白鳥の虹 -序章-
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白鳥の虹 -序章-

 

 

みなさんは、知っていますか?

 

 

ある二人の昔昔の愛の物語を…。

 

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1850年 

 

 

ある国に一人の、ヤンチャな王子が居ました。

 

 

彼の名前は、ジークフリート王子

 

 

今日は、彼が21歳の誕生日です。

 

 

王子の友人が集まり″祝福の舞″(踊り)をしています。

 

 

 

「ジーク、ちょっと話があるからきてくれないかしら」

 

 

彼女は、王子の母親

 

 

名前など世間には知られていません。

 

 

王子は、母親について行き話しを聞きます。

 

 

その、話の内容は…

 

 

「ジーク、あなたも今日で21歳。そろそろ花嫁を探しなさい。」

 

 

王子は、まだ自分が若いと言いその案には乗りませんでした

 

 

 

時はさかのぼる事2日前…

 

 

花畑で花を摘んでいるとても綺麗な女性が居ました

 

 

その女性の名はオデット

 

 

そんな時、悪魔ロットバルトが現れオデットを

 

 

白鳥にしてしまいました。

 

 

その自分の姿に驚いたオデットはとにかく逃げました

 

 

遠くへ遠くへと…

 

 

逃げた先は、白鳥がいっぱいいる

 

 

湖でした。

 

 

 

ジークフリート王子は、母親の言う事を聞かずに白鳥が

 

 

住むという湖へと出かけました。

 

 

湖へ着くとそこには無数の白鳥、中にはアヒルまで居ました。

 

 

それに、興奮したのかジークフリート王子は、はしゃぎます。

 

 

はしゃいでいると、アヒルの足を踏んでしまいました。

 

 

アヒルは悲鳴を上げ、飛んでいきます。

 

 

そんなこんなで、その湖には月の光が照らされ始めました。

 

 

王子は、その光景に驚きます。

 

 

 

月の光に照らされた、白鳥たちがみるみる娘に変わっていったのです。

 

 

その中に、オデット姫も居ました。

 

 

ジークフリート王子はオデットに一目ぼれです。

 

 

オデット姫はこういいました。

 

 

「まだ、誰も愛したことのない男性に愛を誓ってもらえれば人間に戻れます。」

 

 

その、話にジークフリート王子はテンションが上がり

 

 

明日の、舞踏会に来てほしいとお願いすると

 

 

オデット姫はOKと手で合図しました。(ちょっ…)

 

 

 

大切な約束を交わした二人。

 

 

その日の舞踏会にオデット姫はきてくれました。

 

 

すぐに、王子はオデットに愛を誓いました

 

 

ですが、容姿はそのままなのに性格、口調、しぐさ などを見ていくうちに

 

 

昨日のヒトとは違うと気が付きます。

 

 

急いで、湖に王子は向かいますが

 

 

オデットは、白鳥の姿で涙を流していました。

 

 

騙された。その一言で、王子は謝ることすらままなりませんでした

 

 

その時、悪魔ロットバルトが襲いかかってきました

 

 

 

「やつざきにしてやる!」

 

 

その攻撃にすぐ気が付いた王子は

 

 

悪魔を倒すことに成功しますが

 

 

オデットを、人間に戻すことが出来なかった。

 

 

この罪は、大罪だ。

 

 

オデットの、心境はズタズタでした。

 

 

二人は、そのままその湖へと身を投げ出し。

 

 

そのまま、亡くなりました。

 

 

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パチパチパチ

 

 

体育館に、その拍手は鳴り響く。

 

 

あぁ、今体育館で劇をやっててさ途中で眠くなって寝たんだけど

 

 

拍手がうるせぇ!!そしてまぢで…

 

 

「おい!雨宮!雨宮 滋琥!(アメミヤ ジク)起きろ!終わったぞ!」

 

 

こいつが、うるさすぎる!!

 

 

「ま、この井上和真(イノウエ カズマ)かかりゃ。滋琥なんぞすぐに起きるのさ。」

 

 

なにするつもりだ、こいつ…

 

 

恐る恐る目を開けてみるか。

 

 

目を開けた刹那、堅い拳が飛んできた。

 

 

「ドゥエッ!」

 

 

「あれ、おい滋琥!おい!あらら…やっちまった…」

 

 

「え〜っと、119だね?プルプルあ、もしもし保健のせんせですかぁ〜?はいそうです、滋琥くんが気絶しましたぁ〜!」

 

 

「堤下…なんでお前の携帯で119にかけると、なんで保健室にかかるんだよっ!」

 

 

そんなボケと突っ込みをもうろうとした意識の中聞いていた俺は…

 

 

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気づくと保健室、天井は白い 枕はいい匂い 隣には井上と堤下 ベッドはふかふか〜…

 

 

「って、ええ!」

 

 

隣には、井上と堤下が抱き合って寝ている。

 

 

え〜なにこの状況なにこいつらなんで抱き合って寝てんの。

 

 

えぇ、ええ!?

 

 

「ん〜むにゃ♪」

 

 

今、堤下俺の事目開けてみたぞ!?

 

 

なぜ、語尾に♪付いてんの!!

 

 

こんなキャラだっけ!?

 

 

 

 

こんなキャラだったわ!!!

 

 

 

キーんコーンカーんコーン

 

 

 

その鐘と同時に二人は目を覚ます

 

 

「お、起きたか!雨宮!」

 

 

女と抱き合いながら寝てたくせによくもこう…なんとゆうか…

 

 

「お、起きたか♪雨宮!」

 

 

やっぱ、こいつ♪女だ!!

 

 

 

放課後は、この三人でいつも帰っている。

 

 

いや、俺はこいつらと一緒に帰っている気はないのだが…

 

 

家が、同じ方角なだけにというか…

 

 

ま、それなりにこいつらと居て楽しいからいいか

 

 

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次の日…

 

 

 

「はい!転入生紹介するから、タバコしまええええええええぇぇぇぇ!!!!」

 

 

先生、相変わらずテンション高いな…

 

 

「はいはいはい!!!この子が転入生の、岸見 麻奈 くんだぞおおお!!!」

 

 

「先生、くん じゃないって、ちゃんだって」

 

 

井上…もっと突っ込むべきとこあるだろ…

 

 

「岸見 麻奈です…。よろしくお願いします…」

 

 

「はい、麻奈ちゃん!!!!雨宮の隣空いてるからさ!!!座ってくれないかな!?!?!」

 

 

それに、岸見はゆっくりと頷き滋琥の隣へ座る。

 

 

ん〜…すげぇ話しかけづらい…どしよ…

 

 

まぁ、テンション高ければ女子ってのはひっついてくるもんよ!

 

 

よし…いくか…

 

 

「おおお!!!隣さんはものすごく美人さんだな!!!よろしくな!麻奈ちゃん!!!!」

 

 

… 

 

 

 

 

 

やべぇ、間が…なにこの間…おい作者。間を作るな間を…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…変態。」

 

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はい!井上で〜す!こうして始まった4人の学園生活あ〜んど!

 

 

恋物語…これからどんな展開か…はたまたファンタジーな内容になるのか・・・

 

 

ご想像に、お任せあれ…

 

 

 

 

 

説明
みなさんが、ご存知!
白鳥の湖を題材にした物語です!
おもしろく、つくれたらいいなと思っています


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白鳥の虹 白鳥の湖 ジークフリート オデット 序章 恋愛 初投票 小説 白鳥 

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