真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第五十五話 始まる激闘 |
クアットロの策略により、古の森の中で分断されてしまう
そして、キャロ以外の六課メンバーの前に、戦闘機人が立ちはだかる
なのはの前にはウェンディが
フェイトの前にはトーレが
ティアナの前にはディードが
スバルの前にはノーヴェが
エリオの前にはオットーが
そして、ヴィータの前にはチンクが、そろぞれ立ちはだかる
ウェンディ「さっさとやっつけるっス!!」
ライディングボードに乗り、空を飛びながら なのはに挑む ウェンディ
なのは「まさか、分断されるなんて……………」
ウェンディ「お仲間が心配っスか?」
なのは「いや、みんな強くなった………………あなた達には絶対負けない!」
ウェンディ「私達戦闘機人を舐めない方がいいっスよ?」
なのは「そうだね……………でも、あなた達も私達魔導師を舐めないでね」
ウェンディ「………………」
なのは「私達は勝つ!!!」
なのはの瞳には絶対的な自信が宿っていた
ウェンディ「あんたの事は嫌いになれないっス…………それじゃ行くっス!!!」
なのは「来い!!!!!!」
〜フェイトVSトーレ〜
フェイト「あなたは……………」
トーレ「私の名はトーレ……………あなたをお迎えに上がりました、フェイトお嬢様」
丁寧にお辞儀する トーレ
フェイト「お嬢様…………だと?」
何故敵にお嬢様扱いされるのか意図がわからず、困惑する フェイト
トーレ「あなたはプロジェクトフェイトから生まれたと聞きます」
フェイト「………………」
トーレ「そして、そのプロジェクトを考案したのは我れがドクター ジェイル・スカリエッティです…………つまり、あなたはドクターの娘」
フェイト「……………黙れ」
フェイトの目から光が消える
トーレ「故にあなたを連れ戻しに来たのです…………あなたは我らが同士、共に戦うべき仲間です」
フェイト「………黙れ」
トーレ「あなたの父親は待って「黙れ!!」…………」
フェイト「黙れ! 黙れ! 黙れ! 黙れ! 黙れ! 黙れ!!!!!!!!!」
怒り狂い、トーレに襲い掛かる フェイト
本来の武器であるスピードを生かさず、だたバルディッシュを力いっぱい振るうだけである
彼女らしくない戦いである
フェイト「あいつが私の父親? 冗談じゃない!!! 人の命を弄ぶような屑に、人の親になる資格は無い!!!!!」
トーレ「フッ どれだけ言葉で抗おうとも、あなたがドクターの研究のお陰で生まれた事実は揺るがない…………決して」
フェイト「違う…………………私はフェイト・T・ハラオウン、あんな奴の娘では無い!!!」
トーレの言葉を強く否定する フェイト
トーレ「あなたがそう思い込んでも、回りの人間はどう思っているでしょうね」
フェイト「何?」
トーレ「高町なのはも八神はやても天城カイトも…………あなたの事をドクターの娘だと思っていますよ?」
フェイトとの距離を詰める トーレ
フェイト「そんなこと「無いと言えますか? 本当に」………」
トーレ「認めるべきですよ? いくら否定しても、現実は変わらない。それは あなたが一番よくわかっているはずです。自分の生まれを変えることが出来ないと」
フェイト「クッ」
言い返せず、ただトーレを睨むしか出来ない フェイト
トーレの言葉が深く胸に突き刺さる
トーレ「それでも未だ、無駄に抵抗すると言うのなら…………」
トーレは構える
トーレ「引き摺ってでも連れ帰るのみ」
フェイト「やってみろ!!! 私の居場所は、なのはやエリオ、キャロが居る所だ…………貴様如きに決められてたまるか!!!!!!」
〜ティアナVSディード〜
ティアナ「あなたは戦闘機人?」
ディード「そうです」
ティアナの質問に答える ティード
ティアナ「なら、私達の敵ってわけね」
ディード「………………」
ディードは無言で自身の固有装備である((双剣|ツインブレイズ))を構える
ティアナ「………………」
なのはさん達でも苦戦する戦闘機人と1対1
しかも向こうは間違いなく接近戦タイプ
様子からして攻撃はしてこないだろうが、ゴリラも向こう側の味方
ティアナ(圧倒的に不利な状況)
けど、逃げ道は無い
こんな森で迷ってしまったら不味い
それに、多分スピードは向こうの方が上
逃げるのは体力の無駄ね……………
ティアナ「やってやろうじゃない………………」
クロスミラージュを強く握りしめる
ティアナ(勝って見せる!!!)
〜スバルVSノーヴェ〜
ノーヴェ「オラよ!!!」
スバルに襲い掛かる ノーヴェ
彼女は蹴りを主体とした戦い方をするようで、何度もスバルに蹴りを浴びせようとする
スバル「クッ」
しかし、スバルも負けておらず、ノーヴェの攻撃を躱したり、弾いたりしている
ノーヴェ「この程度かよ!」
ノーヴェの蹴りがスバルの脇腹に決まる…………しかし
ノーヴェ「っ!!!!!」
ノーヴェの右足を両腕で掴み、逃がさないようにする スバル
スバル「捕まえた!!!」
ノーヴェ「チッ めんどくせぇな!!!!」
しかし ノーヴェは気にすることなく、スバルの顔面を殴る
スバル「うわっ!!!!!」
吹き飛ぶ スバル
ノーヴェ「詰まんねぇな…………お前、弱過ぎだ」
スバル「クッ まだまだ!!!!!」
ノーヴェに殴りかかる スバル
ノーヴェ「効かねぇよ」
スバルの拳を受け止め、逆に殴り返す ノーヴェ
スバル「グッ」
ノーヴェ「倒れねぇのか? タフだな」
スバル「負けない…………負けるわけにはいかない!!!」
ノーヴェ「来いよ、レベルの違いを教えてやる」
〜エリオVSオットー〜
エリオ「はぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!」
ストラーダを振るい、オットーに切り掛かる エリオ
オットー「当たらない」
しかし、何度振ろうともオットーには当たらないでいた
エリオ「クッ ならこれでどうだ!!」
ストラーダ【スピーアアングリフ!】
ジェット噴射で一気に加速し、オットーを貫こうとする
オットー「無駄」
オットーはそう言うと、エリオにバインドを仕掛ける
エリオ「なっ!!!」
仕舞った!
エリオ(バインドが使えるのか!)
オットー「お終い」
オットーの掌に緑色の光が集る
オットー「IS発動………((光渦の嵐|レイストーム))」
その光を拡散させ、一気にエリオに向かって行く
エリオ「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
発射された光を全て受け、爆発する エリオ
最低でも無傷では居られないだろう
オットー「……………………」
オットーは勝利を確信したのか、その場を去ろうとする…………………しかし
エリオ「ま、待て……」
バリアジャケットが焼け焦げ、頭から血を流し、立っているのが不思議な状態であるエリオ
しかし、彼は立った
オットー「………………」
表情には出ていないが、驚いている オットー
エリオ「僕は…………まだ戦える」
かなりの差が見えるフォアードと戦闘機人
六課メンバーよ! 戦闘機人を倒し、スカリエッティの野望を阻めるか?
次回はキャロ視点になります
ちょっと特別扱い的な感じになってますね、キャロだけ
まぁお気になさらず……………
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当分の間、古の森での戦闘です | ||
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