【恋姫二次創作】死神の毒 収束と頭痛 |
―曹操陣営―
装「ただ今戻りました、華琳さん。」
二本のピョンと伸びる髪の毛が特徴的な、優男は現在自分の主の曹操の下へと戻っていた。
華琳「それで、どうだったの?」
装「ケケッ、まぁ一言でいえばガラーンって感じですかねぇ。」
春蘭「ガラーン?」
装「えぇ、ガラーンです。」
曹操は「ハァ……」と頭を押さえ、ため息を吐く。
まだ曹操陣営に居た頃、頭痛の元の一つであった装。
今も、曹操を悩ませていた。
華琳「もっとしっかり言いなさい。」
装「しっかりですか。うーん、兵も民も居ませんでした。民は家の中に隠れている者も居るようですが……、洛陽とは思えないほどに活気が無いですねぇ。」
秋蘭「兵も民も居ない?」
装「えぇ、道で会ったのなんて他陣営の斥候の人だけですよ。」
華琳「……まぁ、道の真ん中を歩いていたことに対しては置いておいて。誰も居ないというのはどういうことかしら……。」
装「おや、わかりませんかね?」
装はヘラヘラと華琳に言う。
華琳「あなた……しばらく会わないうちに、なんだか性格が一層悪くなったわね。」
装「まあ、投稿間隔が空きましたからねぇ。」
春蘭「投降?我々、華琳様の隊は何処にも降伏などせんぞ?」
装「男子三日会わざれば刮目して見よって奴ですよ。」
華琳「斥候に出して三日も経ってないけど、ってそんなことはどうでもいいのよ!!」
曹操はバッと立ち上がり、装を睨む。
夏侯惇は顎に手をあて「投降?灯光?東港?うーむ……」と言い、それを頬を染め眺める夏侯淵。
華琳「一体どういうことなのか言いなさい。また何か悪巧みでも考えているんでしょう。」
装「いえいえ、そんな滅相もない。もう済ましたあとですよ。」
華琳「え?」
装「何でもないです。で、さっきの話ですが……、なぜ洛陽に人が居ないのか。」
曹操は装の言葉を真剣に聞き始める。
装「簡単です。民や兵は逃げたんでしょう。」
華琳「はぁ?」
威圧するように少し低い声で、装に対して言う。
装「正確に言えば、董卓が逃げさせたのです。」
秋蘭「逃げさせた?」
装「えぇ、ほら、以前の内部事情の時に言っていたでしょう?洛陽を捨て、涼州に帰るのかってね。」
華琳「つまり、兵や民を連れて董卓は涼州に逃げたと?」
装「いえ、逃げたのは兵や民だけですねぇ。」
春蘭「ん?なぜ、董卓は逃げていないと分かるのだ?」
装「実はですねぇ、董卓と思われる死体が洛陽で発見されたのです。」
華琳・秋蘭「なっ!?」
装「まぁ、死体と言っても黒焦げで、辺り一面酷い臭い、周りには兵の死体も転がっていましたので、まず間違いないんじゃないかなーと。」
華琳「なんでそんな重要な事を最初に言わないのよ!!」
装「だって言っても……あ、ほらあれ見てください。」
装は洛陽を指差す。
そこには袁術の陣営と袁紹の陣営の部隊がより先に洛陽に侵入しようと争っていた。
そのため、両陣営ほぼ混乱状態。
華琳「……あさましいわね。」
装「あそこを無理にでも何とかして、何かをするのなら、僕も先に言いましたよ?」
華琳「……良いわ。斥候、お疲れ様。」
装「いえいえ。どういたしまして。」
華琳「ハァ……、じゃああの二人が退いたら、民に炊き出しをしましょう。民の信頼を得ないと、あんな風に一番乗りしたとしても、ただの悪人としてしか民には思われないわ。」
三人「「「御意」」」
説明 | ||
休みなので久しぶりの投稿してみました。 リハビリ的な感じなので、少ないですし、キャラが少々変わっているかもしれません。 その辺はご了承ください。 あとキルラキルおもしれー!! |
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総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
1625 | 1560 | 5 |
コメント | ||
金球さん 任せてください。最近はニコ生に気を取られたり、仕事が忙しかったり、戦国ランスをやり直したりしていますが、完結するまでヤル気なので!!(ぺぺぺ) 逝っちゃいけません作者様、気長に待ってますよ〜。(禁玉⇒金球) nakuさん 亀更新ですが、失踪は無いので安心しといてください。もし失踪していたその時は成仏していると思ってください。(ぺぺぺ) |
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