九番目の熾天使・外伝 -蒼の物語-
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第一話 「黒き鋼に集いし者達」

 

 

 

 

 

 

次元の狭間を航行する一隻の戦艦がある。

元はとある世界で地球圏からの脱出の為に使われる筈だった戦艦を元に建造された戦艦。

その名を「クロガネ」スペースノア級三番艦である。

そのクロガネはとある任務の為に次元の狭間を航行していたのだった。

 

 

 

 

 

その艦のラウンジにあるソファの上に一人の男がジャンプを頭に被せて寝ていたのだ。

 

男「zzzzz・・・・・・・」

 

すると。ラウンジの自動ドアが開き、誰かが入ってきた。それは一人の少女だった。

服装は70年代ぐらいのジャージで両サイドに三つ編みをした少女が真っ直ぐに男の下に歩いて行ったのだ。そして・・・

 

少女「おーい。起きろー。朝じゃないけどオッキロー!」

 

男「ううん・・・・・・おばちゃん後五分・・・・・」

 

少女「おばちゃんじゃないから!!ってさっさと起きろBlaz!!」

 

 

その言葉に、寝ていた男「Blaz」が寝起き悪そうにジャンプをとって少女を見つめた。

相当気持ちよく寝ていたようだ。

 

Blaz「・・・・んだよ・・鈴羽かよ・・・・・・あと五分・・・マジで頼む・・・」

 

鈴羽「五分って・・・だから・・・レーツェル・ファインシュメッカーが呼んでるってば!」

 

Blazは起こしに来た鈴羽の言葉を無視してまた寝ようとしていた。それを鈴羽は無理矢理揺さぶって起こそうとしていたが、ますますBlazは寝ようとしていたのだ。すると、また誰かがラウンジの中に入ってきたのだ。

 

???「Blazー!オッキロー!!」

 

今度も入ってきたのは少女で、少女はBlazに向かい思い切りダイブした。

そして、Blazは「ぐえっ!?」と声を上げておきたのだ。

 

Blaz「いつつつ・・・・あー・・・今度はニューかよ・・・・・」

 

ニュー「えへへへへ・・・・♪」

 

ニュー。当然、本当の名はν-13である。だが、彼女はニューの前の素体。厳密には十二番目のノエルのデータをフィードバックし、後のニューの元となった試作機なのだ。

だが、性格等は変わらず、相似点があるとすれば彼女はただの次元素体と言うことと。本名はいうなれば「ν-12.5」とでもいった所だ。

 

Blaz「ったく・・・お前も俺を起こしに来たのかよ・・・」

 

ニュー「そだよー♪」

 

Blaz「そだよー・・・ってなぁ・・・・」

 

鈴羽「起きないBlazが悪い。」

 

Blaz「あー・・はいはい、起きますよ。起きたらいいんだろ?」

 

鈴羽「素直でよろしい・・・ってね。」

 

Blazは嫌々起き上がると、近くにおいてあった大剣を腰につけて、テーブルにおいてあったベレッタを取り、弾を確認して再度弾を込めた。そして、それを右腰にあるホルスターにしまうと二人を連れてラウンジを後にしたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

クロガネ、ブリーフィングルーム・・・

 

ブリーフィングルームには既に艦長であるレーツェルを筆頭に、機動兵器のパイロット達が集まっていた。其処に、Blaz達が入り、一度目線は三人に集中したのだった。

 

アクセル「・・・遅かったな。Blaz。」

 

Blaz「人がせっかく気持ちよく寝ていたのに其処にダイブされる気持ちをわかりますか?」

 

鈴羽「そんな事言うけど、Blaz出航からの六時間ずっと寝てたんだよ?」

 

Blaz「寝るのは大事なの。そう言うお前は何時間寝るんだよ?」

 

鈴羽「ざっと四時間。」

 

Blaz「あと五時間は寝ろ。」

 

 

 

レーツェル「・・・さて。全員揃ったところで今回の任務の説明だ。」

 

Blaz達が席に座ると、レーツェルは話を切り出した。そう、現在クロガネは任務中だったのだ。レーツェルはタブレットを操作すると前面の大型ディスプレイに一つの映像が出たのだ。

 

レーツェル「今回、我等の任務はunknown氏の艦隊の補給中継地である所にヘと物資と資材を届けることだ。」

 

Blaz「資材・・って・・あの人の艦隊だから物資とかは困ってないだろうし、第一必要ないんじゃないっすか?」

 

ここで簡単に説明をすると。Unknown氏の艦隊の数は凄まじく、規模で言うなれば約三万の連合艦隊で銀河帝国などは一日で壊滅するほどの規模である。

 

レーツェル「確かにそうだが、この所、時空管理局に対して攻撃を受けてな。相手はアルカンシェルを発砲の後全滅したが、その被害が大きく、今回の任務に繋がったということだ。」

 

ユウキ「攻撃を受けたとは・・・第二波が来るのでは?」

 

レーツェル「その心配は無い。戦闘時、宙域には妨害電波が張られていたからな。」

 

アクセル「だが、其処で艦隊を全滅したとなると・・確実に調査隊が出てくるぞ。」

 

レーツェル「ああ。攻撃を受けたのは二日前。そろそろ調査隊が出てきても可笑しくはない。其処で、我等の出番と言うことだ。」

 

つまり、公に艦隊を動かせば色々面倒と言う事で、クロガネの出番と言う事だった。

当然の如く、基地の修理となると単艦か複数の艦隊で行くこととなり、動きがバレやすくなる。其処で、常に単艦で行動しているクロガネに今回の任務が入ったということだ。

 

 

 

 

 

それまでの間。Blazはトレーニングルームで鈴羽とニューの二人と共にある訓練をしていたのだ。それは・・・

 

 

鈴羽「ふぬぬぬぬぬ・・・・・・!」

 

Blaz「あんま力んなよ。術式は周りから集めるようにするのがミソだ。」

 

 

術式。とある世界にある魔法の一種で、厳密には魔法の下位で科学と魔法を合わせたものである。魔法よりも使いやすいというのが特徴だが、当然適正も必要なのである。

つまりは、鈴羽も適正はあると言うことで現在、Blazから教えてもらっていたのだ。

 

鈴羽「えーっと・・・じゃあ・・・・・」

 

 

シュウ・・シュウ・・シュウ・・・・・

 

 

鈴羽は一旦落ち着くと手に何かを集めるようにイメージした。すると、先ほどよりもエネルギーが集まっていったのだ。

 

鈴羽「おー!」

 

Blaz「結構形になってきてんじゃねぇか。いい感じだぜ。」

 

鈴羽「そうは言うけど・・・もしかしてBlazも人の事言えないんじゃないの?」

 

Blaz「ん?どうしてだ?」

 

鈴羽「だって一度しか術式見せてくれなかったじゃん!もしかして基本しか出来ないとかじゃないの〜?」

 

Blaz「・・・・・はー・・・・少しだけだぜ。」

 

 

すると、Blazは右手を構えて集中し始めた。そして。

 

Blaz「・・・・はあっ!!」

 

 

キィンッ!

 

 

一気に術式を解き放って軽く風を起こした。すると、Blazの右手は禍々しい赤黒い色のオーラに包まれていたのだった。

 

鈴羽「おー・・・・・」

 

Blaz「術式ってのは応用すれば魔法よりも便利だ。それに使用するための適正も低いってのも特徴の一つだ。だから俺はミッド式とかの魔法は使えないけど、他の魔法を一部の力を術式に置き換えて使用しているんだ。」

 

鈴羽「術式って便利なんだねー・・・」

 

Blaz「使えればな。」

 

すると。Blazに対して通信が入った。相手はどうやらレーツェルだったようだ。

 

Blaz「どうしたんすか?」

 

レーツェル『間も無く、本艦は目的地に到着する。Blaz、そろそろネクストに入って用意しておいてくれ。』

 

Blaz「りょーかい。」

 

鈴羽「もう着いたの?」

 

Blaz「ああ。二人共ブリッジに居とけよ。」

 

ニュー「はーい♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Blazはその後、格納庫にある自分の専用機「ストレイド」に乗り込んで機体を起動させた。

素体はレイレナード製のアーリヤだが初期から使っている為に自分が使い慣れているもう一つの機体だった。武装は右手にレーザーブレードで通称「月光」といわれている武装に左手にレイレナードの重マシンガンを装備。肩部にはフレアを装備し背部にはオーメル製のPMミサイルとアルドラ製のグレネードを装備。火力に重視したアセンブルとなってる。

 

Blaz「Blaz機。何時でもいいぜ。」

 

レーツェル『了解した。では先行して進路を確保。基地に到着後周辺の安全を確保してくれ。』

 

Blaz「うーっす。」

 

通信越しに少し軽い返事をしたBlazは機体を動かしてカタパルトまで移動して行った。

そして、ネクスト専用の脚部固定器具を足裏に固定し発進体勢に入った。

 

オペレーター『ネクスト「ストレイド」、発進位置に到着。カタパルト固定完了。発進よし。』

 

Blaz「了解。ストレイド、発進するぜ!!」

 

そして、勢いよくストレイドは射出され、発進した。その後、背部のスラスターを起動させて次元空間を飛翔したのだ。周りには何も無く、在るのは前方に基地が一つだけだ。

 

 

 

ストレイドは基地に降り立つと周辺を警戒した。と言っても艦隊の数が数なのでそうそう攻めては来ないだろう。来るとすれば馬鹿だけだ。そう思い、警戒しているとクロガネが基地に到着し物資が入ったコンテナを機動兵器で運び始めていた。

コレで仕事は終わりだと思い、Blazはコクピットの中で胡坐をかいて寝ようとしていた。

 

 

 

 

だが。その時、突如基地の近くを何かが過ぎた。それは見るからにビーム系の艦砲射撃だったのだ。だが、何故当たらなかったのか。わざと外したのか。

否。外れたのだ。理由は簡単だ。それは相手が艦砲射撃自体が素人だったからだ。

そして、その射撃を行った相手が基地の正面に居たのだった。

 

オペレーター『前方に大型熱源反応。数は3。識別は・・・時空管理局新造艦です!』

 

レーツェル『ココで馬鹿は来たか・・・Blaz・・・すまないがこちらは物資の搬入を手伝っている為に動けそうに無い。』

 

Blaz「・・・・・はぁ・・・・しゃーねー・・・俺が何とかしますよ。」

 

レーツェル『頼む。』

 

Blazは通信を切ると操縦桿を持ち、機体を艦隊にへと動かした。ストレイドはスラスターを吹かすと飛翔し、武装を展開した。対し、敵艦隊はディストーションフィールドを張るが、それはストレイドには・・・ネクストには無意味だったのだ。

 

Blaz「対重力障壁システム起動・・・プライマルアーマー・・前面に集中展開・・・行くぜ・・・!!」

 

刹那。ストレイドはオーバードブーストといわれる瞬間的に超加速が可能となるシステムを使用とし、一気に艦隊との距離を詰めた。そして、ディストーションフィールドに当たるが、それは僅か数秒の事で一瞬にしてフィールドを突破するのだった。

 

Blaz「さてと・・・まずはあのでっかな巨砲を破壊するか。」

 

Blazはそう言い背部のグレネードを起動して近い距離で敵主砲のアルカンシェルへと発射した。だが、それだけで破壊することは出来ず、背部にあるもう一つの武装であるミサイルを起動し同時に発射した。

 

 

ドンッ!

 

バシュシュシュシュ!

 

同時攻撃は二人はしたもののダメージが薄く、Blazはどうするかと考えた。そして・・・

 

Blaz「・・・面倒だ。ブレードで切るか。」

 

Blazはそう言い機体の背部の武装から持ち手の武装が使用可能になるようにした。そして、ストレイドは突撃して近距離でアルカンシェルを切り裂いた。今度はダメージが高く、アルカンシェルからは火花が飛び散っていたのだ。

 

Blaz「さーて・・そろそろ終わりに・・・っ!」

 

しかし、その時Blazは何かに気がつき、ストレイドを後退させた。ストレイドが居た場所にか桃色の一閃が放たれていたからだ。

Blazは何処から放たれたかと周りを見回した。すると自分の前方に飛んでいる誰かがいたのだ。

 

Blaz「アイツか・・・・・!」

 

 

 

 

 

 

なのは「こちらは時空管理局所属、高町なのはです。大人しく武装解除して投降してください。」

 

Blaz「高町・・・・・時空管理局のエース・オブ・エース様かよ。大層な人物を管理局様は送ったこって。」

 

鈴羽『おーいBlaz生きてるか?』

 

すると通信越しに鈴羽が話し掛けて来た。一体何事とBlazは思いつつも通信に答えた。

 

Blaz「どうした、鈴羽。」

 

鈴羽『どうやら物資の搬入にあと五分ほど時間が掛かるからそれまでに敵の主砲の・・・アルカンシェルだっけ?それを全部破壊しておいてくれだって。』

 

Blaz「・・・・また貧乏くじか・・・『(鈴)何か言ったー?』いや何も。了解した。取り合えず三隻の主砲を破壊すればいいんだな。」

 

鈴羽『そうそう。そう言う事だよ。』

 

Blaz「解った。それまでにさっさと入れておいてくれって言っておいてくれ。」

 

鈴羽『りょーかい。』

 

そして、通信が切れるとBlazは機体を飛翔させた。それに対してなのはも飛翔してスフィアを展開、発射した。

 

なのは「アクセルシューター!!」

 

Blaz「効かねーっての。」

 

しかし、その攻撃はプライマルアーマーに防がれ、消滅したのだった。

それを見てなのはは驚くが、Blazはそれを無視して機体と次の艦に向けさせたのだった。

 

なのは「っ・・・まさか、アルカンシェルを・・・!」

 

Blazは次の艦を襲撃してアルカンシェルを月光で切り裂いていった。それをとめようとなのはもスフィアを撃ち続けるが、すべてアーマーに防がれていたのだ。其処で集束砲を放とうと構えるが・・・

 

なのは「ディバイーン・・・ってきゃあ!?」

 

発射するよりも速く、アルカンシェルは破壊されてストレイドはそれを無視して次の破壊に向かった。そして、このまますべて破壊されるかと思われたのだか、突如ストレイドに向かって攻撃が放たれてストレイドのアーマーを貫通、被弾させたのだ。

 

Blaz「っ!?集束系か・・・!」

 

 

なのは「ふぇっ!?」

 

其処にはなのはの友人であるフェイトが居ており、其処から次の攻撃を放っていた。

 

フェイト「大丈夫、なのは!?」

 

なのは「フェイトちゃんどうしてここに!?」

 

フェイト「実はここの基地がかなり危険性の高い組織の基地であることが解ったからその援護に!」

 

 

 

 

Blaz「ちっ・・・今度は金色の閃光ですか・・・さいですか・・・って面倒事が増えたじゃねぇか・・・・鈴羽、そっちは?」

 

 

鈴羽『もう少し待って。後はあそこのコンテナを・・・・・ってちょっとニュー!?』

 

Blaz「・・・・ニューがどうした?」

 

鈴羽『え゛っ・・・と・・・・・その・・・・ニューが・・・・・無断で・・・・・・・・』

 

Blaz「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

それを聞いたBlazは何処に現れるかと大体予想が付いていたのだ。そう、その場所は・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴンッ!

 

 

 

ニュー「Blazを苛めるなぁ!!」

 

鈴羽『あ゛・・・・』

 

Blaz「あの馬鹿・・・・・・」

 

 

ニューは堂々となのは達の前に転移し幼い顔で怒っていたのだ。それを見てなのはたちは当然思うことは一つだった。

 

なのは「こ・・・子供!?どうしてここに?!」

 

フェイト「真逆・・・彼らに嘘をつかされて仲間に!?」

 

ニュー「違うもん!Blazはニューを助けてくれた王子様なんだもん!!」

 

鈴羽『・・・・・・・・・・だそうですが・・・王子・・・』

 

Blaz「・・・・・・・・・・。」←内心実は恥ずかしい。

 

 

なのは「大丈夫、そんなのは彼等が嘘をついているの!貴方は無理矢理仲間にされているんだよ!!」

 

ニュー「違うもん!ニューはBlazや皆が大好きだもん!だから苛めるな、この

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おばさん!!!」

 

 

 

ブチッ・・・

 

 

 

 

 

 

 

すると。何処からか何かが切れた音がした。そして、フェイトがなのはの方を見ているとドス黒いオーラが出ていたのだ。

 

なのは「お・・・・・お・・・・何だって?」

 

ニュー「あっかんべーだ!」

 

フェイト「えっと・・・その・・・貴方・・・これ以上なのはを困らせちゃ・・「(な)フェイトちゃん。」はい・・・・・・。」

 

なのは「この子洗脳されているんだよ。うん絶対そう。だから助けよっか。半殺しで。」

 

フェイト「え・・・・ちょっとなのは?」

 

ニュー「・・・・ニューと戦うの?無理だと思うよ。」

 

 

 

 

 

刹那。

 

 

 

なのは「全力全壊・・・・・・ディバイーンバスター!!」

 

なのははニューに向かってディバインバスターを放った。それを見てニューは驚いていたが軽がると回避した。ちなみに、撃った本人は目のハイライトが消えていたがそれが見えたのはBlazとフェイトの二人だけだった。

 

ニュー「・・・・・対象の交戦意志を確認。第12.5素体「ニュー」戦闘モードに移行します。」

 

ニューは機械的な言い方をすると完成体と同じ姿になり、周りから術式を展開。剣を発射した。だか、それはなのははガードし、フェイトは回避。フェイトはなのはの援護をしようとするがなのはのオーラが怖すぎてどうする事も出来なかった。

 

なのは「マッテテネーイマタスケルカラー」

 

ニュー「・・・怒っているとシワが増えるよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

ブチィッ!

 

 

 

なのは「レイジングハート。カートリッジ。」

 

レイジング『ロード。』←怖いので従っている。

 

なのは「全力全壊。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スターライトブレイカアアアアアアアアアアアアアアアアアアア×10!!!!!」

 

怒りに怒ったなのは在り得ないほどの魔力を使ってニューに十発の弩級SLBを放った。

これでは流石にニューも無事ではすまないとフェイトは思っていた。

 

フェイト「・・・・・・・・・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Blaz「・・・・今のうちに残りを・・・・・・」

 

なのは「サーテ・・・ツギハアナタダヨ・・・・・・・」

 

Blaz「・・・・・・・・・・・・全力で人違いです。」

 

なのは「問答無用。」

 

Blaz「・・・・・あっそ。」

 

フェイト「っ・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Blaz「ニュー。とっとと済ませろ。」

 

 

 

 

 

 

 

Blazがそう言うとニューは平然とさっきの場所に立っていたのだ。それも無傷だ。

 

なのは「え・・・・・うそ・・・・・・」

 

ニュー「・・レガシーエッジ。」

 

そして、ニューは術式を展開して其処から大量の剣を発射。なのはとフェイトは呆気にとられていた為、回避が出来ずに全弾命中するのだった。二人は甲板にたたきつけられて未だに何がどうなっているのかと混乱していたのだった。

 

フェイト「そん・・・な・・・・・嘘・・・・・で・・・・」

 

 

Blaz「・・・・鈴羽。」

 

鈴羽『済んだよ。後は最後の一隻のを破壊するだけ。』

 

Blaz「・・・そうか。」

 

Blazはそう言ってOBをして最後の一隻のアルカンシェルを破壊。無言のまま再びなのは達の元に降り立ったのだ。

 

なのは「どう・・・・して?・・・なん・・・・で・・・・」

 

 

ニュー「・・・・Blazーどうするの?」

 

元の姿に戻ったニューは今までと変わらない言い方でBlazに問いただした。Blazはなのはを見て冷たい目でコックピットからニューに言ったのだった。

 

Blaz「ほっとけ。行くぞ。」

 

ニュー「はーい。」

 

ニューはBlazの言葉に返事をして転移したのだった。

 

その後、管理局艦隊は武装が破壊されたために撤退。しかし、位置情報はすべて外部からのハッキングで削除されていたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、クロガネは任務を終えて、基地を発った。艦内ではニューが無断出撃をしたために反省としてしばらく勉強時間の追加という、しょうもない処罰だったがニューにとっては少し嫌な処罰だった。

 

ニュー「べんきょうキライ〜・・・・」

 

鈴羽「まぁまぁ。勉強は大切だよ?」

 

Blaz「お前も勉強はしような。鈴羽。」

 

鈴羽「ヴッ・・・・・・」

 

そんな会話を艦内でしつつも平和と言う時間を謳歌する三人だったのだ。

 

 

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オマケ。

 

主要人物紹介。

主要人物たちはいずれもとある事情から元の世界(原作)から飛ばされてきたという経緯を持っている。

 

 

阿万音 鈴羽(あまね すずは) 出演作品:Steins;Gate

ゲーム「シュタインズゲート」に登場する人物。世界線という確率事象に似たものによって様々な平行世界の秋葉原を舞台にする物語の登場人物で、β世界線と言う世界線の人物である。(詳細はwikiにて)原作では未来から来たということで未来を変えるために過去(原作の時代)に飛んで其処で未来を変えたため、本来は消えるはずだった。だが、突如謎の原因で彼女以外は消えず、鈴羽は未来ではなく何故かクロガネにへと飛ばされた。其処でBlazたちと出会い、Blazの弁護もあってクロガネのクルーとして迎え入れられている。ちなみに実戦部隊員兼オペレーターと言うポジション。ニューとは仲が良い。また、人物名をフルネームで必ず呼ぶ。

 

 

ニュー 出演作品:BLAZ BLUE&オリジナルキャラ

ご存知ラグナ大好きのヤンデレ。だが、実は原作のニューとは似て非なる存在。正式な名前は次元素体ナンバー12.5「ニュー」。ちなみにナンバーは当時書かれてなかった為にBlazが勝手に命名したもので元々完成体のニューの製作の為の試作機と言う正体である。そのために「ムラクモユニット」は搭載されておらず、代わりに「イデア機関」が搭載されている。経緯はBlazがイカルガの地下で発見したのが始まりでそのまま永久凍結される筈だったが何故か凍結が解除される。その後、条件付でココノエから「イデア機関」を貰い、それを搭載して生活している。性格はヤンデレではない筈だがBlazが大好きと言うのは変わらない。また、他人に対して機械的な話し方ではなく普通の話し方で話している。

説明
いよいよ本編スタートです。
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コメント
うん。結構大変だけど大丈夫ですよ。(Blaz)
Blazさん、そんなに沢山作品を抱えて大丈夫なんですか?(匿名希望)
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