは!出来るか?貴様に?(パチン)曹操、俺の盾になれ。」
曹操「!?・・・あ・・・・はい・・・」
一刀「曹操!?き、貴様・・・戒刀ぉぉぉぉぉ!」
曹操「・・・・戒刀・・・さまを・・・守ります・・・」
一刀「・・・曹操、すまん。」
ひゅっ!
曹操「あ・・・・・・・・呂・・・・北・・・・」
とさ
戒刀「な、なんだと!?曹操も十分な武人なのに!?」
一刀「・・・俺は武人じゃないぞ?何を勘違いしてる??」
戒刀「ぶ、武人じゃなきゃなんだ!?」
一刀「おいおい・・・かつて貴様も言ったじゃないか?おれは・・・・」
『化け物だよ』
戒刀「ひっ!あ、あぁ!!く、来るな!!来るなぁ!!!!」
一刀「殺しはしない。今は・・・な。だが・・・覚悟してはもらおうか。まずはその足が邪魔だな。あ、あと・・・・その下の愚息もいらんだろ?」
戒刀「や、やめ。」
一刀「切り落としはしない。ただ・・・氣の流れを乱して動けなくするだけだ。後は・・・俺の仕事じゃない・・・だが・・・うん、一発ぐらいは良いか?俺はな・・・少しは信じていたんだ。屑でも愚図でも暗愚でも最低でも下衆でも・・・それでも親父なんだって、信じてたんだ。勝手に信じて、勝手に失望して・・・ああ、独りよがりだな・・・だが・・・他の子たちも傷付けたんだ。覚悟しろ!」
戒刀「う、あ・・・ごっ!!!!」
俺の一撃は親父の顔を見事に変形させた。氣を使って大怪我だけはさせてはいない。俺がやる事はまだ先だから。
一刀「さて・・・帰るか。」
俺はそのまま虎牢関へと足を向けた。
一刀「さて到着〜。たっだいま〜。」
奈々「おかえりなさい一刀様。それが北郷戒刀ですか?」
一刀「そそ。もう立てなくしたから手だけ縛って静夏母さんの所に転がしといて。」
奈々「はい、北郷戒刀用第一懲罰房ですね!」
一刀「・・・うん。よろしくね。」
さて・・・曹操、夏候惇、許?、それに于禁だったか?今は一つの部屋に居るらしいしまずはそっちのケアからだな。どうしたらいい?どうすればいい?
こんこん
曹操「???だれ?」
一刀「呂北だ。今いいか?」
曹操「ええ、良いわよ。」
一刀「・・・顔色が悪いな。大丈夫か?」
曹操「・・・そう見える?」
一刀「ああ、他の子も・・・春蘭?大丈夫か?」
春蘭「一刀・・・わ、私は・・・うぅ・・・あああ・・・」
一刀「よしよし・・・苦しいよな?ごめんなぁ・・・」
春蘭「なぜおまえが謝る・・・なぜ・・・」
一刀「・・・君たちには話しておこう。俺の本当の名前を。俺は北郷一刀。北郷戒刀の息子なんだ。」
4人「!?!?」
俺は今までの経緯を4人に説明した。親父に受けた仕打ち、学友と教師に受けた仕打ち、この世界に来た後の事をすべて。
曹操「・・・そう・・・私達は負けるべくして負けたと言う事ね。」
許?「うぅ・・・兄ちゃん可愛そう・・・」
于禁「なの〜・・・」
春蘭「一刀・・・お前は大変だったんだな・・・」
一刀「馬鹿言うな。君たちの方が辛いに決まってる。あんな屑に・・・操られ・・・それに・・・手を出され・・・それが俺の親父なんだ・・・だから、すまん・・・」
曹操「・・・謝らないで。そして・・・ありがとう。そうね・・・まずは私の真名を預かってくれるかしら?」
一刀「え?いいのか??」
曹操「ええ、あなたなら・・・いいわ。春蘭も預けてるのだから信頼できるわ。私は華琳よ。」
許?「僕も預ける!僕は季衣だよ。」
于禁「沙和も預けるの〜。沙和って呼んでほしいの〜。」
一刀「ああ、預かるよ。華琳、季衣、沙和。俺は一刀だ。よろしくな。」
華琳「そ、それでなんだけど。私を抱いてほしんだけど・・・」
一刀「そうかわか・・・はぁ!?どうしてそうなった!?」
華琳「口直し・・・と言うより。感謝も在るし・・・それに私は初めて会ったときからあなたの事を・・・って何言わせるのよ!」
一刀「か、華琳が勝手に言ったんだろう!?」
春蘭「・・・だめか?一刀・・・」
一刀「うぉう・・・春蘭???」
季衣「何だかわからないけど・・・兄ちゃん僕も〜」
沙和「さ、沙和も頑張るの〜」
一刀「えと・・・華琳さん?」
華琳「・・・だめ?」
ふぉぉぉぉ!?華琳さん!?なぜに上目使い!?小さいのを気にしてらしたんでしょう?なのにそれを最大限に生かすなんて・・・はっ!これが俗に言うカリスマブレイクか!?そうなのか!?・・・据え膳喰らわぬは男の恥とも言うし・・・それに・・・うん。
一刀「・・・分かったよ。今日はもう終わりだし・・・あんな嫌な奴の事なんか忘れさせてやるよ。」
俺はそのまま4人を抱いた。その翌日俺はライフを1日中削られることになる。・・・ま、そこは察せ。・・・・視線が痛いよう・・・
次回
袁紹「お〜ほほほほほ」
一刀「全砲門開け!・・・・・てー!」
沙耶「・・・うわぁ・・・私あそこに居なくてよかった〜」
静夏「ふぅ(つやつや)」
第十六話『虎牢関決戦、連合本隊対要塞虎牢関』
少年は殺意渦巻く中号令を発す。少年は敵に殺されるのか?味方に殺されるのか?
説明 | ||
第十五話です。 ああ、書いてて本気で殺したくなった。 しかしまだだ、まだ殺しはせんよ。 では本編どうぞ。 |
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コメント | ||
…いやはや、一刀の父親は散々下衆だ下衆だと言われてたが、流石にここまでとは…!こんな言い方は何だが、例えるならEVAの碇ゲンドウに武力を持たせて更に下衆にした感じか?(それでも碇ゲンドウは、自分の望みが地球人類を滅ぼす事を自覚していた節がある分、まだ多少はマシ)(クラスター・ジャドウ) 一刀が実の妹の沙耶に手を出すのは一体何時になるんだろうか? なんか、沙耶を抱く時は母親の静夏も一緒に抱くような気がしますね。(俊) 華琳の場合、春蘭を利用したんじゃないですかね? 何時やったのかは判りませんが。(俊) ほんと どうやって華琳に手をだしいただいのか気になる。。(qisheng) そ〜いえば真桜は?(GUN) 後、素朴な疑問なんだけど沙耶って多分10歳前後だよね・・・?(月見) ↓で孔明さんも言ってますが、頭もいいし警戒心も強いハズの華琳様をどうやったんだろうか・・・?(月見) 甘すぎるだろ!悪即斬ですぞ!!今からでも斬っとけw(nao) つやつやは搾り取ったカラジャナイノカナ?ナニをとは言わないが。味方に殺されるとはつまり・・・(D8) 殺さないという事は後々の脱走フラグ臭が半端無い・・・その前に屑にむごい死を!!さらにその前に精神が壊れる程の拷問を!!(D8) こう言う時こそデバイスの非殺傷機能でしょうが!!(GUN) 本当に死ぬより辛い目にあわせるべき屑ですね。こんな奴から一刀と沙耶みたいな子ができたのは奇跡だとしか。それにしても静夏さんがつやつやなのは何故?(flamme) このままでは、董卓軍の将(ねね以外)が極無双奥義が発動してしまいそうだw(tenryu) 下衆野郎が!?(劉邦柾棟) ……誰か、あの塵芥に向かって「クスクス笑ってゴーゴー!!」しないかな?(俊) この屑にはただの死では生ぬるい、未来永劫苦しみ続けてもらおう(牛乳魔人) マジで屑だなあの愚父は(怒) そしていつの間に劉姉妹に手を出していたのか気になるな^^; 次回の更新楽しみにしているので頑張って下さい。(ジン) 屑の中の屑だ!!そんな奴には、「男好きの皆様〜ここに男がいますよ〜動けないのでお好きにどうぞ」(act) あっ、漢女のみなさ〜ん!!…ええ、こちらの部屋の中のは好きに使ってください。見た目(だけは)いいですよ♪道具も各種揃えてますので、寝かせる間もなくヤッチャッテクダサイ♪(bond) 一刀なら実の母親の静夏や紅や琥珀も(性的に)頂きそうな気がしますね。そして静夏達もそれを望んでそうだ。翠や蒲公英も時間の問題だろうし、残る袁将達も堕とされるんだろうな。(俊) 想いを寄せていた一刀に抱いて貰って幸せそうな華琳。その事を知った董卓軍の将はさぞ一刀をジト目で見てたんでしょうね。これは後日に色々したんだろうな。(俊) 追記:この屑、頭の弱いヤツを云々なら、曹操はどうやって…?(孔明) もう一度、言おう。この屑に、相応の末路を…。 『死』を永遠に繰り返すとか、なんか、そういう系でも…。(孔明) ゲス親父の罰は貂せんと卑弥呼のダブルタッグで精神的にぶち壊してから一刀(管理者)と左慈のデバイス起動して非殺傷で寿命で死ぬまで…というかゲス糞親父を不老不死にして永遠と地獄以上の苦しみを与えるのが良いかと(ウィングゼロ) そして静夏さん、つやつやの意味は屑をボコボコにしたから? それとも息子に抱かれたの? 明らかになる時が楽しみです。そして、塵芥がどんな処罰を下されるのか、期待しています。(俊) 一気に華琳達を(性的に)頂いた一刀。この調子で曹操軍の将を全て篭絡して欲しいですね。そして、実の妹も逝っちゃえ!!(俊) 天の御使い(偽)ではなく 強姦魔の御使い(催眠)だったとは・・・。 だが悪事も此処までだなw 手を出した女+妻に刈り取られろ・・・(howaito) 屑父は精神崩壊の刑で・・・・(tenryu) >>飛鷲氏 搾り取ったんじゃないんですか? え?誰に? 聞かんといてください(;^_^) (M.N.F.) ↓×4屑をボコボコにできたからじゃない?(アルヤ) ちょっと母、いったいどういうことなんだ?(Jack Tlam) うむ。本当だな。なんでだろうか・・・・・?次回は、連合を殲滅するのかな・・・・・。愛すべき馬鹿がどうなるのかが楽しみだな。(Kyogo2012) これはもう、大要塞虎牢関が軍配あがるに決まってるだろ?一発大筒撃ったら終わりそうなもんだもん袁昭は一番に逃げるでしょうね(ウィングゼロ) なんで母親まで艶々してるの!?(飛鷲) |
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