九番目の熾天使・外伝 -蒼の物語-
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注意!

 

 

Blaz「この小説はクライシスさんに許可を貰い執筆した小説で、旅団と意外と関係ないようであります!」

 

はやて「あ。あとウチがでるけどキャラはこのボケ作者の所の設定で時期は一応Sts編終了を基準としているから気ぃつけてなぁ!」

 

 

 

Blaz「では!「九番目の熾天使・外伝 -蒼の物語-」開始です!!」

 

 

 

 

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読み切り編  「Next! 二人は今日も珍道中?!」

 

 

 

 

ここはとある世界にある王国「ゾアナ王国」。

其処では年中お祭り騒ぎの様であり、さらに今日はその国を治める城で珍しいことがあるとか。そんな珍しい物を一目見ようとこのコンビが城下町の食堂に居たのだった。

 

 

はやて「おばちゃあん!ウチ等Aランチ十人前!」

 

Blaz「あ、俺も!!」

 

はやてとBlazがそう言うと奥からウェイトレスのおばちゃ・・・もといおねえちゃんが馬鹿にでかいパスタを二人の真ん中のテーブルに置いたのだ。そして・・・

 

 

ズドン!!(馬鹿でかいパスタの皿が置かれた)

 

 

はやて・Blaz「「いただかきま(ガツガツガツガツガツ・・・・・・・)」」

 

二人はいただきますを途中にパスタを物凄い勢いで食べ始めた。ちなみに二人共ココ最近まともに飯を食べてなかったのでコレぐらい食べないと駄目だとか。

するとBlazが確認の為にはやてに質問したのだった。

 

Blaz「所ではやて。俺達ココに何に見に来たんだっけ?」

 

はやて「そりゃBlazさん・・・・むぐっ・・・あの有名な「ゾアナの魔道書」を見に来たんなろうに。忘れたん?」

 

Blaz「ゾアナ・・・・んなちんちくりんな名前だったけか?」

 

はやて「そりゃ、Blazさんの「蒼の魔道書」よりはちんちくりんな名前で厨二臭くはないけどなぁ・・・」

 

Blaz「悪かったな。俺の魔道書(腕)が厨二臭くて。」

 

はやて「まぁな。で。そのゾアナの魔道書はこの世界にあるもう一つの魔道書「異界黙示録(クレアバイブル)」よりは有名ではないけど実体としては希少価値の高い物の一つって訳。」

 

Blaz「ふーん・・・・おらぁどっちかと言うと異界黙示録の方が興味あんだけどなぁ・・・」

 

 

異界黙示録。

この世界にあるもう一つの魔道書でこの世界のすべてを記録したといわれている物で現在、Blazとはやてが居る世界では大量の模写本が各地に保管されているのだ。だが、誰も本物の異界黙示録を見つけたものは無いく。また、誰も読んだことの無いもので曰く因縁が絶えないものである。

 

そんな訳で今回、Blazとはやては二人でゾアナ王国にへと向かい、わざわざ見に来たということである。

 

 

 

 

そんな中・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゾアナ王国城、謁見の間・・・

 

謁見の間には二人の人影があった。一人は玉座に座り、服装からして王様のようだった。

対して・・・・もう一人はその王と話をしていたが。服は明らかに色んな意味で痛いデザインだったのだ。

 

痛い人「お父様。そろそろ例の旅団の特使が来る時間ですわ。」

 

王「うむ。しかし、今回来るのは女一人だと聞いている。」

 

痛い人「と言う事は・・・・旅団は我々の戦力を?」

 

王「当てにして無いということだな。」

 

痛い人「まぁ・・・何と愚かな・・・・」

 

王「そうだな・・・まぁ・・・どうしようがいずれはこの世界も。他の次元とやらも我が手中に・・・・・・」

 

痛い人w「ンッフフフフフフフフ・・・・・」

 

 

 

痛い人たち「「ハハハハハハハハハハハハ・・・・・ハハハハハハハハ!!」」

 

王「ゲッホゲッホ・・・・・・と・・・所でマルチナ・・・」

 

痛い人「あら。何、お父様?」

 

王「このレリーフ・・外しちゃ・・・・・・・駄目?」

 

痛すぎる人「駄目。」(即答)

 

王「・・・・・・・・・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再び城下町では、Blazとはやてはのんびりと町の見物をしており、そんな中Blazにクロガネから通信が入ったのだった。

 

はやて「ん?どないしたん?」

 

Blaz「あー・・・ちょっと仲間から連絡が・・・・・もしもーし。」

 

レーツェル『Blaz、聞こえるか?』

 

出てきたのは意味が「謎の食通」でお馴染みのレーツェル・ファインシュメッカーだった。するとはやても少し興味があったのか通信を横耳で聞いていたのだ。

 

Blaz「レーツェルさん。どうしたんすか?」

 

レーツェル『実は先ほどUnknown氏から連絡が入ってな。』

 

Blaz「アン姉さんから?」

 

レーツェル『ああ。今、君達が居るそのゾアナ王国に特使として朱音氏が来ているそうなのだ。』

 

Blaz「げっ・・・朱音さんがか・・・・」

 

レーツェル『ああ。しかも今回彼女は単身でそちらの国王に会いに言ったそうだ。このままでは何が起こるか分からん。其処で。君達には・・・・・』

 

Blaz「朱音さんの援護に入れと・・・・・」

 

レーツェル『そう言う事だ。目的はあくまで彼女が厄介ごとを起こさない様にする事。くれぐれも無理はするな。』

 

Blaz「・・・・・了解。」

 

 

 

ピッ・・・

 

 

はやて「なんや、仕事かいな。」

 

Blaz「まぁな。

 

 

 

 

 

 

 

つーわけでだ、はやて。用意はいいか?」

 

 

はやて「ムフフ・・・何時でも♪」

 

その後、二人は城下町から姿を消したのだった。そして、その行き先は二人にしか知らないものだったのだ・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またまたゾアナ王国、謁見の間・・・

 

謁見の間の扉が開き、其処から男が着そうな洋服を身にまとい、黒い長髪を流れるようになびかせた女性が一人、入ってきたのだった。彼女こそ、旅団のメンバーの一人。朱音(アヤネ)である。

 

 

王「これはこれは・・・朱音殿。遠路遥々ご苦労であります。」

 

朱音「・・・ああ。」

 

王「では・・まずは何から話すべきで「(朱)話すことは一つだ。」・・。」

 

朱音は王の言葉を無視するかのように話を切り出した。その態度は特使と言うよりは店の文句を店で堂々と言う客だったのだ。

 

 

 

朱音「モロス国王よ。単刀直入に言う。私達の団長からの正式な貴国への回答だ。我等旅団は貴国、ゾアナ王国との同盟の申請を破棄する。以上だ。」

 

王「そ・・・・そんな理由も無く・・・」

 

朱音「理由はある。それはただひとつ。お前達が我等の足手まといでしかならないということだ。」

 

王「うっ・・・・・・」

 

朱音「いくら軍備を増強しているとはいえ・・・魔術に秀でてない者達など、足手まといとしか言い様が無い。ただそれだけだ。」

 

王「そ・・・そうは言うが・・・・貴国は貴殿らに大量の純粋オリハルコンを提供してきたのだぞ?もしここで同盟を破棄すれば、純粋オリハルコンは・・・」

 

朱音「ああ。その話か。それなら問題は無い。「(王)え?!」既に旅団のメンバーが偶然にも純粋オリハルコンの採掘所を発見している。其処は貴国の提供する純粋オリハルコンよりも採掘量は遥かに多い。つまり・・・貴国はもう用なしと言う事だ。」

 

王「ぐぬぬぬぬぬ・・・・・・・・」

 

 

 

 

すると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

痛い馬鹿「ハハハハハハハハ!!」

 

朱音「ん?」

 

シャンデリアの上にはコイツHなのかと思うぐらい馬鹿な子が乗っており、其処から飛び降りたのだが・・・

 

 

 

 

ドグシャッ。

 

 

 

着地に失敗したのだった。馬鹿だった。

 

朱音「・・・・誰だお前。」

 

痛い人「わ・・・私はこの国の「(朱)そうか馬鹿一号か。」誰が馬鹿よ!!」

 

朱音「馬鹿に馬鹿と言って何が悪い?」

 

痛い人「ぐっ・・・・・者共!!この者を捕らえよ!!」

 

 

そして、馬鹿一号は兵士に命令し、兵士達は朱音を取り押さえようとするが・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カチャッ・・・・・

 

 

朱音「壱ノ太刀。「十六手詰め」。」

 

 

 

 

 

ズババババババババ!!

 

 

 

 

 

 

 

朱音は持っていた刀を使用し、兵士達を滅多切りにしたのだった。その間僅かコンマ数秒で斬られた兵士はざっと50はいたのだった。

 

王「ひっ・・ひいいいいい・・・・・!」

 

H一号「あ・・・・あんな人間なの!?」

 

朱音「人間だよ。ただ・・・・少し場数が違うだけだ。」

 

 

 

 

H一号「ふっ・・・・フン!そんな雑魚では相手に出来ないのはわ・・・解っていたわ!(内心焦っている)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

刹那。

 

 

 

 

 

 

シュッ!

 

 

朱音「っ・・・!」

 

 

朱音は突如飛んできた何かを感知し、刀で弾き返した。

そして、その飛ばしてきた方向を見つめると・・・

 

朱音「っ・・・・お前・・・どうしっ・・・・・!」

 

 

 

すると、突如朱音の体に異変が走った。段々と意識が薄れていき、ついには体勢を崩すのだった。

 

 

 

 

???「・・・やれやれ・・・今は貴方に邪魔をされては・・・困るのですよ。朱音さん。」

 

 

ドサッ・・・・・

 

 

 

 

H「ふっ・・・・フフフフフ!みたか旅団!私達はお前達の仲間を倒したぞ!!フフフフ・・・・アハハハハハハ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、朱音は気が付き、周りを見回した。其処は何処かの塔の上に居たのだ。

そして、自分は魔法付きの術式形バインドで縛られて吊るされていたのだった。

 

朱音「・・・・・・結構硬くなってるな。コレ。」

 

H「ンフフフフ・・・これは我が国でかいは「(?)それは私が作ったもので貴方達が作ったものではないですよ。」・・・・・。」チーンorz

 

朱音「全く・・・・悪趣味にも程があるぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

竜神丸。」

 

 

朱音がそう言うと白衣を着た男。「竜神丸」が振り向いた。

実は、彼も旅団の一人だったのだ。だが、今はこうして朱音に牙を向いている。

それだけは彼女でも解らなかったのだ。

 

竜神丸「はい。ご無沙汰してます。」

 

朱音「ここの王国に雇われるとは・・・目的は何だ?」

 

竜神丸「決まってます。理由は二つ。一つは今姉さんが付けられているバインドのデータ収拾。もう一つは・・・・・・・・私もゾアナの魔道書に少し興味があったので。」

 

朱音「・・・・・・魔道書についてはどうでもいいが・・・・私はお前はTウイルスとタイラント関係しか興味はないと思っていたが・・・このバインド・・・誰が作った?」

 

と、朱音が質問した途端。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

竜神丸「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

 

 

 

何故か竜神丸はそっぽを向いた。それを見た朱音は「あー・・・」と声を漏らしたのだった。

 

朱音「・・・・・あの人の悪乗りか。」

 

竜神丸「・・・・・・ええ。」

 

その誰か。はココではあえて伏せておくとしよう。何故なら、それは彼女にとって一番身近な人だったからだ。で。その時・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちゅどーん!!

 

 

 

朱音「ん?」

 

竜神丸「・・・・そういえば・・・今ココにはあの二人が・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

はやて「メガ・ブランド!!」

 

 

 

 

 

きゅどおーん!!

 

 

刹那。はやての一撃で塔は一瞬で崩壊したのだった。

 

 

 

 

 

Blaz「あーあ・・・・・見事に一撃で・・・・・・」

 

はやて「いやースッキリしたでー!」

 

Blaz「・・・・俺は止めたからな。絶対止めたからな。俺無罪だからな!!」

 

 

 

 

 

ガラガラガラ・・・

 

H「うううう・・・いたたたたた・・・」

 

王「ハレホレェ・・・・・・」

 

 

 

Blaz「さてと・・・・多分朱音姉さんはあっちに「(朱)何処に居るって?」ゲッ!?」

 

すると、朱音は既に二人の後ろに居ており、バインドは既に解けていたのだ。

だが・・・明らかに起こっていたのは事実だった。

 

朱音「Blaz・・・・・後で覚えてろよ。」

 

Blaz「チガイマス。ボクハムジツデス。」

 

朱音「問答無用。」

 

はやて「世知辛いな。旅団って。」

 

朱音「そうは言うが、実行犯のお前もだ。今夜は寝かせんぞ。」

 

はやて「あ・・・・・は・・・・はい・・・・・」←明日の夜明けを見れるか心配になってきた。

 

 

 

すると少しパニクっていた王がBlazたちに問い詰めたのだった。それに対し二人は・・・

 

王「き・・・貴様等何者だ!?」

 

Blaz「一般人です。」

 

はやて「関西人です。」

 

王「関西人が魔法ぶっ放して、一般人がそれをノンキに見ている世界が何処にある!!!」

 

Blaz・朱音・はやて「「「俺(私)(ウチ)の世界。」」」

 

王「・・・・・・・・・・・。」←ボー然

 

H「ええい!!こうなったら親衛隊!一斉に掛かれ!!」

 

親衛隊「「「「「「「「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」」」」」」」」」」

 

そして、Hの命令で今度は親衛隊が現れ、一斉に掛かってきた。だか・・・

 

 

 

 

 

零人「ベギラマッ!!」

 

 

 

きゅどおーん!!

 

 

一撃で全滅したのだった。

 

 

H「そ・・・そんな・・・・・!」

 

Blaz「んなチンケな連中に負けるわけねーっての。」

 

H「キー!!竜さまぁー!!」

 

すると、Hの言葉に反応したのか、竜神丸が瓦礫の中からサポート役のタイラント「イワン」と共に現れた。竜神丸とイワンは共に無傷で、竜神丸は服に付いたホコリを払っていた。

 

 

竜神丸「・・・・・。」

 

朱音「イワン・・・いつの間に居たんだ?」

 

Blaz「そういえばさっき、ココに入った時にイワン見かけたな。」

 

はやて「ああ。そういえば。のんびりとティータイムしてたな。って言うか今竜さんって・・・・・・・」

 

朱音「あの馬鹿共に雇われている。」

 

竜神丸「はい。今回は報酬としてゾアナの魔道書を貰うことにしていますし、私は依頼人が嘘か裏切らない限りは付きますので。」

 

Blaz「マジかよ・・・・・ってことは多分周りには・・・・・」

 

はやて「ひぃふぅみぃ・・・・・ざっと20前後・・・・ランクはAAAと。」

 

朱音「さて・・・どうするべきか・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Blaz「アレ。竜神丸。アンタさっきゾアナの魔道書を貰うって言ってたけど・・・」

 

竜神丸「ええ。あの魔道書にはキメラの生成方などが記されていると聞きましてね。それを少しは役に立てれるかと思い・・・・ですが・・・どうしてそんな事を?」

 

 

はやて「・・・・・。」

 

Blaz「・・・・・。」

 

はやて「あのさ。竜さん。それって・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コレの事やろ?」

 

はやてはそう言ってゾアナの魔道書を取り出した! ▼

 

 

 

Blazとはやて以外の全員「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王「そ・・・・・そ・・・・・それは・・・・それはゾアナの魔道書オオオオオオオ多おおおおおおおおおおおおおおおおお!?!?!?!?お前等それをどうやって!??!?!?!」

 

 

 

Blaz「あ。それは・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

実は俺達、さっきレーツェルさんからの経由でアン姉さんから頼まれごとをしてな。んで城は警戒態勢だったから、二人でこっそり忍び込んだんだ。ここでイワンを見かけたけど。んでその後偶然にそれの保管庫についたから・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はやて「ついでに貰ってきちゃった☆」

 

 

 

 

 

王「このドロボおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

それでいいのか管理局局員。

 

 

 

 

朱音「全く・・・・私のことはついでか?」

 

Blaz「すません・・・・・でも。竜神丸。これに書いてるのって確か・・・・・」

 

はやて「大昔のゴーレムの製造と運用。そしてそのゴーレムに必要な「純粋オリハルコン」の製造方法。そんだけや。」

 

 

 

 

 

竜神丸「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガチャッ。

 

 

竜神丸「さて。どうしてあげましょうか。」←P90を構える。

 

結果。竜神丸はアッサリと寝返ったのだった。

 

はやて「意外と切り替え早いな・・・・」

 

 

その後。王はドサクサ(?)にまぎれてその場から逃げようとしたが、朱音たちにアッサリと捕まってしまったのだった。ところが・・・・・

 

 

 

 

 

 

ガチャガチャガチャ・・・

 

カコン・・・・カコン・・・・カコン・・・・・

 

ギギギギ・・・・・

 

 

 

 

 

王ははやてにバインドを五重に巻かれて余人の前に座らされていた。

そして、朱音は「面倒」と言う事で後始末ははやてに任せることにしたのだった。

 

はやて「さてと・・・・今おっちゃんに残された道は五つ。

 

 

一つ。ウチに成敗されるか。

 

二つ。Blazさんに成敗されるか。

 

三つ。朱音姉さんに粛清されるか。

 

四つ。竜さんに粛清されてミンチにされるか。」

 

王「どの道地獄じゃないかー!!」

 

はやて「・・・仕方ない・・・・ならば・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウチに口止め料を払って色々とチャラにするか♪」

 

王「ええええええええ!?」

 

Blaz「おい管理局員。」

 

朱音「職務放棄と職権乱用だな。」

 

竜神丸「ちなみに八神さん。どの位搾り取るおつもりで?」

 

はやて「えーっと・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この国一国。」

 

王「誰が渡すかぁ!!」

 

はやて「そっか・・・悪人の分際でうち等に意見するか・・・・・ならばここでお陀仏になってもらおか!」

 

王「結局そうなのねー!!」

 

 

だが、その時・・・

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・

 

 

Blaz「ん・・・・・?」

 

朱音「今度は何の出し物だ?」

 

竜神丸「・・・城から何かが出てきますね。」

 

突如、城から何かが現れたのだ。それは巨大なゴーレムで大きさは大体20メートル前後だった。

 

はやて「うわー・・・・・」

 

Blaz「もしかしてアレって・・・・」

 

王「フハハハハハハハハ!あれこそ魔道書と共に伝わる最終兵器!その名も「(朱)どうせオリハルコンゴーレムとかだろ?」・・・はい。」

 

はやて「あ。姉さんアソコ。」

 

朱音「ん?」

 

するとはやてが指差すほうにはいつの間にか居なくなっていたHがゴーレムの操縦席らしき場所に乗っていたのだ。

 

竜神丸「そういえば・・・居ましたね。彼女。」

 

Blaz「いたな。確か。」

 

H「アハハハハハ!このゴーレムは特殊なオリハルコンを装甲に使っているのよ!この装甲はどんな魔法や兵器でも耐えうる防御力を持っているのよ!!」

 

Blaz「ソレハスゴイネー。」

 

王「フッ!そう言っていられるのも今のうちだ!!行け、マルチナ!!」

 

H「はい、お父様!!」

 

Hは操縦席にある大量のレバーを動かしてゴーレムを操った。

正直言えば全部レバーで絶対十分ぐらい動かしてたら息切れしそうである。

 

H「魔人ゾアメルグスターの名に懸けて・・・・行きますわよ!!」

 

はやて「ゾアメルグスター・・・・・」

 

Blaz「知っているのか、ライ・・違った。はやて。」

 

はやて「ウチ、この世界の歴史とかを調べているときにその手の伝承とかも見てたから詳しいんやけど・・・・・んなの知らんで?」

 

Blaz「もっとよく調べとけよ・・・・」

 

 

 

H「貴方達が知らない物無理ないわ。」

 

はやて「へっ?」

 

H「何故なら、魔人ゾアメルグスターは・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が考えた魔人なのだからっ!!」(メッチャドヤ顔)

 

 

Blaz「二次元妄想かよッ!?」

 

竜神丸「相当のHですね。」

 

朱音「どうしようもないな。」

 

はやて「んなもん誰も知らんわぁ!!」

 

 

H「行くわよ・・・・・!!」

 

するとHはメンバーのツッコミを無視してレバーを動かした。ゴーレムは胸部が解放されて中から砲門らしきものが現れた。そして・・・

 

 

ピピピピピピ・・・・・

 

H「エネルギー集束・・・・・・ファイアアアアアアアアアアアアアア!!」

 

カチッ!!

 

刹那。その一撃が放たれると、青い一閃が四人の頭上を通り過ぎ、遠くにあった山に着弾したのだった。そして、その山は跡形も無く消し飛んでしまったのだった。

 

竜神丸「・・・・・。」

 

Blaz「あっぶねー・・・・」

 

はやて「てかあれ自分の国の山やんな。」

 

 

王「ハハハハハ!!見たかぁ!!我がゴーレムの力を!!」(少し涙目)

 

はやて「おっちゃん。無理はせーへんほうが体にええで。」

 

朱音「てかあそこ確か銀山があるとか言ってなかったか?」

 

H「そんな事はどうでもいいわ!何故なら、今から貴方達はこの魔人ゾアメルグスターの最初の生贄になるのだからね!!」

 

 

Blaz「ってか朱音姉さん、竜神丸。転移しないの?」

 

朱音「だって暇だ。」

 

竜神丸「粛清がまだです。」

 

Blaz「あ・・・・そっすか。」

 

そうこうしていると、ゴーレムは四人に向かい照準を向けた。そして、Hは発射するのだが・・・

 

 

 

H「これでっ!!」

 

 

カチッ

 

 

 

 

 

 

ボウッ!!

 

 

H「えっ!?」

 

Blaz「えっ・・・まさか・・・・・!」

 

突然ゴーレムは蒸気らしきものを噴出し始めたのだ。そして、音共に倒れ始め、四人は急いで撤収したのだった。

 

 

 

ズウウウウウウウウウウウウウン・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

竜神丸「・・・そういえば忘れてましたけど、あのゴーレムって絶対大昔に作られたものですよね。」

 

Blaz「そして手入れもなしとなると、腐って錆びるのも当然か。」

 

Blazと竜神丸が話しているその近くでは、ゴーレムの残骸に埋まっているHと王がいたのだ。それを四人は助けようとせず、ただ見ているだけだったのだ。

 

H「ちょっとアンタ達!助けなさいよ!!」

 

Blaz「んな事いわれても・・・なぁ?」

 

竜神丸「面倒ですしここで終わらせま・・・・・?」

 

すると、突如ゴーレムの残骸の中にある何かが動き始め、暴走したのだ。そして、其処からはとてつもない何かが発生したのだ。

 

竜神丸「・・・・ふむ・・・これはAMFに似た物ですね・・・ですが・・・」

 

朱音「魔法や術式・・・そんな関係か?」

 

竜神丸「ええ。まぁ私達の魔力が抑えられただけなので誰かの魔力を使用してというのは可能ですね。」

 

Blaz「な事言うけど・・・あれメッチャ硬そうだぜ?」

 

はやて「・・・・もう面倒やし結論から言えば・・・・並みの呪文でもなく自分の魔力のみを使用する魔法じゃなきゃいいって訳やな。」

 

Blaz「ああ。そうだけ・・・・・・・・・・・あ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウー!ウー!ウー!ウー!

 

 

Blaz「竜破斬警報発令!」←手回しサイレンを鳴らしている。

 

朱音「全員さっさと避難しろー。」

 

竜神丸「・・・・・。」

 

もうこうなればどうなるか大体察しは付くだろう。

はやては暴走したゴーレムのパーツに向かい対峙し構えの体勢を取っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はやて「黄昏よりも昏き存在 

 

    血の流れよりも紅き存在

 

    時の流れに埋もれし

 

    偉大なる汝の名において

 

    我ここに闇に誓わん 

 

    我等が前に立ち塞がりし

 

    すべての愚かなるに 

 

    我と汝が力もて

  

    等しく滅びを与えんことを・・・・・!!」

 

 

 

王「え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

はやて「竜破斬ッ!!」

 

 

 

ドウッ!!

 

 

 

H「そ・・・そりゃ確かに並みの呪文じゃないけどおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおお!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゾアナ王国・・・の草原・・・

 

 

 

はやて「あースッキリしたー。」

 

Blaz「日頃のウップン晴らしかよ。」

 

朱音「正直、これの方がはやかったのじゃないか?」

 

竜神丸「朱音姉さん。ここは「終わりよければすべて良し」ですよ。」

 

 

そう言う四人の先には城と城下町があった場所(クレーター)があったのだった。

そして、竜神丸の隣のイワンは何故か暴走したゴーレムのパーツの残骸を持っていたのだ。

 

Blaz「・・・竜神丸。それ何。」

 

竜神丸「いえ。ちょっとした戦利品ですよ。」

 

朱音「誰が使うんだそれ・・・」

 

竜神丸「Blazです。」

 

Blaz「俺かよ!?」

 

はやて「あー・・・・帰ろっか。」

 

 

 

 

 

 

その後、一行は楽園に戻り、Blazとはやては翌朝、干からびた状態でクロガネに居て、朱音はかなり肌つやが良かったとか・・・

 

 

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オマケ。

 

今回のキャラ紹介。

 

Blaz

 

年齢:22

身長:180

体重:62

所属:クロガネ隊所属リンクス、OTAKU旅団外部協力メンバー、旅団メンバーNo.20

魔力:AA+

体力:AAA

功: S

守: B

運: D

スキル:ソウルイーター(魔道書) 魔法スキル(DQ&スレイヤーズ)

 

この作品の一応の主人公。元はジオン所属の軍人だったが、敗戦したので行くアテもなく、偶然にも転移してきた謎の食通の艦である「クロガネ」に当時乗っていた機体共々拾われる。その後、様々は人と出会い、そのお陰でお堅い軍人肌から今の様な性格に変わっている。使用する武器はセラミック製の大剣と銃、そして魔法の三種で魔法に関しては独学。術式は大剣共々獣兵衛経由である。ちなみに銃は自前である。また、様々な世界に行っており、その場所で新たな仲間を作ってクルーに招いている。(現在二人)使用する機体はネクストの「ホワイト・グリント」と「ストレイド(レイレナード製)」。MSはドム重装備仕様を改良した機体をしようしている。ちなみに、日常では大抵クロガネ艦内でジャンプを読んでいる。友人関係では「なのはEX」のはやてなどと行動することが最近目立っている。

 

 

 

用語紹介。

 

純粋オリハルコン

名の通り、純粋なオリハルコンで不純物が一切入っていない。自然界では希少価値が極めて高く、採掘源があるとは言われているが詳細は不明。旅団ではそれを使用して艦の装甲の修理などに使用している。ちなみに、それほど重いものでもなく、強度も無論硬すぎるので様々な物に加工して使用可能。

 

トラップスピア

竜神丸が朱音を拘束する時に使用したもの。一見、少し大きめの針だが、実は中身は強力な痺れ薬が粉末状で入っており、朱音さんやUnknownさんでも五分は寝る。効果は絶大だか、当然の如く製造の為の材料はかなり希少価値が高い物ばかりを使用している。

説明
クライシスさんに許可をいただいたので書きました。今回は読み切り編です。
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コメント
あ、こっちの本編でもやんなきゃな…(↓のコメを見ながら)(竜神丸)
その頃の旅団デ「・・・・・・」(カプセルのようなものの中で眠っている ???「もう少し・・・・・・もう少しで・・・・・・ふふふ」(楽しそうに微笑む白いワンピースに白い帽子の少女は眠る旅団デルタを見て心躍らせる・・・・・・彼等以外存在しない白い世界で(デルタ)
しばらくなのはEXに力入れるので、これはしばらく遅いテンポで行きます。(Blaz)
シリーズ化しそうな予感(匿名希望)
まあ今回はそれが原因と言うわけです(Blaz)
純粋オリハルコンぐらい軽く量産できるんだが…(ガルム)
CAOS!カオスにしてもいいZE☆(蒼崎夜深)
相変わらずBlazの作品は傾いてるね!もっとカオスしてもいいのよ(チラッ(匿名希望)
そちらが魔王を呼ぶならこちらも(金色の)魔王を呼びますよ?……運Dってエミヤやランサーより少しいいんだからいいじゃないか!(Unknown)
確かに…( ̄▽ ̄;)(Blaz)
竜神丸:了解っす(Blaz)
Blazさん、運Dですか……相当不運なんですかね……(ohatiyo)
私が普段使っているのは超能力です。なのでAMFが相手でも、実は何の問題も無かったり(そもそも従えてるタイラント達にもAMFを搭載してるし)(竜神丸)
あ、すいません。こちらの設定に載せてなかったから間違えても仕方ないのですが……私、リンカーコアが無いので魔法は使えません(銃は普段から使うので良いけど)(竜神丸)
お前は諸事情で居ないから(なのは)(Blaz)
なのは「私が出ていない……だと!?」 はやて「ウチが主人公や!!」 なのは「作者、弁明は?」 はやて「Blazはウチが守る!」 なのは「なら2人共消えろ!!スターライトブレイカー!!」 はやて「っ!?作者を盾に!!」Blaz「ちょっ!!」(匿名希望)
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